スキップ・ビート ～華麗的挑戦～ 第9話

坊の着ぐるみを着たまま、局で迷子になってしまったキョーコ。ウロウロしていキョーコの目に蓮の姿が。気づかれないよう逃げようと思ったキョーコだが、物音をたててしまい蓮に見つかってしまう。しかし、蓮は着ぐるみの中にいる人物がキョーコだとは分らない。

"坊"に携帯電話を貸してほしいと話しかけてくる蓮。しかしキョーコは携帯を持っていなかった。
電話をかけるためではないと知ったキョーコは、以前、不破尚を検索していたことを思いだし、脚本で分らないことを検索しようとしていたに違いないと思う。それを笑いながら否定する蓮。笑顔にごまかされない、と思った坊キョーコは「キミの笑顔の裏には陰謀が隠されてる」と言い、蓮は怒った顔に。

ハッとした坊キョーコは、慌てて「ごめんなさい。キミのことが嫌いだから、ついあんなことを…」と言ってしまう。それを聞き「面と向かって嫌いと宣言するなんて面白い子だ」と笑いながら言う蓮。キョーコはいつもと違う、心から笑う蓮の笑顔を初めて見る。

蓮は自分の欠点をごまかそうとしたことを認める。そして脚本のセリフにお経が出てくるのがわからないと話す。それは"一本正経"という言葉だった。マジメにお経だと思っている蓮に、坊キョーコはお経ではなく"真面目で冗談ひとつ言わない態度"のことだと説明する。「外国人みたい」と言うキョーコを蓮はじっと見つめる。

坊の頭を外すように言われたキョーコは、坊の役を降ろされた話をし「もう着る機会もないからもう少しこのままでいたくて…」と返す。降ろされた仕事に執着してたら進歩がないと蓮は言うが、降ろされたことのない蓮には分らないと言い返す坊キョーコ。そんな坊キョーコに蓮は「経験あるよ」と言う。多すぎて数えきれないほどだと。そして、それはいい経験だったと言う。そこに社が。蓮は坊のことを友達だと紹介する。

お礼を言い、坊の肩に手を置く蓮。坊の中に入っていたキョーコは胸がドキドキする。


夢で坊に入っていたキョーコは、尚と奏江、そして蓮からトリ料理にされそうになり、うなされながら目を覚ます。
寝覚めの悪かったキョーコは、最悪の気分のまま養成所へ。

蓮がいるのに気づき、逃げようとたキョーコだったが、蓮はキョーコを追いかけてくる。必死に逃げたキョーコだが、追いつかれてしまう。
蓮はなぜ今日はラブミー部の制服を来ていないのか聞く。「目立ちすぎて…」とキョーコが答えると「いつになったら覚悟ができるんだ?」と言う蓮。芸能界に入るつもりなら目立つ機会は積極的に利用すべきだと。キョーコは言ってることはきついが、励ましてくれたと感じる。


局への出入りを禁止されたキョーコだったが、その後、キョーコの入った坊の反響が大きく、番組のプロデューサーからレギュラーでどうかという電話が来る。


CMスターオーディションに向かったキョーコ。そこには奏江と、奏江の小学校以来のライバル絵梨花かいた。奏江に偉そうな態度をとる絵梨花にカチンと来たキョーコは、パートナーとして奏江のほうが勝ってると言うが、奏江はキョーコをライバルだと思い、パートナーと認める気はなかった。

オーディションに監督は来ていなかったが、録画したビデオを後から監督も見て審査すると説明される。財閥令嬢の絵梨花は、財力でいつも奏江の邪魔をしていた。今回のオーディションでも、自分が選ばれれば財閥の力で売り上げ増を保証すると審査員に言う。「やっぱりね」とつぶやく奏江。

審査員たちも財力のある絵梨花になびいてしまいそうになるが、オーディションを受けに来た他の者たちが黙っていなかった。審査員に自分をアピールするみんなに圧倒されるキョーコと奏江。

オーディションで青春の輝かしい思い出を語ることになる。キョーコは確かにあったがある日突然しぼんでくだけ散り、後に残ったのは苦い思い出ばかりと話してしまう。
奏江は小学校3年生の時、学芸会の演劇で主役をしたことだと話す。しかし顔の表情はこわばっていた。


2人きりになり、黙り込んでいる奏江に「どうしたのよ」と話しかけるキョーコ。このままだと絵梨花に負けてしまうと。しかし、すでに奏江は今まで絵梨花に邪魔をされてきてたことで結果も分っていると諦めてしまっていた。キョーコは「悔しくないの?」と言うが、結局お金で買収されてしまうと言い返す奏江。

「権力とお金には敵わないのよ!」と言う奏江の頬をキョーコは叩く。才能も努力もお金では買えないもの、諦めたら全てが無駄になると。自分がLMEのオーディションに落ちた時、道がなければ自分で作ればいいと分ったキョーコは、打つ手がなくなるまで何度も全力でぶつからなければ、夢を追いかけてきた自分に申し訳ないと言う。

ボロボロになっても決して諦めなかった経験があるかキョーコに問われた奏江は、絵梨花をずっと避け続けてきた自分に気づく。そして「戦うのよ」と言うキョーコの言葉で奏江はやる気を取り戻す。
そんな2人の会話をある男がずっと聞いていた。


社は最近蓮がキョーコに優しくなったと思っていた。「彼女を認めたとか?」と言う社に"子供の頃の思い出のせいか?"と思う蓮。そして帰国し芸能界に入り、過去とは決別したはずだと思う。


キョーコと奏江はインパクトを持ってもらうため、ラブミー部の制服を着てオーディションへ。絵梨花に勝ったとしても選ばれるのは1人だけだと話す奏江。しかしキョーコは力を尽くした結果、奏江に負けるならいい、また次の機会があるはずだと返す。今回がダメでも夢は絶対に捨てないと。

後から来た絵梨花に、今日で最後よ、私から解放してあげると奏江は告げる。


ーつづくー


坊から出て来た怨霊も坊だったのが可愛かったです(*≧ω≦*)

蓮にも何か過去があるみたい…何だろう?
やっぱり心に傷を持っているのかな?だから人に厳しいの?

初め奏江がすごく嫌な奴だって思っていたけど、もっと嫌な奴が出てきました(￣ω￣;)
キョーコと奏江が話しているのを見ていた人は…審査員としていなかった"あの人"だと思う。
この人も面白い人なのかなぁ?
あ、そういえば、今回社長が出てこなかった(￣▼￣|||)

芸能界へ入るために奮闘するのもいいんだけど、もうちょっと恋愛のほうも見たいな。
キョーコの蓮に対してのドキドキも気になりますね(*⌒ー⌒*)




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