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中国ドラマ「三千鴉(がらす)の恋歌」第1話 あらすじ

2020年12月03日 18時10分07秒 | 三千鴉の恋歌(中)

傅九雲(ふ・きゅううん)…ジェン・イェチョン(鄭業成)
燕燕(えんえん)…ジアン・イーイー(蒋依依)
左紫辰(さ・ししん)…リウ・イートン(劉怡潼)
玄珠(げんしゅ)…ワン・モンリー(王萌黎)
靂渊(れきえん)…ダイ・ユンファン(代云帆)
眉山(びざん)…リー・ルーチー



太鼓を打つ女子・燕燕(えんえん)の絵を見ながら「桃花 東風に落ちること 矢のごとし 旗を追い 太鼓を打つ 雪は波立ち 一面に散り乱れる 白骨 雪上に高く 自ら身命を捧げる 亡骸は野を履い 流れる血は川となる 恨みは積もり 山河に満ちる」と言う傅九雲(ふ・きゅううん)。その絵は師匠が残した絵だった。しかし千年眺めても傅九雲は理解できない。

絵の中では敵が燕燕たちに襲いかかっていた。一緒に見ていた眉山が「人間の殺し合いなど日常茶飯事だ」と言う。「昨日、人間界であの娘を見た」と返す傅九雲。千年かけてやっと見つけたと。


白紙仙術は驪国の皇室のみに伝わる秘術だった。皇女・燕燕は1年たつが、まだ習得できない。先生から仙鶴を10羽呼び出すまで外出禁止だと言われやってみるが失敗してしまう。「教え方は正しいのかしら」と怒り、燕燕は出て行く。


歩いていた燕燕の肩を叩く兄。兄は燕燕が叱られたとすぐに気づく。「玄珠(げんしゅ)が来ると聞いたからよ。いらついて仙鶴を呼び出せない」と言う燕燕。兄は金千両を出しても買えないという絵を見せる。燕燕はいい絵だと思うが、千両は言い過ぎだと言う。しかし、しばらくするとその絵が光り雪が降りだす。そして辺り一面が雪景色となり寒梅が咲き始める。舞ってきた花びらを燕燕が掴むと、景色が元に戻る。

その絵は公子斉(こうしせい/傅九雲)が描いたものだった。絵に驚くような仙術を施し見る者を夢中にさせ優れた才能を持っている。だが、一番得意なものが音楽で二番は色事、三番目が絵で仙術は四番目だと公子斉は言っていた。さらに自分に惚れない女はこの世にいないとまで言うと。それでも兄は「公子斉は確かに立派な人物だ」と話す。

「色事が二番だと言うなら一番の音楽はよほどの腕前ね」と言う燕燕。ところが兄は「作品に“東風桃花曲”があるが前半のみだ」と言う。前半を作ったあと天下にこの曲を舞える者はいないと感じたらしい、後半を作らないのはそれに値する者がいないからだと。傲慢だと思った燕燕は自分が踊り手になることを決め、後半を完成させるよう兄に伝えさせる。
 

兄は皇室の対面を保つよう言い聞かせ、燕燕を叔母と玄珠に会わせる。しかし玄珠と嫌味を言いあい、すぐにその場を後にする燕燕。「お送りして」と母に言われ、玄珠は後を追う。

部屋を出た燕燕は、一緒に歩いていた玄珠に「汗でも拭いて」と手巾を差し出す。手巾には“辰”という刺繍がされていた。奪うように取ろうとする玄珠に「紫辰(ししん)は私のものよ」と燕燕が言う。そんな中、病の父の命で秋華夫人と玄珠に挨拶するため左紫辰が歩いて来る。


天原国が次々と周辺国を併合し、驪国を狙っているのは明らかだった。妖魔を崇め、妖術を使う天原国。皇帝に左相国なら良策があるかもしれないと皇后は言うが、年老いて病もあるため左相国は辞官したいと上奏していた。


燕燕は公子斉の“東風桃花曲”完全版曲譜を兄から受け取る。

左府。父の皇帝がお忍びで左相国と会っている間、どうやって琵琶を奏でるか分からないと燕燕は左紫辰に相談する。背で弾くのだ、と言う紫辰。しかし“東風桃花曲”は華やかで勢いのある曲だが、後半は死の気配が溢れていると紫辰は言う。母の誕生日は慶事なため困ってしまう燕燕。紫辰は「ならば書き換えよう」と言う。


皇帝や燕燕が帰ったあと、左相国は皇后陛下の誕生日に自分の代わりに行くよう紫辰に告げる。


燕燕は侍女の阿満(あまん)に「紫辰は私を娶るかしら」と聞く。もちろんです、と返す阿満。

夜。燕燕が寝ていると傅九雲が来る。目を覚ました燕燕はぼんやりした頭でそんな傅九雲を目にする。燕燕の手に“女人の男装は見苦しいことよ”という文を公子斉の名で残していなくなる傅九雲。読んだ燕燕は急いで外に出ると「私が勝つわよ」と叫ぶ。


皇后の誕生日。
左相国は術を使って驪国の防衛図を離れた場所にいる天原国に見せていた。


傅九雲は眉山と皇后の誕生日の宴に潜り込む。燕燕は見事に踊るが、書き換えられた傅九雲は気に入らない。燕燕が踊り終わり、席を立つ傅九雲。
帰り際、燕燕の先生でもある眉山の師兄が待っていた。「公子斉殿、皇女はまだ年若い。ここまででよいでしょう。仙人のあなたが俗世間に関わるべきではない。お引き取りを」と言う眉山の師兄。

傅九雲は燕燕の運命を知っていた。眉山の師兄は「気づかぬうちに悪縁を結ばぬように。天に逆らい再び関わるならば、あなたも災難を避けられませんぞ」と傅九雲に言う。傅九雲は絵を渡すように頼み、今後は近づかないと言って去っていく。


燕燕が目を覚ますと、机の上に門の前で見つけたという絵と“負けを認める”という公子斉の書き置きが置かれていた。
巻かれていた絵を開くと花びらが舞う。


紫辰に絵を渡すため、1人で皇宮を出る燕燕。寺に行くために馬車に乗っていた紫辰と街ですれ違うが、互いに気づかない。


左相国が妖術を使うと天原国の兵が現れる。

紫辰に会うため塀を乗り越えようとする燕燕。その時、屋敷から天原国の兵と左相国が出てくる。


ーつづくー


オンライン中のハオメイが出演ということで楽しみにしていました(*´艸`*)
ドキドキしながら1話目を見ましたよー。

左紫辰はいい人そうなのに…。
父の左相国は驪国を裏切っているのねヾ(・ω・`;)ノ
紫辰は燕燕と仲がよさそうだけど、父のことを知ったらどうするんだろう?

燕燕のことを千年かけてやっと見つけたと言った傅九雲。
千年前に何があったの?

眉山と傅九雲のやりとりも面白い(⁎˃ᴗ˂⁎)

最後は気になるところでつづく。
早く2話目が見たい!!
燕燕は左相国に見つからないといいんだけど。
でも、傅九雲が見守っていたから大丈夫かな?



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