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中国ドラマ「風中の縁」第18話 あらすじ

2015年09月10日 07時52分37秒 | 風中の縁(中)

「運命で結ばれた愛」


【登場人物】
莘月 …狼に育てられた娘
衛無忌 …皇帝の妃の甥
九爺 …医学の知識も高い御曹司
石謹言 …九爺(莫循)の側近
胡偉立 …羯族の王



ハヤブサが空を飛ぶ中、落ち込む莘月に水を渡す衛無忌。莘月は自分が後押ししなければ李誠はまだ生きていたと自分を責めていた。衛無忌は莘月の肩に手をやり、だが、いつかは出陣してた、もう一度選べるとしても李誠は祖国を守るために戦うはずだ、と言う。
莘月はハヤブサを始末しないと合黎山まで行けないと考える。ここは敵の領内、これ以上足踏みすれば全滅してしまうと。

籠の中にいる小淘と小謙に「ごめんね、危険な任務を頼むわ。ハヤブサを低空へおびき寄せてちょうだい。できるだけ速く飛ぶのよ」と語りかける莘月。莘月は衛無忌に弓を用意させると、2羽を空へと放つ。
衛無忌は見事にハヤブサを射ることができるが、同時にハヤブサに攻撃された小謙が死んでしまう。

動かなくなった小謙を前に涙を流す莘月。駆け寄った衛無忌は「すまない。もう見るんじゃない」と莘月の涙を拭う。その手を振り払い、衛無忌の胸を両手で押すと「全部あなたのせいよ。なんで私を無理やり従軍させたの」と莘月は怒りをぶつける。「思う存分、私をなじれ」と言った衛無忌は、薬を染み込ませた布を興奮している莘月の口元にあて眠らせる。
「必ず敵を討ってやる」と言う衛無忌。


荷馬車で衛無忌のひざを枕にしていた莘月が目を覚ます。体を起こし「ここはどこ?」と莘月が聞くと「小月氏の地を過ぎ、じきに合黎山だ」と衛無忌が答える。「さっき、私…」と言う莘月に、興奮していたから薬を使って眠らせた、許してくれ、と話す衛無忌。莘月が顔を背けた時、狼の遠吠えが聞こえてくる。「“兄さん”では?行ってこい」と衛無忌が言い、莘月は荷馬車から降りる。


遠吠えで呼ぶと、兄さんが仲間と共に莘月の元へ駆けて来る。後から莘月を追いかけてきた衛無忌は「君は狼と過ごすといい」と莘月に剣を渡し、狼の兄さんに「莘月を頼みます」と言うと軍に戻る。


羯族との戦いが始まって数日経っていた。
兄さんには家族ができ、もう自分と一緒にいてくれないと感じる莘月。ふと莘月は衛無忌の無事が気になり出す。心配になった莘月は、馬に乗り衛無忌の元へと向かう。


莘月が来たことに気づき、嬉しそうに馬から降りる衛無忌。衛無忌は「私が心配だったのか?」と言って、莘月を抱き締める。やめて、と言って衛無忌を自分から放す莘月。衛無忌は快勝したことを莘月に伝える。


夜。衛無忌から砂漠の馬乳酒を渡され、莘月は一口飲む。浮かない顔をしている莘月に「どうした?」と聞く衛無忌。莘月は、戦が終われば平和が訪れるかもしれない、でも死体を見てやるせなくなった、と答える。南朝にも羯族にも思い入れのある莘月を理解しながらも、祖国を守るために戦うしかないと衛無忌は言う。そなに話をしていると、酒を持った趙猛山が来る。

これは莘さんに捧げる酒、ハヤブサに立ち向かう鳩など私は見たことがない、あれは唯一無二の鳩だった、屈辱したことをお許しください、と器を差し出す趙猛山。しかし怒っている莘月は見ることもしない。莘月が許す気になれないとわかり、趙猛山は先に3杯飲み干す。それでも許してくれないと感じ、趙猛山はその場を去ろうとする。そんな趙猛山を呼び止め、趙猛山の持っていた酒を飲む莘月。衛無忌は「莘さんに感謝しろ。実は酒に弱く、すぐに酔ってしまう。普段は飲まない」と言う。


衛無忌と一緒に幕営に戻った莘月は、酒が回りふらつきながら座り込む。何も入っていない鳩籠を触り、悲しそうに「九爺様には拒絶された。小謙と小淘は、もういない。李誠も死んだ。兄さんには新しい家族がいる。私はひとりぼっちね」と涙を流す莘月。それを聞いた衛無忌は「馬鹿な。君は独りじゃない、私がいる」と言って水を渡し、手巾で莘月の涙を拭く。その衛無忌の手をにぎりながら「どうして私に優しくするの?」と莘月は聞く。「気づいてるはずだ。私は君を妻にしたいと思っている」と言う衛無忌。

