甄嬛からもらった衣装を自慢げに着る浣碧。「太監が見とれていましたよ」と佩児が言うと「蘇州の浮光錦よ。小主から頂いたの」と答える。小主は浣碧さんが一番なんですね、と言われ「だったら私と陵容小主とどちらが似合う?」と浣碧は聞く。佩児は「その耳飾りと合わせると浣碧さんのほうが映えます」と言い、完璧は「家柄の悪い者が着ても生地が台なしよ」と返す。
少し離れた場所にいた安陵容と宝鵑が浣碧たちに気づく。
浣碧の着ている衣装を目にした安陵容は「やはりね」と言う。「小主(安陵容)さえ着るのを惜しまれているのに侍女に与えるなんて」と言う宝鵑。「やめなさい」と安陵容は止めるが、それでも宝鵑は「侍女に与えてしまうなんて。小主の立場は?」と言う。
安陵容も内心は複雑な気持ちだった。
ずいぶん遅かったのね、と甄嬛が聞くと、点心を差し出しながら「御膳房から木薯粉(タピオカ粉)をもらってきたのです」と答える浣碧。昔、よく点心を作ったと。
甄嬛が皇后と会っていると、皇后の元に猫が運ばれて来る。波斯国の猫が第三皇子に下賜され、親孝行の第三皇子が母親の斉妃に贈り、その猫を気に入って皇后が斉妃からもらっていた。"松子"と名付けたと話す皇后。しかし甄嬛は相変わらず猫が苦手だった。
「猫は好きだけれど、しょせんは生き物よ。気をつけないと噛まれて傷ができてしまうわ」と言う皇后。人の心さえ測ることは難しく"飼い猫"に手を噛まれることもあると。
今夜は七夕で、陛下が皆を集め暢春園で月を愛でると聞かされる甄嬛。
宴の最中、甄嬛は酔いざましに外へ行くことに。浣碧は暢春園に不慣れなため、付き添いを崔槿汐に頼むように言い、その場に残ることになる。
宴は煩わしいため、桐花台を「ご覧になりませんか?」と言う崔槿汐。桐花台は先帝が舒太妃のために建てたものだった。しかし、寵愛を一身に受けた舒太妃は今は出家し、桐花台も廃れてしまっている。美しさははかないものだと感じる甄嬛。
甄嬛は中を見て来ると崔槿汐を置いて1人で桐花台へ。
甄嬛が牽牛花を見つけ見ている時「花の名前を?」と言う男性の声が。「誰?」と振り返ると、そこにいたのは果郡王だった。「まだ覚えてもらえないとはな」と言う果郡王。甄嬛は「いつも背後から現れるので驚かされるのです」と返す。
甄嬛が浮かない顔をしていたので、声をかけるのをためらったと話す果郡王。「この花がお気に入りのようだ」と言う果郡王に、子供の頃、野外でよく見た牽牛花だと答える甄嬛。牽牛花は"夕顔"とも呼ばれ、幸が薄くなるからと後宮では誰も植えたがらないと果郡王は言う。この花は壁の隅にしか咲かず、夕暮れに咲き、朝しおれるので誰も観賞しないと。しかし、甄嬛はこの花は特別だと言う。
夕日に映えて美しいから"夕顔"と呼ばれる、と甄嬛が言うと「私とて、幸が薄いとは思いたくない」と返す果郡王。
果郡王は安陵容を甄嬛が雍正帝と引き合わせたことを知っていた。「実は悲しんでいる?」と果郡王から問われ「妃嬪は喜びを分かち合うものでしょう?」と甄嬛は返す。
帝王に産まれなかったことを「幸いだった」と果郡王は言う。煩わしさに束縛されることもないと。それを聞き「大勢の女たちの夢に現れているのでしょうね」と甄嬛が言うが、果郡王は笑いながら「私は愛する女性が1人いれば満足だ」と話す。「言うは易し」と言う甄嬛に「愛する者が1人なら守ってやることもできる。心に傷1つ、つけやしない」と言う果郡王。そして果郡王は寂しく暮らす母の二の舞にならないよう「陛下が貴人だけに寵愛を注がないぬとよいが」と言う。
宴に戻ろうとする甄嬛に、先日の非礼を詫びる果郡王。温宜公主の誕生日は、母が入宮した日だったため感傷的になり酔ってしまったと言う。「何の話です?覚えていません」と甄嬛は返し、笑いながら「私ももう忘れた」と果郡王は言う。
戻ってきた甄嬛に何をしていたか聞く雍正帝。酔いをさましていた時、夕顔の花を見つけたと甄嬛は答える。雍正帝は百日紅が咲いたところだと言い、鉢を届けさせると甄嬛に。そんな中、温宜公主がまた乳を吐いたという知らせを曹貴人は聞く。退席したいと言い、曹貴人が理由を話すと、すかさず「そんな…もう治ったはずよ」と言う華妃。侍医は蒸し暑さが原因だと言っていたと。
