中国ドラマ「招揺(ショウヨウ)」#15 あらすじ

路招揺(ろしょうよう) 役…バイ･ルー
厲塵瀾/墨青 (れいじんらん/ぼくせい) 役…シュー･カイ
琴芷嫣(きんしえん) 役…シアオ･イエン
柳蘇若(りゅうそじゃく) 役…ミー･ルー
琴千弦(きんせんげん) 役…リー･ズーフォン
姜武(きょうぶ) 役…ダイ･シュー



「腹心との再会」


鑒心門。鏡で首筋に浮かんだ模様を見た柳巍は、やはり、とつぶやく。直後、背後から、兄上、と柳蘇若の声がする。柳巍ははっとして振り返り、約束したはずだ、傀儡術は二度と使わぬと、と言う。全ては明軒のため、やっと見つけた手段です、と言う柳蘇若。あの人の復活をこれ以上は待てないと。柳巍は、道を踏み外す理由にはならぬ、お前は私に琴瑜の命を…と言いかける。しかし柳蘇若に術をかけられ何も言えなくなってしまう柳巍。柳蘇若は、兄上は誠実すぎるのです、でも私には他に手段がない、こんな手を使うのも今だけのこと、明軒が復活するまでです、と泣きながら笑う。


無悪殿。琴芷嫣を守れなかった林子豫に、当分、謹慎するよう厲塵瀾は告げる。暗羅衛は阿大に任せると。林子豫は宗門と手を組んだ袁桀を野放しにはできない、罪滅ぼしに袁桀を捕らえますと言う。しかし聞き入れてもらえない。


小艾は地下牢から逃げた滄嶺が琴芷嫣の許婚だと林子豫に伝え、鑒心門の若門主で今は順安町にいると話す。2人が何か企てているのでは?と。林子豫は男を見張るよう命じる。


急に寒くなり体も冷えやすくなる。湖畔にある観雨楼を気にかけた顧晗光は、新たな処方を書く。そこに厲塵瀾が来る。
自らお出ましとは重症なのか?と尋ねる顧晗光。厲塵瀾はかすり傷だと答えたが、傷はかなり重かった。薬をつけても声も立てず耐える厲塵瀾。顧晗光が、元凶は女だろう?、と言い、厲塵瀾は、沈千錦(しんせんきん)はどうなんだ?、と返す。

出会って間もないお前たちと一緒にするな、と言う顧晗光。厲塵瀾は、年月で言うなら…いや、年月の問題ではない、と言う。
治療が終わり帰る厲塵瀾に顧晗光は、明日も来い、当分、無茶は慎め、と言う。そして顧晗光は、情は弱点になるぞ、門主に弱点があってはならぬ、と忠告する。しかし厲塵瀾は、唯一の弱点だが強さの源でもある、と言う。


観雨楼。薬を飲んだ沈千錦がいつもの味と違うことに気づく。湿度が高い季節なので別の生薬を加えたそうです、と言う門徒の清蓉(せいよう)。沈千錦はすぐに文を書く。


沈千錦からの“長年のご厚意に深く感謝しています。お目にかかってお礼が言える日を期待しつつ”という文を読んだ顧晗光。顧晗光は木箱の中へ沈千錦の文を入れる。また返事を出さぬのですか?と安思が尋ねる。顧晗光は、うん、下がれ、と言う。


厲塵瀾に会いに来た琴芷嫣の姿をした招揺。招揺は六合島から戻った厲塵瀾を気遣うふりをしながら、机の上に置かれている六合天一剣が気になる。何日も寝ていないなら休んでください、と招揺が言う。厲塵瀾は、公務くらい何でもない、人の話に同席するより楽だ、と返す。招揺は姜武の屋敷でおじ上と話したいと言ったことを思い出す。まさか琴千弦に嫉妬してるの?おじと姪でしょ?と思う招揺。

招揺は厲塵瀾の手を握り自分の胸に持っていくと、二度と会えないかと思いました、と話す。大丈夫だ、お前が望むなら決して離れぬ、と言う厲塵瀾。招揺は、私を助けに来てくれた師匠は無敵の英雄そのものでした、救い出されて心を奪われました、師匠を脅かすものなど存在しません、でも路招揺の存在は邪魔ですよね?、と言う。だから私が善行を積んで取り入り彼女の考えを聞きだそうとしているんです、と。

厲塵瀾が何と言っていたか聞く。当初、殺意はなかったけれど墓前で万鈞剣を見せられ頭に来たようです、また陣法を施した建物が壊されているのを見て門主の座を取り戻す気に、と話す招揺。厲塵瀾は、路招揺に伝えろ、戻って来たら門主の座はいつでも返すと、と言う。戸惑った招揺は、それは…太っ腹ですね、と返す。

机の上にあった六合天一剣を招揺が手に取る。招揺は不意を突き厲塵瀾を斬ろうとするが、万鈞剣に阻止されてしまう。
師匠、手合わせ願えますか?、と言う招揺。私は六合天一剣、師匠は万鈞剣で勝負しましょう、手加減はなしですよ、と。


