ツァオ・グァンの差し出した手をパチンと叩いたウェイウェイは「いいわ、許してあげる」と言う。「随分、簡単なんだな」と言うツァオ・グァン。ウェイウェイは「許したら変?」と言う。ツァオ・グァンが「想像と違うから」と言うと、笑ったウェイウェイは「想像で人を判断すべきじゃないわ」と返す。
ツァオ・グァンはヤンがなぜ車椅子なのか聞く。ウェイウェイは沈んだ声で「交通事故よ」と答える。その時にパパを亡くして自分も立つことができなくなったと。
ツァオ・グァンは12歳のヤンには、まだゲームを教えるのは早いと思っていた。しかしウェイウェイは「逆よ。私がゲームを教わってるの」と言う。「ヤン君から?」と言うツァオ・グァン。ウェイウェイが「そうよ。以前は私もゲームに偏見を持っていてね、家庭教師を始めた時、ヤン君のママに相談されたの。ヤン君のゲーム好きも直してと。でも、そのためにはまずゲームを知らないとね。それてやってみたらビックリ」と答えると「君もゲーム好きに?」とツァオ・グァンが続ける。
「ゲームも1つの世界よ。人によって遊ぶ目的が違うだけだわ。ヤン君みたいな子は大勢いる。自分で歩けないから、ゲームを通して人と出会い世界を広げていくの」と話すウェイウェイ。そう考えるとゲームにも意義がある、ヤン君も私と接してゲームのプログラミングに興味を持ち始めたはず、私も変わった、今の目的はゲーム開発者になることだもの、と。
ウェイウェイが部屋に戻ってくると、アルシーが“倩女霊魂”をやっていた。驚くウェイウェイに「付け焼き刃で勉強中。面接でのウソを真実にしておくの」と言うアルシー。ウェイウェイがPCを開きながら「じゃ、私が…」と言うと、アルシーは「嫌よ、一緒のサーバーなんて。ベテランゲーマーの中で初心者がやっていける?だから新しいサーバーを選んだわけ。その名もなんと“女神様”、私にピッタリね。それに初心者同士なら出遅れたりしない」と話す。
ウェイウェイは“倩女霊魂”で“自作動画コンテスト”が開催されていることを知る。その中に真水無香の投稿があることに気付き見てみることに。そこには真水無香と小雨妖妖が力を合せて敵を倒す姿と、真水に未練たらたらの廬葦微微(ろいびび)をもじった魯猥猥猥(ろいびび)の姿が。ウェイウェイはあきれて「見損なったわ」と真水にメッセージを送る。
シャオ・ナイにハオ・メイから「“倩女”の掲示板を見ろよ。真水無香が動画で義姉さんをバカにしててさ、愚公が今、やり返してる」という電話がかかってくる。「すぐに戻る」と言うシャオ・ナイ。
動画を見たシャオ・ナイはハオ・メイたちに「スマートに解決する」と告げる。
ツァオ・グァンはウェイウェイのことが気になって仕方がない。
友達の分までランニングをしているウェイウェイに声をかけ「食事をおごるよ」と言うが、ウェイウェイはルームメートと約束していると断わる。
ツァオ・グァンが「彼氏はいる?」と聞く。ウェイウェイは「いないわ、付き合う気もないし」と答える。
授業に遅刻したアルシーは、席のことでツァオ・グァンともめてしまう。バカにされ、ツァオ・グァンを蹴飛ばしてしまうアルシー。
“倩女霊魂”を始めたウェイウェイは、一笑奈何と真水無香が決闘をすることを知る。すぐにウェイウェイも見に行くことに。
猿子酒、愚公、莫扎他のそばに行った微微は「なぜ真水無香と対決なんて?」と聞く。「例の動画だよ」と言う猿子酒。この状況で奴をボコボコにしなかったらゲーム界の笑い者だと。「レベル2はダウンさせないと」と莫扎他が言うと「でも対決じゃ経験値は減らないわ」と言う微微。しかし愚公は「決闘なら経験値は減る。挑戦状は見た?」と言う。微微が見ていないことを知ると「挑戦状は昨日、送った。だが奴はログインしながら今まで何の反応もない」と言う愚公。
微微は「彼は勝負しないわ。装備が強くても勝算はないし、彼くらいレベルが高いとレベル1つ戻すのにも相当大変なはず」と言う。「だが奈何は条件付きで2試合申し込んだ。自分は装備を外して戦い、真水が1試合でも勝てば動画の件は不問に付すとな」と莫扎他が話す。この条件で勝負を断わって男と言えるか?と。そこに真水無香と小雨妖妖が現れる。一緒に妖妖の取り巻きもいた。
