分かりやすい敵は怖くもない、防御策はいくらでもある、最も怖いのは君に取り入って背後から狙う者だ、悪い奴ほど口がうまい、君を嫌う者ほど優しい言葉をかけてくる、とテリーから言われてしまったダーホァ。
ダーホァが落ち込んで座っていると、ウェイニーが通りかかる。顔色が悪いダーホァを心配し、優しい言葉をかけてくるウェイニー。“悪い奴ほど口がうまい。君を嫌う者ほど優しい言葉をかけてくる”と言うテリーの言葉が頭をよぎったダーホァは「大丈夫よ」とやっと返事をする。
社長室に来たジョンソンは、テリーに「最近、社内で妙な話を耳にした。リャンエンが1か月も休んだのは難病だからじゃないかと」と言う。テリーは笑顔で「元気に出勤してる」と返す。「たしかに社内で見たところ顔色もいいようだ。だから噂は早く消さなきゃな。そこで今夜、席を設けて2人を招待したい。遅くなったが俺からの婚約祝いだ」と言うジョンソン。テリーは「喜んで。気遣いに感謝する」と答える。
ジョンソンは“リャンエン”を酔わせれば真実を話すかもしれないと企んでいた。病人なら酒も飲めないはずだと。
ダーホァは階段でグァンジュンと偶然会う。チャンスをくれ、ダーリーも雇ってくれたことを感謝するグァンジュン。グァンジュンは顔色が悪いダーホァに缶ジュースを差し出す。「大きなゲップをすれば、気分がよくなります」と。
グァンジュンは、いい働きをすれば昇進できるし、俺はこの仕事を本気で頑張ります、ダーホァを喜ばすためにもね、と話す。「ダーホァってあなたの大事な人?恋人なの?」と聞くダーホァ。グァンジュンは「ダーリーの姉で外国にいます。あいつに迷惑ばかりかけてきたから反省してます」と答える。
オフィスに戻っていくグァンジュンを見ながら“兄さん、変わってくれて本当に嬉しいわ”とダーホァは思う。
夜。ジョンソンが待つ店へ行く途中「今朝の話だが、目的は怖がらせることではない。今後の心構えを教えたんだ。人を欺くのに必要なのは、判断力と素顔を覆う仮面だ。人にダマされるのが怖いようだが、それでは人をダマせない」とダーホァに話すテリー。その話は今度にすることにし、テリーは「今夜の副社長の目的は君を試す事だ。緊張しすぎると失敗する。リラックスして」と言う。「はい」と答え「あの人、社長の座を狙ってるんですよね?悪い奴だわ」と言うダーホァ。テリーは「そのうち君にも事情が分かる」と言う。
ジョンソンの設けた席には、ジョンソンの部下やウェイニー、社長秘書のカイローなども来ていた。「婚約を祝って乾杯しよう」と言うジョンソン。しかしテリーが「彼女は病み上がりだ」と言い、代わりにお酒を飲んでしまう。ジョンソンがリャンエンに「君は俺の義妹になった。今後、会社の外では義兄さんと呼んでくれ」と言い、テリーと3人で乾杯しようと言っても、テリーは「リャンエンは下戸だ。今夜は2人で飲もう」と言ってダーホァに飲ませない。それでも諦めず「ひと口くらい飲んでもいいだろ?」とジョンソン言う。止めようとするテリーに「祝いの席じゃないか。乾杯させてくれよ」と。
ジョンソンから「俺との乾杯を拒むとは、礼を失すると思わないか?」とまで言われ「テリー、大丈夫よ。断わったら義兄さんに悪いわ」と言うダーホァ。お酒を飲んだダーホァは「美味しいわ」と言う。さらに自分でグラスにお酒を注ぎ「もう1杯、どうです?」と言ってダーホァは飲んでしまう。その後もジョンソンの部下やウェイニーとも乾杯し、何杯もダーホァは飲み続ける。とうとうジョンソンの方が酔いつぶれてしまい、テリーはダーホァを連れて帰る事にする。
酔ったダーホァを家に連れて帰ったテリー。ダーホァは行動に注意することは分かっているが、ドゥ主任を演じるのはすごく怖いと話す。そしてテリーの肩に両腕を置き「でも、あなたは社長だから、もっと怖くてつらいんですよね?仮面を外せないから。だけど心配しないで。このダーホァは恩知らずじやありません。あなたのために相手がジョンソンでもどこの誰でも絶対に負けません。あなたの味方です」と言う。テリーは笑顔で「ありがとう」と言い、寝てしまったダーホァを抱きかかえベッドへ運ぶ。布団をかけるテリーの手をにぎり「兄さん、頑張って働いてね」と眠りながら言うダーホァ。
テリーがお風呂から出ると、チン・モーからリャンエンの容態が急変し、危険な状態だと言う電話が。急いで病院へ向かったテリーは、ようやく頭や両手、首などに包帯を巻き、頬にもガーゼをしているリャンエンと会う事ができる。その姿を目の当たりにし、しばらく泣いたあと、テリーはリャンエンの手に触れる。それに反応しテリーの手を握ったリャンエンが目を開ける。「僕だよ」と言うと、リャンエンはつらそうな声で「テリー」と返す。