外に出た招揺と厲塵瀾。しかし厲塵瀾の持っていた剣は万鈞剣ではなかった。招揺と厲塵瀾の手合わせが始まる。


濯塵殿。外で突然雷鳴が響く。門主と直弟子が真剣勝負をしているという暗羅衛の話を部屋にいた琴芷嫣が聞く。まさか本当に殺す気?と思う琴芷嫣。


順安町。小艾と店で酒を飲んでいた林子豫。滄嶺を目にし、最近は何を?、と林子豫が聞いていると、雷が鳴り始める。外へ出ると無悪殿の方向が光っていた。林子豫は小艾に滄嶺を見張るように言い、無悪殿へ戻る。


万路門。無悪殿の方角を見ながら、重傷の身で手合わせとは命が惜しくないのか、と言う顧晗光。


剣先を向けて自分めがけて飛んでくる招揺を見て、六合島で見た招揺に殺される幻を思い出す厲塵瀾。林子豫が助けようとするが、刺される前に万鈞剣によって六合天一剣は弾かれてしまう。私の負けです、と言う招揺。林子豫は、何の真似なの、と責めるが、厲塵瀾は招揺をとがめない。
行こう、と厲塵瀾が招揺に言う。江州へ、剣の鞘を作ろう、と。


順安町へ戻った林子豫は、滄嶺の泊まっている部屋へ行く。こんな所で修練している場合?、許婚の琴芷嫣は万路門を離れたわよ、と話す林子豫。林子豫は琴芷嫣が江州へ行ったことを伝え、さっさと連れて帰ってちょうだい、と言う。


江州へ来た招揺と厲塵瀾は司馬容の屋敷へ。司馬容は招揺が情報を集めさせていた腹心だった。車椅子に乗った司馬容を見た招揺は、何があったの?、と思う。さらに厲塵瀾と仲がよさそうなことや、司馬容が鞘を作ってくれることに驚く。
伝説の剣・六合天一剣を見た司馬容は、招揺も欲しがっていた、だが島へは行かずじまいで世を去った、と言う。厲塵瀾は一緒に連れてきた招揺が弟子でこの剣を与えたと話す。

屋敷の中へ入り、動いてるからくり人形を見ながら、司馬容は人恋しいくて作ったと言う。塵稷山に戻ってくればいいと言う厲塵瀾。しかし司馬容は過去は懐かしくとも、この屋敷は離れ難いと言う。万路門に入ったのは報恩のため、恩人の招揺がいないなら山にいる理由もないと。厲塵瀾は西山主(司馬容)と話があるからと招揺を下がらせる。

お前が女子を連れ歩くとは、何者だ?と司馬容が尋ねる。招揺だと言ったら信じるか?と言う厲塵瀾。まさか…招揺だと?と言う司馬容に、厲塵瀾は、完全な路招揺ではない、時々、あるいは夜だけ招揺なのだ、と話す。
別人の体に魂が入るのは可能か?と厲塵瀾が聞く。魂の存在さえ不確かで考えられぬと司馬容は答える。では魔力は?と厲塵瀾が言う。

心魔なら聞いたことがある、琴千弦には招揺ゆえに心魔を生じたとの噂があるな、と言う司馬容。噂は当てにならないと思う厲塵瀾だが、司馬容は、噂には1分の真実がある、詳しく調べれば全くのでたらめとは限らぬぞ、心魔のことは機を見て琴千弦に探りを入れてみよう、と言う。


千塵閣。傷が癒えた溯言が、鑒心門の柳門主が丑時3刻に素山の外で待つと、と琴千弦に伝える。琴千弦が用件を聞く。溯言は、触れていませんでした、紙ではなく霊的な力で伝えられた言づてです、と答える。琴瑜の死に関する手がかりをつかんだかもしれないと思った琴千弦は会うことにする。


柳蘇若が逐風が病になったと洛明軒に語りかける。そして、兄が何か感づいたわ、傀儡術で完全に支配すれば身体を壊すかもしれない、私もつらいわ、でももう待てないの、復活のためならどんな手段だって試すわ、私が非道な所業をしようと兄は何も感じない、その方が幸せよ、と涙を流す柳蘇若。そこに遅天明が来る。


ーつづくー


招揺と厲塵瀾の手合わせは見応えがあったかも(⁎˃ᴗ˂⁎)
でも厲塵瀾の傷は大丈夫?
特に痛がった感じはないように見えたけど…。
顧晗光がわざわざ心配して来てくれたのに、厲塵瀾がいなくて怒って帰っちゃったヾ(･ω･`;)ﾉ

顧晗光と沈千錦の関係も気になる。

司馬容の屋敷にいるデッサン用の人形をでっかくした奴が面白い(≧▽≦)
1体欲しいかも。
それで掃除させる(*´艸`*)
話すのも面白い!!
でも、邪魔になるかな?とふと現実に戻ったり。

司馬容が歩けなくなったのは月珠に関係しているのかな?
そういえば月珠が出てこなかった…。



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