路招揺(ろしょうよう) 役…バイ・ルー
厲塵瀾/墨青 (れいじんらん/ぼくせい) 役…シュー・カイ
琴芷嫣(きんしえん) 役…シアオ・イエン
姜武(きょうぶ) 役…ダイ・シュー
洛明軒(らくめいけん) 役…リウ・ユーチアオ
「不死鳥、羽ばたく」
洛明軒に驚く林子豫に、手を組む気なら裏切りは許さぬ、金仙の復活は宗門の機密だ、絶対に口外するな、と言う遅天明。遅天明は金仙に六合天一剣を献上すれば、できる限りの見返りを与えると話す。例えばどんな?と林子豫が洛明軒に聞く。洛明軒は、路招揺と厲塵瀾を殺してやろう、と答える。少し考えてから六合天一剣を差し出し、約束よ、と言う林子豫。もちろんだと言って洛明軒は六合天一剣を受け取ろうとする。林子豫は、できるだけ早い方がいいわ、と念を押すと剣を手から離し部屋を出て行く。
各門派の門主を呼べ、万路門を倒す策を相談しよう、と遅天明に言う洛明軒。
部屋に戻って来た林子豫に、六合天一剣は?、と小艾が聞く。まさか…と小艾が言うと、宗門にいる限りこうするしかないと言う林子豫。林子豫はじきに万路門は面倒なことになる、路招揺と厲塵瀾の命は長くないと話す。
顧晗光の墓前で、私がお前を虛宗門に行かせたせいだ、と自分を責める司馬容。厲塵瀾は、悪いのはこの私だ、と言う。千錦はどうしたの?、と招揺が安思に聞く。安思は厨房で蒸し菓子を作っているか主の部屋で黙って茶を飲んでおられるかだと答える。厲塵瀾が、呼んでこい、晗光との最後の別れだ、と言う。
いつも碁を打っていた場所で蒸し菓子を見つめる沈千錦。前の席に顧晗光が座り微笑んでいるが消えてしまう。
部屋の前から、南山主を送りましょう、という安思の声がする。今、行くわ、と返した沈千錦は、泣きながら蒸し菓子を食べる。
沈千錦は持って来た蒸し菓子を墓前に置く。蒸し菓子を作ったわ、気に入るはずよ、と涙を流す沈千錦。招揺は、待っていて、必ず敵は討つ、と顧晗光に言う。
清波殿。黒い気の出ていた厲塵瀾を心配し、これからは困るわね、と言う招揺。ふっと笑った厲塵瀾は、晗光がいれば“面倒ばかりかける”とまた怒らせるところだ、と言う。招揺が、晗光と千錦は結局一緒になれなかった、天は人の運命を弄んで入るわね、と話す。俺たちのに運命は好きにはさせない、と言う厲塵瀾。招揺が、心魔を除く方法は必ず見つかるわ、と言い厲塵瀾は、そうとも、と返す。
清蓉が沈千錦に会いに来る。虛宗門の件を話し合うため宗門大会を開くと知らせがありました、顧晗光殿も虛宗門で亡くなったとか、何か手がかりは?、と言う清蓉。何もないと沈千錦は答える。清蓉が力を全て犠牲にしたことを後悔しているか聞く。いいえ、と沈千錦が答え、清蓉は帰って行く。
“千錦には時として動悸あれど、平素に明らかな異常は見られず”と顧晗光の書き留めを抱きしめ涙を流す沈千錦。沈千錦の肩を抱きながら泣いていた顧晗光は、すっと消えてしまう。
虛宗門の門徒の骸から死因が分かったか招揺が司馬容に聞く。命を吸い尽くす手法は姜武のようにも見えるが…、と司馬容が話したところで、姜武じゃない、と言う招揺。司馬容はうなずき、私もそう思う、と言う。姜武なら門派を滅ぼせば名乗りを上げる、と。招揺は内紛の可能性も考えるが、虛宗門は争いを好まず晗光は江河の師弟だ、牢に入れさせたのは恐らく他の者だ、晗光を殺した者と虛宗門を滅ぼした者は同一人物だろう、と言う司馬容。
厲塵瀾から黒い気が出て入ることに気づき招揺が駆け寄る。心配ない、最近は心魔も落ち着いている、抑える方法を身につけた、と言う厲塵瀾。厲塵瀾は顧晗光が死んだ理由を調べている司馬容に、禁術を発見したか?、と聞く。司馬容は、調べてみよう、と言って清波殿から出て行く。さらに、腹がすいた、と厲塵瀾が言い、招揺も料理を作るため清波殿を出る。1人になると心魔を抑えきれない厲塵瀾の目が赤くなり、幻の小鳥を握りつぶす。
