烈如歌(れつじょか)/歌児(かじ)…ディリラバ
銀雪(銀せつ)/雪衣王(せつい)/雪公子…ヴィック・チョウ
戦楓(せんほう)…チャン・ビンビン
雷驚鴻(らいけいこう)…チャン・ホー 江南霹靂門の若君
暗夜羅(あんやら)…ライ・イー
玉自寒(玉時間)/静淵王(せいえん)…リウ・ルイリン 烈火山荘の二番弟子
「絶体絶命」
玉自寒を救ったのは己のためだと戦楓に話す銀雪。幼き頃より歌児は玉自寒の世話になり恩を感じておる、私が恩を売れば歌児は私こそ恩人と見なす、と。戦楓は暗河心法の九層を極め、あなたを助けると話す。しかし銀雪は間に合わぬと言う。
銀雪は歌児に術を使ったあと、自分の血を1滴入れた茶を飲せようとする。飲む理由を尋ねる歌児に、真実と嘘のどちらを?と聞く銀雪。理由が2つも?と歌児が言う。銀雪は1つ目の理由は記憶を失わせるためだ、2つ目の理由はそなたの体に私の血を注ぎ込んでまごうことなく生きていると実感したいのだ、と答える。どちらも嘘だと思う歌児。
歌児は受け取った茶を捨ててしまう。くすりと笑うしぐさを影から見ていた暗夜羅は、冥だと思い部屋に入ってくる。お前は誰だ、暗夜如歌なのか、それとも冥か、と言う暗夜羅。歌児は暗夜如歌じゃないわ、私は烈如歌よ、と返す。銀雪が、歌児が名乗るなら烈如歌、もしくは戦如歌だ、と言う。怒った暗夜羅は玉自寒と戦楓だけが人質ではない、刀冽香と雷驚鴻が大勢を引き連れて私の罠にかかった、時を稼げば稼ぐほど死が早まるだけだ、と脅す。
歌児は茶を飲む。
雷驚鴻が投げたら爆発するという火器を持って戻ってくる。刀冽香、雷驚鴻、鐘離無涙、碧児が暗河宮へ向かい、慕容堂主と凌堂主は森の外で弟子たちと待機することに。
修練をしていた戦楓は、歌児との思い出や烈明鏡の死に心が乱れてしまう。それを見ていた銀雪が、歌児に血を飲ませた、記憶を失い夢幻の境をさまよう、己を暗夜冥と思い込む、この状態は長くは続かぬが暗夜羅を殺す好機だ、ゆえに戦楓よ心の闇を払い過去に打ち勝て、と話す。戦楓は再び修練を始める。
歌児が寝床で目を覚ます。体を起こし、そばにいた暗夜羅に、また地下宮殿に入り込んだのね、と言う歌児。記憶が戻った?と言う暗夜羅に何か忘れてた?と歌児が返す。姉上は私と師匠の争いを止めようとして傷を負ったと話す暗夜羅。歌児が、懲りもせず師匠に逆らったの?、と言う。しばらく暗夜羅と話していた歌児は、疲れたと言って横になり瞼を閉じる。
暗夜羅が部屋を出て行くと、歌児は目を開ける。
刀冽香たちは爆破しながら敵を倒し暗河宮にたどり着く。雷驚鴻は慎重だったが、いざとなると弱腰になるのね、と言って刀冽香が中へ入ってしまう。
4人で暗河宮の中を捜すが誰の姿もない。刀冽香は牢で戦楓の衣の飾りを見つける。
一通り見た雷驚鴻たちが1カ所に集まるが刀冽香はいなかった。嫁さんは?と雷驚鴻が言うと、“嫁さん”はやめて、と声が返ってくる。私はここよ、と言う刀冽香の元へ向かう3人。しかし3人の目の前で石の扉が閉まり、さらに3人の入った部屋の扉も石の扉が閉まって全員閉じ込められてしまう。鐘離無涙は息苦しくなるため火を消す。雷驚鴻が隣の部屋に閉じ込められた刀冽香にも消すよう伝える。
弟子がふもとの宮殿で侵入者を捕らえたと暗夜羅に報告。ただし4人のみで大半が森の外にいると。暗夜羅は捕らえた者の中に雷驚鴻と刀冽香がいると聞き、刀家と雷家を始末できるなら宮殿ごと葬ってもよい、と言う。ふもとの宮殿を見晴らせる暗夜羅。
暗夜冥と暗夜羅の位牌を見た歌児は、本当に位牌地を並べたのね、歴代の宮主を祭る場所よ、師匠に殺されるのが怖くないの?、と暗夜羅に言う。なぜ私たちの位牌があると?と聞く暗夜羅。歌児は、ここに位牌を並べるとあなたが言ったわ、違ったかしら、と答える。暗夜羅が、いいや、私は…、と戸惑い、私は子供のたわ言だと真に受けなかった、と言う歌児。暗夜羅は私は本当に宮主になった、宮主夫人の姉上もここに祭られると言う。