莘月が近くにある酒に手を伸ばす。衛無忌は一口飲ませるが、もう一口飲もうとする莘月を止め「まだ飲むなら質問に答えてくれ」と言う。「私を好きか?」と聞く衛無忌。莘月は「分からないわ」と答える。衛無忌は「では…苦しむ私を気にかけたたことは?今日、私の身を案じたか?」と言う。莘月はうなずき「いまだに槐花を見ると胸が苦しくなる。あなたが心配で急いでここに駆けつけたの」と返す。衛無忌は「では私を好きなのだ」と言って衛無忌も酒を飲む。

立ち上がった莘月は、寝台へ行き座る。「我々の出会いは月牙泉」と言いながら衛無忌も立ち、莘月に近づきながら、別れる時、振り返った君は赤い顔をしていた、なぜだと思う?それに歌舞坊でも私の席を準備していただろう、落ち込む君を私が元気づけたように、不機嫌な私を君が笑わせてくれた、私が文官の陰口に悩んでいたのを君は私の袖を引っ張り理屈を並べ立てた、私を諌めつつ笑わせてくれた、君は七首を使って私をからかったが、父親の話になると急いで話題を変えた、私の気持ちを紛らわせるためだ、と話す。そして莘月の前に腰を下ろすと「私は出遅れた。わずか1歩の差だ」と衛無忌は言う。

莘月は衛無忌から酒を取ると、馬乳酒は久しぶりだと話す。幼い頃にこっそり飲んだけどまずかった、大人になった今も苦手だと。でもこの酒、父さんの香りなの、と言って莘月は酒を飲む。
「群れには戻るな、私の妻に」と言う衛無忌。莘月が笑い、莫循(九爺)はいい男だ、才知に長けているし気品もある、滅多にいない好漢だ、私も負けない、君を必ず大切にする、いとおしむと誓う、と衛無忌は言う。今、君の目の前にいるのは、この私だと。

衛無忌は莘月の涙を手で拭い、額、鼻、唇に口づけをする。そのまま体を倒し、一夜を共にする2人。


早朝、目の覚めた莘月は、事の重大さに気づき幕営を抜け出す。沢へ行った莘月が顔に水をかけていると、兄さんが隣に来る。兄さんを抱き締め「どうしよう、どうすればいいの」と言う莘月。そこに衛無忌が。
「すまない。昨晩は…」と言う衛無忌。莘月は「謝らないで。間違いがあったならお互いさまよ。私も拒まなかった」と言う。

「結婚しよう。妻になれ」と言う衛無忌。兄さんを見た莘月は、すっきりした顔で「いいわよ」と答える。衛無忌は「今、何と?」と聞き返す。衛無忌の顔を見ながら「私、莘月は衛無忌に嫁ぐわ」と言う莘月。嬉しい衛無忌は、莘月に口づけをする。「もう一回、言ってくれ」と衛無忌が言い、莘月は大声で「莘月は衛無忌に嫁ぐわ」と叫ぶ。


顔を隠すために羯族の着物を来た莘月と衛無忌は、莘月の父の墓へ行く。しかし、そこには胡偉立が先に来ていた。莘月と衛無忌は、陰から様子をうかがうことに。
衛無忌に大敗したと墓前で話す胡偉立を見て“衛無忌は今や羯族の最大の敵なのね”と思う莘月。胡偉立は諦められないと話した後、別の墓の前へ行く。その墓を手で触れながら、胡偉立は逃げて行く瑾瑜(莘月)を思い返す。

胡偉立が立ち去り、莘月は父に衛無忌を連れてきたことを話す。もう1つの墓が誰の墓か聞く衛無忌に、自分の墓だと言う莘月。衛無忌は建安で莘月が抱きついたのは生存を隠すためだったと気づく。

涙を流しながら「父と建安に戻るはずだったの。残念だわ」と莘月が言う。戻れたのは私だけだと。そんな莘月に「1人で戻ってきたが、婿を見つけただろ」と言って、衛無忌は莘月の頬に口づけをする。「墓前でなんてことするの」と莘月は言い、ふざけ合う2人。笑顔になった莘月に「それでこそ君だ」と衛無忌は言う。
父の言うとおりね、憎しみを捨て去り前へ進めば幸福を手に入れられる、と言う莘月。


莘月と衛無忌が町へ行き食事をしていると、羯族の男と南朝人が言い争いを始める。さらに、そこに胡偉立と冒雲珠が来てしまう。
言い争いをしていた2人は腕比べをすると言い出し、羯族の男は立会人を胡偉立に頼む。そして南朝人の男は衛無忌に立会人を頼んで来る。
衛無忌と一緒にいる顔を隠している女が莘月だと分かる冒雲珠。そして胡偉立の方は、衛無忌が建安で会ったことのある男だと気づく。「再会するとは奇遇だ」と胡偉立は衛無忌に言う。