遅天明から呼ばれた錦繍公子、唐韻、雄天は洛明軒と会う。驚く3人。
計略の相談で呼ばれたとすぐに分かった錦繍公子は、万路門をいかに倒すおつもりで?、と尋ねる。腕を疑って入ると感じた洛明軒は、いかにすれば私の実力を信じてもらえる?、と聞く。虛宗門を滅ぼしたのは姜武です、金仙が姜武を倒してくださるなら万路門討伐の際は天璇門も共に戦いましょう、と言う錦繍公子。よかろう、決まりだ、と洛明軒は言う。
封魔山。洞窟でかつて厲塵瀾が封印されていた場所を見つけた姜武。その事が分かった姜武は、厲塵瀾、ここをお前の墓場にしてやる、とつぶやく。
沈千錦を気晴らしに誘おうと思っていた琴芷嫣と路十七は、顧晗光の墓前で碁を打つ沈千錦を見る。邪魔をしないよう2人は声をかけずに離れる。
招揺は最近、沈千錦に会ったか琴芷嫣に聞く。琴芷嫣は毎日、南山主の墓前で碁を打って入ると答える。心配ならなぜ会いに行かないの?と琴芷嫣が言う。合わせる顔がない、晗光は墨青の薬のために死んだのよ、と言う招揺。
清波殿に文のついた黒い鳥が飛んでくる。文は姜武からで、厲塵瀾、明日、封魔山で決着をつけよう、勝った者が路招揺を手に入れるのだ、と書かれていた。文を燃やす厲塵瀾を見た招揺が何を燃やしたのか聞く。暗羅衛の密書だ、と答える厲塵瀾。鳳山で林子豫を見かけたそうだと。
門内の執務を琴芷嫣に任せた招揺は、治療に専念するよう話す。
招揺が誘い、厲塵瀾と2人で月見へ行く。一対で作り飛ばした蝶を目で追う招揺。厲塵瀾は招揺を強く抱きしめ、俺のものだ、誰にも渡さぬ、と思う。
封魔山。姜武が待っていると厲塵瀾が来る。戦い始めてすぐに、いい所へ行こう、と姜武が厲塵瀾を洞窟へ連れて行く。お前が封印された場所だ、苦痛を思い出せ、と言う姜武。頭を押さえて苦しみだした厲塵瀾は、以前と同じように太い鎖で繋がれてしまう。
万鈞剣がなく、招揺は厲塵瀾が出かけたと分かる。焦る招揺に司馬容が、塵瀾が君に話したくないことはないか?、と聞く。考えた招揺は、命を償えるのは命によってのみ、これからお前たちへの貸しは1つ1つ返してもらうぞ、と言っていた姜武や文を燃やしていた厲塵瀾のことを思い出す。はっとした招揺は、姜武に会いに行ったのよ、と言う。
封魔山。図に乗るな、と姜武に言う洛明軒。ここは俺の縄張りだぞ、俺が図に乗るのはいいがお前は許さんと、姜武は言い返すと洛明軒を黒い気で縛り負傷した小毅を連れてその場を後にする。
外に出ると小毅に、逃げろ、と言う姜武。小毅は一緒に逃げようと言うが、姜武は1人で行かせる。
追いかけて来た洛明軒の持っている六合天一剣を見て、路招揺がその剣を持つと美しいが、お前が持つと女々しく見えるな、と姜武が言う。試してみろ、と剣先を姜武に向ける洛明軒。
厲塵瀾は、お前があがくほど拘束は強まる、おとなしく待て、いいな、とぼんやりとしか思い出せない父に言われたことを思い出す。
姜武と洛明軒が戦い始める。
歩いていた招揺は錦繍公子を見かける。背後から錦繍公子の首をつかむ招揺。錦繍公子が、何者だ、と言い招揺が、私よ、何をしている、と返す。私が聞きたい、と錦繍公子が言う。
ーつづくー
皆、それぞれが顧晗光の死に負い目を感じてて…。
そして沈千錦を見ているのがつらい。
特に1人で泣きながら菓子を食べている姿が切なかった(;д;)
厲塵瀾たちと戦っている時は姜武ぅぅぅぅぅぅぅぅぅって思うのに、洛明軒と戦っていると姜武を応援したくなる不思議( ̄▼ ̄|||)
それだけ洛明軒が悪いやつと言うことなんだけど。
いつも正義感を振りかざしているけど、やってることは逆のことばかりだものね。
招揺は姜武と洛明軒の戦いを見るのかな?
そして、また封印されてしまった厲塵瀾はどうなるの!?
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