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中国ドラマ「如歌~百年の誓い~」第48話 あらすじ

2020年05月12日 17時04分07秒 | 如歌~百年の誓い~(中)

烈如歌(れつじょか)/歌児(かじ)…ディリラバ
銀雪(銀せつ)/雪衣王(せつい)/雪公子…ヴィック・チョウ
戦楓(せんほう)…チャン・ビンビン
雷驚鴻(らいけいこう)…チャン・ホー  江南霹靂門の若君
暗夜羅(あんやら)…ライ・イー
玉自寒(玉時間)/静淵王(せいえん)…リウ・ルイリン  烈火山荘の二番弟子



「危険な取引」


歌児を歴代宮主の墓場へ連れてきた暗夜羅は目隠しを外させると、生きて帰った者は私と暗夜冥しかおらぬ、遺体を運んだり掃除をする者はここで自害させておる、と話す。やはり魔道ね、と言う歌児。暗夜羅は初めから仕組まれていたと分かり、記憶喪失の芝居は実に見事だったぞ、と言う。歌児は芝居ではなく、当初、確かに記憶を失っていたの、と話す。記憶を取り戻したのは銀雪と合わせたからだと。

玉自寒を恨んだことはないのだな、と言う暗夜羅。やつは裏切ったと暗夜羅は言うが、歌児は証拠があろうと本人が認めようと信じないと返す。では教えてくれ、玉自寒は私に近づいたあと自身の計画をお前に話したことがあるか?、やつはお前を手に入れたい、ゆえに土壇場で動揺しお前たちを売った、と暗夜羅は言う。

歌児は、玉兄さんは高潔の士よ、暗河宮は戦に負けて窮地に陥ったのね、大勝したようには見えないもの、あなたは命が惜しくてこんなところへ逃げ込んだ、と話す。怒った暗夜羅は歌児の首をつかみ、冥の娘とはいえ図にのるな、と言う。母はあなたを殺すべきだった、と言う歌児。暗夜羅は歌児を突き飛ばし、部屋に監禁しておけ、と薫衣に命じる。


部屋に戻った歌児は今の状況を薫衣に聞く。薫衣は暗河宮は多くの弟子を失い、見張りも減ったと言いながら涙を流す。どうして涙を?と尋ねる歌児。薫衣は、母が死にました、と話す。慰めようとする歌児に、母は玉様だけでなく姫驚雷も傷つけました、母の罪の重さは承知しています、と言う薫衣。


暗河宮へ向かっていたみんなが立ち止まり、碧児はこの先が森だと姫驚雷に伝える。森は霧に覆われていた。刀冽香は捕虜2人に案内させ、皆はあとにつづく。しかし、しばらく歩いていると矢が飛んで来て捕虜たちに刺さってしまう。皆は剣で飛んくるで矢を落とし、刀冽香はまだ生きている捕虜の元へ行こうとする。それを止める雷驚鴻。

少し後退すると矢が飛んで来なくなる。けがは?と心配した雷驚鴻が声をかけると、なぜ止めたのよ、捕虜なしで進める?、言う刀冽香。言い争う2人を落ち着かせ、慕容堂主は私に1つ策があると言う。迷霧幻陣は凡人には解けぬ、私は昔、この陣を解くため赤い紐を木々に結んでいったが堂々巡りに、数日閉じ込められ陣を敷いた者に救われた、陣を敷いた者によれば木を一掃せぬ限り出られないそうだ、と言う慕容堂主。

刀冽香が、そうね、木々を焼き払えばこの陣は解ける、と言う。しかし黄琮はその手は考えたが火が燃え広がれば己の身さえ危険になると話す。慕容堂主も火はだめだと言い、雷驚鴻に火事を起こさずに木を爆破できる火器があるか尋ねる。ある、と雷驚鴻は答え、近くの支部へ取りに行く。


