三つ数える、来なければそなたの姉が死ぬぞ、と高湛に言う婁昭君。首に剣をつきつけられた長公主は「湛、来ては駄目よ。私は死んでもよい。母上の仇を討ってちょうだい」と叫ぶ。婁昭君は殺すよう命じ、婁昭が長公主を斬る。「姉上!」と叫ぶ湛。
隣にいた貞は超公主の元へ行くと、湛がきっと助けに来ると励ます。しかし長公主は「長公主と呼ばないで。姉上と…。どうか湛の側に…いてあげて。寂しい思いをさせ…ないで」と言うと亡くなってしまう。「姉上、姉上」と涙を流す貞。
次は陸貞の番だと言う婁昭君。婁昭君は貞に短剣を向けさせながら「高湛。そなたが投降するまで陸貞を刺し続ける。たとえ数十回刺しても死にはすまい。それが嫌なら己の腕を切れ」と言う。
陸貞が左目を刺されそうになった時、沈嘉彦の放った矢が短剣にあたり、婁昭の手から離れる。陸貞は自分が持っていた短剣で婁昭を刺し、城門の上に立つ。そして「湛、縁があるなら来世で会いましょう」と言うと城門から飛び降りてしまう。高湛は急いで盾を投げ、盾に体があたった陸貞は、その弾みでワラの屋根へ。すぐに高湛は駆けて行く。
婁昭君が矢を放つように命じ、城門から兵も出て来る。沈嘉彦も「かかれ」と声を上げ、戦いが始まる。
高湛たち兵に押され、婁昭君は沈碧を連れ逃げ出し、反乱軍も撤退する。
重傷を負ってしまった貞。見舞いにきた演は、謀反を起こした婁氏を捕らえるように命じる。もう母とは思わん、と。
侍医院では貞を治す事ができないと分かり、演は報賞金を出し、名医を募ることに。
何人かの医師が陸貞を診る。そして霊薬の雪蟾を使えば、効く望みが3割ほどあるということが分かる。しかしその薬を使えば、生涯子供を生む事ができなくなると医師は言う。しかし湛は陸貞の命を救うことを選択する。蕭喚雲は早まらないように言うが「まだ見ぬ子供よりも貞の方が大切だ」と言う湛。貞が死ねば、私の生きる意味もないと。
湛は自らの手で雪蟾を貞に飲ませる。
陸貞の意識が戻る。湛は子を生めなくなったことを貞には内密にしてほしいと演と喚雲に頼む。かまわないが、夫婦になれば貞が気づくだろうと言う演。それでも湛は今知るよりはよいはずだと言う。子が欲しければ養子をとることも考えられる、皇后が二人以上男の子を生んだら、一人を私の後継ぎにと。
政からも身を引くつもりでいることを湛は話す。そんな湛に、陸貞の父は威烈将軍の陸謙で母は薛瑾だと教える蕭喚雲。暗殺された陸謙が父親だと知り演も驚く。陸謙には年の離れた弟がいた。陸謙の死後、陳国に亡命していた陸尚書に貞を描いた肖像画と持っていた九鸞釵を送った喚雲。姪に間違いないと陸尚書も認め、こちらに向かっていると喚雲は言う。
回復した陸貞は陸尚書と会う。血の繋がった叔父と会え、貞は喜ぶ。
長公主が亡くなり、喪が明けるまで婚礼は延期するしかないと思う湛と貞。しかし側で聞いていた琉璃が「庶民の間の習わしに従ってみてはいかがでしょう?」と言う。婚約したどちらかの身内が亡くなった場合、三七日の法要までならば婚礼を行なっても礼節や信心に欠けるとはみなされないと。湛は陸貞の手を取り「三七日の法要までは五日ある。正妃の身分は与えられぬが、それでもよいか」と聞く。貞は「もちろんよ」と答え、二人は抱き合う。
湛と貞は親しい人だけを呼び、内輪だけの婚礼を挙げる。床入りの儀で「約束する。君のことを公にできる時がきたら盛大な式を挙げる」と言う湛。貞は笑顔でうなずき「旦那様にまかせるわ」と言う。
魏を制圧するため、湛は出征しなくてはいけなくなる。貞は皇后に聞いた梁の習わしで、夫が出征する時、妻が結ぶ相思結を手首に着け湛を見送ることに。切れなければ夫は早く帰れるという願いが込められているものだった。「必ず帰る」と湛は貞に言う。
皇太后は魏の国主に取り引きを持ちかける。食糧と引き換えに三万の兵を借りたいと言う皇太后。
蕭喚雲は急にお腹が痛くなり、出血する。命に別状はないが、体力が落ちているため、しばらく安静にしている必要があると侍医は言う。