夜。散歩していた端妃は、最近聞こえる美しい歌声が安陵容だと分かり、純元皇后が生きていた頃を思い出すと侍女の吉祥に話す。
端妃は華妃から薬に紅花を混ぜられ流産したことがあった。華妃に恨みを抱き、復讐の機会だけではなく人も必要だと思っていた端妃は「ひと目、彼女を見た時に分かったのよ。彼女ならきっと手を貸してくれるわ」と言う。
温宜公主は雍正帝があやしても、なかなか泣きやまない。その場に甄嬛もいた。焦っても仕方がないと言い、先日頂いたというくわい餅を皆で召し上がろうと話す華妃。それを温宜公主も食べるが、やはり吐いてしまう。侍医は何か悪い物を食し、胃腸に支障をきたしたと言い、最近食した物を調べることに。
調べた侍医は、くわい餅に問題があると言う。雍正帝が小厦子にくわい餅を食べさせると、その中に木薯粉が混じっていたことが分かる。木薯粉は製粉されれば大人には無害だが、赤子の場合、嘔吐をもよおし死に至ることもあった。
御膳房が間違えたのではなく「誰かが故意に混ぜたのでは?」と言い出す華妃。きっと恨みを持つ者の仕業だと。そして木薯粉を配った記録を確かめ、受け取った者こそが下手人だと華妃は言う。
調べた結果、甄嬛の寝殿が4日前に点心を作るからと木薯粉を取りに来たことが分かる。木薯粉を取りに行ったのは甄嬛の侍女以外にはいなかった。そして、甄嬛が華妃の清涼殿に向かっていたという証人まで現れる。
華妃は甄嬛を犯人に仕立てるため「莞貴人(甄嬛)、なんて残酷なことをするの」と言い、曹貴人も「私めが貴人を怒らせたからです」と言い始める。自分の失言で陛下の誤解を招いたからだと。しかし自分を責めるならまだしも、温宜を傷つけるなんてあんまりだと言う曹貴人。
甄嬛は誤解だと言い、曹貴人を責めた覚えもないと言う。陛下の誤解など生じなかったのに恨むはずがないと。それでもまだ言おうとする曹貴人を「憶測の段階で泣き叫んでどうするの」と止める皇后。甄嬛は事実無根だと言うが、清涼殿に入っていないといと証明できる者もいないため、雍正帝は甄嬛を謹慎させることにする。そこに端妃が。
端妃はその夜、甄嬛と一緒にいたと言う。病床の身だが、竹楽器に音に誘われて外に出た時、酔っている甄嬛を見かけ、自分の寝殿へ招待したと。「まさか遭遇するとは」という端妃の言葉に合わせ、甄嬛も「ええ。私めもご縁を感じます」と言う。そして話さなかった理由として、端妃の外出を知れば陛下と皇后が心配されると、お会いしたことは他言せぬよう約束したためだと説明する甄嬛。華妃はかばってるようにしかみえないと言うが、まだ2度しか会っていない甄嬛を噓までついてかばうことはないと端妃は言う。
「どう思われます?」と皇后は雍正帝に聞く。雍正帝は「任せる。だが憶測だけで語る習慣は許さん」と言い、出て行ってしまう。
帰り。端妃に呼び止められる甄嬛。助けてくれたお礼を言う甄嬛に「助けるには道理があるからよ」と返す端妃。
狙いは甄嬛だと話し、しっかり身を守るよう端妃は言う。気遣いに感謝し、時間がある時に挨拶に行くと甄嬛は言うが「こなたとあまり会わないほうがあなたのためだわ」と端妃は言い、2人は別れる。
夜。どう対処すればいいか華妃から聞かれ、これ以上追及せず下手人を仕立てあげましょうと話す曹貴人。華妃が泣きやまない温宜公主を外であやすよう言ったため曹貴人は喜ぶが、すぐに戻るように言われてしまう。
ーつづくー
華妃に温宜公主を取り上げられて心配していた曹貴人はやっぱり母親だなぁって思ったけど、木薯粉のことは曹貴人も承知のことですよね?
甄嬛を陥れるために…(;´д`)ノ
自分の子供を利用する曹貴人も怖いけど…私はもっと浣碧が怖いヾ(・ω・`;)ノ
浣碧が木薯粉を取りに行ったのは偶然なの!?その偶然を利用されたなんてことがあるの?
それとも、それも計画の一部!?
と、いうことは浣碧もグル!?
