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中国ドラマ「永遠の桃花~三生三世~」第14話 あらすじ

2018年11月07日 19時32分07秒 | 永遠の桃花~三生三世~(中)

【登場人物】
白浅(はくせん)/司音(しいん)…楊冪
墨淵(ぼくえん)…趙又廷
折顔(せつがん)…張智堯
離鏡(りけい)…张彬彬
擎蒼(けいそう)…連奕名
白真(はくしん)…于朦朧
東華帝君(とうかていくん)…高偉光
司命星君(しめいせいくん)…王骁
天君(てんくん)…蒋恺
央錯(ようさく)…牟鳳彬



「愛の誓い」


浴場にいた離鏡に臙脂が会いに来る。女たちを下げ、着替えた離鏡は、離怨を捜している臙脂に「7万年も経つ。もう諦めろ」と告げる。「父上はすでにおらず、離怨兄上も行方知れずに。諦めたら本当に何もなくなってしまう」と言う臙脂。離鏡は「俺がいるだろう」と言う。臙脂は「そうね、まだ離鏡兄上がいる。昔から誰より優しくしてもらってるわ。父上よりもね」と返す。

臙脂が「兄上、最近ずっと子供の頃のことを考えてたの。兄弟3人で楽しく過ごしてたわね。天族との戦がなかったら兄上たちはきっと…」と言いかけ「奴の話はするな」と止める離鏡。臙脂は「離怨兄上に会いたくないの?私たちは実の兄妹でしょう」と言う。離鏡が「実の兄妹?お前と奴は同腹の兄妹だが、俺は違う」と話す。離鏡の腕に手をやり、すがるように「兄上」と言う臙脂。離鏡は「よすんだ。お前が奴を慕おうと俺には関係ない。今生、俺にはお前だけしかいない」と言う。

離鏡をなだめると、臙脂は玉清崑崙扇を取り出し「人間界で、これを見つけたの」と話す。驚いた離鏡が玉清崑崙扇を手に取り「司音の神器では?どこで見つけた?司音に会ったのか?」と聞く。「司音さんには会ってない。中栄国で知り合った人間の娘が俊疾山で拾った物なの。と説明する臙脂。離鏡は“俊疾山を知ってる?人間界に来る時は必ず立ち寄るんだけど”と司音が言っていたのを思い出す。「なぜ思いつかなかったんだ」と離鏡はつぶやくように言うと、司音を捜すため浴場を飛び出して行く。


離鏡が浴場の外へ出ると、玄女に頬を叩かれた宮女が離鏡に助けを求めて来る。「私を見てもひざまずかなかった。罰は当然よ」と言う玄女。離鏡は「浴場には来るなと言っただろう」と玄女に言う。王妃という己の身分を忘れるな、と。玄女は「私は翼王の正室ですが、この7万年冷遇され、いまだに子をなせず面目は丸潰れです」と言い返す。「子のことは縁に任せよう」と歩き出す離鏡。玄女は離鏡の腕をつかんで引き留めようとするが、離鏡は「大事な務めがある。おとなしくしていろ」と言う。

玄女は「また人間界へ?」と尋ねる。離鏡が「俺がやることに口を出すな」と言うと、玄女は崑崙虚でのことを話そうとする。止めた離鏡に「司音が姿を消して7万年も経つのですよ。なぜ今もなお執着を?」と聞く玄女。離鏡は「分をわきまえろ」と言って自分から玄女を離すと行ってしまう。その様子を見ていた臙脂は、玄女のもとへ行き、辛そうな玄女の手を握る。


離鏡は俊疾山の街へ行き、玉清崑崙扇を手に持ちながら司音を捜す。しかし雲集茶楼にも行くが、司音の姿はなかった。

俊疾山へ行った離鏡の前に夜華が現れる。夜華の顔を見て墨淵だと間違う離鏡。夜華は「私は天族の皇太子・夜華だ」と告げる。離鏡が拝謁し、夜華は私が金猊獣を退治したのち、天族はこの地への立ち入りを禁じた、と話す。知らなかった離鏡が謝ると「ここで捜しても無駄だ」と言う夜華。その玉清崑崙扇は崑崙虚の物だ、司音上仙を捜しているのでは?と。

