「兄弟、義を結ぶ」
岳飛はたった1人で山賊たちと戦い、みごとな槍さばきでやっつける。しかし同族を襲う山賊たちにも家族がいると思った岳飛は「帰れ」と言い逃がす。
汴京。徽宗から呼び出された第九皇子・趙構を「皇宮では言動に十分注意なさってください。どこで見張られているか」と妻の邢秉懿は心配する。それでも初めて陛下から直々に命令されることに「せっかくの機会を大切になさいませ」と言う邢秉懿。母が寵妃ではない趙構は「つらい思いをさせ、すまない」と謝る。どんな待遇を受けても皇子と一緒なら幸せだと言う邢秉懿に、趙構は「約束しよう。いつか君を皇后にしてみせる」と言う。
徽宗は会いに来た趙構の名前すらまともに覚えていなかった。そんな趙構に徽宗は「金の使者が来た。歓待せよ」と命じる。承知したものの「あまり譲歩を重ね、図に乗らせては厄介かと」と話す趙構。しかし徽宗は「心配するな。金には礼を尽くせ」と言い、聞いてくれない。
汴京に着いた岳飛たちだったが、金の使者が入城するため、城外で待たされることとなる。
金の入城を見ながら「遼について話し合うので?」と韓肖胄に聞く岳飛。韓肖胄は「それだけではない。燕雲十六州は金の占領下にある。金銀を要求しにきたのだろう」と答える。しかし今や国庫は空に近く、金に与えられるものなどないと。「開戦は時間の問題か」と岳飛が言うと「宋が金に勝てると思うか?」と言う韓肖胄。岳飛は「勝たねば」と言う。
金の使者の入城が終わり、岳飛たちも入城することができる。
馬車に乗りながら「人々は皆、汴京は強固な都だと思い込んでおる。だが、この都は今や蜃気楼のように脆弱だ」と韓肖胄はつぶやく。
宮中。趙構は金の使者として来た粘没喝や拓跋耶烏たちと会う。挨拶の後「友情が末永く続くよう、まず私が飲み干しましょう」と器に入った酒を飲む趙構。続いて飲んだ粘没喝は、その酒を気に入り1000壺欲しいと言う。希少な銘酒で年に200壺しか作れないと太監が言うと「大勢の兵馬を犠牲にして働いた我々に、出し惜しみするとは」と怒り出す拓跋耶烏。趙構はなだめ準備するよう命じる。
韓肖胄は「孝娥さんを送ってくれ」と言い、王貴に心づけを手渡すと「日没までに戻ってきてくれ」と話す。岳飛たちは、一旦、韓肖胄と別れる。
韓肖胄と汪伯彦も粘没喝たちと会う。粘没喝は天祚帝にさっさと武器を捨て、我らに投降するように言えと韓肖胄に迫る。しかし韓肖胄は咳をしながら、何事も大局の見極めが大切、私は先日病から回復したばかり、今、夾山に行けば天祚帝に会う前に閻魔に会う羽目になる、と話す。
街を歩いていた岳飛たち。王貴が念願の“樊楼”を見つけ、何か食べていこうということに。しかし岳飛たちが入ろうすると、中から金を払わずに去ろうとする酒壺を持った2人の男が出てくる。店の者は支払いを要求するが、聞こうとせず暴れる2人。そこに正義感溢れる1人の男が。
現れた男は強かったが、1人を相手にしている時、もう1人の相手から酒壺を頭に投げられそうになる。その酒壺を寸前で止めた岳飛が助太刀し、食い逃げの男2人は「覚えてろ」と捨て台詞を言って逃げて行く。
男は牛皐という名だった。「腕があるのに、なぜ軍に入らない?」と岳飛は聞く。岳飛が劉韐将軍の配下だと知った牛皐は「入隊は積念の願いだ。郷里の母に断わってから、貴殿の軍に入る」と約束する。「また会おう」と言い合う岳飛たち。
「重要な任務を病み上がりの男に押しつける気か」と怒った粘没喝。我ら金を馬鹿にするにも程がある、共に派兵すると約束したはずが貴様らが落とした城など1つもない、その上、天祚帝の説得すら尻込みするとはこの同盟に何の意味がある、同盟の内容を考え直させてもらうぞ、と。席を立つ粘没喝を慌てて追いかけた趙構は、謝礼として財宝を渡す。帰って行く粘没喝たちに笑顔で「必ず天祚帝を投降させてみせます」と言った趙構だったが、粘没喝たちが見えなくなると顔を曇らせる。
待っている岳飛たちの元に来た韓肖胄は、李孝娥たちがまだいることに疑問を持つ。そんな韓肖胄に「親戚はすでに汴京を離れており、行方しれずです」と話す岳飛。身寄りがいなくなってしまった孝娥に「君の父上とは共に朝廷に使えた仲だ。私の館に来なさい」と韓肖胄は言う。
岳飛に敗れた山賊は復讐を考えていた。それを聞いた張用は、山賊たちを“曹営大塞寨”の曹成の元へ連れていく。山賊の張超は曹成に事情を話し、部下を貸してほしいと頼む。そして張超は財宝を見せ、俺の敵を射ってくれた者に与えると言う。
「俺が行く」と名乗り出たのは楊再興だった。
金。太宗の次男・斡離不は、宋と遼を同等と考えないほうがいい、宋は衰退しているとはいえ漢族の流れをくむ中原の覇者、かつて繁栄した宋は侮れない、遼は積極的に南征を進めたが失敗している、国力がなければ敗北する、と話す。粘没喝と斡離不の意見が違い、太宗は後日改めて話し合うことにする。
今日の軍議にいなかった四男・兀朮を呼んでくるよう、太宗は粘没喝に命じる。
