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中国ドラマ「宮廷の諍い女」 第33話

2013年08月04日 13時02分37秒 | 宮廷の諍い女(中)

甄嬛は何も食べようとしない。病になった甄嬛の見舞いに敦親王夫人が来る。一度話しただけで寵愛を失った病床の妃嬪を見舞う必要が?と思った甄嬛は帰ってもらおうとする。しかし宮の中に入ってきてしまう敦親王夫人。甄嬛は、こんな姿を見せてしまい申し訳ないと謝る。
敦親王夫人は人参を渡した後、夫は気難しいので失礼があった場合は無視して下さいと言う。そして正式な参内ではないため帰って行く。
「こんな私のもとに見舞いに来てくれるとは」と言う甄嬛に「情とはそういうもの」と言う崔槿汐。


"孟子"を読み「孟子の言葉はすばらしい」と安陵容に言う雍正帝。「臥薪嘗胆こそ大業の道。備えあれば憂いなし。古の賢者も同じであるな、そう思わんか?」と雍正帝に言われ「はい」と答えるが、安陵容にはあまりよく分からない。「莞嬪(甄嬛)がいれば語り合えるのだが」と言う雍正帝。

秋になり甄嬛が病になったと聞いた雍正帝は、様子を安陵容に聞く。甄嬛の病は心の病「陛下がお会いになれば治りますよ」と言う安陵容。「会わぬわけではない。"郷に近付けば 情 更に怯なり"だ」と言う雍正帝。安陵容は甄嬛を気遣うフリをしながら自分の従順さを強調し、雍正帝に「莞嬪は聡明なのに分かっておらん」と言わせる。「分からなくとも陛下が一番であると心に刻むべきかと」と安陵容が言うと、気をよくした雍正帝は十七皇弟との約束をやめ「夜は戻らずに残っていろ」と言う。十七皇弟はしばらく凝暉堂に泊まらせ、数日後に会うと。

安陵容の着ていた衣装は、下賜された蜀錦で仕立てたものだった。似合っていると思った雍正帝は「あるだけ下賜しよう」と言う。


甄嬛が病気になってから、わびしくなってしまった碎玉軒。「今まで近付いてきた人は、小主(甄嬛)を利用してたのね」と浣碧に言う流朱。陛下に取り成せて甄嬛を説得できる人はいないか流朱に聞かれた浣碧は、果郡王が宮中に滞在していることを思い出す。


見舞いにきた沈眉荘は、甄嬛の顔を黙って見つめる。「本当に陛下に失望したのかを確かめていたの」と言う沈眉荘。「そうではないと言いたいの?」と甄嬛が言うと「心から失望したのならば、いつまでも塞ぎ込まずに割り切って陛下に会いに行けばいいのに」と沈眉荘は言う。しかし、陛下が会いに来たくないのに押しかけられないと言う甄嬛。

私と陛下の情はもともと深くない。謹慎中に陛下の冷淡さを思い知らされたが、今となっては気にならなくなったと話す沈眉荘。しかし甄嬛は違うと。「私がまだ陛下を気にかけてると?」と甄嬛が聞くと、何の気持ちもないならいちいち心を痛める?と沈眉荘は言う。

陵容とは仲良くやってきたけれど、理解できない時もある「だからといって、争わなければならないの?」と言う甄嬛。ましてや陛下は陵容を寵愛してると。しかし「陵容があなたに手を差し伸べようとした?このまま助けてもらえず寵愛を失ったままでいいの?」と言う沈眉荘。そして陛下から明日も寵愛されるという保証がないからこそ、他の女より愛されるよう皆戦うと言う。
後宮で一番期待できない純粋な愛情を期待してしまった自分が馬鹿だと甄嬛は涙を流す。


陛下に仕える気は薄れたが、後ろ盾は必要だと思う沈眉荘は、最近、皇太后の元を訪ねていた。
病の皇太后の世話をする沈眉荘。気配りが出来る沈眉荘が来てくれることは皇太后も嬉しかった。「見込んだから言うけど、暇があれば陛下に仕えなさい」と言う皇太后。傷心の陛下には支えが必要だと。

当人同士にしか解決できないこともある「陛下が傷心なのは莞嬪が原因です。莞嬪が支えるのが一番でしょう」と言う沈眉荘。皇太后は「2人のどちらかが折れてくれるだけで前に進めるのだけどね」と返す。


月のきれいな夜。「"長相思"でも奏でてみては?」と甄嬛に言う浣碧。甄嬛は感傷的になるからやめておくと言う。その時、どこからか"長相思"の後半部分を吹く笛の音が聞こえて来る。その笛の音に深い情が感じられ、悲しみが薄れると言う甄嬛。浣碧に言われ、甄嬛は外へ出てみることに。

