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台湾ドラマ「ショコラ」第18話 あらすじ

2015年05月21日 19時57分51秒 | ショコラ(台)

「千恵の父親」


千恵の父親・辰巳忠が突然ケーキハウスに来る。急いで家に帰ってきた辰巳千恵は、何も言わず泣きながら忠の胸を叩くと行ってしまう。

部屋に入った千恵は「信じられない。どの面下げてここにのこのこ現れるわけ。もう、忘れてたのに」と怒りながら言う。


リビングのソファに座った忠は礼を言ったあと、千恵と台湾に逃げて来たが取立やがすぐに現れた、娘が心配であなたを頼れと言ったが、あの子は突っぱねた、私といれば千恵は必ず狙われる、だから仕方なく急に姿を消し、千恵がここへ来るよう仕向けた、と麦松奇に話す。私がしてやれたのは、なけなしの20万ドルを渡すことだけだったと。

部屋にいた千恵は、父親が連れて帰るつもりで来たと思っていた。そして麦松奇たちも連れて帰ってほしいと思ってると。"こんな時にパパと行けない。あいつらに何としても分からせないと"と考える千恵。

松奇は「千恵を迎えに?」と忠に聞く。そうしたいが千恵を守ってやれる自信がない、けれど離れ離れつらく、混乱していると忠は答える。
忠は瑪亜の祭壇に気づき、松奇の許可を得て近くへ行く。事故の1年前に撮ったという遺影を見ながら「私にはこんな笑顔を見せなかった。あなたの仕事は特殊だが…確信しました。あなたとの生活は幸福だったに違いない」と言う忠。


謝沢は稲重会会長に「辰巳忠がケーキ店に」と報告。会長はうなずいた後、うっすらと笑みを浮かべる。


千恵もリビングにいる時、松奇は忠を茶に誘う。忠のことを「社長」と松奇が呼ぶと、社長じゃないわ、今さら社長なんて呼ばれて恥ずかしくない?、ほんとにすごい社長様よね、1200人もの従業員をかかえる企業を作っておいて、数百億の資産を食いつぶして、あれだけたくさんの人を失業に追い込んで、倒産社長、ご立派だわ、と言う千恵。忠は本当にすまなかったと千恵に頭を下げる。

涙を流しながら千恵は、私を野良犬みたいに捨てて、突然現れて私をまた拾って帰るつもり?そんなことありえないから、私が生まれてこの20年、あなたが一緒にいてくれたことなんてあった?私を愛してくれたことなんてあるの?今はここが私の家、ここのみんなが家族よ、命懸けで私を守ってくれる、あなたは何?と忠に言う。そして立ち上がると「私の前で俺はお前の父親だなんて言わないでよ。あんたにそんなこと言う資格ないんだから。父親だなんて言わないでよ」と感情的に言う千恵。秦是吾は千恵をムリやり連れて行く。


店までくると千恵は是吾の手を振り払い「一緒に行けって言ってもムダよ。絶対、行かないからね。大体あいつ何よ。私を何だと…」と抑えられない気持ちをぶつける。そんな千恵にキスをして「お嬢。お前が爆発するたびに、こうして静めなきゃダメか?何はともあれ実の父親だぞ。会いに来たのは親心からだ。2人で話せ」と言う是吾。親といられる時間をもっと大事にしろ、俺なんか親の行方も知れないと。おとなしくなった千恵は「追い出されないなら、いいの」と言う。

千恵は「さっき言った、あれ。本当なの?」と是吾に聞く。気まずくなった是吾は「あれって?」とごまかそうとするが「私が爆発したら、いつもああやって静めてくれるの?」と千恵はもう一度聞く。千恵から顔をそらし答えようとしない是吾。「なら、ずっと爆発し続けるからね」と言い、秦是吾、バカヤロー、秦是吾、超ムカつくと大声で叫び出す千恵。そんな千恵に是吾が「お前って女は…」と言い「今、私のこと女って言った?ガキじゃないんだ」と千恵は喜ぶ。その姿に「うっさいな」と日本語で言う是吾。千恵は「私のために日本語まで」とさらに喜ぶ。