「司音は今、どこに?」と離鏡が尋ねる。夜華は「7万年前、墨淵上神と共に隠棲したらしい」と言う。信じられない離鏡が立ち去ろうとすると、夜華が「待て」と呼び止める。「その扇子は崑崙虚の物だ。天族に返すべきでは?」と言う夜華。離鏡は玉清崑崙扇を夜華に渡し、その場を後にする。


夜華が家に戻って来ると、厨房から素素の声と咳き込みが聞こえる。「貴重なお米を無駄にしちゃった」と言う素素。夜華は「私の体が回復したら食べ物を探してこよう」と話す。素素は“早く治ってくれなきゃ、2人で飢え死にするわ”と思う。


夜、いつものように卓に突っ伏して寝ている素素を寝台へ運ぶ夜華。
夜中。夜華に抱きついたまま目を覚ました素素は「私ったら、なぜ寝床に?」と驚く。夜華は「自分で布団に入ったんだ。けが人の私には止められない」と言う。素素は夜華から離れようとするが、夜華が「そのままで」と言って止める。
しばらくして夜華が寝たと思った素素は、自身も再び眠りにつく。


白鳳九が花瓶に挿す桃の花を選んでいると、司命星君が声をかけてくる。「ばかにしてるんでしょ。太晨宮に入って以来、帝君の影さえ見てない。ここに来た目的すら忘れてしまったわ」と言う鳳九。司命星君が「帝君はあまり外出しないのです」と言うと、鳳九が「なぜ?天宮でのけ者にされてるの?」と聞く。笑った司命星君は、帝君はこの天宮で“四海八荒の大事以外には、一切、関心がない超然とした神仙だ”と評されていると言う。

「本当にそういう方?」と言う鳳九。司命星君は「ええ。ですから恩返しせずとも構わないのです。帝君は気にしていません」と話す。それでも「恩返しは必ずするわ」と言う鳳九のため、司命星君は鳳九の選んだ花を褒め、拝謁の機会を作ろうと考える。


花瓶に挿された桃の花を見る東華帝君。連宋が「美しい桃の花ですね」と言うと、司命星君が「それは新入りの宮女が選びました」と話す。「宮女?しかも新入りか」と言う連宋。司命星君が「もしや、その宮女に興味がおありで?」と尋ねると「もちろんだ」と連宋が答える。司命星君は、すぐに呼んで参ります、と出て行く。

しばらくして司命星君が鳳九を連れて来る。鳳九が拝謁し、目を向ける帝君。連宋が「立って、よく見せろ」と言う。言われたとおり立った鳳九は「何を見せろと?」と尋ねる。そこに「連宋殿下は、名うての女たらしよ。当然、あなたの顔が見たいの」と言いながら成玉元君が来る。「いかにも、その顔が見たいのだ。司命を虜にしたほどの美貌とやらをな」と言う連宋。

驚いた司命星君が「私がいつ、そんなことを」と言う。連宋が「言っただろう」と言い、司命星君は仕方なく「確かに申しました」と答える。東華帝君が「そなたらは、ここでひと芝居打とうと申し合わせていたのか?」と聞く。「どういう意味でしょうか」と言った成玉元君は「分かる?」と司命星君に尋ねる。目をつぶり「いいえ」とやっと答える司命星君。「連宋殿下は?」と成玉元君が聞くと、連宋は「分からん」と言う。

東華帝君はそれ以上何も言わず、部屋から出て行ってしまう。「せっかく帝君に会えたのに、姫君の貫禄を見せずしおらしくしてるなんて。やきもきするわ」と成玉元君は鳳九を叱る。司命星君が「元君の横やりでこたびの作戦が台無しになりました」と言う。そんな会話を聞き、宮女と2人が面識あると気づく連宋。そして連宋は宮女が白鳳九だと知り、青丘の姫だと分かる。

