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中国ドラマ「秀麗伝~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~」第22話 あらすじ

2017年02月22日 18時51分37秒 | 秀麗伝(中)

「洛陽入城」


劉秀が洛陽へ行ってから1カ月が経つ。裁縫をしながら劉秀を心配する麗華に、丁柔は「便りがないのは順調だからよ」と話し、琥珀も「ええ。何か問題があれば、すぐ知らせが来ます」と言う。そんな中、劉玄が訪ねてくる。

麗華と2人になった劉玄は「今日が何の日か覚えているか?」と聞く。「今日?」と麗華が聞き返すと「師匠の誕生日だ」と言う劉玄。劉玄は「長安にいた頃、この日が来るといつも師匠はご馳走を振る舞い、朕はそなたと花を摘み師匠へ贈ったものだ」と話す。覚えているか?と。麗華は「ほとんど覚えていません」と答える。

女の遊びに目もくれなかった麗華が裁縫をしていたことで「朕の知る麗華ではないな」と劉玄が言う。「私も女子です。嫁いだからには夫に尽くすのが本分かと」と言う麗華。劉玄は笑うと「乱世は定まらぬ。幼い頃より墨家の教えを守り、義に厚い陰戟が妻の座に甘んじていられるか?」と言う。麗華は「昆陽で負傷した陰戟はもう戦えません。良妻でいる他に何が?」と返す。「そなたが望めば立身の機会はある。人材が必要な時だ、陰家と鄧家には朝廷のために働いてほしい。特に陰識は優秀だ。朕にも重要する用意がある」と話す劉玄。

麗華は評価してくれたことに感謝しながらも「ただ兄は兵法や武芸に疎く、病がちゆえ重責は担えないでしょう。鄧家への説得も私には無理かと」と断わる。劉玄は「朕が何も知らぬと思うな。陰識は朕に忠実とは言えぬようだ」と言う。「兄に二心はございません」と言う麗華。
劉玄は「ところで陰識は劉秀との結婚に猛反対し、拝礼も受けなかったと。そのことを恨んでおるか?」と聞く。麗華は「兄は親代わりです。恨むなどとんでもない」と答える。

「朕の目はごまかせんぞ。あの陰識のことだ、本気で結婚に反対なら劉秀を門前払いしたはず。つまり朕に演じてみせたのだ。自分は劉秀と不和であるとな」と言う劉玄。麗華は「誤解です。縯兄さんの死後、兄は一層、反対していました。ただ私が頑ゆえ、兄も諦めたのです」と話す。劉玄は「劉秀がそなたを娶ったのは、そなたと陰家を利用するため。そんな薄情者のために、志と才能を捨てる価値が?」と言う。麗華は「あります。彼は私を家まで送り届けた文淑兄さんで、共に戦った秀兄さんです。昆陽では身を挺して守ってくれました。彼のためなら死ねます」と答える。

劉玄は「だが、しょせん、そなたは奴の駒にすぎぬ。実の兄さえ見限った男だぞ。次はそなただ」と言い放つ。「いいえ、私には誠実です」と言う麗華。劉玄は「誠実?では、なぜ今、娶る?職を辞すはずだ。それなのに妻を人質とし洛陽へと発つか?」と言う。麗華は「夫は陛下のため、力を尽くしています。それこそ陛下の望んだことでは?」と言い返す。夫はかつて縯兄さんと決起するも、1年も経たず次々と家族を失いました、縯兄さんまで殺されれば変わって当然ですと。

「朕とて状況に迫られ、やつらに従うしかなかったのだ。人の心の闇は朕が誰より分かっている」と言う劉玄。しかし麗華は「誰もが自分と同じだと思わないで。邪推などさもしいです」と言う。劉玄は「そうとも、朕はさもしい男だ。だが、そなたの夫も偽君子だぞ」と返す。「違います」と麗華が否定すると、劉玄は「そうだとよいが。冷静に見定めよ。そなたが劉秀に利用されるのは忍びぬ」と言う。「陛下こそ陰・鄧家を利用し、傀儡の座から脱したいのでは?」と言う麗華。

劉玄は短剣を抜き、麗華の首もとへ持っていくと「不敬であるぞ」と言う。麗華は何もいわず、自ら首を差し出す。驚いた劉玄は「激しい気性、炎のごとく。母親譲りだな。そんな陰麗華こそが朕の知己である。師匠の娘だ、殺しはせん」と言うと帰って行く。