ぎゃっ(0д0∥)
考えすぎだといいんだけど…ってサスペンスの見過ぎ?(*≧ω≦*)
甄嬛が浣碧にあげた衣装のことも気になります。絶対、安陵容はいい気持ちしなかったと思うし…それに安陵容には聞こえなかったけど、浣碧の「家柄の悪い者が着ても生地が台なしよ」って言葉も…Σ( ° △ °|||)
浣碧は完全に安陵容を見下しているよね…。
端妃も華妃の被害者ですね。
甄嬛との関係もどうなっていくか気になります。
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キャ~キャ~『娘娘*』・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・*ありがとうございます~うさ娘娘!
え~Σ(・□・;)浣碧が~うさ娘娘の考え過ぎであって欲しいよ~( ; ; )
私は利用されたって思っていたの~でも…違うかも( ; ; )
あの、供養を見られた時…から何か変かも~
いや~裏切って欲しくないよ~( ; ; )
浮光錦の衣装を浣碧が着ていたのは、やはり安綾容にすればいい気持ちはしないと思いますね。
この時の浣碧もちょっと嫌な子だったな( ; ; )
曹貴人も承知だったと思います!なら母としては…ダメだよ~温宜公主は大丈夫なのかな?心配、あの泣き方は普通じゃないよ~
端妃の咳が心配~うんうん華妃が陥れて身体を悪くしたんだよね~可哀想~甄嬛と組んで?仕返しするのかな?
どう進展するのかな~
果郡王がまた甄嬛と出会いましたね(*^_^*)果郡王が「愛する女性は一人いれば満足だ」「一人なら守ってやれる」うんうんそうだよ~
そうであって欲しいよ~皇帝はそれが出来ないのはわかるのですが…甄嬛は果郡王と同じ考えではありますよね~
二人はいい雰囲気ですよ…でもでもそれは…
こちらも、どう進展するんでしょう?
あ~色々と考えて(*^_^*)面白いですね~
続きが楽しみ(*^_^*)スローテンポですが、想像が膨らんで面白いです(*^_^*)
あっ!四爺は絶対ぜーたい譲れません!!(≧∇≦)
うさ娘娘、ありがとうございます。 Apple答応
“娘娘”、ステキです~
Appleさん同様、テンションあがってます!
公主がらみの件、端妃の登場で
甄huanが救われて本当によかったですが、
その一方で、浣碧はどんどん要注意に
なっていくような。。。
変な方向に行かないといいのですが。。。
そういう意味で、いまの甄huanの近しい人々が
割れつつありますね。。。
その一方で、Appleさんも仰っているように
甄huanはそれほどでもなさそうですが
果郡王となんだかいい感じですね。
その会話で、七夕には月を見るとか、
夕顔を牽牛花といい、また幸が薄いなんて
表現が興味深かったです。
現代に近い恋愛感覚をお持ちの果郡王、
桐花台にいらしたのはなぜ?など
Reiさんにぜひお尋ねしたくなりました~
追伸
>うさ娘娘、メーア娘娘、naa娘娘
陳建binさんの紂王は本当に驚きました。
こちらも視聴したいですよね~
妲己は美人心計にも出演されていた楊幕さんです。
そして、もうご存知かもしれませんが
アジアドラマチックTVで
宮廷女官若㬢
7月6日(土)より放送スタート
毎週土・日曜日
午後8:00~/深夜4:00~(週2話進行)
みたいです。無料ではないので、
チェック漏れしていました(苦笑)
うさ娘娘、素敵☆(はぁとが欲しい)。ありがとうございます(*^▽^*)
浣碧、やっぱりおかしいですよね(TT)
安陵容が自分のライバルかのような言動。やっぱり自分の出自を知っているから?
浮光錦って高価なんですよね?一侍女があんな風に気楽に着ていい物なの?・・・甄ケイも突っ込んでなかったし?う~ん(@@)
夕顔は源氏物語を思い出しました。幸薄いってイメージなんですね・・・涼しげで朝顔とはまた違った趣もあると思うんだけどなぁ・・・
果郡王の“愛する者が1人・・・”って考え、以前甄ケイが言っていた求める夫の考えに似ていますね。自由な立場ならいいんでしょうが、二人には・・・(;;)
端妃に皇后、甄ケイを介して華妃に仕返しをしようとしている人が増えているような!?
沈眉荘の件、今回の木薯粉件、うささんでなくてもサスペンス!?犯人探しが気になります(≧∇≦)
うさ娘娘、ありがとうございます。
常在にはどうやってなろうかな?naa答応(≧∇≦)
一気にテンションあがりましたー*\(^o^)/*
どうでもいいことですが、浣碧が着てた浮光錦って、どこかで見たことあるような…夏冬春が着てましたよね(((o(*゜▽゜*)o)))
まちがえたらすみません~
うさ娘娘、毎日ありがとうございます~
続きも楽しみにしてます(^◇^)
娘娘っていいですよね~(*´ー`*人)
喜んでもらえて私も嬉しいです!!
