「日本から来た青年」
シウシウの励ましで、インシオンはギターを持って宴席へ。しかし客から「チップをやるから出ていけ」と言われてしまう。その宴席はフォン姐さんが接待していた。フォン姐さんが「1曲くらい聴いてあげましょうよ」と客に言ってくれ、インシオンたちは歌えることになる。
シウシウがティエンツァイやアージョン先生、シャオホワを連れてインシオンの歌を聴きにくる。皆は宴席部屋へそっと入り、屏風の後ろへ。屏風からそっと顔を出すシウシウを見たインシオンは嬉しい。その様子をウー社長が見かける。
宴席から出て来たインシオンを褒めるティエンツァイたち。歌合戦の予選があるとインシオンが話すと、アージョン先生は「参加しなさい」と勧める。
料理の準備をするためにアージョン先生たちは行ってしまう。シウシウも仕事に戻ろうとするが、そんなシウシウを止め「君の笑顔を見たら緊張が吹っ飛んだ」と話すインシオン。インシオンはシウシウにお礼を言って、宴席に戻って行く。
嬉しそうなシウシウの前に、ウー社長が現れる。「来なさい」と言うウー社長。
ウー社長は「自由恋愛がダメだとは言わない。だがドライバーや流しの歌手が相手なら、絶対に認めない」とシウシウに告げる。美川閣の社長としての面目が潰れると。シウシウが流しのどこがダメなのか聞くと、ウー社長は「幼い頃から流しの連中を見てたはずだ。誰もが貧乏な生活をしていた。とにかくインシオンとの恋愛は認めん。絶対にな」と怒って行ってしまう。
歌合戦への申し込みハガキを書いたインシオンは、初ステージの成功を祝してティエンツァイと乾杯をする。シウシウと気持ちを通わせているインシオンをうらやましがるティエンツァイ。そこにアージョン先生が来る。
「シャオホワのことを頼む」とティエンツァイに話すアージョン先生。しかし、その話が聞こえたシャオホワが「嫌よ」と言いながら部屋に入ってくる。「来年、高速道路ができたら台中で輸入品の店を開くわ」と話すシャオホワ。この家に未練などないと。
翌日。シウシウはインシオンに電話をかける。「駅で待ち合わせしましょう。父はあなたを誤解してるから会わないほうがいい」と話すシウシウ。
駅。写真を撮ることが好きな白原は、駅でも写真を撮っていた。そんな白原が男女2人のスリに遭いそうなところを「何してるの」と言ってシウシウが助けてくれる。
白原が日本人だと知り、気をつけるよう日本語で注意するシウシウ。おかげで一文無しにならなくてすんだと白原も日本語でシウシウに礼を言い、2人は一旦別れる。
シウシウの写真をこっそり撮る白原。そんな白原に気づき、私の許可なく写真を撮るなんて失礼ですよ、とシウシウは言う。白原は「つい撮りたくなってしまって。あなたが綺麗だったから」と謝る。
白原がシウシウから離れると、しばらくしてインシオンがシウシウを迎えに来る。
ティエンツァイはシャオホワに許してもらいたいと思い「以前の俺は君の魅力に気づけなかった」と言う。しかしシャオホワが「私の魅力って何かしら?」と聞いてもうまく答えることができず、さらに怒らせてしまう。
王選手の世界記録が更新され、雑貨店でテレビを見ていたインシオンたちが喜んでいる所に白原が通りかかる。つい一緒になって「バンザイ、バンザイ」と言ってしまう白原。白原が日本人だと分かり、雑貨店のシューチンが通訳をすることに。
白原が「王さん、すごいですね。彼は日本では野球界のヒーローだって言われてるんですよ」と言う。しかしそれを、王は“日本人”で、野球界のヒーローだ、と言っていると言ってしまうシューチン。インシオンたちは「王は台湾人だ」と怒り、白原を責めはじめる。しかし白原は、なぜ皆が怒っているのか分からない。そこにアージョン先生が来る。
事情を聞いたアージョン先生が「王さん、日本人?」と白原に聞く。白原は首を横に振り「王さんは台湾人と僕は知ってます。うちの母も台湾人ですし」と答える。僕は台湾が大好きだと。アージョン先生は白原の言葉を皆に伝え、誤解だったと皆は分かる。
アージョン先生がどこへ行くのか白原に聞くと、ここへ行たいと紙を見せる白原。それはアージョン先生の家だった。
アージョン先生と白原の母とは古い友人だった。白原の母からの手紙を読んだアージョン先生は、台湾にいる間は安心してここに泊るように言う。
インシオンたちと同じ部屋で寝るように言われた白原だったが、がさつな2人に戸惑い「誰かと一緒に生活したことがなくて、ちょっと慣れなくて…」とアージョン先生に話す。アージョン先生は1階の部屋をインシオンとティエンツァイに掃除をさせ、そこを白原に使ってもらうことにする。
