台湾ドラマ「ショコラ」第6話 あらすじ

「誘拐」


千恵が心配で眠れずに厨房にいた麦松奇。阿栗が声をかけると、千恵の着替えを選んで秦是吾に届けさせろと言う。


不満を感じながらも、着替えの入ったカバンとマーチくんを手に持つ是吾。そんな是吾に「変な夢を見ました。千恵さんがアニキの嫁に」と阿栗は言う。「悪夢だ」と言って、是吾は出て行く。


是吾が稲重会の拠点へ行くと、千恵はベッドで眠っていた。「カバみたいだぞ。それもアホのカバだ」と言う是吾。その声でゆっくりと目覚めた千恵は、寝室に是吾がいることに驚き悲鳴をあげる。

「帰るぞ」と言う是吾に千恵は「イヤ」と返す。着替えとマーチくんを渡した是吾は「条件を言え。どうしたら帰ってくれる?」と言う。松奇の命令で来たの?と言う千恵。「俺の意思で」と是吾は答える。「どうしてよ」と千恵が聞き、是吾は「姐さんの娘だから」と言う。"どうしよう。この人と話していると何か…。ダメ、ストップ"と千恵は思い「ママと私は関係ないでしょ」と言うと、その場から離れる。

千恵を追いかけた是吾は「俺たちも関係ないぞ。でもお前は来た」と話す。「だから出てきたじゃない」と言う千恵。是吾は"愛してくれる人を傷つけるな"と言う。「愛してくれる人?お母さんのこと?それともお父さん?私を簡単に捨てた人たちじゃない。愛してるなら証明したらいい」と千恵は言い返す。「もういい。好きにしろ」と是吾は言って出て行く。


千恵はウドたちと一緒に遊園地へ。その遊園地では、千恵に自分たちが味方だと伝えたい松奇が、阿泉とその手下に千恵を襲わせ、ヒーローに扮した是吾たちが助けるという計画を立てていた。しかし襲う役の阿泉たちは、狂犬の弟分たちに襲撃され、千恵を奪い去られてしまう。

千恵が誘拐されたことを知り、是吾と松奇は河合社長の元へ行く。河合社長を脅し、狂犬が"父親の行方を知ったから、ひと稼ぎする"と言っていたことを聞きだす是吾たち。


倉庫で拘束されていた千恵は、狂犬の弟分たちに襲われそうになり、思わず是吾の名を何度も叫ぶ。その時、河合社長に狂犬のいる場所を捜させた是吾が現れる。「そいつを解放しろ」言う是吾。狂犬は拳銃を取り出し千恵に向ける。

狂犬は近づいたら千恵を殺すと言うが、是吾は屈せず似無刀を振り上げる。「お前と銃弾の速さ比べといくか?」と言う狂犬。千恵は構わずにやってと言う。瑪亜の姿が頭をよぎる是吾。

「ガキ。お前でなけりゃ賭けたんだが」と言いながら、是吾は似無刀を足元に置く。狂犬は弟分たちに「ぶちのめせ」と命令し、是吾は抵抗もせず殴られ続ける。千恵は泣きながら「その人を殴らないで。やめて」と叫ぶ。やがて倒れ込んだ是吾は意識がなくなる。

是吾を見下ろしながら「死ねばこの俺が次世代の頂点だ。小娘の身代金なんざ小せえ。会長でさえ…」と言う狂犬。狂犬はふと背後に気配を感じ振り返る。そこには謝沢が立っていた。独断で行動を起こした狂犬を、似無刀で刺してしまう謝沢。謝沢は狂犬の弟分たちもやっつけ、千恵の縄を解く。千恵は急いで是吾に駆け寄り「起きてよ」と抱きかかえる。朦朧としながら是吾は、力のない声で「ガキ。家に帰るな?」と聞く。涙を流しながら「うん、帰ろう．今すぐ帰ろう」と言う千恵。