浣碧が脅されててんだったらいいんだけど
最近の浣碧っておかしいですよね(;△;)
浮光錦の衣装は綺麗すぎて
ちょっと普段、侍女が着るのにはもったいないかも?
そして安陵容の気持ちも分かりますよね…
事情を知ってたら理解できたかな?
果郡王の言葉は良かったですよね~。
皇帝になると難しいと思うけど…
心でだけでもそうであってほしい!!
でも、平等にしないといけないし、本当に難しい(;_;)
こちらこそ、ありがとうございます(*⌒ー⌒*)
timeさんにも喜んでもらえて嬉しいです(*´ー`*人)
浣碧は…甄嬛の信用おける1人だっただけに
要注意人物になってしまって悲しいです(;△;)
親しい人々が別れつつあるなんて
甄嬛が可哀想…。
果郡王とはいい感じですよね~。
甄嬛が皇帝の小主じゃなかったら良かったのに。
でも、そしたら出会いもなかったかな…。
そうそう、私も果郡王がどうして
桐花台にいたのか気になりました。
封神榜、観たいですー(*≧ω≦*)
楊幕の妲己も気になりますね~。
若曦はノーカット版ですよね?
私も見れたら見たかったなぁ…残念(TωT)
みんなにお返事書く時は、絶対"娘娘"をつけて
お返事しようって決めていたんです(*⌒ー⌒*)
だから、早くお返事書きたくて書きたくて。
ようやくお返事もかけて、喜んでもらえて
私も嬉しいです~(*´ー`*人)
浣碧は…そうそう、安陵容を敵視しすぎていますよね。
若曦の時は侍女や宮女はだいたい同じような衣装でしたよね。
諍い女ではみんなバラバラかな?
夕顔…幸薄い花なんて寂しいですよね。
とても綺麗なのに。
おぉぉ。確かに!!
みんな甄嬛を頼っているのかな!?
利用されるのではなく、甄嬛も得になりますように…。
もう~、naa娘娘はすでに常在以上ですよぉ(*≧ω≦*)b"
pandada娘娘にも喜んでいただけて
すごく嬉しいです~(*´ー`*人)
えーーーーーーーーーー!?
浣碧が着ていた浮光錦、夏冬春も着ていたんですか!?
私、まったく記憶にないんです(;´д`)ノ
すごーい。
こちらこそ、有り難うございます(*⌒ー⌒*)
みんなで楽しみましょうね~♪
うさ娘娘、ありがとうございます~♪♪♪♪
まさか自分が娘娘と呼んでもらえるとは~♪♪♪♪(*´ー`*)
私は官女子から頑張ります!(なにを?)
ジャクギの四爺ならバラ風呂に入った後、裸で布団に巻かれても(四爺と手を繋いで床へでもOK)・・・(((*ΨΨ*)))
えっと、妄想はこれくらいにして感想を・・・
浣碧・・・
コワイ通り越してなんというか・・・(--;)
浮光錦もらって嬉しいのは理解できるんですが、家柄うんぬんは・・・(--;)
それよりも、木薯粉は・・・(・・;)))
華妃が材料の記録から、それを利用して甄ケイを陥れようとしたと思いたいです、いくらなんでも姉である甄ケイを陥れるために浣碧が手を貸すというのは悲しいです・・・。(;_;)
華妃と曹貴人・・・
赤ちゃんになんて事をーーーー!!!! o(*`⌒´*)o
曹貴人は華妃に逆らえないとしても母親なのに・・・。(;_;)
華妃も温宜公主の命までは奪うつもりはなくても、もし温宜公主が亡くなってたら・・・華妃は甄ケイを陥れる口実としか思ってないと思います・・・。(--;)
温宜公主が凄く凄く心配です・・・。(;o;)
安陵容・・・
この人も見るたびにコワイです・・・溜め込んだものがいつか爆発しそうで・・・。(--;)
端妃・・・
華妃のせいで流産を・・・華妃のせいだとわかってるのに、何にも言えなかったんですよねたぶん・・・。(;o;)
華妃の事は凄く恨んでるのはモチロン、雍正帝や皇后の事も少なからず恨んでる気がします・・・。(--;)
私、端妃が咳をするたびにムリしちゃダメ~と心配になります・・・。(;_;)
果郡王・・・
今回は甄ケイといい雰囲気に・・・。(*´ー`*)
でも誰かに二人っきりの所を見られたら(特に危険なのは華妃の手下)・・・(゜゜;)
甄ケイと果郡王がこれから今回のように、少しずつ近づいていくのでしょうか・・この二人がこれからどうなるのか、楽しみでもあり、知るのがコワイ気もします。