あり得ない、姉弟も同然なのにどうして…と言った歌児が、ふと戦飛天という人を知っているか聞く。その名を出すな、と叫ぶ暗夜羅。亡者だ、縁もゆかりもないと。嘘だと思う歌児は、戦飛天のことを教えて、と頼む。暗夜羅は歌児の意識を失わせる。
寝床に寝かせた意識のない歌児を見ながら、姉上の面影を重ねてはならぬ、もう思い出すな、とつぶやく暗夜羅。
目覚めた歌児がハッとして体を起こす。それが冥ではなく歌児だと分かり、なぜお前が戻った?と暗夜羅が言う。
部屋を出て行こうとする暗夜羅に、玉兄さんと合わせる約束よ、と言う歌児。会ったところで悔やむだけだ、と暗夜羅は言う。私を裏切った者が行き着く先は地獄のみ、と。それでも歌児が会いたがり、暗夜羅は閉じ込めている牢へ連れて行く。
拷問をされた玉自寒は痛々しい姿だった。不自由だった体を元に戻しただけのこと、と言う暗夜羅。歌児が玉自寒のそばへ行き声をかけると、いくら叫んでも声は届かぬ、暗河心法を施さねばこやつの両脚が再び動くことはない、と暗夜羅は言う。玉自寒は目も見えなくなっていた。涙を流しながら玉自寒に触れる歌児。玉自寒はすぐにそれが歌児だと分かる。
歌児の手の平に、歌児?、と指で書く玉自寒。子供の時のように歌児は玉自寒の指を自分の唇に触れさせ、私よ、と言う。なにゆえ泣くのだ?と玉自寒が聞く。兄さんに会えて嬉しいの、と言う歌児。
暗夜羅はお前の一挙一動が玉自寒の生死を握る、と言うと、2人を引き離して歌児を連れて行く。
暗夜羅は銀雪に琴を返す。それだけではなく仙力も回復させてやると言う暗夜羅は、烈如歌を消し去り冥を取り戻したい、と話す。思ったより歌児の精神力が強すぎる、戻ったとしても一瞬だ、あの者が拒めばお手上げだ、と言う銀雪。歌児が望めば問題はないと。
暗夜羅はお前が消えれば仲間を解き放ち玉自寒を治すと歌児に告げる。皆を解放してもあとで殺すかも、己を裏切った者を簡単に許さないはず、と言い返す歌児。暗夜羅は、お前が承諾せねば今日にでも殺そう、玉自寒と戦楓はまだしも幾日もふもとから出られぬ者たちはこのままだと死を待つだけだ、と言う。
お前が消えれば皆を解放する、その後も手出しせぬ、と暗夜羅が誓い、歌児は承諾する。
刀冽香が私を欺いたことを悔いた?と雷驚鴻に聞く。悔いたよ、あの日、山荘で義母の亡骸を見て分かったんだ、感情というものは単純な善悪では測れない、父を殺した妖女だと分かっていながら死までは望まなかった、義母は俺を殺さなかった、これが家族の情だ、と答える雷驚鴻。雷驚鴻は早く気づいていればお前の兄を殺さなかったと刀冽香に謝る。
湯あみをする歌児の元に来た銀雪は、自らを犠牲にして皆を救うと?と聞く。そうよ、と歌児が答え、よく似ておる、と言う銀雪。歌児がかつて愛した人に?と尋ねるが銀雪は答えない。銀雪は薫衣に雪蓮花の汁を用意させる。
今夜からそなたは長い眠りに就く、言い残すことは?と銀雪が尋ねる。歌児は、ないわ、と言う。
寝床に座りながら、私が消えてもあなたは忘れないでくれる?、と銀雪に言う歌児。そうだと言って、と歌児が頼み、銀雪はうなずいて、忘れぬ、と言う。
ーつづくー
まさか雷驚鴻たちが二重扉?で閉じ込められてしまうとは(✽ ゚д゚ ✽)
だんだん息ができなくなってきて、みんな苦しそう。
そんな中で雷驚鴻に話しかける刀冽香。
きっと刀冽香はもう雷驚鴻を許しているよね。
玉自寒が(;д;)
脚や耳だけじゃなく、目まで見えなくなってしまうなんて。
歌児とのやりとりが悲しくて切なくて涙ポロポロ。
暗夜羅、ひどすぎるよ(。>﹏<。)
歌児が冥になっても暗夜羅を好きになることはないのにヾ(・ω・`;)ノ
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