連宋は「帝君の宮殿に、その格好でいるのは…」と言う。「恩返しをするためです」と答える鳳九。連宋が「命を救われたのか?」と尋ね、鳳九は「なぜ、それを?」と驚く。連宋から恩返しの口実で帝君に近づいたと思われ「私は命の恩人である帝君に、報いたいだけです」と鳳九は必死で話す。助けられたのも嘘ではないと。連宋は「それなら1つ聞く。帝君を慕う気持ちはないのか?」と言う。


太晨宮を出ながら「司命、鳳九とはどう知り合った。実に面白い。帝君は厚意で助太刀したばかりに、情が何かも分からぬ乙女と関わり合うとは」と言う連宋。「私と鳳九様の縁は話せば長くなります。ただ、この件では元君もひと肌脱ぎましたね」と言う司命星君。連宋は「なぜ縁もない鳳九を助けた」と成玉元君に言う。成玉元君は「義侠心よ、悪い?」と返す。ひたむきな女子を放っておけなかったの、と。
成玉元君が行ってしまい、連宋は「司命よ、昔の女だけは怒らせてはならないぞ。たとえ縁が尽きても、生涯、遠慮せねばならない。さもないと軽蔑される」と言う。


夜華に粥を持ってきた素素は「じき、お米も尽きるわ」と言う。そして言いにくそうに「私1人で山に住み、蛇や鳥を飼うのは問題ないわ。でも、人間の世話をするのは、正直少し大変なの。半月分の果物と交換して得たお米も、あと数日で食べ終わる。家にはもう食糧がないの」と伝える素素。うなずいた夜華が「確かに、それは問題だ。このままでは冬を越せないな」と言う。「そうじゃないの」と言ってうつむくと、素素は「あなたの体はもう回復したようだし、そろそろここを離れては?」と話す。

夜華が「去れと?」と聞く。素素は「追い払う気はないわ。ただ私はあなたを世話し切れないの」と言う。「救ってもらった以上、そなたに恩を返す」と言う夜華。素素は見返りを期待して救ったわけじゃないと断るが、夜華は「そなたが期待していなくとも、恩は絶対に返す。私は恩知らずの人間ではない」と言う。「本当に恩返しする気なら、その身を捧げて」と言う素素。私は山に住んでて暮らしには困ってない、独りぼっちで寂しいだけなの、だから恩返しなら私のそばにいてほしい、と。

「分かった」と夜華は言う。そして、この身を捧げると約束する夜華。すぐに応じると思わなかった素素は「まだ何も準備してないわ」と戸惑う。夜華が「準備って?」と聞く。素素は「その身を捧げてくれるなら、まずは天地を拝んで誓いを立てるべきよ。私たちは夫婦になり、互いを裏切らないと。私には両親がいないけど、この儀式を省くのはよくないでしょう」と答える。「夫婦になりたいのか?」と言う夜華。素素は「そうよ」と返す。夜華は「夫婦の誓いなど初めてだ」と言う。

夜華は「簡素に済まそう。形式は二の次だ」と話す。「じゃあ、これから何をするの?」と聞く素素。夜華は素素に顔を近づけ「買い出しだ」と言う。部屋にある婚礼布団だけでは足りないだろうと。素素は「あれは婚礼布団じゃない」と言う。


天界。花嫁衣装に身を包んだ素錦に、侍女の辛奴(しんど)が「皇太子殿下を愛していらっしゃるのに、なぜ進んで天君に嫁ぐのですか。しかも天君はすでにお年ゆえ、寵愛は受けられないはず。大勢の天妃の中で素錦様は最もお若いうえ、最も権力がありません。命がくだされた翌日に慌ただしく居を移します。その花嫁衣装の他に、めでたさは少しも見受けられません」と話す。「天君に寵愛されないことが私の望みなの」と言う素錦。