夜。火の中にいる男女の姿を子供の自分が見ている、という夢にうなされて目を覚ます是吾。是吾は"また、あの夢だ。どうして何度も…"と思う。

起きた是吾は水を飲みに厨房へ。厨房には眠れずにケーキを作っていた松奇がいた。千恵の様子を聞いた松奇は、父親への態度はワシらに見せるための芝居かもしれない、と言う。親元に戻れと言われたくないんだろうと。是吾は納得する。
是吾は自分が名前も忘れ街で保護されて施設で育ち、親の記憶もないと話始める。動揺する松奇。さらに是吾はガキの頃から何度も同じ夢を見る、火の海の中で誰かが助けを呼んでる、あれが両親じゃないだろうか、と言う是吾。火の海は俺の最後の記憶なのかもしれないと。松奇がその夢をよく見るのか聞くと、是吾は「さっきも」と答える。それを聞かせる理由を松奇は聞くが、是吾は「何でもない。ただの夢だ」と言うと行ってしまう。


翌朝。荷物を持った忠は瑪亜の遺影に"俺たちが平和で暮らせるよう見守ってくれ"と祈る。そんな父親に気づく千恵。「どこに行くつもり?」と千恵が聞くと、忠はここを出て行くと答える。千恵は昨日言い過ぎたことを謝り、どうしてもパパと一緒に出て行くわけにはいかず、わざと言ったと話す。うなずいた忠は「分かってるさ。父親としての責任をきちんと果たしてこなかったのは私のほうだ。どうかパパを許してくれ」と頭を下げる。千恵は首を横に振り「パパを責めたりしない。私はちゃんと自分で自分の面倒を見られるし、ここのみんなも守ってくれる。安心して、私は大丈夫」と言う。2人は抱き合い、涙を流しながら「体に気をつけてね。すべてのことに決着がついたら、またここに戻って来てね」と言う千恵。そこに是吾が来る。是吾に「千恵をよろしくお願いします」と忠が頼み、是吾はうなずく。

忠を見送った後、千恵は「承知した以上、面倒みてよね」と是吾に言う。「分かってる」と返した是吾は、でも本当は親元が一番だと話す。そんな是吾に「何よ。私は行かない、あなたといるの」言う千恵。是吾が睨んだため、ハッとした千恵は「違う、あなた"たち"とよ。言い間違いにビビらないで」と言い直す。

朝ご飯を作る千恵を見ながら"お前がここに残る理由を俺は知ってる"と思う是吾。是吾は"私は奈奈先生とは違うの。親分のために死ぬなら引き留めたりしない。分かった?"と言っていた千恵を思い返す。"何もかも捨てて、お前と行けたらいいのに。誰も知る者のいない土地で、名を隠し、普通に暮らせたら…。でも無理だ、無理なんだ"と是吾は思う。


歩いていた忠の前に手下を連れた河合社長が現れる。河合社長に捕まり、連れて行かれてしまう忠。


これで千恵はここを動かない、と黙って忠を行かせた皆に松奇は激怒する。血連組はどんな難局も乗り切ってきた、他の手を考えようと言う是吾と阿栗。いつまでも血連組の話をする是吾たちにさらに怒った松奇は「頼むから、もう血連組の名は口にするな。昔の事に今も未練がある奴は、明日、千恵と出て行け」と言う。「聞こえたか」と言っても皆が何も言わないため、松奇は興奮したまま「頼む」とひざまずく。慌てて「やめろ」と立たせようとする是吾たち。次の瞬間、ふらついた松奇は倒れてしまう。


河合会長から忠の携帯を使って千恵に電話が。「お前のパパは、今、稲重会でたっぷりおもてなしを受けている。このことを麦松奇と秦是吾にちゃんと伝えるんだぞ」と言う河合社長。


