台ドラ+韓ドラで探せ!

台湾ドラマや中国ドラマ、韓国ドラマ、海外ドラマのあらすじなどが中心です。

中国ドラマ「秀麗伝~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~」第48話 あらすじ

2017年03月30日 16時21分07秒 | 秀麗伝(中)

「廃后」


劉秀は陰興と琥珀を前に「2人は宮中で我々をよく支えてくれたな。陰興よ、琥珀を妻として娶ってはどうだ?」と言う。驚いた2人は跪き「ありがたき幸せ」と言う陰興。琥珀も感謝する。


麗華が裁縫をしていると「なぜ、また穴を繕っている?そこまで倹約されると、まるで私が無能な皇帝のようだ」と言って劉秀が取り上げる。「倹約が染みついてるの」と言う麗華。そこに「父上、おいでですか」と言いながら劉衡(りゅうこう)が駆けてくる。
劉秀としばらく遊んだあと、麗華が「向こうで遊んで、いい子ね」と言い、劉衡が遊びに行く。

麗華は「この数年で国庫は充実してきたわ。陰興の婚儀は盛大に挙げてくれる?」と聞く。「ああ、そうせねばな。爵位も授けるつもりだ」と答える劉秀。麗華が「それは駄目よ」と言うと、劉秀が「将来、陰興に子ができてからでもよかろう」と話す。その時「あぁ」という劉衡の声が。
劉秀と麗華が急いで駆け寄るが、劉衡はぐったりして動かない。


劉衡が亡くなり、麗華は悲しみに打ちひしがれる。戻った劉陽と抱き合い「あの子は、もういないの」と麗華は涙を流す。そんな2人を見て、耐えることしかできない劉秀。


1人になった劉陽が幼い劉衡との思い出に浸り泣いていると劉強が来る。「劉衡は生き返らない。立ち直れ」と劉強が劉陽の肩に手を置く。その手を振り払った劉陽が「しらじらしい。劉衡が死んで満足では?」と言う。「何を言い出す?」と驚く劉強。さらに「過家は狩りの時、私を狙ったでしょう?今度は劉衡ですか?わずか4歳の子を殺すとは…」と劉陽が言い「滅多なことを言うな。私は知らぬ」と劉強がさえぎる。「弁解は結構。皇后や過主、過康殿など、兄上の縁者は私たちを排除しようと躍起です。父上の怒りを買うのが怖くないのですか?」と劉陽は言う。

劉強は「私はお前にも劉衡にも危害を加える気はなく…」と言いかけるが、その途中で「では皇后はどうです?私は母上の教えに従い、皆を慈しみ天下を重んじました。でも皇后は…過家は…」と劉陽は言い、行ってしまう。


麗華が何も食べず、劉秀が付き添っていると琥珀が陰興に伝える。「気になることがある。劉衡を診た鐘侍医が自害した」と話す陰興。亡くなったのは当日の夜だと。
鐘侍医が来た時には、すでに劉衡は亡くなっていた。生き返らせることはできず、劉秀も侍医を責めてはいない。それなのに鐘侍医が自害し、鐘侍医の弟子も官職を辞して故郷に戻っていた。
裏があると思った琥珀は「私が調べてきます」と言う。陰興は自分が行くと言うが、憶測が正しければ私にも責任がある、と言う琥珀の気持ちを尊重することにする。


他の侍医から鐘侍医の弟子・六子の故郷を聞いた琥珀は、すぐに六子の家へ向かう。弟の病について相談が、と言い、屋敷に通される琥珀。
弟が癲癇で長年苦しんできたと琥珀が話し、六子は診察へ行くために着替えて来ると部屋を出て行く。その間に琥珀は薬室を調べる。そして鍼を見つけた琥珀は、それを袖の中へ1本隠す。その直後、刺客を連れた過康が入って来る。「なぜ、ここに?」と琥珀が聞く。過康が何も言わず「なるほどね」と琥珀は理解する。
琥珀は刺客と戦い、背中を斬られながらもその場から逃げ出す。

夜通し逃げた琥珀だったが、過康と刺客に崖まで追い詰められ逃げ場を失う。
「悪行は必ず露見するわ。陛下の耳にも届くはずよ」と過康に言う琥珀。しかし過康は悪びれもせず「お前が死ねば、陛下は知る由もない」と言う。
琥珀は「陰興様、来世で会いましょう」とつぶやくと、自ら体を倒し崖へ落ちて行く。


琥珀の死体が発見されず「逃げたのでは?」と心配する過主。しかし過康は「彼女に毒矢を射ました。間者ゆえ多少の毒には耐えられても、何本も刺されれば命を落とすはず」と言う。過主は「陰家にお前が黒幕だと知られたら?」と聞く。過康は「あり得ません。先回りして下流で死体を回収し、埋めれば問題ないかと」と答える。それに事情を知る者はすべて始末し証拠はないと。


