李涵(りかん)/江(こう)王 …周渝民/ヴィック・チョウ 皇帝/憲宗の孫
黄軽風(こうけいふう)…胡冰卿/フー・ビンチン イタチの精
胡飛鸞(こひらん)…陳瑤/チェン・ヤオ 九尾狐族の末裔
花無歓(かむかん)…韓棟/ハン・ドン 宦官/内侍少監
李玉溪(りぎょくけい)…陳若軒/チェン・リオシュアン 王守澄の門弟
太皇太后(たいこうたいごう)…張瑞珈/チャン・ルイジア 憲宗の皇后
王守澄(おうしゅうちょう)…李彧/リー・ユー 宦官/枢密使・右丞大将軍
太和殿。黄軽風(こうけいふう)と胡飛鸞(こひらん)が魅惑の実の扱い方を稽古していると皇帝・李湛(りたん)が来る。急いで櫃に隠れる軽風と飛鸞。しかし皇帝は部屋に入ってくるとすぐ吐血する。劉克明(りゅうこくめい)め朕を殺す気だな、と言う皇帝。櫃から出て来た軽風は皇帝が取ろうとしていた玉璽を渡そうとするが、それを手にする前に皇帝は亡くなってしまう。そんな中、陛下、劉太監が参りました、という声が。軽風と飛鸞は再び櫃の中へ入る。
劉克明は倒れている陛下が亡くなっているのを確認すると笑う。そんな劉克明に花無歓(かむかん)が侍衛を連れてくると言う知らせが。劉克明は人を呼び、陛下が大変だ、と言って連れて行かせる。そして劉克明も出て行く。
自分たちが下手人と間違われると心配する飛鸞。今のうちに逃げよう、と言った軽風だったが、逃げる前に花無歓が来てしまう。花無歓は陛下を探すよう侍衛に命じる。
櫃が気になり開ける花無歓。しかし櫃の中には誰もいなかった。イタチと狐の姿になり、上部から逃げていた軽風たち。そこに駆けて来た宦官が、劉太監によると陛下が崩御されました、と花無歓に伝える。さらに劉太監が遺詔を読み上げると聞き、花無歓は部屋を後にする。
玉璽を持ったまま紫蘭殿に戻った軽風と飛鸞は、皇宮は悪人だらけだと怖がる。飛鸞は驪山へ帰ろうと言うが、皇帝が死んでも行宮は建てられるかもしれない、任務を果たさずに帰ったら黒耳(こくじ)様が許さない、と言う軽風。
正殿。叔父の李悟(りご)は用兵に優れ仁徳を備える、よって朕は絳王・李悟を新たな皇帝とする、と言う遺詔を読む劉克明。しか王守澄(おうしゅうちょう)は、陛下は過度の飲酒で脈路が断たれ急な中風で亡くなった、その陛下が遺詔を残し絳王を指名するとはどうあっても信じられぬ、と言う。遺詔に背いたことで、兵たちから剣を向けられる王守澄。そこに李涵(りかん)が現れる。
李涵が、誰が謀反を?劉克明よ、死んだ陛下の前で正殿を血で染める気か、と言う。しかし、新帝の命である、速やかに州へ帰られよ、と平然と言う劉克明。李涵は兄上が皇位簒奪を狙う者の手で謀殺されたと言い、自分を捕らえようとする兵たちと戦い始める。
李涵が兵たちを倒していく中、花無歓と一緒に太皇太后が来る。謀反を起こす気か、と言う太皇太后。大臣や兵たちも太皇太后にひざまずき、李涵は剣を捨てる。
太皇太后が朝廷の網紀を乱す気かと諌めに来たと話し、王守澄がすかさず陛下の崩御を世に知らしめ、国喪を終えたのち新帝を決めては?と提案する。私もそのつもりだ、とうなずく太皇太后。劉克明は何も言えず太皇太后に従うしかない。
太皇太后はひとまず最も位の高い絳王を監国にし、国喪を終えたのち皇族の中からふさわしい者を選ぶことにする。
ネズミを追いかけていた軽風は、偶然、李涵と花無歓の会話を聞く。
劉克明が兄上を毒殺した?と言う李涵。李涵が、気づいたならなぜ止めなかった、と言うと、花無歓は、止められません、止めてもまた次がある、江王(李涵)でも手こずっているのに私には歯が立ちません、と答える。宦官たちの手に国を握る権力が落ちることが許せないと思う李涵は、劉太監を殺すべきだったと言う。
花無歓はたとえ殺しても絳王は無能ゆえ今度は王守澄が台頭し権力を狙うだけだと話す。ゆえに太皇太后にお出ましを願いましたと。だが太皇太后は地位の低い私など目に留めていない、と言う李涵。そんな李涵に花無歓は、では奪うのです、と告げる。さらに企みを抱く宦官たちを一掃し、国を正しく導きたいと考える李涵に、皇帝にふさわしいお方は殿下のみ、と言う花無歓。
李涵と花無歓が強く手をにぎり合う姿を見ながら、あの皇弟って皇帝になりたいの?、と軽風はつぶやく。
急いで軽風が紫蘭殿に戻ると、飛鸞が驪山へ帰るための荷造りをしていた。皇帝が死んでも次がいる、あの皇弟が即位するらしい、皇弟は死んだ兄よりもっと残酷よ、あの皇弟が即位したら孤族の危険が高まる、だから任務を終えるまで努力を続けなくちゃ、と言う軽風。軽風に説得され、飛鸞も残ることに。
軽風と飛鸞は皇弟が即位したら魅惑の実の力で誘惑し、骨抜きにして言いなりにさせようと考える。軽風は飛鸞に誘惑の指導をするため、街へ連れて行く。
