ウェイウェイの名を呼び手を振るアルシー。イーランとナナは顔を見合わせる。「奇遇ね、同じ店に来るなんて」とアルシーが言うと「おいしいって評判でしょ?」とウェイウェイが返す。ウェイウェイが「あなたは?」と聞く。アルシーは自分の隣の席にウェイウェイを座らせ、イーランとナナを紹介する。「食事をごちそうになってるの」とアルシーが言い、ウェイウェイは「大食漢にごちそうするつもり?優しいのね」とイーランを見る。
「失恋したのよね?」とナナがアルシーに言う。アルシーは「そうよ」と悲しそうな顔で答え「いとしのベッカム、ヴィクトリアと結婚しちゃって。子供まで生まれてる」と携帯で画像を見せる。イーランがナナを睨み、ナナが「じゃ…」と言うと、アルシーは「私たちは親友同士よ」とウェイウェイの肩を抱く。
アルシーがウェイウェイにも食べるように言う。しかし「いいの、私は遠慮しておく。他人の物には興味ないから」と言うウェイウェイ。「失礼するわ」とイーランが席を立ち、アルシーは大声で店員に「支払いは、その人よ」と言う。怒っているイーランは店員にお金を乱暴に渡し、店を出て行く。追いかけるナナ。
「待って、仲直りしているなんて知らなかったの」とナナはイーランの腕をつかんで止めようとする。そんなナナの手を振り払い、タクシーに1人で乗って行ってしまうイーラン。
アルシーはもったいないと注文した料理を食べ続けようとするが「プライドはないの?彼女のお金でしょ?」とウェイウェイは無理やり店から連れ出す。
外へ出ても「スイーツが心残りだわ」とアルシーが言い、ウェイウェイは「ケーキを買って帰りましょう」と言う。そんな話をしている中、ふと、ウェイウェイは知らない男性と車に乗り込むアーシュアンを見かける。この時間は会社のはずなのに、どうして?と言うウェイウェイ。
怒っていたイーランだったが、置き去りにしたナナが気になり引き返す。
横断歩道を歩いてくるナナを見かけ、その先にタクシーを止めたイーランは、ドアを開けて降りると呼ぼうとする。しかしナナが大きな声で「イーランなんてフラれて当然よ。お金があれば何でも思いどおりになるとでも?一生、独身でいればいいのよ」と言っているのに気づき、イーランはすぐにタクシーに乗ってしまう。
泣きながら「出して」と運転手に言うイーラン。イーランは動き出したタクシーの中から、仲の良いウェイウェイとアルシーを見る。
致一テクノ。注文していたお弁当が届く。ウェイウェイは社長室のドアをノックしようとするが、やめてしまう。
近くにいたヨンホウに「あの2人(シャオ・ナイとKO)、こもりきりだけど大丈夫?」と聞くウェイウェイ。ヨンホウは「メモリ使用量の削減が難航してるんだ。プレゼン日程が早まった以上、目標値に届かなくても仕方ないのに、三男は完璧すぎる。KOも似たようなタイプだろ?あの2人には、到底ついていけないよ」と話す。
翌日。椅子に座りながら、社長室のシャオ・ナイとKOを窓から見て「2日間、社長室にこもりきりだ」と言うバンシャン。お弁当を運びながら、ウェイウェイは「昨夜から、ほとんど寝ていないみたいね。昼に30分だけ仮眠してた」と話す。ヨンホウが「それじゃ、ぶっ倒れるぞ」と言う。「心配、要らないよ。あの2人と俺の決定的な違いは根性と体力だ。徹夜続きなのに、よくあれだけ元気があるな」と言うハオ・メイ。ヨンホウは「明日は上海へ移動だぞ。まだ、やってて間に合うのか?」と言う。「食事だと声をかけようかな」と言うウェイウェイ。バンシャンは「腹が減ったら自分から出てくるさ」と言う。
