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中国時代劇「傾城の雪」第12話 あらすじ

2014年10月07日 21時47分07秒 | 傾城の雪(中)

父に拉致をされたか聞かれた嘉沅は、素直にさらわれたことを認める。江学文は杭敬亭夫妻や景風に「この結婚を破談にしよう」と言い帰そうとするが、嘉沅はなぜ破談にするのか分からず皆を呼び止める。「男の子を江家の養子にする約束は?」と嘉沅が聞くと「今、男の子が生まれたとしても、一体誰の子やら」と言う敬亭の妻・白玉琴。怒った学文は敬亭に絶交を宣言する。

嘉沅は破談にしてもいいが、理由を聞かせてほしいと敬亭たちに言う。私は手ごめになんてされていないと。それを聞いた白玉琴は、だったら体を調べるようにと言う。景風の前まで来た嘉沅は「1つだけ教えて。体を調べるとなれば蘇州中の噂になるけど、耐えられる?」と聞く。返事に困った景風だったが「答えて」と嘉沅に強く言われ「受け止める」と言う。


嘉沅のことで徐恨は徐雷に怒っていた。「嘉沅は純潔だ」と言う徐恨に、男に拉致され、襲われていてもおかしくないと言う徐雷。徐恨は自分たちに口を出す権利はないと主張するが、徐雷は世話になっている杭殿には何事も包み隠さず報告する義務があると言う。言い訳だと思い「父さんが旅から戻ると江家は必ず災難に遭う。なじみの桑農家との取り引きを中止させただろ」と言う徐恨。今回は嘉沅の結婚まで破談にしたと。しかし破談は嘉沅の自業自得、さらわれたのは目立ちすぎたから、同情の余地もないと徐雷は言う。


検査が終わり、嘉沅の操が守られていたことが証明される。
江邸から嬉しそうに出て来た敬亭夫妻と景風。集まって来ていた町の人たちに「婚儀にはぜひとも参加してくれ」と敬亭は話すが、後から出て来た嘉沅は疑いは晴れたが結婚はしないと告げる。
屋敷の中へ戻った嘉沅をお前は正しいと抱き締める学文。


杭邸に戻った白玉琴は、理由もなく破談を告げられ、大恥をかいたと敬亭に話す。景風は検査に同意した時点で破談を決心していたと悟っていた。


雨の降る中、傘をさしながら池を見ていた嘉沅に、びしょ濡れの景風が声をかけてくる。黙って行こうとする嘉沅の腕を引く景風。その手を振り払い「あなたには失望したわ。傷ものなら捨てたんでしょ」と嘉沅が言うと「どんな結果でも受け止めると言った」と景風は返す。だけど迷いがあった、即答ではなかったと言う嘉沅。18年の絆をあなたが断ち切ったのだと。そして「あなたには迷うことなく私を信じてほしかった。おじ様たちと一緒に疑いの目を向けたのよ」と嘉沅は言う。

私が間違ってた、と景風は許しを請い、嘉沅を抱き締め「やり直そう」と言う。そんな景風を振り払い「無理よ。一瞬迷ったあなたの瞳を忘れられない」と言うと嘉沅は行ってしまう。


景風は風邪をこじらせ体が弱り寝込んでしまう。熱にうなされながら「嘉沅、許してくれ」と言う景風。見兼ねた敬亭と白玉琴は江家を訪ね、結婚は破談になったが昔のよしみで嘉沅に景風を見舞ってほしいと学文に頼む。学文は江福を呼び、嘉沅を杭家に送るよう命じるが、嘉沅はすでにお見舞いに向かった後だった。


杭邸。嘉沅が見舞いに来てくれ喜ぶ景風。食事もせず弱々しい景風を見て、嘉沅は許すことにする。

まかないの食事を食べていた徐恨は、嘉沅が来て景風が食事をすると知る。そこに景珍が来る。
「私はあなたのことを友達だと思ってるわ」と言った景珍は、私を嫌いなんでしょ?でも忠告させて、嘉沅はあなたを愛してはくれないわよ、旅の間、あなたが世話してくれたことも忘れてる、と徐恨に話す。


夜。嘉沅は学文に景風を放っておけないと言う。しかし手の平を返した杭家の態度にも失望していると。嘉沅の話を聞いた学文は、両家の関係の修復にも時間が必要、結婚はほとぼりが冷めてからだと言う。


後日。訪ねてきた敬亭に、嘉沅と景風の結婚話は破談にはしない、龍袍が完成したら話し合おうと言う学文。
帰り際、敬亭は白殿から婚儀の知らせが届いたか学文に聞く。学文は「ああ」と答え、祝いの品の話をするが、敬亭は「お前は忙しい。私が出席する」と言う。