笛の音のするほうに甄嬛と浣碧が歩いて行くと、たどり着いた先にいたのは果郡王だった。そっと浣碧は離れる。「痩せたね」と言う果郡王。甄嬛は「あの日、こなたを救っていただいたこと感謝します」と言う。礼など不要だ、と言った果郡王は「それに子を守れなかった」と返す。

今は落ちぶれたが、いつか果郡王の力になると言う甄嬛。「私が莞嬪の無事を願うのは…私の知己だから」と言う果郡王。ご厚意は承知だが、こなたの侍女と頻繁に往来しては噂になるかもしれないと甄嬛は言う。

果郡王は雍正帝に拝謁した時、貴人が歌っていたと話す。甄嬛が以前の安常在だと説明すると、歌は上手になったが、趣はなくなったと果郡王は言う。原石の美しさを失わぬことこそが重要だと。自分の吹いた"長相思"が甄嬛の憂いを解ければいいがと話す果郡王に「たかが曲です」と甄嬛は言う。しかし「曲は心に通じる。莞嬪や私の心にも」と言う果郡王。

宮へ帰る途中、姉としていつから果郡王と交流があったのか浣碧に聞く甄嬛。それは誕生日の宴からだった。翊坤宮での件も浣碧が果郡王に訴えたと知る甄嬛。今日、突然遭遇したのも偶然ではないと分かる。頻繁に往来しては果郡王によくないと「もう会わないで」と甄嬛は言う。


安陵容が宮へ戻ってくると絵春が待っていた。皇后の指示で来たと言う絵春は「いつもどおりお飲みを」と安陵容に器を差し出す。複雑な気持ちを持ちながら入っていたものを飲み干す安陵容。


冷遇され、自分で裁縫をしなくてはいけなくなった甄嬛は糸巻きをしていた。そこに沈眉荘が来る。甄嬛の手を引き連れ出す沈眉荘。
沈眉荘が甄嬛を連れて行った場所は冷宮だった。扉を開けて入ると、中には正気を失った女性たちが。その中には麗嬪の姿もあった。

動揺しながら外に出た甄嬛を気遣いながら、沈眉荘は麗嬪の隣にいた女について話しだす。その女は、以前、雍正帝に仕えた貴人だった。足を滑らせ流産した貴人は、ずっと悲しみに浸り、流産は年妃のせいだと中傷したため冷宮送りになったと言う。「同じ轍を踏むつもり?」と言う沈眉荘。


安陵容は下賜された蜀錦を皇后へ持って行く。「娘娘にこそふさわしいので」と言う安陵容。そして今日があるのは娘娘のおかげだと言う。「でかしたわね」と言う皇后。甄嬛が下賜された蜀錦よりずっと多いと。

安陵容の願いをかなえてやったのは、横暴な年妃や聡明な莞嬪が鼻につくからだと言う皇后。そして安陵容を見込んだかいがあったと言う。しかし1つだけ忘れないで、と言う皇后に「夜伽のあとは薬湯を飲んでおります」と言う安陵容。「それでいいのよ」と皇后は言う。子を産むなとは言わないが、まだ盤石ではない、身ごもればその間に新たな寵妃が現れる、若いのだからあせらないでと。


宮へ帰る途中、甄嬛は斉妃とぶつかってしまう。「申し訳ありません」と謝る甄嬛。斉妃の隣にいた富察貴人が「誰かと思えば、以前、寵愛を得ていた莞嬪?」と馬鹿にしたように言う。「お許しを」と甄嬛が頭を下げても「なれなれしい態度だこと」と。斉妃は見ていると不幸がうつると行こうとするが、莞嬪娘娘は規律にうるさいはず、斉妃娘娘とは同じ妃嬪であってもひざまずくべきだと富察貴人は言い出す。

言われた通り、ひざまずいて謝る甄嬛。斉妃は「もう、いいわ」と言い、目の前から消えるように言う。しかし、甘すぎると「年妃が冷遇される今、妃の威厳はどうなると?」と言う富察貴人。さらに「莞嬪が不吉だから私めの子は命を落とし、第三皇子も斉妃の手から…」と富察貴人は言う。富察貴人の言葉に乗せられ「すべて、あなたのせいよ」と斉妃も言い始める。

流産が私のせいなら、私の子はどうなのです?と言う甄嬛。富察貴人は自身が流産し、最もつらい時に甄嬛は幸せの絶頂だった、甄嬛が子を失ったのは自業自得だと言う。そして斉妃のことを皇后に告げ口し、汚い女だと。「罰せられた理由はお分かりかと」と甄嬛が斉妃に言うと「上等だわ。こなたに逆らう気ね」と斉妃は言い、侍女の翠果に甄嬛の頬を打つように命じる。