ウェイウェイがデスクで居眠りをしている横で、シャオ・ナイはお弁当を食べる。目を覚ましたウェイウェイが「温め直すわ」と言うと、シャオ・ナイは「もう食べ終わった」と言う。そして「行きたい所がある」と言うシャオ・ナイ。ウェイウェイが「どこ?」と聞き、シャオ・ナイは「モール」と答える。行けば分かる、と。
モールに来たシャオ・ナイは、周りを見ながら「人が少ないな」と言う。「平日だもの」と返すウェイウェイ。シャオ・ナイは「今日は七夕だ」と言う。「七夕?」とウェイウェイが聞き返す。「以前の七夕ほど、にぎわってないな。夏休みなのに仕事漬けだった」と言うシャオ・ナイ。ウェイウェイは「だから駆け込みデートってわけ?」と聞く。シャオ・ナイは笑顔で「君が誘わないからだぞ。七夕も忘れて薄情なもんだ」と言う。謝ったウェイウェイは「あなたは心が広いから許してくれるわよね?」と左手を差し出す。シャオ・ナイは「仕方ない、今回だけだ」と言って、ウェイウェイの手をにぎる。
ウェイウェイは「外出するより、仮眠をとればいいのに」と言う。シャオ・ナイが「平気だ」と返し「じゃ、リクエストしてもいい?」と聞くウェイウェイ。「構わないさ、言ってみろよ」とシャオ・ナイが言い、ウェイウェイは「今日の任務(クエスト)はなしにしておく」と言う。ウェイウェイに近づき「夫婦任務も?」と小声で言うシャオ・ナイ。
目標数値にあと少し届かないデモ版のことを聞き、ウェイウェイは「完璧主義すぎるとヨンホウ先輩が言ってたわ。あまり無理はしないで。気持ちを楽に持てばひらめくはずよ。でしょ?」と言う。うなずくシャオ・ナイ。
その“ひらめき”はすぐに訪れる。ウェイウェイと歩いていたシャオ・ナイは、立ち止まるとしばらく自分だけの世界に入り込む。そして「分かった」と言い、ウェイウェイの手を引き走り出す。
オープンカフェの席に座り、すぐにひらめいたことを書き始めるシャオ・ナイ。店員が注文を聞きに来ると、ウェイウェイは「しー」と言いながら口元に人差し指を立てる。そして隣の席でカップルが食べているケーキを指差してから、指を2本たてるウェイウェイ。
しばらくして店員がケーキを持ってくる。ウェイウェイがケーキを1つ食べ終わっても、シャオ・ナイのペンは止まらない。2つ目のケーキもウェイウェイは食べ始める。
帰りの車の中で眠ってしまうウェイウェイ。
自宅に着くと、シャオ・ナイはウェイウェイを抱きかかえ、ベッドに運ぶ。寝ているウェイウェイの額に口づけをし、シャオ・ナイは会社へ行く。
翌日。ウェイウェイが会社へ来ると、社員たちが集まり、社長室の窓から中をのぞいていた。
目標数値を達成し、デモ版を走らせて確認を終えたシャオ・ナイ、KO、ハオ・メイ、バンシャン、ヨンホウ、アーシュアンが社長室から出てくる。最適化を完了したことを話し「予定どおり、俺とバンシャン、ヨンホウ、ハオ・メイ、アーシュアン、そしてKOはプレゼンに出席。他の者は2週間、休み」と言うシャオ・ナイ。皆は喜ぶ。
シャオ・ナイは「明日のプレゼンについて、何かあれば言ってくれ」と言う。
デザイナーが「致一テクノを代表して行くのだから、身なりには気を使ってくれ」と言う。スーツで行くと話し、シャオ・ナイは社員たちに「解散」と告げる。
KOは「俺は行かない。人と話すのは苦手だ。それに着ていく服もない」と言う。「嫌なら行かなくてもいいけど、せっかくだからスーツ姿は見せてくれよ」と言うハオ・メイ。その時、アーシュアンが「スーツならあるから、家に帰って休みたい」と言う。「じゃ、空港で会おう」とシャオ・ナイが言い、アーシュアンは帰っていく。バンシャンやシャオ・ナイはアーシュアンの様子が変だと感じる。
プレゼンの打ち合わせは明日の朝にし、皆でスーツを買いにいくことに。ハオ・メイたちが着替えている間、ソファーに一緒に座っているシャオ・ナイに「あなたは?」とウェイウェイが聞く。「スーツなら持ってる」と言うシャオ・ナイ。