食欲ののない麗華に「陛下が訪れるなんて、鼻高々だわね」と言う伯姫。麗華のことを気遣い、丁柔は「その件で夫人は悩んでいるのです。皮肉はおやめを」とかばう。伯姫が「家族のことに干渉しないで」と言い返すと、麗華が「無礼が過ぎるわよ」と窘める。伯姫は怒り「ここは劉府よ。彼女の夫は兄上の部下よね。彼女自身、妾にすぎないわ」と言う。麗華が叱ろうとすると「いいのです」と言った丁柔は「口を挟んで申し訳ありません」と伯姫に謝る。


麗華は琥珀と一緒に実家へ戻る。琥珀の持っていた荷物を持つと言う陰興に笑う麗華。

陰識と2人になった麗華は「劉玄はまだ秀兄さんを警戒してる。兄上が本気で結婚を反対したとは思っていない。どうか慎重にね」と話す。陰識は「だから病を装い、朝儀にも出ていない。だが私が慎重でも彼がそうでなければ無意味だ」と洛陽からの知らせを見せる。「劉秀は戦や開墾にも長け、政務でも手腕を発揮しているぞ。洛陽に到着後、1カ月で宮殿を修繕し漢制を復活させ、治安まで改善させたとある。今や関中の民が劉秀の才と徳を大いに称えているそうだ」と言う陰識。険しい顔になった麗華は「劉玄のことだわ、秀兄さんを逃しはしないはず」と言う。


洛陽に入城した劉玄は、劉秀の評判を馬車の中から聞く。


麗華と丁柔は、洛陽へ行く途中、無理やり嫁がされることが嫌で逃げてきたという女性を馬車の中にかくまう。麗華も丁柔もかばおうとしたが、追っ手が2人に危害を加えると思い、女性は自ら戻ることに。女性は「このご恩は忘れません」と感謝して、その場を後にする。


短い間で宮殿を修繕し、漢制を復活させた劉秀を洛陽の民は絶賛し、漢の再興者だと言っていた。それを聞いた劉玄は「真価の威光は朕の威光だ。功績を疎んだりはせぬ」と言う。「ですが劉秀を生かせば災いとなります」と言う朱鮪。劉玄は「漢軍は洛陽と長安を占領したが、各地に軍雄が割拠し、流賊もあとを絶たぬ。洛陽の民をなだめてこそ天下を平定できよう。ゆえに劉秀ごとき有能な者が必要なのだ」と言う。それでも「しかし…」と言おうとする朱鮪を「妻と妹が洛陽にいて謀反を企てるか?」と言って劉玄は黙らせる。


洛陽に着いた麗華は、馮異と丁柔に婚儀という贈りものを用意していた。婚儀の見届け人をしてくれる劉秀に感謝をする馮異。


夜。寝台で麗華は「あなただけが気がかりだった」と劉秀に話す。麗華を胸に抱き「肩身の狭い思いをさせた。嫁いでから君にとっては薄氷を踏む思いの毎日だろう。床入りも済ませてない」と詫びる劉秀。麗華は「縯兄さんが死んで日が浅いのよ。喪に服さないとね」と言う。それを扉ごしにに聞いた伯姫が、その場から離れる。

麗華は劉秀が不在中に劉玄がきた事を話す。「あなたを疑ってる。早く洛陽を離れる方法を考えて」と言う麗華。劉秀は実は馮異とも相談していることを打ち明ける。麗華が行き先を聞くと「今、流行の童謡だ。“承服させるは赤眉。得るべきは河北”」と劉秀は答える。


町。客前で踊っていた臙脂は、麗華を見かけ、踊りを失敗してしまう。男に殴られる臙脂。誰かが殴られているのを目にするが、麗華はそれが臙脂だとは気付かない。気になりながらも趙姫に呼ばれ、麗華は丁柔と参内することに。


参内した麗華は、蘭竹苑から劉玄と一緒に出て来た趙姫を見て驚く。それは洛陽へ行く途中、麗華たちが助けようとした女性だった。
劉玄から洛陽の名族・趙萌の娘で新しく迎えた夫人だと紹介される麗華たち。趙姫が「初対面なのに、なぜか親近感が湧きます」と話し、劉玄は「それはよい。麗華は文武両道で朕の師匠の娘でもある。頻繁に召すといい」と言う。
その様子を目にした韓姫が来る。

