白素貞(はく・そてい)…ジュー・ジンイー 白蛇の妖怪
許仙(きょ・せん)…アラン・ユー 医者
法海(ほうかい)…ペイ・ズーティエン 僧侶
小青(しょうせい)…シャオイェン 青蛇の妖怪
「妖狐の誘惑」
帰り際「明日、待っている」と素貞に言う許仙。その時、景松が「安心してくれ。私たちは必ず行く」と言う。素貞は深窓の令嬢で本来は出歩いたりせぬ、両親は娘の保護を私に託し世を去った、共に参るのは私の務めだがお気に召さぬか?と。許仙は「白さんの兄上同然の方ならば、当然、歓迎します」と言う。再び雨が降り出し、素貞は傘を許仙に渡す。
翌日。李家の前で如意と会う素貞。素貞が祝宴に呼ばれていると知り如意は気に入らない。
許仙は何度も世話になった素貞は賓客だと如意に話し、素貞にも如意が済世堂のお嬢さんだと紹介する。
如意は父の大事にしていた高級霊芝を贈り物として許仙に渡す。訪問の際は贈り物を渡すのが人間の掟だと思った素貞は、術を使って出した医術書を贈る。わが家に伝わる古い医術書だと。貴重な品だと喜んだ許仙は、秘伝の医術を惜しげもなく贈る素貞が特別な人だと思う。
素貞の顔を見た李は、刺繍店で救ってくれた神仙にそっくりだと言う。「確かにあの日、刺繍店に来ていたね」と言う許仙。素貞はお店に行った時は全て解決していたとごまかす。
食事の席に着き、小青からこの地での酒席の習わしはどんどん飲むこと、状況に応じ酒を勧める詩で花を添えてもいい、と聞いていた素貞は、1人ずつにあてた詩を詠みながらたくさんの酒を飲み皆を驚かせる。
李は配下たちとの宴席があるため出かける。
許仙の姉・姣容は素貞に許仙の蔵書の虫干しを手伝ってほしいと頼む。素貞が光栄だと引き受けると、如意も家で医学書を整理していると言って手伝おうとする。しかし、お父様に渡す物があると如意を連れて行く姣容。景松も小青に引き止められ、虫干しは素貞と許仙の2人だけですることに。
姣容は上掛け作りを教えると如意に言う。あなたに家事を教えるようお父様に頼まれたと。
苦労して人から譲ってもらった本を素貞が見つけ、偶然、素貞の手に触れてしまう許仙。素貞も探していた書だったため2人で見ることにする。
大変な作業をしたくない如意は腹痛になったふりをし、許仙と素貞の様子を見に行く。
許仙の作った九連環を解いてしまう素貞。臨安で自分以外は解けないと思っていた許仙は驚く。「あなたも私の問題を解いた」と素貞が言い、やはり、あれは素貞の出したなぞなぞだったと分かる許仙。
素貞はあの時のちょうちんがあることに気づく。許仙は祭りのあと素貞を捜したが、どこにもいなかったと話す。でも、このちょうちんを見つけた、持ち帰った時は壊れてたけど僕が修理したと。
「普通のちょうちんだけど、あなたの謎々は特別ね」と言う素貞。許仙は「君も特別だ。今年の元宵節ほど満たされたことはない。なぜなら好敵手に出会えた」と言う。素貞は「知己でもあるわ」と返す。そこに如意が来る。
体調を崩し、素貞に診察を頼みたいと言う如意。女子の病だから診てほしいと。
如意の脈を診た素貞は問題ないと言う。そんな素貞に許仙が許嫁だと思わせる如意。
傷ついた素貞は「少し酔ったようなので失礼します」と許仙たちに言い李家を出て行く。
1人にしてほしいと小青たちに言う素貞。景松は変身し気づかれないよう素貞の後を追う。小青も青蛇に変身するが、法海に捕まってしまう。
景松に気づき、素貞は出て来るように言う。何があったか景松が尋ね、素貞は「これが観音様の教えなの?人間に未練を持つなと?」と聞く。「そうだ。人間の繁栄は花のようにすぐしぼむ。峨眉山に帰ろう。百年でも千年でも私たちは一緒だ」と答える景松。素貞はうなずくと「分かったわ」と言う。
今すぐ帰ろうと言う景松に、風に乗って来たから今度は人間界の景色を楽しみながら帰りたいと言う素貞。
酔仙楼。配下たちと酒を飲んでいた李は、王にからまれていた君心楼の名妓で音曲の名手・可心を助ける。
夜。王の前に可心が現れる。
そろそろお開きにしようとしていた李と配下たちは「人が死んでる」と言う声が聞こえ急いで向かう。
妖術を使った小青を捕まえた法海だったが、禅杖が動かないため妖怪払いをしない。そんな中、動き出した禅杖が飛んで行き法海は後を追う。
残された小青は帰ることに。
全身が干からびて死んでいたのは王だった。体に傷が1つもないのに心の臓がえぐられ血も流れていない。李が奇妙だと思っていると駆けて来た配下が「悪鬼から離れたいと客が騒いでいます」と伝えに来る。悪鬼などいないと言う李。李は犯人がまだ酔仙楼にいると考え、全ての出口を封鎖し、1人も帰さないよう命じる。
素貞が突然帰ってしまい、何を怒っているのか悩む許仙。そこに姣容が来る。まだ帰ってこない李を姣容は心配していた。許仙は様子を見に酔仙楼へ行くことにする。
李が酔仙楼を封鎖したと分かった県令の梁俊。自分の管轄地で勝手なまねをされたら地元有力者に恨まれると思い、客を解放させるため酔仙楼に向かう。
酔仙楼へ行った許仙は殺人事件があったことを知る。呪いだと言うなら犯人を捜す手があると、李の配下に耳を貸すように言う許仙。
ーつづくー
今回の白邸の使用人は小青の子分だった(≧▽≦)
しかも2人は女の姿だったし。
子分たちはどうしたんだろうって思っていたけど、小青と一緒に白邸にいたのね(*´艸`*)
如意がひどい(。>ㅿ<。)
許嫁だと誤解させただけじゃなく、許仙が素貞に同情しているだけだと思わせるなんて。
せっかく許仙といい雰囲気だったのに…。
心の臓がえぐられていたうえ、干からびていた死体(✽ ゚д゚ ✽)
そんなあり得ない状況なのに、李は人間の仕業だと思うの!?
妖怪事件もあったのに…(;´д`)ノ
そして許仙は李の配下に何を言ったんだろう?
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許仙のお姉さんも応援しているのに。。。
先週のお茶会で話題になっていましたが、
如意も意地悪で、ちょっと悪知恵も働く感じでしょうか。
小青と法海も何だか面白い関係ですね。
心臓がえぐられているといえば、
以前ご一緒に視聴した画皮を思い出しました。。。