ーつづくー


小淘と小謙が!!!
・・・・・・・・・・・・_(:3」∠)_
小謙は亡くなってしまったけど、小淘がよく分からなくて…。
逃げたということなのかな?それともやっぱり亡くなってしまったのかな?
でも…たとえ逃げたとしても砂漠で鳩が生きていくのは難しいよね(;д;)

久しぶりに兄さんが出て来た(*´ー`*)
兄さん大好きだから嬉しい♪
しかも家族まで出来てて(*´艸`*)

莘月と衛無忌がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!ヽ(@ω@;)ノ
…でも莘月の中では衛無忌の存在はどんどん大きくなっていたはず。はず。はず。
嫁ぐ事を決めた莘月はスッキリした顔をしていたし、衛無忌もすごく嬉しそう。
衛無忌ならきっと莘月を大切にしてくれると思う。

最後、面倒な事に巻き込まれそうで心配ヾ(・ω・`;)ノ


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5 コメント

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物申す! (長恭四姉)
2015-09-10 23:24:39
うささん、こんばんは!

18話、この流れにめまいをおこした長恭四姉です。
え、本当にこんな事で結婚を決めていいの?
後悔はしないの?
九爺の事は?

彼女に聞きたい事は山の様にあり、この回は本当につらかった(爆)
あのスイッチを切り替えたようなシンゲツの態度に違和感ありありで、それ以降彼女に対して優しい言葉をかける事が出来ません(いまでもね)

決して衛無忌が悪い訳じゃないのは分かっていますがあそこはぐっと我慢して欲しかったです。

結婚を決めたのは決断なのか投げやりなのか・・・

考えさせらえる回でした
返信する
想い通じる (time)
2015-09-22 16:31:20
この回は、无忌の想いがやっと受け入れられましたね。
個人的には、この无忌の、月兒を思いやりながら
月兒に伝えようとする真っ直ぐさが本当にすごいと思いました。
どこかの回で言っていましたが、
後れを取っても追い続ければ得られるという
自分の信じるところを貫く、
无忌の人生哲学らしいので、
自分を信じ、タイミングが合うところまで粘って成就しましたように思います。

そして、狼兄がうまく、
月兒が気付かない月兒気持ちに気付かせてくれた気もします。
ちゃんとお父さんにも報告して
二人の中では固まってよかったです。

月兒の羯族衣装もよかったですけれど、
エディの普段着風?衣装もよくお似合いでした^^
返信する
この回だったのね (naa)
2016-03-11 19:05:01
兄さんと過ごすことで李誠たちを失った悲しみを癒せるかと思いましたがかえって孤独を感じてしまったようですね(TT)

で、衛無忌が気になって戻ってきたら~!
衛無忌と結ばれた…!
ドラマ見始めてからどこかで酔った勢いでこうなるってのは知ってしまってたけどこの回だったのね…

衛無忌の想いはもうずっと見てきたし、シン月も気づいてたよね。結果的に拒絶しなかったのならお酒入ってこうなるのもありかな、とは思うんですけどね…
結婚を一気に決めたのはちょっと待て、ではないかと…
九爺はもういいの?
もし九爺が自分が間違ってたと思ってると知った時、後悔しない?
何も言わなかった衛無忌を恨んだりしない?

今の時点でシン月は九爺の事情は分からないから思ってくれる衛無忌を選ぶのもありだと思うけどせめてもう少し考えてから返事してほしかったな…

待ち続けてやっと報われた衛無忌には幸せになってほしいから…

最後、今度は胡偉立が!冒雲珠はシン月に気づいてるようだけど大丈夫かな…


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結果オーライ (ねこ)
2016-03-20 17:50:34
衛無忌の押しの一手にとうとう二人は・・・♡
シン月の変わりようの早いこと!
結果オーライでいいけどね。

私も小淘の行方が気になりました。
小淘と小謙を失ったことでかえって九爺と決別できたのかも。
狼兄さんに「衛無忌なら幸せになれるぜ。俺も家族ができて幸せだぜ。」とか言われたのか。
狼兄さん、しゃべれたらよかったのに。
返信する
現在、再配信中! (time)
2017-04-02 20:48:13
昨日お茶会でお話が出た「風中の縁」、
この回あたりが新しい転換期ですよね。

何度見ても、无忌の努力が本当に報われて
ここまで粘れるからこそ、戦での結果も残せるのでしょうね。

九爺は再考に心配していると思います。
月児とは結果としては機会を逃してしまいましたが、
その美しさと優しい心はこれからも変わらないと思うので、九爺も応援しないとですね!

このドラマも、BSで放送してほしいです。
ストーリーだけでなく、衣装等もそうですし、
「瑯琊榜」がらみで胡歌さんについてお話もできますし、
皆さんとまた楽しめるはず!とおもっています。
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