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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第40話 あらすじ

2019年10月24日 00時41分07秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
長孫無極(ちょうそんむきょく)…イーサン・ルアン 
戦北野(せんほくや)…ガオ・ウェイグァン 天煞国・烈王
宗越(そうえつ)/軒轅越(けんえんえつ)…ライ・イー
小七(しょうしち)…ジャン・ロン
雅蘭珠(がらんじゅ)…チャン・ヤーチン 邛葉族
江楓(こうふう)… ガオ・ハンユー



「開かない城門」


最後まで生き残っていた黒装束の男に「目的は私の命。私が死ねば、あなたは助かる」と言う扶揺。しかし黒装束の男は「多くの者を殺した私を、やつらが許すと思いますか?」と言う。扶揺は「分かったわ。では共に死ぬのよ。あなたに伝言を頼みたかったけど、それも無理ね。約束して。私の死体は焼き払い、やつらの手に渡さないと」と頼む。しかし「主人の命令はあなたを守ること。命令に背くことはできません」と言うと黒装束の男は敵に向かって行く。

黒装束の男が殺され、扶揺は泣き崩れる。城門越しから自分の名を呼ぶ鉄成に、扶揺は「泣いてはだめ。あなたは尽力した。あなたから受けた恩は来世で返す」と言う。


倒れている無極を元宝が見つける。意識を取り戻した無極は「扶揺がお前を使いに?」と聞く。そして「扶揺を捜して来るんだ」と言う無極。


追い詰められた扶揺は、自ら命を絶とうと剣を首元に持っていく。しかし飛んできた矢で、扶揺の持っていた剣ははじき飛ばされてしまう。その矢を放ったのは戦北野だった。
馬に乗って扶揺の前まで来た戦北野は「私が目を離すと、すぐ問題を起こす」と言う。「戦北野なの?」と驚く扶揺。「他の誰だと?」と返した戦北野は、黒風騎に「殺してこい」と命令する。
黒風騎と一緒に小七もいた。

黒風騎と敵が闘う中、戦北野が「どこへ行く?」と扶揺に聞く。扶揺は姚城を見ると「ここ以外なら、どこでもいい」と答える。手を差し出す戦北野。その手をつかんだ扶揺も馬に乗る。
姚城の城門が開く。馬に乗って去って行く扶揺を見た鉄成は意識を失う。


戦北野の兵営で、3日間、寝ていた扶揺が目を覚ます。
薬を飲ませてくれた戦北野に「無極についての知らせは?」と聞く扶揺。戦北野は「太淵で王に扮した無極皇太子のこと?小七に聞いた」と話す。扶揺が「あなたは道中で無極に会った人を見た?噂は聞いた?」と言う。「使いが捜してる」と返し、扶揺にまた薬をのませる戦北野。

扶揺は「私は夢を見ていたわ。夢の中で無極の姿を見たんだけど、無極は砂漠にいた。その砂漠には木も水もまったくなくて、無極はただ青い霧に閉じ込められていた」と言う。戦北野は他に何が見えたか聞く。「それから無極の手を見たわ。無極の手が石のような姿に変わって硬直していた。周りにもたくさんの石があったわ。すべて人が変化したもの。なぜ無極は砂漠にいたの?そんな砂漠があるの?」と話す。「夢の中のことは本当のことではない」と言う戦北野。扶揺は「私が無極を助けに行くわ。行かないと」と言いながら意識を失う。


外で戦北野が座っていると紀羽が来る。隣に座った紀羽は「昆京で出会った時は強情で怖いもの知らずの娘だと思いました。しかし今では民の為にと責任を担い姚城の指導者に。女子とは思えない活躍です」と扶揺のことを話す。賊も討伐し、目を見張るものがあると。
暗い顔をしている戦北野に「扶揺さんなら大丈夫。将軍がついていれば誰も手を出せません。ご安心を」と励ます紀羽。

戦北野は「目が覚めてよかったが、重傷を負っている。私が一歩遅かった。今、最も心配なのは扶揺の夢」と言う。「夢?」と聞き返す紀羽に、戦北野は「扶揺は夢で砂漠と青い霧を見たと言う」と話す。紀羽が「そこは…」と驚く。「葛雅の立ち入り禁止地区」と返す戦北野。紀羽は、なぜ葛雅の夢を?、と尋ねる。そこに偶然、小七が通りかかる。