決闘が始まる。真水が矢を放つと、姿を消す奈何。奈何の金縛りの術を抜けられた真水だったが、すぐに奈何に負けてしまう。
妖妖は、約束が違うわ、装備を外す条件よ、と奈何に言う。奈何は「今の勝負は、指輪を外した」と話す。猿子酒が笑いながら真水が哀れだと同情し、莫扎他は「レベル1つ戻すにも1カ月…、レベル2なんて考えただけでも恐怖だ」と言う。
「次の勝負は片手で戦う」と言う奈何。真水は「断わる、僕も装備を外そう」と言い返す。
2試合目が始まる。約束通り、片手で戦った奈何がまた勝ち「何が面白い?」と奈何に言う真水。奈何は「侮辱すれば報いを受ける」と答える。
負けを認めた真水は動画を削除し、別の作品を作ることを約束する。
愚公たちと別れ、奈何は微微を景色の綺麗な場所へ連れて行く。「本来は君の問題だ。だが注目されすぎた時は早く決着したほうがいい」と言う奈何。ウェイウェイは“これって私に弁解してるの?”と思う。
図書室。奈何のことを思いながら、つい笑みがこぼれてしまうウェイウェイ。ウェイウェイはゲームのノートに奈何を描き始める。しかし奈何の顔を描くことができない。
同じ頃、シャオ・ナイはウェイウェイの履修時間割表を調べていた。
ウェイウェイはツァオ・グァンを避けようとするが、部屋にまで電話がかかってきてしまう。
電話に出たアルシーは、ツァオ・グァンがウェイウェイを狙っていると知り「あんな男は論外。写真の件からして問題アリよ」と怒り出す。
ベランダに出たアルシーがシャオ・ナイを見つけて急いでウェイウェイを呼ぶ。シャオ・ナイは手紙を渡そうとする女子に目もくれず、歩いて行ってしまう。そんなシャオ・ナイを見たウェイウェイは、ツァオ・グァンを断わる方法を思いつく。
ウェイウェイが学食を食べていると、ツァオ・グァンが正面に座る。食べ終わった後、話しがあるとウェイウェイはひと気のない場所へツァオ・グァンを連れて行く。それを見ていたナナが後を追う。
「あなたの気持ちは知ってる。でも私たちは合わないと思う」と謝るウェイウェイ。ツァオ・グァンが「試さずに分かるか?」と言い、ウェイウェイは「じつは好きな人がいるの」と言う。ずっと情報学部の人がいいと思っててね、好きなことも共通してるし…、シャオ・ナイみたいな…、と。
ウェイウェイがその場を後にし、話を聞いていたナナがツァオ・グァンの元へ行く。「同じ新聞部として忠告するけど、よりによって高級車の女を選ぶ?」と言うナナ。ツァオ・グァンは「あの写真は俺の誤解だった」と話し「警告しとく。これ以上、あの件を蒸し返してみろ、容赦しないからな」と告げる。
ナナはすぐにウェイウェイがシャオ・ナイを好きだということをイーランに伝えに行く。
ウェイウェイから渡されたヤンと一緒に写っている写真を見ていたツァオ・グァンは、新聞部の仲間にウェイウェイを好きだと知られてしまう。その仲間の「女を落とすには、まず意気投合すること。共通の話題と共通の趣味を作る」と言うアドバイスで「ゲームか」とつぶやくツァオ・グァン。
ツァオ・グァンはさっそく第一女子寮に住んでいる女子に、全部出席にする代わりにウェイウェイのIDを探るよう頼む。
シャオ・ナイがハオ・メイたちとバスケをしているところに、ツァオ・グァンも仲間とバスケをやりに来る。ツァオ・グァンが「勝負しないか」とシャオ・ナイに言い、受けて立つシャオ・ナイ。
ーつづくー
真水、動画コンテストには興味なかったよね!?
面接でアルシーを見て気持ちが変わったの?
とにかく奈何が倒してくれてスッキリ。
しかも奈何、すごくカッコよかったぁぁぁぁぁぁぁ(*´艸`*)
対決は短かったけど、これだけでも見応えアリ。
ツァオ・グァンは諦めたくないみたいだけど相手が悪いような…。
今のところ、あまり性格もよくないような気がするんだけど、これから変わるかな?
バスケ対決も楽しみo(≧∇≦o)
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