蕭喚雲は鳳印を陸貞に預かってほしいと頼む。王璇よりも官位が高く、今は他の妃もいない、陸貞が最も適任だと。陸貞は断り切れずに受け取る。
戦っていた高湛は、魏に捕らえられてしまう。
目が覚めた湛の前に現れたのは沈碧だった。皇太后は魏から兵を借り鄴に帰ったが、魏の国主から望まれた沈碧には残るように命じていた。沈嘉彦が撫州を攻めていると聞いた湛は、ここが撫州の城外だと知る。
湛は逃がしてほしいと碧に頼む。碧は「正妃にして」と要求するが、出征する前に貞を妻にしたことを湛が話すと「ならば取り引きはできないわ」と言い、碧は行ってしまう。
貞は琉璃から湛の行方が分からなくなっていることを聞く。急いで昭陽殿へ向かう貞。
沈嘉彦が殿下の救出を試みていると大臣が演に報告する。何としても湛を救出したい演は、身代金として使う十万両を陸貞に用意するように言う。さらに演は四万の兵を前線に送る事にする。
動揺しながらも貞は気丈に振る舞う。演は貞の側まで行き「かような時はいっそ泣いた方がよい」と言う。しかし陸貞は「泣きません。湛はきっと無事でいます。相思結は切れていません。だから湛は帰ってきます」と手首を見せる。
演が四万の兵を送ったため、鄴城には一万の兵しかいなくなる。そこを狙い、反乱軍が攻めて来る。
反乱兵が宮殿に迫っていると、演と喚雲に知らせに来る王璇。敵の首領は魏と結託した皇太后だと。
ーつづくー
長公主が亡くなってしまいました(;_;)
ずっとイライラさせられていた人だけど、最後は陸貞のことも認めてくれて…。
これから陸貞と仲良くなれたと思うと本当に残念です。
それから丹娘が無事でよかった。
陸貞が城門から飛び降りた後、丹娘がどうなったかすごく心配だったの(;△;)
陸貞は助かったけど代わりに子供が…(0д0∥)
いつか陸貞も知る事になると思うと切ないです。
そして、こちらもあちら(蘭陵王)も婚礼の日でした~(*´ω`*)
陸貞もすごく綺麗でしたね。
大切な人ばかりを呼んだ婚礼も、とても素敵(*´ー`*人)
が、幸せだったのもつかの間。
高湛は魏に捕まってしまいましたよぉぉぉぉぉ。
そして沈碧は…Σ(T▽T;)
皇太后がひどすぎる。
最後は反乱軍が鄴城に…。
どうなってしまうの!?
お腹に子供がいる蕭喚雲もすごく心配。
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お裾分けの幸せにあやかれそうな気になりました。
相思結、このまま切れないでほしいですね。
喚雲とお腹の子が心配ですし、
碧も。。。
どうなるのでしょう?
貞の妹も呼ばれていて良かった。
だけど、また、戦にでて、碧にであってのあの展開には、絶句、、、。
高湛は、捕虜で敵につかまり縛られても、ついたて1枚しかないのに、、。碧でなくて貞なら飛び出していたのでしょうが、複雑な場面でした。
素敵だったな~「旦那様に任せる」の言葉を聞いた湛の顔ーーーーー(≧∇≦)
好きです!(≧∇≦)
お姫様抱っこに、キスキスキス(≧∇≦)
こちらは、大胆で(≧∇≦)嫌いじゃないです~(≧∇≦)
長公主が亡くなりました( ; ; )貞を認めてくれてよかった~
貞も叔父様に会えてよかったけれど~父母に合わせてあげたかった~
父には会えると思っていました~もっと重大な何かが隠されていると思っていました…
良家の娘って事だったんだよね(*^^*)私には関係が難しかった(^_^;)
貞、子供が…( ; ; )きっと知ることになるよね( ; ; )
うん、まだ見ぬ我が子より、陸貞の方が大事~そうだと思いました…
湛には辛いけれど~
碧は落ちぶれましたね~でも何びっくりーーーーー湛を助けながら自分も復活する事を今なお考えているとは…
碧は凄い~
もう~どうなるの!
うささん、いつもありがとうございます(*^^*)