暗夜羅は薫衣を近くへ呼び如歌の様子を尋ねる。薫衣はたびたびかんしゃくを起こすので話しかけられないと答える。母親に似ていないと思う暗夜羅。そんな話をしていると、烈火山荘の者がふもとに、と言う報告が。暗夜羅は戦楓の首を斬り投げ捨てるよう命じる。


牢に来た配下が戦楓を殺す気だと分かった銀雪は、宮主に会わせろと言う。


銀雪が宮主と会っていると聞き、急いで2人の元に駆けて来た歌児。しかし暗夜羅が阻止し、近づくことができない。
銀雪は私を殺せば暗夜冥を得られぬと暗夜羅に話す。暗夜冥の霊魂は残っていると。暗夜羅がどこにいるか聞くと、お前の意思は強烈ゆえ長年経っても暗夜冥は去っておらずお前の心にいると言う銀雪。そして暗夜冥を得るためには、姿形や雰囲気が暗夜冥とよく似ており、できれば暗夜冥の血を分けた者がよい、その者に暗夜冥の記憶を持たせれば第二の暗夜冥となる、例えばあの者、と言って銀雪は歌児を指差す。

さらに銀雪は、私は当初3年封じ、あの者が深手を負った際にも記憶を封じた、私の100年前の思い人にするためだ、この方法を使えばお前の悲願は成就する、と言う。冥を生き返らせるのか、と言う暗夜羅。銀雪は如歌に暗夜冥の記憶を継がせるだけだと答える。必要な時間は幾月か数年やもと。

暗夜冥は賭けてみることにする。嘘よ、思い人の記憶を私の身に封印した?私ではなく思い人を愛しているの?と言う歌児。銀雪は謝る。歌児は、なら死ぬわ、この体は私のものよ、誰にも利用させない、と言う。しかし暗夜羅は、お前が死ねば玉自寒、戦楓、この者も道連れになるぞ、と脅す。


銀雪が牢に戻ってくる。何を話してきたんだ、なぜ俺は死を免れた、と思う戦楓。
配下が銀雪に衣を持ってくる。


歌児の部屋に銀雪が来る。暗夜羅を欺くために作り話をしたのよね、と言う歌児。すまない、と銀雪は言う。私さえだますつもり?と歌児が聞く。私はもう死ねない、以前、そなたらが危機に陥った時、私は寒の呪いが解けぬまま東海へ救いに行った、ゆえにこの身はもろくて弱い、今度死ねば霊魂まで砕け散るだろう、と話す銀雪。歌児は、私はあなたを死なせないし、万一の時は心中しましょ、と話す。しかし銀雪は、だが私は生きて思い人と一緒にいたい、と言う。

かつて女侠客の話をしたな、魔道に落ちた私を目覚めさせてくれた、さらに己の命でもって私の罪を償い私を正道に戻らせた、私の最愛の女だ、と銀雪が話す。つまり、そなたを暗夜冥にし私は生きてここを出る、誰かに思い人の記憶を継がせて添い遂げるためだ、と。じゃあ私は?と歌児が聞く。すまない、と銀雪はまた言う。

そなたが拒めば我らは全員死ぬ、自分自身と2人のことを考えろ、と言う銀雪。歌児は私に申し訳ないと思うなら玉兄さんと戦楓を守ってくれる?と尋ねる。今後、私の記憶は母のものにすり替わる、みんなのことを忘れたら守れなくなると。銀雪は約束する。歌児はこれまで尽くしてくれた礼を言う。そして、婚姻証を書いたのもあの人のためでしょ、でも私はあなたと婚約したの、と言って銀雪の頬に口づけをする歌児。


歌児は、玉兄さんと戦楓を殺さないこと、玉兄さんに会わせること、という2つの条件を暗夜羅に出す。暗夜羅は10日後に玉自寒と会わせてやるが、10日以内に冥が戻って来られることを銀雪に証明させろと言う。