白常喜と李明娟の婚儀の日。
敬亭夫妻は景珍を連れ、たくさんの祝いの品を贈る。喜んだ白常喜だったが、学文が来ないことには不満を抱いていた。その時、嘉沅が祝いの品を持って来る。

嘉沅の持ってきた祝いの品は、子孫繁栄の願いを込めた学文の刺繍だった。平静を装いながら「ありがとう」と言うが、宦官に子孫繁栄の願いを話す嘉沅に、白常喜の怒りも頂点に達する。

帰り道。大勢の前で太監に子孫繁栄とはやり過ぎだと言う佩芸。しかし嘉沅は「恥をかかせるのが目的だもの」と返す。明娟にとってはとんだ災難、気の毒で仕方ないと。学敏からも重臣を怒らせるなと忠告されていたため、ただでは済まない、やりすぎるといつか自分の身に返ってくると佩芸は心配するが、嘉沅は「望むところよ。やられたらやり返すわ」と強気で言う。


花嫁衣装を着て寝台に座っていた明娟の元に白常喜が来る。嘉沅が親友なのか白常喜が聞くと、うなずく明娟。優しく話しかけていた白常喜は、明娟の返事を聞いたとたん「親友だと?」と声を荒げ明娟の頬を殴りつける。さらに子孫繁栄が明娟の企みで、自分が恥をかくように仕向けたと暴力をふるう白常喜。


嘉沅が白常喜に贈った祝いの品は、学文が嘉沅のために縫ったものだった。それを知った佩芸は「旦那様に迷惑がかかります」と言う。しかし、たいしたことじゃないから心配はいらないと笑う嘉沅。


嘉沅は景風と一緒にたくさんの贈り物を持ち、白邸まで明娟に会いに行く。しかし会うことも贈り物も受け取ってもらえなかった。
結婚した途端、明娟が冷たくなったと思う嘉沅。そんな嘉沅に景風は、女は嫁いだら夫に従うもの、大人になるようにと話す。「友達は必要ない?」と嘉沅が言うと「夫の友達がいる」と返す景風。
景風と話しているうちに、明娟が自分と会わないのは、白常喜が阻止しているからだと嘉沅は気づく。そして景風に「私は夫の言いなりにならないわ」と言う。


白常喜は明娟と嘉沅がいかがわしい関係だと疑っていた。皇宮の女官は男を知らず、女同士で色目を使い恋仲になっていると。心が汚れていると言う明娟をまた殴る白常喜。抵抗もできず、明娟は泣くしかない。


仕上った学文の龍袍を見た敬亭は、非の打ちどころはなく、もう陥れるのは無理だと徐雷に話す。しかし徐雷は諦めるつもりはなかった。

夜。徐雷が作った藍色の染料を持って出掛けようとした所に徐恨が来てしまう。残っていた染料を見て徐恨は問い詰めるが「お前は何も知らなくていい」とだけ言うと徐雷は行ってしまう。


龍袍を自らの手で箱に収める学文。その様子を顔を隠した男が窓の外から見ていた。

翌日。江家から運ばれていく龍袍の入った箱を学文は見送る。


ーつづくー


疑われた嘉沅が破談にする気持ちははすごく分かる。
一番信じてほしい人だものね。
そして、それでも放っておけないという気持ちも分かる…。

嘉沅が白常喜を怒らせてしまったのは軽率だったよねヾ(・ω・`;)ノ
明娟もそのせいで殴られてしまって…。
学文も恨まれてしまいそう(o´д`o)=3

徐雷が絶対に龍袍に何かしている!!
あぁぁ、龍袍についても学文が心配。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (Unknown)
2014-10-20 01:14:32
雨の中に投げ捨てられた傘、明らかに、明の時代にはないように思える。
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こんにちは(^-^)/ (Apple)
2014-10-08 15:47:12
嘉沅、やっぱりやり過ぎだと思う!
白殿の事、明娟が可愛いそう(;_;)
お父さんもお母さんも、江家の人々に何も無ければ良いけれど…
明娟が嘉沅の事嫌いにならないで欲しいな~

景風には私もやっぱり信じて欲しかったよね!
破談って言った嘉沅の気持ちは凄く良くわかるね!!
杭家の人々も凄く嫌な感じ、両家あっちこっちと大変f^_^;)
景風もいい人なんだけど…板挟みになって可哀想でもあるんだけど…

龍袍、どうなってるかな?心配!!
徐恨が気がついていたような…何をするかまでは知らないかな……
助けてあげて欲しいな~

早く続きが見たいです!
うささんありがとうございます(^O^)/
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