戦北野は「無極皇太子が砂漠で石化の毒に侵されていたと」と言う。「ただの夢ですし、偶然の一致かもしれません」と言う紀羽。しかし戦北野は「違うだろう。皇太子を捜す使いの報告では、皇太子は葛雅で姿を消した」と話す。紀羽が「将軍だって避けて通る危険な地域。それを皇太子が知らないと?」と聞く。「やむを得ない理由があったのだろう」と言う戦北野。紀羽は「扶揺さんの夢が正夢なら、皇太子はそこに葬られるしかない」と言う。


扶揺が無理に起きようとしているところに小七が来る。「私は行かなきゃいけないの」と言う扶揺。小七は傷が治るまで休むように言うが「無極が危ないわ。救いに行かないと」と扶揺は聞こうとしない。戦北野たちの話を立ち聞きしてしまった小七は「そんな体で行かせない。葛雅砂漠へ行って、自ら命を落とす気?」と口が滑ってしまう。

「何と言った?」と言う扶揺。小七は「俺は何も言ってないよ」とごまかそうとするが「葛雅砂漠とは何?」と扶揺は問い詰める。言いなさいと強く言われ「戦将軍たちが話してたんだ。生きては帰れぬ葛雅砂漠に無極皇太子が…」と言う小七。
這ってでも行こうとする扶揺を小七が必死で止める。「無極の生死は私が自分の目で確かめる」と扶揺は言うが、倒れてしまう。


昏睡状態になった扶揺を助けるため、戦北野は摂坤鈴を使って扶揺の夢の中に入ることにする。それは摂坤鈴を使い戦北野の内力を扶揺に伝えるということで、戦北野の命と扶揺を縛りつけるのと同じだった。2人が夢の中に閉じ込められたら、目を覚ますことはない。
戦北野は摂坤鈴を扶揺と自分の手に挟む。激しい衝撃のあと、扶揺の夢の中に入る戦北野。


扶揺は砂漠で無極を捜していた。そこに戦北野が。戦北野は「私がいなければ道に迷うぞ」と言い、ここが扶揺の夢の中だと話す。しばらくして歩いて来る夯蛟隠軍が見える。扶揺を連れ、戦北野は隠れる。「夢の中なのに隠れるの?」と扶揺が聞く。戦北野は「夢の中だが、実在する危険もある」と答える。さらに不思議な現象が見えたのは天意だろう、だが最大の敵は自分自身だと戦北野が言う。


紀羽と小七は付近の医者を呼ぶが、誰一人、役に立つ医者はいなかった。そんな中、雅蘭珠の声が小七に聞こえて来る。
「来たのか」と言う小七に「扶揺さんと北野様が病と聞いたわ」と言う雅蘭珠。小七はあとから歩いてきた宗越に気づき「やっと来てくれた。先生なら助けられる」と扶揺の元へ連れて行く。


無極が死んだと平戎は徐来から報告を受ける。砂漠の奥地で皇太子は流砂にのまれ、殿下の軍が見張っても動きが見えない、恐らく活路はないのではと。平戎は「かわいそうな弟よ。死体さえ残っていないとは」と言う。平戎はその会話を部屋にいた徳王にわざと聞かせていた。
徐来を下がらせたあと「私の力不足が皇太子をこんな目に」と徳王に話す平戎。徳王は「お前は尽力した。無極はあの世からお前の行動に感謝するはずだ」と言う。

平戎は「英明な皇太子を失ったことは残念です。愚鈍な自分はまだ五州の憂いを共にできず、今後も叔父上が頼りです。どうぞ面倒を見てください」と頼む。「のんびり過ごしている私に、そんな力があると?」と言う徳王。平戎は「叔父上、そんなご謙遜を。叔父上のようなお方が、一日中、詩や酒や茶にふけていては残念です。道理を無視した話ですが、叔父上がもし皇帝の座についたら…」と言いかける。

徳王は平戎の言葉を止め「脅かさないでくれ。私の知能が欲しいなら、直接、皇帝に申し上げることだ。なぜ突然、このように私を脅かす。私の人生に大志などは必要ない。芝居を診て、お茶を飲み、草花を育てる。私が望むのは晩年の気ままな暮らし。お前が気にしてるのは権力と威勢。それは私にとって少しも興味ないこと。安心しろ」と話す。平戎は「私はそんなことは考えていません。ただ無極が英気盛んな時に早世しました。五州を扶助する重大な責任を私が背負うことに。叔父上に力を貸していただきたい」と言う。「私も長孫家の者として微力を世のために尽くすのは当然のこと」と話す徳王。笑った平戎は「そのようなお言葉を聞き、安心しました」と言う。

