昨夜は本当に悲しかった、2人でいられる貴重な時間だったのよ、それなのにあなたは私を責めて白原さんと何かあったと思ってる、自由に会えないからこそ2人の時間は大切にしたいのよ、他の女性と親しげな姿など絶対に見たくない、これが初めてじゃないわ、あなたを信じてるけど昨夜のあの姿には傷ついた、と言ってシウシウはその場を後にしようとする。そんなシウシウの腕をつかみ「すまない」と言うインシオン。シウシウはその手を払い、行ってしまう。
春風かき氷店へインシオンが行くと、チャンとフォン姐さんが練習する歌を話し合っていた。インシオンは「必要ない」と言い、フォン姐さんとは歌わないことをチャンに告げる。フォン姐さんが「どうして?」と聞くと、シウシウとだけ歌いたいと返すインシオン。あなたがいると彼女は来ないと。チャンは「フォン姐さんはうまいし客受けもいい、シウシウの代わりの女歌手が必要なんだ」とインシオンを説得しようとする。しかしインシオンは「フォン姐さんが歌うなら、俺はやめる」と言う。
シウシウの気持ちを考えてのことだ、と言うインシオンに「あまりに残酷だわ」と言うフォン姐さん。私は元の暮らしを捨て新たな人生を始めた、歌うことに自分の価値を見いだせた、なのにその希望さえぶち壊す気なのかと。インシオンは「すまない」と言う。フォン姐さんが「そんなの聞きたくない」と怒鳴ると「“申し訳ない”とでも言えばいいのか」と言い返すインシオン。フォン姐さんは店を出て行ってしまう。
フォン姐さんは美川閣へ行き、シウシウと会う。
「どういうこと?インシオンに何を言ったの」とシウシウに言うフォン姐さん。シウシウは「フォン姐さん、インシオンが好きなのよね?」と聞く。そうよ、彼が好き、恋人になりたい、でも彼はあんたが好き、あんたのため愚痴もこぼさず1日中働いてる、でもあんたは彼のこと考えてる?あんたの父親から無理難題を突きつけられ、音楽の才能があるのに金もうけに追われてる、彼が実力を発揮し稼げる仕事は何よ?それは流しじゃないの?、でも彼はあんたのためバンドをやめると言ってる、よく分かってる、彼がパートナーにしたい女歌手はあんただけ、でも、あんたは歌えない、だったら居座らないで、それがあんたの愛し方?、もし私がインシオンの恋人だったら彼のために何でもしてあげるわ、それができなければ別れる、でも私には“別れる”と言う資格もない、と言うとフォン姐さんは帰って行く。
富春閣。後から部屋に入ってきたインシオンは、フォン姐さんがいると分かり部屋を出て行ってしまう。
つらいフォン姐さんは、客の前で歌いながら涙を流す。
1人座っていたインシオンに、通りかかったションが飲みに行こうと誘う。「気分じゃない」と返すインシオン。ションは「そんな時こそ飲むのよ」と言う。それでも暗い顔をしているインシオンに「まさに恋人とケンカした男の顔だわ。心の中をさらけ出したら?」と言うション。それを聞いたインシオンは急いでバイクに乗る。
インシオンは美川閣へ行く。シウシウに会おうとするが、ウー社長は「帰れ」と言い、会わせてくれない。それでもインシオンは諦めず、シウシウの名を呼び続ける。
ホステスに教えてもらったシウシウが、2階から帰るようにインシオンに言う。ようやくシウシウに会えたインシオンは「すまない。君を傷つける気はなかった。俺が愛してるのは君だけだ。信じてほしい」と謝る。止めてもやめず帰ろうとしないインシオンをほうきの柄で叩き出すウー社長。「やめて」と叫ぶと、シウシウは下へ駆けて行く。
ウー社長は心配しインシオンのそばへ行ったシウシウをインシオンから引き離す。インシオンはケガをしながらも「許してくれないなら、流しをやめて音楽と永遠に縁を切る」とシウシウに言う。2人が話せるよう、ウー社長を取り囲むホステスたち。
インシオンはもう一度「許してくれ」とシウシウに言う。「分かった。大丈夫よ、怒ってないわ」と言うシウシウ。インシオンがシウシウの手を取り、2人は見つめ合う。囲まれていたウー社長が「お前たち何をしている。シウシウを連れて行け」と言い、シウシウをインシオンから離す従業員たち。少しずつ離れていくシウシウに「一緒に歌うのが君じゃなくても、俺の心にいるのは君だけだ」と言うインシオン。シウシウも「分かってるわ。約束して、私がそばにいなくても音楽を捨てたりしないと。絶対に流しをやめないで」と言う。「ああ、約束する」とインシオンが返し、2階へ連れて行かれながらシウシウは「歌うことは私たちの夢よ、諦めないで。何があっても歌い続けるのよ」と叫ぶ。見えなくなったシウシウに、インシオンも大声で「俺は諦めない。音楽のことも、君のことも」と言う。
客として春風バンドをハオが呼ぶ。歌い終わったフォン姐さんに酒を飲ませ「お前が好きなんだ。俺のところへ戻ってこい」と肩を抱くハオ。フォン姐さんが「戻らない」と言と、ハオはコール・ルームを閉鎖すると脅す。ホステスたちが食えなくなるぞと。
翌日。インシオンは春風かき氷店へ行く。「用があるから出てくる」とチャンに話し、インシオンに「待ってて」と言うと、出かけるフォン姐さん。
