ファン・ジャンチェン …巨城百貨店の社長
チェン・ユーシー …ルオハンと顔が瓜二つ
リャン・ルオハン …ジャンチェンの婚約者だった。亡くなっている
ウェイリエン …ジャンチェンの友人。巨城百貨店の業務執行取締役
ボーイエン …ユーシーの彼氏
フェイフェイ ジャンチェンの妹
ユーアン …ユーシーの弟
シャオリン …ユーシーの友達
ユーシー母は、若い頃の病気が原因で子供を産めなくなっていた。私も夫も子供が大好きで2人を引き取ったが、毎日、実の親が連れ戻しに来たらどうしようと不安で仕方ない、とジャンチェンに話すユーシー母。ユーシー母は「もし、あの子たちの実の親が見つかったら、まず私に知らせて」と涙を流しながら頼む。自分の口で真実を伝えたいと。「分かりました」と言うジャンチェン。
ユーシー母が帰り、ジャンチェンはルオハンの墓に向かって「俺は間違っていたのか」と言う。
ジャンチェンはウェイリエンに「ルオハンとユーシーがそんなに似てるか」と聞く。ああ、と答えたウェイリエンは、人の話を聞くよりも自分の目で確かめろ、お前の名を角膜移植の待機リストに乗せたと話す。ジャンチェンはウェイリエンの肩に手を置き「感謝する。考えさせてくれ」と言う。
幼いユーシーとユーアン、そして自分の3人が写った写真を見つめていたユーシー母は「いつかは打ち明けないと。でも、もう少しこのままで」と願う。
ジャンチェンの家にジャンチェンの両親が訪ねてくる。最近、寒くなり、ジャンチェンの体調を心配する両親。ユーシーは「ご安心ください。風邪など引かせません」と言う。両親はユーシーを気に入りジャンチェンの恋人になって欲しいと考えるが、それに気づいたユーシーは「私には恋人がいるんです」と話す。
夜。ユーシーはジャンチェンに呼び鈴を渡す。壁がなくても私を呼べる、これを押してくれたら、どこからでも駆けつけると言うユーシー。
ユーシーがキッチンにいる時、早々、呼び鈴が鳴る。すぐにジャンチェンの部屋へ行くと、ジャンチェンはシャワーを浴びてる最中だった。驚いて目を隠すユーシー。しかし、いけないと思いつつ何度もジャンチェンの裸を見てしまう。
ユーシーは呼び鈴がなぜ鳴ったのか分からなかったが、ジャンチェンが外した時計が、たまたま呼び鈴のボタンを押してしまっただけだった。
教会の告解室へ来たフェイフェイは、相手がユーアンだと気づかないまま、最近、兄さんの元に女ギツネが現れた、パパは気に入り兄さんとくっつけようとしてる、ママまで反対しようとしない、あの女をやっつけてと話す。あの女を兄さんから離したい、でないと兄さんと付き合えないと。そんなフェイフェイが頭をぶつけてしまい、大丈夫ですか?と言うユーアン。その言葉でフェイフェイは、アレルギーの時、助けてくれたユーアンを思い出す。
フェイフェイの返事がないことを心配し、ユーアンが顔を出す。その顔を見てしまうフェイフェイ。
相手がユーアンだったと分かり「あなたの前で裸にされたみたい」と怒ってフェイフェイは教会から出ていく。
ユーシー母がジャンチェンを夕食に誘い、ユーシーとジャンチェンは偶然来たウェイリエンも連れて飛天谷へ行くことにする。
唯一の交通手段であるロープウェーに乗りながら、看護学校にいる時のあだ名が"シンデレラ"だったと話すユーシー。ロープウェーは夜10時が最終、乗り遅れたら駅で始発まで待つしかないと。
ユーシーの実家に着くと、シャオリンが来ていた。ユーシーの友人なら信用できる、構わない、と言うジャンチェン。ユーシーはシャオリンを自分の部屋へ連れて行き、社長のジャンチェンは目が見えないと話す。秘密だと。
ユーシーはシャオリンがウェイリエンを意識していると分かり、2人きりで買い物に行かせる。
ジャンチェンの手が冷たいことに気づくユーシー。