麗華は「琥珀はどこに行ったの?」と陰興に尋ねる。陰興は「私にも…分からない。昨日から姿が見えず、今、調べている」と言う。「何か私に隠してない?琥珀は私に使えて17年になるけど、何も言わずに姿を消すなんて一度もなかったわ」と言う麗華。困った陰興は「とにかく戻るのを待とう」と話す。それでも胸騒ぎがする麗華は「何か琥珀に命じた?」聞く。陰興は慌てて陛下に呼ばれていると、その場を後にする。


陰興が琥珀のことを想っていると、尉遅峻が「いました」と報告に来る。「無事か?」と聞く陰興。しかし尉遅峻は答えることができない。そこに琥珀の遺体が運ばれてくる。


陰興は琥珀の頭に刺されていた鍼を劉秀に見せる。「恐らく、遺言でしょう。転落して死ぬ間際に手がかりを残してくれたのです」と泣きながら話す陰興。劉秀は「鐘侍医とその弟子の死。そして鍼。どんな意味が?」と聞く。陰興は「私と琥珀は劉衡様は殺されたと考えていました」と答える。
劉秀は「この件は密かに調べよ。誰にも悟られることなく春陵へ行け。棺を開けて劉衡の遺体を探れ」と陰興に命じる。


尉遅峻が麗華に自分の養女を「新たな護衛に」と連れてくる。「琥珀はどうしたの?」と聞く麗華。尉遅峻は「ご心配なく」と答えるが、麗華は信じない。問い詰めても尉遅峻が何も言わず、麗華は出て行く。


陰興は劉秀に鍼を渡し「遺体を調べると、劉衡様の頭に鍼が…」と話す。あまりのことに「劉衡よ…」とだけやっと言う劉秀。そこに麗華が来る。
2人のつらそうな顔を見た麗華は、劉秀の持っていた鍼を手に取り「これは何?」と聞く。さらに「琥珀は?どこにいるの?」と言う麗華。劉秀は「琥珀は劉衡の死因を探る中、殺されたそうだ。この鍼が劉衡を死に至らしめた」と告げる。麗華は意識を失ってしまう。


鍼を見ていた麗華の頭に、劉衡、母、義姉、琥珀など、亡くなった人の顔が巡る。涙を流す麗華の元へ来た陰興は、跪き「別れを言いに来た。琥珀は私の許婚だ、誰が殺したか調べ上げる」と言う。「琥珀は私のせいで死んだのよ。私が殺したも同然だわ。すべて私が悪いの」と言う麗華。陰興は「彼女が選んだ道だ、姉上は関係ない」と言う。

「選んだ?陰家のになった日から自由などなかった。私の選んだ道に従っただけよ」と麗華は言う。これまで長年、過家に苦しめられてきたわ、私のせいで陰家も害をこうむってきた、でも天下統一を助けたくて大局を重んじ我慢してきた、悪いのは私、辛抱したばかりに母上を失ったわ、親族や劉衡に加えて琥珀まで…、私を全力で守ってくれた、それなのに私はみんなを…悲惨な目に遭わせた、と。

麗華が「悪いのは私よ!」と自分の頬を叩き出し、劉興は止めると「それは違う。悪いのは過家だ」と言う。それでも自分のために多くの者が犠牲になったのに敵討ちもできないと泣き崩れる麗華。陰興は「姉上は私とは違う。陛下や子供たちがいる。忘れるな」と励ます。しかし麗華は「家族がいるから復讐すらできないわ。かつて兄上に言われたの“自分の選択に責任を持て”と。でも想像もしなかったわ、私の選択が大勢の命を奪うなんて…。陰貴人の後ろ盾である陰家は、陛下の故郷の豪族よ。私は皇子を産んだ糟糠の妻なのに…」と言う。そして、あなたと琥珀の一生を潰したと陰興に謝り「死に急がないで、お願いよ」と言う麗華。陰興は必ず生き抜くことを約束し麗華と抱き合う。麗華に薬を持ってきた劉秀は、麗華の悲痛な思いをすべて聞いていた。


劉秀は「過珊彤は邪悪だ。朕と麗華の子だけでなく、琥珀まで殺めた。許すことはできぬ」と高官たちに話す。「ご再考を。過家の仕業であることを示す証拠がありません」と言う呉漢。鄧禹も「鐘侍医も弟子も亡くなったゆえ…」と言いかけるが、劉秀は机を叩き「構うものか、黒幕は明白だ。過珊彤を娶らねば今日の悲劇は生じなかった。後宮のため過家を排除する」と怒鳴る。非難されようとも、劉衡と麗華、朕のためにけじめをつけるぞ!と。


