下山した盧綰や雍歯たちはある家で食料を奪っていた。それに気付いた老人が斬りかかってくる。もみ合っているうちに刀を持っていた尾生が倒れ、その上に倒れ込んだ老人が尾生の刀に刺さってしまう。そのまま動かなくなる老人。
老人を殺してしまった尾生は、兄貴に会わせる顔がない、殺してくれと盧綰に訴えるが、雍歯にも説得され皆で潜伏先へ戻る。
食料を持ち帰った仲間を歓迎する劉季(劉邦)。しかし、下山した仲間の様子がおかしいことに気付く。盧綰の陰に隠れていた尾生に理由を聞くと、尾生は人を殺してしまったことを告白。劉季は尾生も大事な仲間だが、掟なくしては統制が取れない、麓の人間を傷つければ役人には追われ、村人を敵に回せば生きる場所はないと尾生を許さない。
尾生は刀を持ち、皆から離れると自ら命を絶つ。劉季は尾生が手本のなってくれた、お前達はこれからも掟を守るようにと仲間に告げる。
胡亥は扶蘇を死なせたくはなかったが、趙高は扶蘇様がおられては皇帝の座が危うくなると話す。
始皇帝の死を隠し巡幸を続けていた胡亥たちの元へ、扶蘇の自害と蒙恬将軍が護送されたという知らせが届く。「これでようやく皇帝陛下にお休みいただけます」と言う趙高。
項羽と項梁、項庄たちは食事もできないほど貧しい暮らしをしていた。焼餅を項梁が持ち帰るが、着ていた外套がないことに項羽は気付く。それでも項家は代々貴族の家柄、金のために力仕事をするなど恥だと言う項梁。いかなる時でも己の身分を忘れてはいけないと。
夜になり項伯が帰って来る。「例の郡守に会う事が出来ました。兄上を深く尊敬している様子でした。兄上の項梁という名を出すと、我々を家に受け入れると約束しました」と話す項伯。その郡守と親しい付き合いをしていないと項梁は躊躇するが、項伯はまずは落ち着く場所を確保しなければ今後の策も立てられないと言う。考えた末、項梁は世話になる事を決める。
秦の二世皇帝にはなった胡亥は、よき物を食べ、飲んで、遊びたいと趙高に話す。陛下は宮殿に常に要る必要はない、法に詳しい官吏を1人か2人迎え、側に仕えさせて必要な時に裁定を下せばいいと言う趙高。誰もが見慣れたものならば、神秘性も価値も失ってしまう、陛下は普段めったにお姿を見せないほうがいいと。趙高の言うとおりにする胡亥。
扶蘇の娘・晨曦と子嬰は父が皇位を継ぐはずだったが、趙高と李斯が遺詔を改ざんしたと知っていた。いつか敵を射つ時まで、恨み言は1つも語らず、じっと身を潜めようと子嬰は言う。
趙高は遺詔を捏造したと疑っている始皇帝の皇子や皇女たちを殺すべきだと胡亥に話す。反逆者の名簿の中には晨曦と子嬰の名はなかった。胡亥は「そなたにまかせる」と趙高に言う。
胡亥は阿房宮(始皇帝が建築を始めた大宮殿)の建設を急がせていた。しかし民衆の負担が多くなり、今の情勢では続けられないと思った李斯は、胡亥に阿房宮の建設を延期するよう陳述する。胡亥は激怒し、それを聞き入れない。
何でも趙高に相談をする胡亥は、趙高を郎中令(宮門警護を担当した官職)に任じる。今後、自分の命令は趙高に伝え、謁見の許可も趙高が下すようにと。そこに拝謁したい公子高が来たと胡亥に知らせが。
ーつづくー
絶対に掟を守らせる劉邦は厳しいですね(;_;)
劉季の言いたい事も分かるけど、やっぱり複雑…。
扶蘇は自害してしまったのね(;△;)
そして皇帝となった胡亥は、皇帝の器なんてないから趙高に言われるがまま。
趙高もしめしめだよね(o´д`o)=3
項羽も再び登場。
お世話になった先で、また生活も変わるかな?
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胡亥と趙高は想定内なのですが、
李斯が気の毒な展開に。。。
項羽たちも次の身寄りが見つかったようですが、
身分と言うしがらみがあるので仕方ないのでしょうが、
項羽も項荘ももう少し落ち着いてほしいですね。
久々登場の晨曦と子嬰。
しばらく鳴りをひそめるようですが、
今後はどんなふうに絡むのでしょうか。
ちょっと楽しみです♪
3話で寝てしまったのですが、その後次々と登場人物が増えて、頭の中は雑然としてますが、それぞれ丁寧に描かれてていて、今後どんな活躍をしていくか楽しみです。
このドラマ、始皇帝を始め登場人物がすごく人間味あふれる?人間臭く描かれてるなーと
始皇帝・・・もっと威厳ある姿も見たかった。
行幸の御車の中で揺られてる時が眠れるなんて
、最後もさびしい限りでした。
胡亥と趙高・・・(-_-;) なんだかこの二人○○カップル、趙高は腹黒過ぎます。始皇帝そばに置いてて見抜けなかったのかな
項羽・・・両家のお坊ちゃまですね。真直ぐなところ、二人の叔父様たちから守られてますよね。
劉季・・・みんなから慕われて、自分の力でどんどん未来が変わっていきますね。
今後も楽しみですが、戦が多いと・・・挫折しないようにうささんや、みなさまについて行けたらと
故郷の馬にはお金を惜しまず払っていた項羽は、お金持ちだとみてきてましたが、食べるものにも困っていたのですね、、、
貴族は力仕事をしないのはこの時代ですでにそうなんですね。普通に食べているようで礼儀正しいと家主に見抜かれてますね。
劉希は、故意で老人を殺したのではないという仲間たちの言葉を無視したんですね。ルールは必要だけど情のある人と思ってたのに、、
フソが、なくなってしまいました、、秦の未来は暗いです。
それぞれ苦労してますね、
続きが楽しみです、