ユーシーがカイロを持って来ると、ジャンチェンは軒下にいた。ジャンチェンにカイロを握らせたユーシーは、手足が冷たい人はすぐ感激するんだって、簡単に人を愛さないけど、もし愛したらとても一途なの、それにとても繊細で心が優しいんだって、そっけないように見えるけど、それは相手への気遣いであって無関心を装ってるだけ、と聞いた話をする。当たってると思うと。「手足か冷たいのが、まるでいいことのようだ」と言うジャンチェン。ユーシーは「そう、いいことよ。思いやりのある人っていう証しだわ」と言う。そんな話をしていると雪が降り始める。
ユーシーはジャンチェンの手を取り「感じてみて」と舞落ちてくる雪に触れさせる。
「よかった。また2人が会えた」と嬉しそうにユーシーが言う。「会えた?」とジャンチェンが聞くと、飛天谷には美しくて悲しい伝説がある、昔々のこと、ある恋人同士が親に反対され仲を引き裂かれた、別れる前に出会って恋をした飛天谷へ2人はやって来た、別れのつらさを嘆き合った時、空から雪が降って来た、娘は手のひらに雪を受け、若者に次に飛天谷に雪が降った時、必ず若者に会うためその場所へ戻ると約束をした、だからこの真っ白な雪は約束の証しになったと話すユーシー。
それから?と言うジャンチェン。ユーシーは、若者は一生待ち続けた、でも雪は降らなかった、彼がこの世を去る頃になって、やっと飛天谷に雪が降ってきた、そして娘は約束を守った、飛天谷へ来て2人は再会することができた、と言う。それが飛天谷の伝説で、雪が降ると飛天谷の人は娘が恋人の元に戻ったと思うのよと。
ユーシーは2人が再会した場所へジャンチェンを連れて行く。そこには高い木があった。その木の下が再会しようと誓った場所だと話すユーシー。
ユーシーは、若者は確かに愛する人と再会できたが、やっぱりこの伝説は悲しい話だと思う、若者は別れてからずっと恋人を失った悲しみを引きずってきた、家族や友人からの愛情もそっちのけにして多くの喜びや幸せを失ってきたと言う。それを聞いたジャンチェンは「若者のせいじゃない。失ったつらさは他人には分からない。若者が失ったのは恋人だけじゃない、彼は1つの世界を失った」と言い、木に触れる。そして「きっと彼の時間は、そこで止ったんだ。希望が見えない、進む方向も分からない、だから仕方なく暗闇の中にいたんだ」と言うジャンチェン。
「そうかしら」と言ったユーシーは、もし若者がその手を差し出せば多くの人が暗闇から助け出そうとしてくれたはず、母さんが言った、失った人のことより、今、近くにいる人のほうがもっと大切で心を向ける必要があると、同じようにつらいし、それ以上に苦しいわ、と話す。そして、どんなに寒くても愛が温めてくれる、どんなに暗くても愛が照らしてくれる、でも一番大切なのは、あなたが両手を広げて愛してくれる人を抱き締めることよ、と言うユーシー。周囲の人だけじゃ、あなたの世界は変えられない、だけど悲しみを少しでも乗り越えたら、幸せに近づけると思う、どうするかはあなたが決めることだと。
ーつづくー
ジャンチェンがルオハンのお墓に向かって「俺は間違っていたのか」と言ったことで救われた気持ち(;_;)
ジャンチェンたちのしたことで、ユーシー母は養子だと話さなくてはいけなくなったんだものね。本当なら話さなくてもいい相手(ジャンチェンたち)に。
でも、ユーシー母がジャンチェンたちを悪く思っていなくて良かった(*´ー`*)
以前だったら角膜移植の話しをしただけでジャンチェンは怒っていたかも…。
ユーシーのおかげで、少しずつ前へ進めているような気がする(*´ー`*人)
笑うことも増えたはず。
それにしてもユーシーはジャンチェンの裸を見過ぎ!!(≧∇≦)ノ彡
まさかあんなに見るなんて。
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