お金のない軽風は、男を誘惑し売り物を次々と手に入れる。次は美男子を狙おうと、男装し、男しか入れない俊賢館へ。
俊賢館の2階で絵を描いていた李玉溪(りぎょくけい)に釘付けになる飛鸞。玉溪の描いてる途中の動物を狐だと当て、さらにその狐が森で育ちながらも山の寂しさを嫌って外へ出たそうな目をしてる、人の世界へ行き愛を追い求めたいのかも、と言う飛鸞のことを玉溪も気になる。この絵をもらってほしい、と玉溪に言われ、飛鸞はうれしいと喜ぶ。
一緒に果物を食べていた飛鸞と玉溪は男同士でいちゃついているとからかわれてしまう。そして体を揺らされ帽が落ち、女だとばれてしまう飛鸞。そこに俊賢館の中を歩き回っていた軽風が来る。2人は急いで俊賢館を逃げ出す。
追いかけて来た玉溪が声をかけ、軽風たちが立ち止まる。恥をかかせたことを飛鸞に詫びる玉溪。飛鸞は、いいえ、果物も美味しかった、と言う。互いに名前を教え合い、また縁があれば、と後ろ髪を引かれる思いでその場を離れ始める飛鸞。そこに金吾衛が現れ、玉溪が2人を助けてくれる。
翌日。李涵を見かけた軽風は、実を投げて当てようとする。しかし手で受け止められ、投げ返された実が自分の額に当たってしまう。李涵に見つかり、私に恨みでも?と聞かれる軽風。軽風は、兄の皇帝と同じで残酷よ、狐殺しの悪人め、と言い返す。なぜ動物を殺すの、殺される側の気持ちも考えなさいよ、家族もどんなに悲しむか、と。李涵は自分と家族を守りたいのなら口を慎むことだと忠告する。
名と宮殿を聞かれるが軽風が答えず、福荃が代わりに妹と一緒に浙東国から献上された女子で紫蘭殿に住んでいると言う。妹とは関係ないと軽風が言い、妹思いだな、と返す李涵。軽風は、当然よ、皇帝兄弟とは違う、顔は笑ってても腹の内は違う、と言う。黙れ、と止めた李涵が平手打ちを命じる。慌てて軽風は、皇帝兄弟は仲良しだった、皇位だって奪い合わない、と言うが許されない。
軽風は顔を手巾で隠し、紫蘭殿に戻ってくる。口の悪い軽風は、罰として顔にらく描きをされていた。それでも懲りず、今日のことを後悔させてやる、と言う軽風。そこに福荃が。李涵様の言ったとおり何の反省もしていないようだな、と言った福荃は、軽風の顔を白絹で巻いてしまう。泣きじゃくる軽風に、その白絹を10日間つけたままにし、ここを一歩も出てはならぬ、と命じる福荃。
福荃はご命令通りにしたと李涵に報告。李涵は軽風の瞳は昔話で話したことのある少女を思い出すと話す。本当は罰する気はなかったが、軽はずみな発言は死を招くという教訓を与えたと。さらに、軽風の言葉は無礼だが間違ってはいなかった、兄上の悪事は誰もが知るところだ、そして確かに私は皇位を望んでいる、と言う李涵。
李涵は太皇太后と先帝の正室・郭妃(かくひ)に拝謁する。義姉上の産んだ皇子が皇帝になるのに最もふさわしいが、誰かが奸臣を誅さねば新帝は傀儡になってしまう。ひざまずき、その大役を私にお任せください、奸臣を排して綱紀を正し民を安らげます、即位と同時に皇子を皇太子にします、と言う李涵。一時的な皇帝なら絳王にも務まると太皇太后が返すと、李涵は、国を揺るがす宦官どもを最も憎むのがこの私です、と言う。
ーつづくー
軽風と飛鸞が誘惑する前に皇帝が亡くなってしまった(✽ ゚д゚ ✽)
あの玉璽はその後どうしたんだろう?
持って来ちゃったけど…。
軽風の食べていたべっこうあめはうさぎだったけど飛鸞の方は?
う…し?
軽風に誘惑の指導なんてできるのかな?って思っていたけど本当にできたのね(≧▽≦)
飛鸞と玉溪はお互いに一目惚れだったのかな?
果物の匂いをかいだり、食べたりする姿が可愛かった(*´艸`*)
玉溪の持っている果物をぱくっとしたりとか。
軽風の顔に描かれたらく描きが大爆笑(≧∇≦)ノ彡
さらに白絹まで巻かれてしまって。
その白絹でさらに口元がタラコみたいでまた可笑しい!!
そしてBGM ?も面白い(*≧ω≦*)
皇位につきたいという李涵。
太皇太后はどういう決断をするのかな?
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花無歓は宦官だったものね。名前も違った。
韓棟さんの若い感じに似てるなと思いました。
イケメン3人揃って、これは楽しみ倍増です。
飛鸞と玉溪のシーン
男装飛鸞の帽子が落ちて、長い黒髪がハラリとなびいて、玉溪がガシッと受け止めて、星がキラキラ。そしてお互いに一目惚れ⁉
中国ドラマあるあるですよね~
「麗王別姫」の珍珠と李淑もそうでした!
軽風の顔のらく描き、私も大爆笑(≧▽≦)
軽風のキャラも面白いけど、李涵も真面目ぶっていてなかなか面白いです。