湯あみをする歌児の元に銀雪が来る。歌児は出て行くように言うが、そなたの体によく記憶が入るようここで手伝わねばならぬと銀雪は出ていかない。湯に十数種の薬材を入れた、どれも効果を高めると。
銀雪から思い人の話を聞いていた歌児は、追っ手を仕留めておけば思い人は死ななかった、悔やんでいる?と聞く。そうしていたら義侠心の強い女が私を愛するわけがないと答える銀雪。


痛めつけた玉自寒に会いに来た暗夜羅は、如歌が来ることを伝える。今の姿を見せたくない玉自寒は、連れてくるなと言う。すべてを与えたのにお前は拒んだ、今さら私にすがれば与えるとでも思ったか、と言う暗夜羅。玉自寒は、私のものでなければ要らぬ、と言い返す。暗夜羅は、安心せよ、お前は今日を限りに己の声が聞こえなくなり、愛する女も見えなくなる、と笑いながら出て行く。


暗夜羅に触れられ目を覚ます歌児。怖くて夜も眠れない暗夜羅は、お前はのんきに寝ていて不公平だと言う。あなたが大勢殺したことは公平なの?と言う歌児。暗夜羅は、当然だろう、世は私に苦痛をもたらした、その報復だ、と言う。苦痛って何?と歌児が聞く。冥とぼけるな、なぜ私を嫌悪する、私のためだけに笑って泣いてくれ、と泣きそうな声で言う暗夜羅。しかしすぐに変貌し、逃げられると思うな、お前が与えた苦痛を一万倍にして返してやる、と乱暴に言う。

私は烈如歌よ、母じゃない、と言う歌児。暗夜羅は歌児の胸の中で、怖いんだ、冥よ、絶対に戻ってきてくれ、と涙を流す。そこに銀雪が駆けてくる。放せ、と言う銀雪。そのように脅せば暗夜冥は戻ってこぬぞ、と。冥は私を怖がっていると?と暗夜羅が聞く。銀雪は、胸に手を当てて考えてみよ、と返す。そうだな、と言って、暗夜羅は部屋を出て行く。


歴代宮主の墓場へ行った暗夜羅。暗夜羅は暗夜冥の位牌に触れながら、子供の頃、暗夜冥をここへ連れて来た時のことを思い返す。
いつか師匠を倒し僕が宮主になる、僕が宮主で姉上は宮主夫人、僕たちの位牌はあそこに並べよう、と冥に暗夜羅は話した。僕は将来、姉上と一緒に死ぬんだ、と。
暗夜羅は位牌を胸に抱きながら、位牌はもう用意した、なぜ戻ってきてくれないんだ、と思う。


銀雪は今度同じ目に遭ったら幽体離脱を装うか息を止めろ、やつはそなたが死なぬよう二度と乱暴を働かぬはずだと歌児に言う。私に思い人の面影を?と聞く歌児。銀雪は、ああ、と答える。歌児が夜が更けると昔の女を思い出す?と聞く。そうだな、女侠客なのに暗がりが苦手だった、1人で寝る時はろうそくを消さなかった、だが私と一緒になってからはろうそくと無縁に、と話す。歌児はあなたと一緒なら何も怖くないものと言う。


牢に戻った銀雪は薫衣に用意させた酒を飲む。初めて暗河心法を習った時どれほど驚喜したか、世を超絶した心法だった、だが魔道に存在する、まさか正道はどれもいかさまにすぎぬのか、己こそ正道だと主張するが、皆、暗河宮に及ばぬ、その後、分かったのだ、理由もなく暗河心法を学ぶ者はいない、皆、事情を抱えている、お前のように敵討ちのため、私は命をつなぐため、と話す。黄泉路では誰も何も覚えておらぬ、と。


ーつづくー


雷驚鴻が持って来た火器で策がうまくいくといいな。
支部ってどこにあるんだろう…。

まだ薫衣は母が死んだと知らないのかと思っていたけど(普段と変わらない様子だったから)知っていたのね(;д;)
暗夜羅の罪は分かっていても、薫衣にとっては母親。
やっぱりつらいね(>_<。)

銀雪には何か策があるんだよね…きっと。
こっちもうまくいくといいんだけど。



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