テリーはリャンエンの手を自分の頬にあて「会いたかった」と言う。「やっと会えたのね」と言うリャンエン。足を滑らせた時、死ぬかと思った、あの時見た顔が最後だと思ってたの、と。そして泣いているテリーに「あなたの顔に涙は似合わない」とリャンエンは言う。
リャンエンに「胸に抱いて」と頼まれ、テリーはリャンエンの体を起こし、自分の胸にもたれさせる。「永遠に一緒にいると約束しただろ?元気になって、ずっと2人で生きていこう」と言うテリー。リャンエンは「心配しないで。忘れないわ、来世でもあなたに会うの」と言う。
夢を見てた、すごく長い夢だったわ、2人であちこち行くの、覚えてる?最初のデートは遊園地だったわよね?苦手なくせに私のためにティーカップに何度も乗ってくれた、理由を聞くとあなたは私がいつどこにいても何をする時でも一緒にいたいって、2人で世界中を旅したいの、年を取って死ぬまでに、私の夢はかなうかしら?と言うリャンエン。涙が止らないテリーは「もちろん。元気になったらどこでも連れて行く」と答える。リャンエンはテリーに「強く生きてほしい。そうすればあなたの中で私も生きられる」と言う。そして「疲れたわ。後で必ず起こしてね。まだパパに会ってない」と言うとリャンエンは逝ってしまう。リャンエンを抱き締めながら「リャンエン、起きろ。目を開けて」と泣き叫ぶテリー。
病室から出て来たテリーは、外にいたチン・ーモーを殴りつける。「なぜ僕をダマして彼女に会わせなかった」と怒鳴るテリー。チン・モーは「こうなることを心配したんだ」と言うが、テリーはまたチン・モーの頬を殴ると「バカ野郎!真相を言わないなんて…」と言う。「彼女は意識がなかったんだ」と言うチン・モー。テリーは「せめてそばに…」と怒鳴る。
廊下に座り込んだテリーは、泣きながら「全てを捨ててでもそばに…。バカみたいに替え玉を探す必要もなかったんだ」と言う。チン・モーはダマしたことを謝り「お前を助けようと。でなければお前の会社や社長の地位はどうなったと思う?どうだ?」と言う。テリーは泣きながら笑うと、首を横に振りその場を去って行く。残されたチン・モーもつらい涙を流す。
翌朝。起きたダーホァが階へ行くと、テリーが酔いつぶれていた。テリーを立たせ、ソファまで運ぶダーホァ。じっとダーホァを見つめていたテリーは、タオルを取りに行こうとするダーホァの手を取ると、引っぱり座らせる。「リャンエン、お帰り。どこにも行かないと分かってた。離れないで」と言い、ダーホァにキスをするテリー。驚いたダーホァは自分から離すと「何をするんですか!」と言ってテリーの頬を叩く。
ーつづくー
ダーホァ、お酒につよーーーい!!
なのに仕掛けたジョンソン、お酒に弱すぎ(≧∇≦)ノ彡
そしてずっと気になっていたリャンエンが…。
チン・モーの考えていることがよく分からない…(;´д`)ノ
リャンエンの意識がなかったから会わせなかったって…えぇぇ?
意識がなかったからこそ会わせていたら結果は違ったかもしれないし(テリーの呼びかけで意識を取り戻すとか)、もし同じ結果になったとしてもテリーも会えないままより後悔しないと思う。
社長という立場や会社など、全てを失わせないためだったかもしれないけど、たとえわずかな時でもテリーにとってはリャンエンと過ごす時間の方が大切だったかもしれないのに…。
リャンエンも結局パパに会えなかったし、パパも大切な一人娘のリャンエンに会えなくて、それも可哀想(;д;)
あと、リャンエン父が真実を知る時が怖いヾ(・ω・`;)ノ
続きがいろいろ気になります…。
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これからどうやって収集するんでしょうね!?
別人ですって、言えば、周囲をだましていたことになるし、
リャンエンに成りすますのは、期間限定だからのお話だったはず、、。
それに、大学での専門も勉強も実務経験もないのに主任のお仕事ができるわけがないムチャぶりで、いずれはばれそうですが、、。
ずっと意識がなかったなんて、それならどうして合わせてくれなかったんでしょうね、、、、続きが気になります。
テリーがかわいそう過ぎて。
リャンエンもパパに会えないままなんて。
チン・モーの考えが本当に分からないです。
責任取れないのに、なぜこんなことをしたのかな。
気になって12話も一気にみてしまい、やっと放送に追いつきました。
が、今度は続きが待ちきれない思いです(^_^;)