「以前、私が陛下と再会を果たした時も陰さんは優しかったわね。劉秀の妹はあなたを悪く言っていたけど、私は信じないわよ」と言う韓姫。麗華は「伯姫の話など真に受けませんよね?」と返す。韓姫は「当然よ。あなたのことは私が一番、分かっているわ」と言う。

韓姫は丁柔の前に来ると「昔は新の大司徒・王尋の舞姫だったそうね。どうりで際立つはずだわ」と笑う。「丁さんの助けがなければ王尋を殺せませんでした」と韓姫に言い返し「丁さんの望みは馮異との幸せだけ。以前の身分が何であれ、侮辱してはならぬかと」と劉玄に言う。「当然だ。馮異の家族を侮辱してはならん。謝罪せよ」と韓姫に言う劉玄。屈辱を感じながら「言葉が過ぎて悪かったわ」と韓姫は謝る。


馮異は地図を指差しながら「河北は燕と趙の地で中原をうかがえる。歴代の名将を輩出してきた。新が滅び混沌とする中、北は異民族、東は赤眉軍、流賊が数十の部隊を形勢し勢力は入り乱れている。天下統一のため劉玄は河北の勢力を宣撫し、この要地を掌握したいはず」と劉秀に話す。「だが思惑とは裏腹に、河北に派遣した特使は傲慢だったため、宣撫どころか太守に殺されてしまった。まさに面目丸潰れである」と言う劉秀。宣撫できる者を送らなければ、洛陽の玉座も安泰とは言えないと。

馮異が「この気に乗じて…」と言うと、劉秀は「私も同感だが劉玄は完全に私を信用していない。私が手を挙げれば疑いを深めるぞ」と返す。「劉玄は王匡たちに干渉されぬよう曹竟や劉賜を重要している。彼らに君を推挙してもらうのだ」と言う馮異。うなずいた劉秀は、それが最善の策だと思う。


劉玄は河北へ行かせる者を誰にするか意見を聞く。馬武や曹竟、劉賜は劉秀に勝る人物はいないと言うが、反対する朱鮪。劉玄は考えることにし、皆を下がらせる。そんな話し合いを韓姫が聞いていた。


韓姫は悩んでいる劉玄に「人の心というものは表面だけでは見透かせません」と話す。朱鮪大司馬のお話はもっとも、劉秀は陛下が殺した劉縯の弟ですよ、劉秀は表向き服従していますが内心、陛下を恨んでいるはず、しかも麗華はあちこちで高官とつながりを深めている、劉秀に魂胆がある表れかと、と。そして「私は長年、陛下のことだけを考えてきました。天下の主である陛下が、早く世継ぎを決めれば臣下や民の心も定まり、忠誠の疑わしい者を牽制し、承服させられるでしょう」と言う韓姫。

劉玄が「劉求を皇太子に?」と聞くと「劉求は孝行者で長子であり嫡男です」と韓姫が言う。そんな韓姫に「皇后の長子こそ嫡男。確かそなたは封号を欲しがっていたな。もう命じてある。そなたと趙姫を“夫人”の位にと」と劉玄は告げる。正妻の自分が趙姫と同じ妾の扱いをされ、信じられない韓姫。夫人の位などいらないと言う韓姫に、劉玄は「朕は天子だぞ。政務に干渉する女子の指図は受けぬ」と言い、騒ぐ韓姫を連れて行かせる。


趙姫の呼び出しを断わろうとする麗華。しかし馮異は使いの者に「あとで夫人が参内すると伝えろ」と言って帰らせたあと、麗華に「後宮の争いに関わりたくないのは分かるが、寵愛を受ける趙姫が口添えすれば、劉秀が河北に行けるかもしれない」と話す。さらに、この先、何かとお金が必要になると、工面も頼む馮異。


陰識からの嫁入り道具まで売ろうとする麗華を止めようとする琥珀。しかし他に工面する方法がないと麗華は言う。


麗華から売ってくるように言われた琥珀は、品物を持って陰家へ行く。強情な麗華が実家へ金の無心などしないと思った陰識は「お前に任せる」と陰興に言うと行ってしまう。陰興は金を用意し、琥珀に渡すことに。