太宗に呼ばれた兀朮は、武器も使わずに狩った雄鹿の頭を献上する。満足した太宗は「遼を滅ぼした今、次の標的は宋だが、粘没喝と斡離不の意見が対立しておる。お前の考えを聞きたい」と話す。「凡庸な者しかいない今こそ攻撃の好機です」と答える兀朮。太宗は「だが万一、我々が敗北すれば宋に食い潰されることになるぞ」と言う。兀朮は「ご安心を。恐らく宋は燕雲十六州を奪還すれば満足します。口実を作って攻め込み、宋の実力を探っては?」と返す。うなずく太宗。
自分の館に孝娥を連れてきた韓肖胄は「もし嫌でなければ、今日からこの韓府を実家とするがよい」と言う。私には娘がいない、養女となれば実の娘のように大切にしよう、と。感謝した孝娥は、韓肖胄のことを「義父上」と呼ぶ。
そんな中、張超と楊再興の脅迫状が飛んでくる。
岳飛は守備を固めることにし、劉将軍に援軍を要請するよう王貴に頼む。
夜道に馬を走らせる王貴。王貴はその途中、3人の男に襲われる。しかし顔を隠した男に助けられ、感謝をしながら劉将軍の元へ向かうことができる。
岳飛、王貴、張用、岳翔の4人は兄弟の契りを交わしていた。その時、朝廷の力となり、民を助けることを誓った4人。
王貴が到着すると、そこには軍に入る約束をした牛皐が。岳飛が昼錦堂で抗戦中と聞いた劉将軍は、楊再興が猛将だと知っていた。「2千騎の軍を率い、私と共に昼錦堂へ急行せよ」と牛皐と王貴に命じる劉将軍。
昼錦堂。男たちは尻込むが、孝娥は「力を合せれば勝てるはずよ」と剣を持つ。そんな孝娥の剣を「ここは男に任せろ」と止め、皆に決して城を出ないように言うと、馬に乗った岳飛は1人で門を出ていく。
「貴様が俺に勝てば二度と手出ししない」と言う楊再興。岳飛は「もし負ければ、昼錦堂を守るため命を差し出そう」と返す。そして槍の岳飛と矛の楊再興の1対1の戦いが始まる。
ーつづくー
徽宗が自分の息子なのに趙構の名を覚えていないのが切ない(o´д`o)=3
山賊たち…また卑怯な( ̄▼ ̄|||)
李孝娥、男より肝が据わっている!!
止めた時の岳飛もカッコよかったし(*´艸`*)
張用は間に挟まれて困った状況に…。
どうして張用がこうなってしまったのかも気になります…。
岳飛と楊再興の槍と矛の戦いもカッコいいー(´艸`●)
この後、どうなるのか楽しみ。
でも月曜日までおあずけだぁぁぁぁぁぁぁぁ(;д;)
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早く録画を見ないと、絶対に置いてかれるのでちゃんと今週末には見る予定です。
長いドラマであらすじを書くのは大変だと思いますが、ちゃんと高麗人参と塩入のお茶を用意しておもてなしをしますのでこれからもよろしくお願いしますね(笑)
いつの時代も戦う男はかっこいいですね~
相変わらず岳飛の華麗なる戦いが素敵すぎて。孝娥さんの岳飛を見る目が(^^)
ウジュ登場!と思ったら狼人間?ワイルドすぎです。びっくりぽん!
あと、不思議に思ったのが、岳飛の武器。普通の槍?王貴は大きなの持っているし、背中にも大きな刀背負ってだけど。王貴は親に勝手もらったのかな?それとも普通の武器じゃないと岳飛手加減できないのかな?
正義感があって強くて優しくて・・・うささん、岳飛かっこいいですねぇ。
漢は「おとこ」と言ってましたが、そういえば巨漢って言うものね。
ぷりむらさんも書いてみえるように
そんな岳飛に孝娥さんが2度も♡目で見つめてましたね。
李孝娥=竇イ房は知ってましたが
蔡京、どこかで見たお顔と思ったら祖挺でした。
牛皐もなんだか張飛に似てるなあと思ったらやっぱりその人でした。
未だに中国ドラマの初心者の私にとって
顔なじみの俳優さんが増えていくのは嬉しいです。
今夜はお茶会に参加できそうで楽しみです。
それにしても岳飛は強いし、自信家だし、戦略家だし言うことないですねー
槍と、矛の戦いも…ほこっていう武器は 初めて見たような気がします。色々教えていただいてありがとうございます
楽しみです。
孝娥は落ち着き先が見つかって本当によかったです。
1話の時に岳飛と孝娥の立ち回りに驚いたのですが、
ラストの感じですと、
孝娥は武術の心得もあるのでしょうね。
お国のドロドロが進んでいますが、
楊再興との一戦が私も気になります!
第9皇子だろうと母の身分が低かろうと・・・それはないでしょう~!と言いたかったです。
けど趙構の奥さんは、気品があって美人さんで、気立ても良さそうだったのが良かったです(#^.^#)
牛皐は三国志の張飛の方ですが、こちらでも似たようなキャラクターかな!?と、今後が楽しみですね。
そして孝娥も、落着き先がみつかってひとまず安心ですし、すでに岳飛に好感を抱いていそうですね。
きっと運命の出会いだったのかなぁ~と。
timeさんがおっしゃるように、武術の心得が多少なりともあるのでしょうか??
金のほうは、どうも苦手な雰囲気の強面男性陣たちです。
ウジュが鹿をしとめたシーンはすごかった!
どうやって息の根を止めたの?噛み殺した?
ラストの楊再興、岳飛に引けを取らないくらいかっこいいかも!