平戎が徳王を見送ったあと、そばに来た徐来が「徳王の助けがあれば翊王は鬼に金棒。皇太子になられる日も間近です」と話す。「私をばかだと思うか?やつの話の何が本当で何が嘘かを私が分からぬと?無極を片づけたあと、次に片づけるのはあいつだ」と言う平戎。平戎はよく見張り、怪しい動きは報告するよう命じる。


戦北野の兵営。宗越は「これは私には治せない」と言う。脈が異常な体に鎖情の毒が加わった、これまでは薬と気で何とか抑えていた、姚城での孤立無援で心に大きな傷を負い脈を守っていた息が弱まった、さらに無極の心配を、いくつもの傷が同時に現れこのような状態に、と。「将軍は?」と紀羽が聞く。宗越は「摂坤鈴を使い、将軍は扶揺の命と共にある。扶揺が目を覚まさなければ将軍も…」と答える。

雅蘭珠が「あなたなら方法があるはず」と言うと、宗越は「この世にただ一人、2人を救える者がいる。しかし…」と躊躇する。「誰なのか教えて、何が何でも2人を救う」と言う雅蘭珠。宗越は「簡単に選べるなら悩まぬ」と言う。


座り込み「もうだめ。どこを見ても同じ景色よ。ここから抜け出せるの?」と言う扶揺。目を閉じたら2度と起きられなくなる、と戦北野は立たせようとするが、扶揺はとても眠いと動けない。「この夢は心を惑わせ、意識を失わせる。ここでは虚実、時間、生死、すべては一瞬の間。次第に意識を失い、自分が誰かを忘れる。思いも恨みも忘れ、自分が人であることも忘れる。そしてここに陥り永遠に離れられなくなる」と声を荒らげる。しかし扶揺は目を開けることができない。

戦北野は自分を殴る。眠気が覚め「何事?」と言う扶揺。戦北野は「夢の中で私たちの体は一体。私の体を殴れば、お前も痛みを感じる。お前を痛めつけたくはないが、眠らせるわけにはいかん」と言う。

戦北野と歩き出した扶揺は「無極が砂漠にいるのを見たわ。ここにいるの?」と聞く。「お前が見たのは葛雅砂漠の実際の光景だ」と答える戦北野。扶揺は「無極はここにいるの?危険だわ」と言う。戦北野は「心配は要らん。昆京を離れ、私は葛雅砂漠を歩いた。だが私は死にもせず3千の黒風騎もも集めた。私が生き抜いたのだ、無極にできぬはずがない」と話す。「戦南城がずっとあなたを殺そうとしていたけど、あなたはどこにいたの?黒風騎とは何?」と尋ねる扶揺。


夜。焚き火にあたりながら宗越は「無極は最悪の状況も考えていたが、姚城がこんなことになろうとは予想外だろう」と小七、雅蘭珠、紀羽に話す。「扶揺さんが無極を心配しなければ、病状も早くは悪化せず将軍だって…」と言う紀羽。

紀羽から「宗先生は一緒に姚城を離れたと聞きました」と言われ、宗越は無極と一緒に姚城を離れたが都へ帰る道は平戎が網を張っていたため葛雅砂漠へ進んだ、しかし無極を応援するはずの上陽宮の兵が現れず、無極は砂漠へ追っ手を引き寄せ、私は援軍を求めるため官道から都へ帰ったと答える。そして「天権で政変が起こり、上陽宮の兵は北川に移動を」と江楓から聞いた宗越。

宗越は「南戎へ戻る前、無極の訃報を聞いた。当然、信じず、葛雅へ行こうとした時、雅蘭珠に会った。姚城のことを聞き駆けつけたが、遅かったようだな」と言う。
紀羽が「葛雅砂漠に閉じ込められるのはよくない。雁不帰と呼ばれ、いったん入ると出られず死ぬだろう」と話す。しかし宗越は「そうでもない。黒風騎は烈王が葛雅から連れてきたな?」と言う。「北野様が連れて来たの?」と聞く雅蘭珠。紀羽は「そのことは話せば長くなる」と言う。


戦南城を警戒し、都の部隊に連絡をするため紀羽を昆京から磐都に帰した戦北野。それに気づいた戦南城は、部隊を掃討し紀羽を殺せと命令を下した。「紀羽は私の母の密書を持って逃げ葛雅で味方に助けられた」と戦北野が話し、扶揺が「葛雅砂漠に味方が?」と聞く。戦北野は「葛雅は母方の祖父の領地。母が宮中へ嫁ぎ天煞の土地になったが、祖父の軍はそこに駐屯し続けた」と答える。「長年が過ぎても、あなたに帰順するとは。忠実な部下ね」と言う扶揺。