河合社長が千恵への電話を切った後、謝沢は松奇が倒れて病院へ運ばれたことを会長に伝える。


皆と松奇の入った処置室の前にいた是吾に、電話がかかってくる。「ヤボ用ができた」とだけ言い残し、その場を去る是吾。


千恵はタクシーの運転手に稲重会の場所を聞き回っていた。しかし関わりたくない運転手たちは誰も教えてくれない。そこに車に乗った是吾が。それに気づき急いで逃げる千恵。追いかけた是吾はすぐに千恵を捕まえる。
是吾を振り払い「ほっといてよ。自分のことだもの、自分でやれる」と千恵は言う。稲重会への行き方だけ教えてほしいと。何があった、と千恵の両腕をつかんで聞く是吾。千恵はまた是吾の手を払うと、泣きながら「パパが捕まったわ。稲重会にいるの。でも迷惑はかけない。自分で何とかする。独りで何とかするわ、独りで何とか…」と叫ぶように言う。それ以上言わせないよう、是吾は千恵を強く抱き締める。

千恵を車に乗せ稲重会へ向かった是吾。是吾は稲重会の前へ車を停めると、千恵を車に残し1人で事務所に入って行く。


松奇は脳卒中だった。症状は軽いが、数日は安静にするようにと医師は修造たちに言う。当分、刺激や興奮は避けるようにと。

意識のない松奇は、瑪亜と話をしていた。「厄介なことになってる」と切羽詰まった松奇が言うと、穏やかな顔をした瑪亜は「安心して、状況はよくなる。何も起きない」と言う。是吾たちを松奇が心配しても「みんな大丈夫よ。信じて」と笑顔で言う瑪亜。そんな瑪亜に「特にあの秘密…心配で仕方ない」と松奇は打ち明ける。それでも瑪亜は「安心していいのよ。何も起きないわ、信じて」と言う。


是吾は謝沢と一緒に稲重会から出て来る。しかし2人と一緒に忠はいなかった。心配で車を降りて駆けてきた千恵に、親父さんは心配ない、今日は帰ろうと言う是吾。是吾は千恵を先に車に乗せる。
謝沢はそっと「今のうちに話しておく。状況の深刻さは言わずとも承知だな?お前の件で俺が動く事態になるのは望まない。だが会長の命令が下れば拒否できん」と是吾に話す。「その時はその時、情け無用だ」と是吾は言う。


帰り道。千恵は会長と何を話たのか気になっていた。それが分かり車を停めた是吾は「親父さんと俺を交換しろと」と話す。稲重の杯を受けて、会に入れと言われたと。
是吾は、どうってことない、どこへ行こうと極道は極道だと言うが「私はイヤ。あなたの親分も承知しないわ。裏社会に戻るなんて絶対許すはずない」と言い、松奇に電話をかけようとする千恵。是吾は止め、松奇が入院したことを告げる。

興奮して今朝倒れたと聞いた千恵は「きっと私のせいだ」と言って、自分を責め泣き始める「誰のせいでもない。俺たちは家族なんだろ、一緒に解決しよう」と言う是吾。それでも千恵は泣き止まず、是吾は優しく千恵の頭に手を持って行く。


松奇が意識を取り戻すと、傍らに寝ている千恵と是吾がいた。2人は深く愛し合っているが、こんな状況下では是吾はいずれワシのために裏社会へ戻る、千恵、瑪亜と同じ道を歩むなと思う松奇。松奇は神に償いの機会をくれと頼む。
目を覚ました千恵は、意識の戻っている松奇に「気分はどう?」と聞く。その声で起きる是吾。松奇は何も言わず、千恵の頭をなでる。


修造と阿栗たちはオープンカフェで、昨日、やぼ用だと言って出かけた是吾のことを話していた。そこに河合社長が手下と一緒に歩いて来る。修造たちに向い「血連組なんざ、もう豊安市に居場所はない」と言う河合社長。阿栗は「阿門、手下どもをシメろ。このゲスは俺がやる」と言う。


ーつづくー


千恵のお父さんが登場しました。
瑪亜と松奇から千恵を引き離した人だから、もっと怖い人かと思ったけど…。
でも、松奇たちと暮らす中で千恵も成長したんだなぁと思いました。
ちょっと爆発はしちゃったけど、お父さんと和解して、ちゃんと見送ることもできたから。
その爆発の時の千恵と是吾もよかったです(*´ー`*人)
そうそう、ちょっと是吾の「うっさいな」という日本語が聞き取りにくくて…もしかしたら少し違うかも?