ためらう翠果に、打たなければ慎刑司へ送ると脅す斉妃。翠果は目をつぶりながら甄嬛の頬を打つ。何度も打たれ、口から血を流す甄嬛。
打つことが終わると、斉妃は甄嬛に1刻ひざまずくように言い、翠果には見張るように命じる。そして斉妃は栗菓子のことを蒸し返そうものなら中傷したと訴えてやると言うと富察貴人とその場を去って行く。

2人きりになり、内密にするからと立つように言う翠果。立とうとしない甄嬛は目の前にある翊坤宮を見て「年妃は?」と聞く。「お元気ですよ」と翠果が答えると「皆、元気だわ」と言う甄嬛。


際妃が甄嬛のほおをぶたせていると皇后に報告が。陛下が知らないと分かり「その件は報告しなくていいわ」と言う皇后。そばにいた安陵容が、甄嬛が気の毒すぎると言うが「憐れんでいる場合?こなたが憐れめば陛下も憐れむ。あなたの寵愛も消え失せてしまうわよ」と皇后は怒る。


人目にさらされながらひざまずいていた甄嬛。1刻が過ぎ、翠果に支えられながら立ち上がる。「あなたの心遣いは、いずれ報われるわ」と甄嬛は言う。


甄嬛が宮へ戻る。甄嬛の受けた仕打ちを見て、皇后に報告してくると言う流朱。しかし、甄嬛はあれだけ長くひざまずけば皇后も知っていると言う。「助ける気などない」と。そして身をもって痛みを味わった甄嬛は、小允子に蝶を集めるように言う。


小允子と浣碧、流朱は蝶を探しに行くが、寒くなった今、蝶はどこにもいない。昌平行宮には温泉があるから暖かく、蝶がいると言う小允子。

浣碧は果郡王に会いに行く。甄嬛が蝶を捕まえろと命じたが、この時期ではいないと話し「昌平行宮には温泉があるので暖かいかと」と言う浣碧。果郡王は「では私が昌平へ行こう」と言う。


ーつづくー


もう腹グロばっかり(;´д`)ノ
安陵容は子供を産めないように薬を飲まされているみたい…。
皇后は「今は」みたいな感じで話ているけど、ずっと産ませないつもりのような気がする(@_@;)

そしてそしてそして!!!富察貴人は一体何なのーヽ(`Д´#)ノ
しつこい!!
斉妃も「上等だわ」って…そっくり返してやりたーーーーーい。
もともとは自分が悪いのに(o´д`o)=3

甄嬛は蝶を何に使うのかなぁ?
でも、沈眉荘には冷宮の恐ろしさを見せられ、斉妃たちからは冷遇される痛み味わったから、甄嬛もいよいよ復活しそう。
そして復活した後、富察貴人と斉妃がどうなるかも気になるぅぅぅぅぅ(*≧ω≦*)




ーお願いー
当ブログではネタバレを禁止しています。
これは特定の人にあてて書いているものではありません。(サイドに書いているけど、見落としたり見えない人もいると思うので定期的に記事にも書いてるだけです)
私の書いてる「ネタバレ禁止」とは、私が書いてる回までに「言っていない」「明らかになっていない」「今後、起きる」すべて(伏線も含む)を指しています。
想像や推理はかまいません。

犯人や原因をそのままズバリ言うことだけがネタバレではないと思うの。
何も情報がないまま想像したり推理したいので、よろしくお願いします。




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7 コメント

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甄嬛に元気になってほしい!! ()
2013-08-04 16:13:10
はじめまして。うささんのまとめ、とてもわかりやすくて、いつも楽しみに拝見しています!
TVでも見ているのですが、文字で読むとまた考えることが違って楽しいです :)

安陵容は、気持ちが弱く不安定だったり、コンプレックスがあるところ、結構自分と重なってみえています(^-^;)
そういう視点から見ると、安陵容の甄嬛に対する涙や心配は、意外と本気なのかなと思いました。もちろん恨みもなんですが、すべてを恨んだり嘘で塗り固められる程したたかではなさそうだな、という印象です。
陛下の横にいる安陵容は見違えるほど美しくて、幸せそうで良いなぁと思いました。ちょっと性格悪い感じが抜けるともっと良いんですが…!
あと皇后からはやく逃げて欲しい~( ;ω:)コワイヨー

甄嬛のまわりは、今回は見ていてとてもつらかった…
甄嬛のそばに沈眉荘がいてよかったなと思いました。
ひどい仕打ちの後に甄嬛が何かを見出したのは、冷宮を見てああなりたくないと思ったからですよね…
(冷宮の様子、想像以上に酷くてショックを受けました…!)