1階の部屋が片付き、2人に苦労をかけたと、インシオンとティエンツァイに謝る白原。インシオンは「これから一緒に住むから、俺たちは友達(フレンド)だ」と何とか白原に伝える。白原は皆と出会った初めての記念にと、3人で写真を撮る。
1人になった白原には、カメラからフィルムを取り出す。そのフィルムを見ながら、シウシウのことを思い出す白原。「きれいだ」と白原はつぶやく。
経済的に苦しくなったウー社長は、息子を私立から公立に転校させる。新しい学校にインシオンのバイクに乗せてもらい、弟・シャオユエンを連れて行ったシウシウ。しかしシャオユエンは嫌がって逃げそうに。そんなシャオユエンを捕まえ、優しくインシオンは「違う学校に行けば、新しい友達ができるぞ。男だろ。怖がるんじゃない」と言い聞かせる。
説得してくれたインシオンにシウシウはお礼を言う。
美川閣へ戻ってきたシウシウとインシオン。2人が話していると、それを見たウー社長が激怒する。「弟を新しい学校に送ってもらっただけよ」と説明するシウシウ。それを知ったウー社長は、シウシウの頬を叩き「家の恥を他人に知られたいのか」と言う。さらに親の話しは無視か、と言い、殴ろうとするウー社長。インシオンはその手を止め「やめろ。暴力はよせ」と言う。「俺は父親だ。娘をぶって何が悪い」とウー社長が言い返すと「養父のくせに」とインシオンは言う。怒ったウー社長は、ほうきの柄でインシオンを叩き始める。そのほうきを奪い取り、今度はインシオンがウー社長を叩きそうに。「父に手を上げないで」とそんなインシオンをシウシウが止める。
「一体なぜ、こんな奴がいい。横暴で金もない。もし、お前と本気で一緒になりたいなら俺に手を上げるか。将来の舅と思っておらん」と怒鳴り、ウー社長は行ってしまう。シウシウは「いくら何でも父に手を上げるなんて」と話す。
雑貨店の前で冷静になったインシオンはシウシウに電話をかける。まだ怒ってるか聞かれたシウシウは「いいえ、怒ってないわ。ただ、お父さんはいくら態度が乱暴でも私を育ててくれた恩人よ。私をぶったって当然のことだわ」と言う。インシオンはシウシウのために慎重になることを誓う。
白原は世話になっているアージョン先生やシャオホワ、インシオン、ティエンツァイにプレゼントを渡す。アージョン先生は客が帰ったあと、白原を歓迎しつつみんなに紹介するため、食事でお返しをすると言う。
夜。調理場の外にテーブルと椅子を置き、料理が並べられる。皆の前で自己紹介をする白原。しばらくしてインシオンとシウシウが来ると、顔を会わせた白原とシウシウが驚く。「また、お会いできて光栄です。改めまして白原です」と白原が言い、シウシウも自分の名を告げる。
皆で盛り上がっているところに、酔ったフォン姐さんが。
ーつづくー
今回、白原もアージョン先生の家に住む事になってふと思ったのだけど、アージョン先生ってば、年頃の娘がいるのに若い男の人を無防備に住まわせ過ぎ(;´д`)ノ
人を信じることも、人に親切にすることも悪い事じゃないけど…。
シャオホワはまだティエンツァイを許せないのね(;_;)
なかなか許せないのも分かる。
でも自分のためにも許してあげてほしいなぁ。
そしてそして平岡くんが白原として登場ですo(≧▽≦)o
待ってたよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
白原がどんな役かなぁ?と思ってドキドキしていたけど、爽やかないい感じの青年役ですね。
ちょっとシウシウにとっては初めの印象が悪かったけど…最後を見ると、もうシウシウもわだかまりはないみたい。
↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
よろしくお願いします
にほんブログ村
いつもポチッをありがとうございます(*´ー`*)
台湾でも日本でも多くの人々が喜んだ出来事だったのだと改めて思いました。
個人的には先週、長嶋さんの100年インタビューが放送されていたので、タイムリーでした。
英雄のライブは大盛況でしたねー
よかったです♪
秀秀の励ましも笑顔もよかったですけれど、
白原くんより風姐さんがちょっと気になりました。
北投のみなさんは海外との郷里が近いのかもしれませんね。
今回小花が香港で国際結婚をーと言っていたのも
海外へ開かれた場所という印象を持ちました(^^)