中国ドラマ「新・白蛇伝〜千年一度の恋〜」第3話 あらすじ

白素貞(はく・そてい)…ジュー・ジンイー　　白蛇の妖怪
許仙(きょ・せん)…アラン・ユー　　医者
法海(ほうかい)…ペイ・ズーティエン　　僧侶
小青(しょうせい)…シャオイェン　　青蛇の妖怪



「親分の決心」


見つめ合う白素貞(はく・そてい)と許仙(きょ・せん)。
その頃、素貞を捜していた小青(しょうせい)は蜈蚣の臭いを感じ、法海(ほうかい)の禅杖は激しく反応していた。

けが人が出て助けを呼ぶ声が聞こえて来る。騒ぎが収まってから帰るよう素貞に言って助けに行く許仙。ついて行こうとした素貞を見つけた小青が「ここは危ない」と連れて行こうとする。臭いを感じている妖怪は凄腕で俺たちには倒せないと。しかし観音様から悟りを受け人間界にいる素貞は、人間を見殺しにはできないと助けに行く。


人々の手当てをしていた許仙を手伝い始める素貞。ついてきた素貞から「お役に立てればと」と言われ、許仙は大義に感謝する。


離れてしまった長生を両親は必死で捜していた。ようやく見つけることができたが、目の前で宙に浮き連れ去られてしまう。つけていた匂い袋と宝珠を落としていった長生。さらに持っていたちょうちんも落とし火事が起きてしまう。


飛んでいった禅杖を追いかけていた法海だったが「助けて、私の息子が」という母親の声が聞こえ助けに向かう。


素貞をかばい手にけがを負う許仙。小さな傷も放っておけば命取りになると、素貞は許仙の手に手巾を巻く。


酒楼が燃え、許仙は取り残された人を助けに行く。しかし火の勢いが強く許仙が危険だと感じる素貞。許仙を助けたい素貞は、雲を起こし雨を降らすことに。追いかけてきた小青は強引に降らせれば天罰が下ると止めるが、今は人命が先だと素貞は言う。

魔除けの禅杖の音が聞こえてくる。禅杖は妖気に敏感なため、法術を使えば法海に妖怪と見なされてしまう。それでも法術を使わねば罪のない民が命を落とすとやめようとしない素貞。小青は「坊主が来たら俺が何とかする」と言う。


飛んで来た禅杖を小青は自分に引き寄せる。


取り残された人々と2階へ逃げた許仙。縄を下げ皆を下ろすが、自分は逃げることができない。素貞がより強い法術を使い、ようやく雨が降り始める。火事の火が消え始め、許仙は助かる。


限界になった小青をかばった素貞。景松(けいしょう)が成人の祝いにくれた傀儡符が素貞を守り砕けてしまう。


法海は子供たちを捕まえていた蜈蚣を見つけ戦い始める。戻って来た禅杖を使い蜈蚣を退治しようとした法海。しかし蜈蚣は子供たちを連れ逃げてしまう。


火事騒ぎの後、許仙は素貞を捜すが見つけることはできなかった。落ちていたちょうちんに気づき持ち帰る。


素貞はけがを負った小青を女媧廟へ送る。
助けてくれた小青に借りができたと言う素貞。


許仙は破れていたちょうちんを直す。


翌日。許仙は義兄の李に、白という性の女子を役所で訪ねてほしいと頼む。しかし偶然出会った他人は救えねば放っておくしかないと言われてしまう。


許仙がちょうちんを見つめていると姉が部屋に入って来る。机に置かれていた詩を読む姉。「全て白い…」と姉が言い、無意識に許仙が「つまり“白(はく)”」とつぶやく。姉がいたことに慌てる許仙。


寝床で目を覚ました小青は、かたわらで眠っている素貞を見て「いつもこうならいいな。誰かが枕元で俺が寝るのを見守ってくれる。君も母さんのようにいなくなっちゃうの?」と涙ぐむ。

小青は母がいなくなった元宵節の日を思い返す。もし青が人間の女子になれたら、きっと私より美しくなると人間の姿になった母が言う。「俺は女子じゃなくて男になる。男なら母さんを守れるでしょ」と言う小青。そんな話をしていると突然雷が鳴り出す。急いで「しっかり修行を積みなさい」と言うと、小青を閉じ込め飛ばす母。母もその場を立ち去る。

目覚めた素貞と一緒にいたい小青。素貞から「あなたを連れていて変なうわさをされたら嫌よ」と言われ小青は女の姿になる。女同士なら誰も文句は言えないと。新たに守りたい人が現れた小青は、心の中で約束を守れなかった母に謝る。


刺繍の名人であることが自慢の蜈蚣。しかし、どこからか「紂王と妲己への恨みが消せないだけだろ」と男の声がする。蜈蚣は連れ去った子供達に刺繍の靴を見せ「私の娘もこの刺繍が好きなの」と話す。すると「いいかげん目を覚ませ。お前の娘はとっくに死んだ」とまた男の声が。


役所にはいなくなった子供の親たちが押しかけていた。その様子を見ていた素貞と小青。小青は蜈蚣の仕業に違いないと言う。昨夜、奴の妖気を感じた、奴が臨安に来てから子供が失踪してる、と。
素貞は何度も狙われた長生が無事か気になる。


小青と長生の家へ行こうとしていた素貞は許仙と出くわす。素貞が無事だったと分かり、安心する許仙。許仙も長生の家へ行くところだったため3人で向かう。


漢文(許仙)の書いていた詩から、漢文にも春が来たと喜ぶ姉。浮かれている妻に李は長生が消えたことを伝える。


長生がいなくなり、長生の母は寝込んでいた。必ず連れ戻すと言う素貞と許仙。長生の母は不思議な術を使える素貞に「助けてください」と頼み、匂い袋と中に入っていた宝珠を預ける。


長生の家を出た素貞を許仙が追いかけてくる。素貞から宝珠を見せてもらった許仙は「この宝珠の匂いは特別だ。薬の匂いに似ている」と言う。「匂い袋にあったから、その香りかしら?」と言う素貞。許仙は匂い袋を見て気づいたことがあり「拙宅で話しましょう」と言うが、小青が今日は都合が悪いと断り後日話すことにする。


人さらいを探していた李に、一戦を交えたことを話す法海。詳しく聞くため李は家へ連れて行く。

法海は臨安で悪事を働いているのは蜈蚣の妖怪だと李に話す。そんな中、禅杖が反応し、法海は急いで外に飛び出して行く。

禅杖が反応したのは許仙にだった。「今まで誰と一緒に?なぜ体に妖気が?」と許仙に聞く法海。


ーつづくー


小青のお母さん、慌てて小青と別れたけど何故だろう?
何かから逃げているような?
あまりにも急な別れで小青がかわいそうだった(；△；)

まさか紂王や妲己の名が出てくるとは!!(✽ ﾟдﾟ ✽)
蜈蚣の子供って紂王の子なの!?
生きているのかな…。

匂い袋を見て許仙が何に気づいたのかも気になる。
それに許仙の体についていた妖気は素貞のもの?
それとも匂い袋のせい?


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