シウシウ父はバイクタクシーの運転手たちやシューチンに、北投で最大のホテルを建てる、金を出し合って株主にならないか?と持ちかける。ホテルがもうかれば金が入ると。悪くない話だと思うションたち。
フォン姐さんはある部屋の一室でハオと会う。「あなたも男なら怒りは私にだけぶつければいい。他人を巻き込まないで。ホステスのことよ、卑怯な真似はやめて」と言うフォン姐さん。それでもハオは分かってくれず、フォン姐さんは窓から身を投げようとする。止めるハオに「あんな惨めな生活に戻りたくない。お金や物には困らなかったけど心は死んでたわ」とフォンさんは言う。今でも私のこと少しでも思ってくれるのなら、私やホステスのことを考えてよ、自由にさせて、と。ハオが「拒否したら?」と言うと、フォン姐さんはまた飛び降りようとする。窓からフォン姐さんを離したハオは「よく分かったから、やめろ。もういい」と言い部屋を出て行く。
疲れた顔でフォン姐さんが春風かき氷店に帰ってくる。インシオンはシウシウに話したことを伝え「俺はやめない」と告げる。「じゃ?私は?」と言うフォン姐さん。チャンが「こうしよう、リーダーの俺が決める。2人ともやめることは許さない」と言い、2人は納得する。
フォン姐さんはチャンとインシオンにお礼を言う。
フー社長の言いつけで、シウシウは出前に来た白原にお茶を出す。
機嫌がよくなったか聞く白原に「私はインシオンを信じる。インシオンは私のためにもう十分頑張ったから、だから美人がインシオンと一緒にステージに立っても大丈夫」と話すシウシウ。このくらいのことしかできないから、こんな愛し方しかできないの、と。白原は「分かった。でも、僕は君のためなら何でもする。君の笑う顔が見れれば、それだけでいい」と言う。シウシウが背を向けると「もちろん君がインシオンのこと好きだってことは知ってる。でも、僕のやろうとしていることを、あんまり嫌がらないでほしいな」と言って帰る白原。
ウー社長もシウシウ父から“北投大飯店”の出資を持ちかけられる。信用できないとウー社長は思うが、一緒に連れてきた男のことを「こちらは最大手の建設会社の副社長ですよ」と言うシウシウ父。
ウー社長はアージョン先生の店に行き、白原に会う。
ひそひそ話している2人を見たシャオホワは、お金のことを話していると感じる。それを父のアージョン先生に話すと、アージョン先生は日本へ国際電話をかける。
インシオンはシウシウからの手紙をシャオホワから受け取る。“長いこと会わないけど元気?私は元気よ。会えなくて、あなたを恋しく思う。だから私たちの歌を歌ってるの。仕事に打ち込みすぎて体を壊さないでね。今夜も歌うと聞いたわ。一緒に歌えないけど、私の心はあなたの元にある。頑張って”と手紙には書かれていた。
美川閣の客に呼ばれる春風バンド。気に入らないウー社長は「春風バンドを呼ぶ時は、まず俺に言え」と従業員に言う。
美川閣に出前に来た白原は、この前もらった手形が不渡りになったとウー社長から聞かされる。驚いた白原は、すぐに確認すると言う。
白原が出前で持ってきた料理を部屋に運ぶと、そこには日本にいるはずの母がいた。
白原は母とウー社長と一緒にアージョン先生の店へ行く。アージョン先生はウー社長に、白原の母は気心の知れた親友で、日本に嫁いで金持ちの奥様になったと話す。
「もう、十分遊んだでしょ。そろそろ帰りましょ」と息子(白原)に言う母。母は息子が莫大なお金を使う理由も分からない。白原は母に、僕には好きな人がいます、彼女が僕と結婚を前提にお付き合いしてくれるまでここに残ります、と言う。
ウー社長の娘のことを息子が好きだと知った母は、美川閣に泊る事にする。
白原母が店を出て行く時、耳打ちをするアージョン先生。
美川閣でウー社長はシウシウを白原母に紹介する。
ーつづくー
シウシウ父の出資話、絶対怪しいよね!?
どうして皆、この人の話に乗ってしまうの!?
どうして信じてしまうのぉぉぉぉぉヽ(@ω@;)ノ
また、嫌な予感…。
シウシウの笑顔が見れればそれだけでいいというのなら、シウシウのことを諦めて!!と白原に言いたい。
シウシウが一番悲しむのは、インシオンと離されること。
シウシウが一番笑顔になるのは、インシオンと一緒にいること。
そんなことも分からないで幸せにできると思い込んでるし(o´д`o)=3
アージョン先生と親友のお母さんが理解のある人だったらいいけど…。
息子(白原)が結婚を前提に付き合ってくれるまで帰らないって言ってるものね。
どうなるんだろう(;´д`)ノ
↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
よろしくお願いします
にほんブログ村
いつもポチッをありがとうございます(*´ー`*)
白原と違って、ちゃんと秀秀と英雄の間での誤解を解きました。
なのに、白原は。。。
ママの説明の時も自分の主張ばかり。。。
ママもなぜ大金の使い道を問い正さないのでしょうか???
次回どうなるのでしょう?