同じスーツを着たハオ・メイ、バンシャン、ヨンホウがウェイウェイに誰が一番イケてるか審査するように言う。ウェイウェイが困っていると、黒いシャツに黒いスーツ姿のKOが出てくる。「KO先輩、ステキ」と思わず口に出るウェイウェイ。シャオ・ナイはその言葉を聞き逃さない。
KOが一番だと思ったハオ・メイたちはスーツを選び直しに行く。
「KO先輩、ステキだったわね」とウェイウェイがシャオ・ナイに言う。ウェイウェイの顔をじっと見てから「意外と浮気っぽいんだな」と言って立ち上がるシャオ・ナイ。シャオ・ナイは自分もスーツを選ぶ。ウェイウェイが「買うの?」と聞くと、シャオ・ナイは「試着だよ」と答える。
ウェイウェイはアルシーに「今すぐ来られる?スーツ姿のイケメン軍団よ」と電話をかける。男神の会社のイケメンだと。急いで向かおうとしたアルシーだったが、ウェイウェイはフィッティングルームから出てきたシャオ・ナイに見とれ「来なくていい。もったいないから」と場所を言わずに電話を切ってしまう。
アーシュアンは「諦めてくれ、最適化が完了した」と電話をかける。しかし相手からは「こちらも抜かりはない。君は自分の身を守りたまえ。本番はこれからだ」と言われてしまう。
店を出てハオ・メイたちと別れ「マンションに戻る?」とシャオ・ナイに聞くウェイウェイ。シャオ・ナイがうなずき「荷造りする」と答えると、ウェイウェイは「私も行かなくちゃ」と言う。「友達の所?」と言うシャオ・ナイ。ウェイウェイは「忙しくて忘れたの?明日から新学期よ、寮に戻るの」と言う。
互いにまとめた荷物を、シャオ・ナイがリビングルームまで運んでくる。その時、ドアチャイムが鳴る。
シャオ・ナイが玄関を開けると、慌てた様子のシャオ教授が「私の徐悲鴻は無事か?呉冠中はどこにある」と言いながら部屋に入ってくる。その後から「絵は逃げないから落ち着いて」と言いながらシャオ・ナイ母も。そして2人は部屋にいるウェイウェイを見て驚く。
シャオ・ナイが「お茶を頼む」と言い、ウェイウェイはキッチンへ。
絵が無事か確かめるシャオ教授。シャオ・ナイは心配する母に、事情があって彼女がここに住んでいる間、自分は会社で寝泊まりしていたことを話す。そして、プレゼンがあるから、今夜、自分は上海に移動し、ウェイウェイも寮に戻ると。
キッチンに来たシャオ・ナイに「ふしだらな女だと思われたかしら」と心配するウェイウェイ。シャオ・ナイは「万一、叱られたら、さらわれたと泣きつけ」と言う。ウェイウェイは「それも考えたわ。でも、こんなに血色のいい顔じゃ、さらわれたように見えない」と返す。「じゃあ、血色か悪ければ、被害者のフリを?」と笑みを浮かべながら言うシャオ・ナイ。ウェイウェイは「もちろんよ、お義母…」と言いかけて「誰でも、第一印象は大切よ」と言い直す。シャオ・ナイは「事情はちゃんと話した。“お義母様”にお茶を」とわざと言う。
お茶を持ってきたウェイウェイを、隣に座らせるシャオ・ナイ母。ウェイウェイからも夏休みの間、借りてた部屋がトラブルでここに移ったと説明する。「固いことを言うつもりはないから」とシャオ・ナイ母も理解してくれ、ウェイウェイはホッとする。
時計を見たシャオ・ナイが「俺は空港へ行く。ウェイウェイが寮へ戻るから帰るついでに送ってほしい」と言い、ウェイウェイの手を母の手に渡す。ウェイウェイは「待って」と急いでもう片方の手でシャオ・ナイの腕をつかむと「私なら1人で大丈夫です」とシャオ・ナイの両親に言う。シャオ・ナイ母が「遠慮しないで」と話し、その状況を楽しむようにシャオ・ナイは行ってしまう。