街で買い物をした素錦と夜華は雲集茶楼で茶を飲む。「あの小屋しかない私を娶るなんて、私をだましてないわよね」と言う素素。夜華は「求婚したのはそなただ。もう後悔を?」と聞く。素素は「まさか、安心して」と言い、夜華が笑う。素素は「でも、こんなふうに夫婦になったら、家族に何て言う気?それともあなたも家族がいないの?」と言う。「それは、後で話す」と言う夜華。

街にいた司音を見た離鏡。離鏡は急いで追いかける。


花嫁衣装を着た素素は、寝台に座ると紅蓋頭をかぶる。「もしも性格が合わないことに気づいたら、どうする?夫婦になるのは早すぎるかも。ご両親に挨拶もしてない。息子が勝手に妻を娶ったと知れば怒るわよね」と心配する素素。素素は紅蓋頭を取ると「そういえば聞くのを忘れてた。あなたは独り身?奥さんはいないわよね」と聞く。夜華は素素の前に座り「私の家庭は複雑で、簡単には説明できない。でも忘れるな、今日からそなたは私の妻だ。決して裏切ったりしない」と言いながら手を握る。素素は夜華を信じる。


外に出た夜華と素素は、四海八荒の神々に、夫婦になり永遠に裏切らないことを誓う。
素素の紅蓋頭を取る夜華。

夜華と素素は寝台に座る。素素は、夫婦になったからには言っておくわね、私たちは東荒の地で誓いを立てたわ、生まれ変わっても私を裏切らないでね、今後は私のことだけを一途に愛して、もし裏切ったら…今日の誓いは全部反故にしてあなたを捨てるわ、と話す。夜華は「それでは私は喜んで他の女に走るぞ」と言う。「真面目な話よ」と言う素素。夜華は素素に目を閉じさせ口づけする。「絶対、裏切りはしない」と言い、再び口づけする夜華。


ーつづくー


鳳九と小芝居が可笑しくて可笑しくて(*´艸`*)
その中でも、困ってる司命星君が面白かった!!
これからは連宋も“恩返し”の手伝いをしてくれるのかな?
あ、成玉元君の女装(違う、違う)も綺麗♪

突然、素素が「その身を捧げて」って言うからびっくり(✽ ゚д゚ ✽)
その前は、そろそろここを離れたらって話していたのに。
素素も面白い(≧▽≦)

夜華と素素の結婚と、素錦と天君の結婚が同じ日(?)に!!
時の流れが違うから、同じ日とは言えないかもだけど。
でも明暗の分かれる結婚…。
そして嬉しそうな夜華を見ると、やっぱり私のニヤニヤが止まらない(๑>◡<๑)



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#ヤンミー #マークチャオ #三生三世十里桃花 #あらすじ




2 コメント

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早い展開にびっくり!良かった (Berry)
2018-11-09 03:27:33
苦肉の策は成功しましたね〜

だけど素素は、少し天然ぽくてそこが可愛いでふが、大人のお世話は大変から、その身を捧げて、、それはつまり、、きゃあ〜
このシーンは素素も恥ずかしそうで、みてるこちらも、えー!って恥ずかしかったー

そのまま夫婦にとなりましたが、大胆発言。
それで、気になって少し調べてみました。
素素は「不如以身相許」って言ったようですが、某ネット翻訳では、「あなたと一緒にいる方がよい」
ああ、これなら、夜華もすぐにいいよって返事できますよね。ね?
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桃の花と婚礼衣装 (time)
2019-07-03 03:00:34
桃の花はいろいろな人たちを取り持ちますね☆
鳳九たちを取り持とう?とする連宋たちも面白すぎます。
それは、確かに、芝居、茶番にしか見えない・・・
ですが(爆)

そして、玉清崑崙扇は戻るところに戻りました。
臙脂も離鏡も裏切らず、いい人たちでした。

離鏡は禁忌の地&シールドで気づけないのかもしれませんが、
そこでは、夜華と素素のそれぞれ希望が叶いました!
夜華の嬉しそうな笑顔に、素素の恥じらいが本当にかわいいですね!
お二人とも演技が本当にお上手です!
幸せな日々が長く続くといいですね。
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