黒風騎から助け治療してもらった紀羽たちは、味方に助けられたと思い戦北野に安全の合図を送る。しかし黒風騎はただ助けてくれたわけではなかった。


鷹羽封を紀羽から受け取った戦北野は、急いで昆京を離れる。「私を救ったのも、紀羽を助けたのも黒風騎」と扶揺に話す戦北野。黒風騎が助けてくれた理由を聞くと、戦北野は「後から変だと気づいたが、もう逃げられなかった」と言う。やつらは祭祀のために我々の命が欲しかったと。


黒風騎が祭るのは言い伝えにある夯蛟隠軍で、生きている人間の血が供物に。隠軍とは伝説で夯蛟古城を鎮圧した葛雅奥地の軍隊で、無敵だが代々呪いにより縛られ古城から出られず苦しんでいる。「隠軍に会ったのか?」と宗越が聞き、紀羽は「いや。将軍は祭祀の法を破り、我々を救い、氷原部隊を怒らせた。我々を捜すため奴らは全員で出動し、網を張った」と話す。


黒風騎から逃げた戦北野たち。戦北野たちは黒風騎に囲まれてしまうが、揺れた地が割れ、皆そこから出て来た毒蜂に襲われる。そして戦北野たちは割れた地から落ちてしまう。
尚も襲ってくる毒蜂から戦北野たちも黒風騎たちも逃げる。しかし行き止まりとなり、戦北野は近くに刺さっていた剣を抜く。その剣で毒蜂がいなくなり、黒風騎たちが戦北野に跪く。「蒼竜在野剣を手に入れた者は、五州黒風戦士に号令をかけることができる」と声を揃える黒風騎たち。


夢の中でも戦北野が持ち歩いていた剣を見ながら、蒼竜在野剣?と扶揺が聞く。「毒蜂を何とかしようと思い、とっさに武器を探した。そして気づけばこの剣を抜いていた」と言う戦北野。扶揺は「あなたの話を聞くと毒蜂は隠軍の異常な行動の合図。剣を抜いた瞬間、毒蜂が収まった」と言う。戦北野は「そうだ。隠軍の鎮圧に効果がある」と話す。「そんな物をあなたが持っていていいの?」と聞く扶揺。戦北野は笑うと「これは祖父の遺品。氷原深くに埋められた剣がついに私の手に。ならば祖父の遺志を継ぐ」と言う。以前の部隊を接収し束ね、葛雅砂漠を見守り、隠軍を鎮圧する、と。


紀羽は黒風騎は連綿と続く軍で将軍の祖父・周太師様が率いていた、今いるやつらはわずかに残った最後の黒風騎だと宗越たちに話す。「どうして消えてしまうの?」と聞く雅蘭珠。紀羽は「朝廷の昔のことで私も詳しくない。黒風騎は周様の遺志に従い隠軍を監視する。だから知っている。蒼竜在野剣を抜いた者はただ者ではないと」と答える。雅蘭珠は「北野様は一瞬で黒風騎を黙らせた」と言い、紀羽は「そうだ」と返す。そして「やつらは烈王の身分を知ると帰順を誓った。だから今、この3千の黒風騎がある」と言う紀羽。


意識のない戦北野に向かって「置いていかれてつらかった私の気持ちを、あなたは知ってる?」と雅蘭珠は話しかける。


ーつづくー


葛雅砂漠ですぐに無極を見つけてしまう元宝がすごい(✽ ゚д゚ ✽)
でも扶揺が助けてもらいたいのに、扶揺を捜せと言われてしまうとは…。
そうそう元宝が無極に与えたものって何?

扶揺は今夢の中だけど、元宝が夢の中まで来るってことはないよね…。

夢の中に戦北野が一緒に来てくれて心強い。
でも2人は運命共同体だから怖いよね。
無極を見つけられるかな?

そうそう思いがけず?小七だけじゃなく、宗越と雅蘭珠も戦北野の兵営に。
扶揺も心配していたと思うから、早く無事を知ってもらいたい。


今日はいろいろあって、あらすじのアップが遅くなっちゃった(;д;)
それに加えて、エピもいろいろあったよねヾ(・ω・`;)ノ



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