甄嬛が蝶々がどうしても必要と言っていたのが気になります。蝶々というと初回の安陵容のエピソードが思い出されますね。その他に必要なものとあわせて考えても、返り咲くための演出をするのかなと思いますが。ううー、月曜日が楽しみです…!
返信する
復活の兆し?! (time)
2013-08-04 16:53:36
ラストは安心しました。
今回こそ上向いてくれるかな?

斉妃たちの行動は過ぎたるもの。。。
生産性の無い”諍い”を生み
雍正帝にとっても安らぎの無い後宮になってしまう
とは思えないのでしょうか?

それよりも
蝶でどんなことが起きるのか楽しみですね!

追伸
うさ娘娘、お返事のことは気にせず。。。
明日からまた暑くなるみたいなので
体調に気を付けてくださいね!
返信する
こんばんは~ (Apple)
2013-08-04 22:01:35
皇后が怖い!(◎_◎;)安陵容に妊娠させないように~薬を飲ませているの( ; ; )
安陵容を駒のように扱っているんですね~安陵容も納得しているんですね…こちらもビックリ
うんうん、時期が来ても妊娠はしなさそう~もし妊娠して子供が生まれても取られてしまうよね~

安陵容が憎たらしくって~雍正帝を上手く扱っている感じ…
どちらも嫌い!

果郡王と浣碧って~会ってるの…浣碧は果郡王を兄のように慕っているのかな?それとも男性として…
でも浣碧が甄嬛を心配しているみたいで良かった(^ ^)

心配していると言えば、沈眉荘(o^^o)やっぱりいい人、甄嬛の性格を知っているから冷宮に連れて行ったのですよね!
蝶々をどうするんだろう?雍正帝を取り戻す何かかな?

斉妃と富祭貴人は許せないよ~
年妃はどうしているのかな?
皇后が怖い!!

敦新王夫人はどうして来たのかな?単なる御見舞い?

うさ娘娘、いつもありがとうございます。

返信する
初めまして! (ひな)
2013-08-05 09:20:14
うさ娘娘。各位娘娘、
万福金安!吉祥如意!


初めまして。ひなです。
【宮廷の諍い女】が大好きです^ - ^

周りに見ているお友達がおらず、こちらを見つけた時は本当に嬉しかったです。ずっとブログを拝見させて頂いてます。今回は勇気を出して挨拶をさせて頂きました(*^^*)
これから、どうぞよろしくお願い致します!


嬛嬛の反撃。楽しみですね!


返信する
3連投m(_ _)m (naa)
2013-08-05 10:39:37
皇后が思っていた以上に黒かった(ーー;;
安陵容に妊娠しない薬飲ませてる・・・
おまけに“横暴な年妃や聡明な莞嬪が鼻につくから”なんて、富祭貴人の事といいいつもいい子している分、年妃より怖いかも(TT)
安陵容は結局、駒、道具に過ぎないのですね(;;)

沈眉荘、もともと賢い人だったけど、妊娠騒動で益々達観したような。甄ケイに言っていることは全てその通りって感じ(*^_^*)
自身のことも雍正帝から皇太后へってしっかりしてる~!

甄ケイは冷宮の姿や斉妃と富祭貴人のいちゃもんで目が覚めたかな!?

浣碧があまりに簡単に果郡王に頼りすぎてるようにも思いますが、蝶を使って何をするのか楽しみですね(*^_^*)
そして、ここの所出番の少ない年妃もそろそろ出てくるかな?
なんだかんだ彼女もいないと寂しいかも(≧∇≦)

うささん、ありがとうございます。暑さは休み無しのようです。無理しないでくださいね(*^_^*)

返信する
涼娘娘 (うさ)
2013-08-12 03:18:54
初めまして。
お返事が遅くなってしまってすみません。
いつも読んでくださっているんですねー。
有り難うございます。
恥ずかしいけど、嬉しいです(///∇//)

そうですよね…安陵容も不安なんですよね。
不器用な感じがしますよね。
雍正帝との会話とかも。
私も皇后と離れてほしいですー(;△;)

冷宮はショックでしたー。
あそこまでひどいなんて…。
返信する
ひな娘娘 (うさ)
2013-08-12 03:26:23
初めまして。
お返事が遅くなってしまってごめんなさい。
「宮廷の諍い女」面白いですよね~(*´ー`*)
ブログもずっと見て下さっているんですか?
有り難うございます!!
嬉しいです~(〃艸〃)

こちらこそ、これからよろしくお願いします♪
盛り上げていきましょうね~(*´艸`*)
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