是吾の夢も気になるけど、それを聞いた時の松奇の態度がもっと気になる。
是吾の両親の死のこと、松奇は何か知っているの?
関係しているの?

そして千恵の父親が捕まった頃、松奇が入院!!(0д0∥)
ずっと1人でケーキ作ってて(パンも?)、気苦労も絶えなかったものね…。
でも気苦労の方はまだまだ続きそうで…心配。
救いは瑪亜の言葉かな?
本当に何も起きないでほしい(;_;)

是吾に頼らず自分で解決しようとしていた千恵を抱き締める是吾。
このシーンがこの回の中で1番きゅうぅぅぅときたの(*´ー`*)
何も言わない是吾が、カッコよかったーーーーーー!!!




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6 コメント

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私もきゅうぅぅぅっとなりました。 (といぷー)
2015-05-22 07:17:59
うささん、私も千恵のお父さん、思い描いていた感じと違っていました。

千恵と是吾の距離が縮まって嬉しいのですが、松奇の事だけでなく、千恵の父親の事まで是吾の苦悩が増えて心配です。
千恵の気持ちを静めるためのキスもうっかりの日本語も良かったです♪♪ …が、黙って抱きしめるって、是吾の愛の深さを感じました。うささんのきゅうぅぅぅ、でした。

今回の阿栗と修造ですが、20万ドルの話が出た時のあたふたと慌てた様子が笑えました~♪

ドラマも終わりが近づいて来ましたよね。
淋しいです。
返信する
おとうさんたちが!!! (time)
2015-05-23 01:30:45
千恵の本当のお父さんは、
姐姐やといぷーさんが書かれているように
本当に意外でした。
逃げる前に借金をキレイにする道を選んだほうがよかったのかも?と勝手に思っていました。

千恵にとっては父親的存在になっているだろう
松奇も脳卒中で倒れてしまって、
本当に心配です。

その前の、20万ドルの話のところは私も笑ってしまいましたw

返信する
是吾のハグが素敵 (くるみ)
2015-05-24 09:03:39
いろんなことが立て続けに起きて、この先どうなっちゃうのと思いますね。
もう知恵は、学校どころじゃないかも。
是吾が千恵を抱きしめるシーンが増えてきましたよね。
パニックになりそうなとき、あんな風にされたら千恵も嬉しいと思う。大変なんだけど幸せ、みたいな(*'‐'*)♪

千恵のお父さん、私もイメージと違いました。気弱そうな感じですよね。逃げ続けての疲れが見えるような?
千恵がパパって呼ぶのが、なんだかちょっと違和感で。そのパパの今後も気になります。
返信する
といぷーさんへ (うさ)
2015-05-29 23:07:02
お返事が遅くなってしまってごめんなさい(;_;)

千恵のお父さん、といぷーさんもイメージが
違ったんですねー。

そうなんです。
是吾のキスもよかったし、日本語も良かったけど
黙って抱き締めるは最高に素敵でしたよねー(´艸`●)

20万ドルのお話を出た時の阿栗と修造の様子は
私も面白かったです(*≧ω≦*)
返信する
time妹妹 (うさ)
2015-05-29 23:13:14
お返事が遅くなってしまってごめんなさい"(ノ_・、)"

お父さん、意外でしたよねー。
たしかに逃げずに借金を綺麗にしてほしかったですヾ(・ω・`;)ノ

松奇の脳卒中は心配でした(;_;)
是吾たちも、あんな状態の時に倒れたので
可哀想で…。
返信する
くるみさんへ (うさ)
2015-05-29 23:20:53
こちらみお返事が遅くなってすみません(;_;)


本当に!!
千恵には抱き締めてくれる是吾がいて羨ましい!!(おい)
そんな人がいるだけで心強いと思う。

そうですよね、あのお父さん、ちょっとイメージが…。
逃げて疲れたのかもしれないし、今までの行いを
反省したからなのかもしれないけど…意外な感じでした(@_@;)
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