ウェイウェイはシャオ・ナイの両親に寮の玄関まで送ってもらう。シャオ・ナイの両親を従えてのご帰還だと、ざわつく学生たち。2人が帰ったあと、玄関まで迎えにきてくれたルームメートたちからも説明を求められるウェイウェイ。
翌日。学校で新学期の手続きを終えたウェイウェイとアルシー。アルシーが真億テクノに給料を取りに行くと知り、ウェイウェイも付き合うことにする。
アルシーは真億テクノへ行く前にお手洗いへ行く。そして洗面台で手を洗うツァオ・グァンと、アルシーは会ってしまう。
ーつづくー
ナナ・・・どれだけ大きな声で独り言を言ってるのヾ(・ω・`;)ノ
イーランも確かに悪いところはあったけど、誤った情報でイーランを振り回していたのはいつもナナだったじゃない!!(*`ω´*)
シャオ・ナイ、負けず嫌いなんだからっ(≧∇≦)ノ彡
KOに対抗して自分もスーツを試着。
そして結局、購入しているし!!!(*´艸`*)
シャオ・ナイの両親も面白かったー。
正確に言えば、シャオ・ナイ母が面白い!!
そしてシャオ・ナイに送ってもらうより、両親に送ってもらう方が大騒ぎになるという(≧▽≦)
久しぶりにルームメートがそろったのも嬉しかった(*´∇`*)
シャオリンはちらっと少し前に出てきたけど、スースーは本当に久しぶり。
相変わらず4人は仲良し♪
今回のツボは何といっても1番はシャオ・ナイのお姫様だっこ!!!
やったぁぁぁぁぁヽ(。>▽<。)ノ
お姫様抱っこ、見たかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
あと、シャオ・ナイが両親にウェイウェイを送ってって頼んだときの、あの面白がってる顔!!!
キッチンでの「“お義母様”にお茶を」と言った後の笑顔もよかったけど。
とにかく次回も楽しみぃぃぃぃぃ。
↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
よろしくお願いします
にほんブログ村
いつもポチッをありがとうございます(*´ー`*)
アルシーが「ギャフンと言わせてやった」と本当に言ってた(≧▽≦)
でも、ストレートにフルボッコするのじゃなくて、自滅させて仲違いさせるようなベッカム失恋作戦はお見事でした。
これなら恨まれることもないものね。でも、なぜ今頃ベッカムの結婚?
うささんも指摘しているシャオ・ナイのお母さん
「固いことを言うつもりはないから」と3回も言ってたよ!!
3回も言うと、気になってるのバレバレ⁉
息子の電話のでるわ、部屋には一緒にいるわ・・
分かっちゃいるけど、まさかまさか・・・
母親として突然のことで心の準備がなかったから自分に言い聞かせてるのだと察しました。
息子が彼女と幸せなら何も言うことないけど
目の前でイチャイチャ見せつけられたらね・・・・。
シャオ・ナイのような自慢の息子ですもん。
「賛成か反対かはっきりしろ」と言うお父さんは鋭い!
あら、つい視点が母になってしまった(=^・^=)
うささんの3大条件のお姫様だっこがやっと見られました。
次回は起きているときのラブラブ状態が見たいですね。
2015.8.31とかの日付電光掲示板?が気になって、もう2年前なのね~
スイーツといえば、シャオナイのケーキまで食べてたウェイウェイ。
残しておいてあげれば?いや食べさせてあげればよかったかも?( *´艸`)
寮の前までシャオナイの両親に送ってもらうのは確かに騒ぎになるかも(≧▽≦)
見ていた人たちが「このやり方流行るかも」と言ってたのが可笑しかったです。
新学期の手続きって手帳にスタンプを押してもらうんですね~。
大学だと人数多いのに大変そう・・て変なところが気になりました(笑)