建17年、劉秀は廃后を宣言した。


廃后された過珊彤が劉秀の元に来る。「なぜ廃后を?」と聞く過珊彤に「劉揚に恩義を感じていたゆえ過家の悪行を何度も許した。それなのにそなたは嫉妬心から朝政を乱すばかり。劉強に免じて情けをかけたが、外戚の内政への干渉と皇子を殺した罪は一族皆殺しが妥当だぞ」と告げる劉秀。過珊彤は「廃后した上、私に罪を着せるので?罪状などただのこじつけでしょう?ずる賢い陛下は劉衡が死なずとも、いつか私を廃したはず」と声を荒げる。劉秀は「劉衡は4歳だった。なんという女だ、心は醜く卑劣で残酷な手を使う。まるで呂后や霍成君のようだ。だから廃后した。さもなくば朕の崩御後、そなたは皇太后となり皇子を粛清しよう」と言う。

「いいでしょう。廃后は陛下の権限ゆえ逆らいません。ただ私は18年来の妻です。廃后されたことでどれだけ恥をかくとお思いですか?私は皇后として後宮を任されてきました。世話が行き届かず、劉衡の死で陛下を悲しませたのは私の責任です。それゆえ廃されても文句は言えません。ただ陛下、どの宮殿に私を移すおつもりで?」と聞く過珊彤。劉秀は「気にせずともよい」と言って背を向ける。過珊彤が「つまり?」と尋ねると「今日を限りに夫婦の縁を絶つ」と返す劉秀。過珊彤は「あんまりです。陛下に6人もの子供を産んだのですよ。少しは私を尊んでは?」と言う。

劉秀は「尊んでいなければ過家など皆殺しにしておる」と言い返す。そなたは陰険でいつも他の者を逆恨みしてばかり、いい加減己の過ちを認めろ、と。過珊彤は「初めて会った時、命を助けてくださいました。私を救ったでしょう?あの時の書物は今も大事に…」と言いかける。それを「あれを送ろうとした相手は麗華だ」と言ってさえぎる劉秀。「そんな…」と過珊彤が言い、劉秀は「誰か、過氏を連れ出せ」と命じる。

「嫌よ!」と叫び、劉秀にすがりつく過珊彤。劉秀振り払い、過珊彤は連れて行かれる。その様子を麗華と一緒に劉強が見ていた。心を痛める劉強。


ーつづくー


麗華の劉陽以外の子供はどうしているんだろう?と思っていたの。
ようやく劉衡が登場したと思ったら、あっという間に…(*´Д`*)

琥珀が!!!………_(:3」∠)_
まさかここにきて亡くなってしまうなんて。
ようやくようやく陰興と結婚てきそうだったのに!!(;△;)

劉強はいい子なのに…(;д;)
できれば傷ついてほしくなかったけど、過家がひどすぎて…(o´д`o)=3
やっと過珊彤が廃后されて良かった。
だけど、過家はこのまま黙っているのかな?
劉強もどうなってしまうの?
あと過珊彤が6人も子供を生んでいたことにビックリ(✽ ゚д゚ ✽)



↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
 よろしくお願いします
にほんブログ村 テレビブログ 華流・アジアドラマ(韓国以外)へ
にほんブログ村

いつもポチッをありがとうございます(*´ー`*)





2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
琥珀が・・・ (time)
2017-03-31 00:09:12
劉衡はあまりにもはかなかったですね。
危険なものがあるところで遊ばせるときは
両親がちゃんと見てないと・・・
と思いつつ、それだけではないのですよね、きっと。
だからこそ琥珀が・・・
姐姐も書かれているように、やっと陰興と結ばれそうだったのに
あまりにも悲し過ぎます。

そんな中で、珊彤が配されて過家には
悪あがきをせず、何もかも諦める、
という潔い判断をしてほしいものです。

ラストに近づいてやっと追いつけました!
このドラマ、大道具が面白いですね。
天井の扇風機的なものや、過家の天井からの布の装飾も。
いまさらながらなのですが、過主や麗華が髪にさしている冠は、
お雛様も身についているあの冠と同じような構造なのですね!
返信する
やっと廃后、、、。 (Berry)
2017-04-06 00:13:55
劉秀が皇帝になり、天下も戦い続けて統一できたのですが、まだまだ試練が続くのですね、、、
このままでは、子供たちも辛い思いをしていきますよね。
劉衡は、あの大きい金属製の香入れに登って落ちた事故だと思ってました!なのに、、それから琥珀が、やっと結婚できるというのに、、、。かわいそうです。
だけど17年も!相思相愛で結婚してなかったんですね!
廃后にやっとやっとやっと、、なったけど遅すぎ!です。これでは麗華は結果的に幸せじゃないですよね、。
それにうささんと同じで、ずーっと皇后は建て前的な存在だと思ってたら、なんと子供が6人って、、、いつの間に、、。
我慢に我慢を重ねて、本当はずっとこのままで、劉秀はいきたかったのでしょうねぇ

timeさんが指摘されてるように、天井の作りなど洋風にもみえますね、豪華ですね
返信する

コメントを投稿