麗華が劉将軍夫人になっていることを偶然聞いた臙脂は、屋敷へ向かう。
離れた場所から屋敷の前にいた麗華に「お嬢様、私です」と叫ぶが、麗華が気付く前に男たちに捕まってしまう臙脂。


参内した麗華の前に韓姫が来る。どこへ行くつもりか韓姫に聞かれ「趙夫人の元です」と答える麗華。韓姫は表情を変え「趙姫に取り入れば栄華を享受できると?」と聞く。麗華は「誤解です」と言うが「あの女に皇后の座を狙わせてるくせに?」と言う韓姫。麗華は「皇后の座を決められるのは陛下だけです」と言う。

「よくも、ぬけぬけと…」と麗華を殴ろうとする韓姫。その手を止めた麗華は「趙婦人との約束があるので失礼します」と歩き出す。呼び止めた韓姫は「侮辱する気?趙姫が何だというの?長秋宮に住んでいるのは、この私よ」と言う。ふっと笑った麗華は「近いうちに居所が変わるやも」返す。怒りが収まらない韓姫は「趙姫の味方に付けば罰が下るわよ。いつか天が妻から妾に降格する屈辱を味わわせるわ」と言う。


ーつづくー


臙脂が、臙脂がー!!!
ずっとどうしているのか心配だったの。
こんな姿になっていたなんて…今のうちに救い出してあげて欲しい(;д;)
ずっと臙脂は麗華が助けに来てくれることを信じていたと思うから。

麗華が売れと言った物を陰識の元へ持って行くなんて、琥珀ナイス!(* ̄∇ ̄*)
陰識がどうするかを陰興に任せたのもよかった。

“夫人”にされてしまった韓姫。
劉玄は韓姫に苦労をかけてきたんじゃないのかな?と思うと可哀想な気がする。
でも意地悪なところを見ると…仕方ないとも思う。



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3 コメント

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馮異と丁柔の婚儀♡ (time)
2017-02-24 00:56:17
二人の結婚式よかったですね。
馮異の笛に誘われて始まった
前回の家族団欒での食事会もよかったですけれど、
こちらの婚儀もよかったです!

そもそもの別れも短くてすぐ思う人に再会できてよかったです。
劉玄との1対1でのシーンは流石に痛かったので。。。

せっかく洛陽に入れても陰識兄さんが言うように
慎重に振舞うために、次の策が必要ですよね。。。
姐姐書かれている麗華的金策の識兄さんの対応もよかったですねー

趙妃という新しいキャラが登場して、
臙脂も戻って?きて。。。
ストーリーが新たに展開していきそうです。
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にぎやか (浜浜)
2017-02-24 13:26:26
馮異が隠れたイケメンなんですよ~。最初の方の、范蠡と西施の話を丁柔とするシーンなんて、すごい美男美女カップルだと思いました。ちなみに麗華は、結婚してからの方が美しいですよね。あでやかで。
劉玄は・・・・・・何なんでしょうね。麗華を狙っているとは思いますが。
韓姫は、「諍い女」の華妃の腹心の侍女役の人ですよね!懐かしいっ。

「秀麗伝」には予習ドラマとしておすすめなのが、「傾城の皇妃」なんですね~。「秀麗伝」に出てくる俳優がたくさん出てます。
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臙脂が生きていてよかった~ (Berry)
2017-02-25 14:45:10
うささん、あらすじありがとうございます・

 臙脂は殺されなかったかなあ、運が悪いなあと気にしてました。生きていてよかったけどかわいそう~
 うささんが、あとで、恨まないかなあ、、、の言葉で、思い出しました、、別ドラマでありましたね、、。名前は出したくない強烈なのが、、。

 
そう、馮異は、班淑にも出演しているすてきな俳優さんですね~お気に入りです!お料理ができて、身分の差も気にしないで愛を貫いていく、笛もできて、理想の男性ですね~
もちろん、劉秀も、兄が殺されてから耐えに耐えてますよね、、、、男らしいです。

劉玄はイケメンだし、麗華の命の恩人なんだけど、絶対に気がありそうなんだかで、アプローチするのが遅いし、これまでの行動をとって、自分が好かれるはずがないのわかってないですね、。傀儡の皇帝だと言っておいて、権力にしがみつきはじまてますね~最初は期待していて、敵に回っていて、残念です。

 
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