謝沢が運転し、再び意識のなくなった是吾と千恵を小さな病院まで届ける。その入り口には松奇たちが待っていた。


翌朝。意識の戻らない是吾の容体を、松奇は医師に聞く。医師は軽い脳出血の恐れがあり、大病院へ連れて行くように言う。しかし仮釈放中の是吾を連れて行けば、警察に捕まってしまうと言う松奇。「では回復力次第だ」と医師は言う。

謝沢は是吾の似無刀を松奇に差し出す。阿栗に受け取らせ、松奇は謝沢に礼を言う。


夜になっても是吾は目を覚まさない。是吾の手を握りながら、今、信じられるのはこの世界であなただけ、だから絶対によくなってと祈る千恵。"私がそばにいてあげるから。きっと大丈夫だから"と。


家に戻っていた松奇は、阿栗に持ってこさせた似無刀を折ってしまう。驚いた阿栗が「アニキのですよ」と言うと、松奇は怖い顔で「分かってる、ワシが与えた。始末もワシがする」と返す。「アニキは何も悪くないのに」と言う阿栗。松奇は「悪いとは言わん。ただ、似無刀がなければ、あるいは腕が立たなければ、あんな目に遭ってない」と言う。

松奇が瑪亜の遺影のある祭壇へ行くと、阿門が横に来る。「一緒にお祈りする」と言い「アニキがケガしました、治してください。小さいママさんが悲しみます。ママさんはアニキが好き。お嫁さんになりたいです」と祈る亜門。それを聞いた松奇は驚く。


生死をさまよっていた是吾は、子供に戻り、砂遊びをしている夢を見ていた。「是吾」と呼ぶ松奇や修造。それでも砂遊びをやめない。「帰ろうって言ったのよ」と現れた千恵は子供の是吾の耳をひっぱり歩きだす。少し離れた場所にいた父と母は、是吾に背を向けて行ってしまう。「言うこと聞いてあげる。目を覚ましたらね」と言う千恵。

目を開けた是吾は、傍らで眠りながら「何でも聞くわ…」と言っている千恵に「本当だろうな?」と言う。その声で起きた千恵は、嬉しさのあまり是吾に抱きつく。そんな千恵の姿を見る松奇。是吾を診た医師は、千恵に向かってうなずく。


家に戻った是吾は、千恵の学校がどうなったか松奇に聞く。松奇は父親からのカネで学費を払うと千恵が決心をし、多分、来週から授業に出られるはずだと答える。今度は松奇が「千恵は瑪亜の娘だ。つまり今のワシは父のようなもんだ。だから…」と是吾に言いかける。しかし千恵が来てしまい、それ以上、言うことができない。


折れた似無刀を見つめていた是吾は、松奇から与えられた時のことを思い返す。似無刀を木箱に入れ「過ぎた日とは、おさらばだ」とつぶやく松奇。
松奇はチェロの練習をしている千恵の部屋へ行き、そっと腰掛けながら聴く。


是吾の運転するケーキ店の車で千恵は学校へ。変な車だと学生にバカにされても気にしない千恵。是吾が「お前、笑われてたぞ」と言っても、千恵は「気にしない」と嬉しそうに言う。「どうして?」と聞く是吾。「車やおカネのある子もかなわない、いいものが私にはあるから」と千恵は返す。「何だ?」と是吾が聞き、千恵は「あなたよ」と答えるが、是吾には意味が分からない。
千恵が行ってしまうと、是吾の耳にチェロの音色が聞こえてくる。是吾は聞こえてくる方を見ながら"チェロか"と思い、またある女性を思い出す。


千恵が授業を受けに行くと、そこにはアメリカから1学期だけ招いたという厳しいジャクリーンという女性の先生がいた。


授業が終わった千恵を迎えにきていた是吾。女生徒たちに囲まれている是吾を見た千恵は、是吾を車まで連れて行く。チェロをぶつからないようヘッドを奥にして車に入れる是吾。「なぜ知ってるの」と千恵が聞くと、是吾は「そりゃ…常識だろ。分かるさ、チェロしか知らないが」とごまかす。


ーつづくー


マーチくんを持って千恵を迎えに行く是吾は、やっぱりいい人だよね?
あと、阿栗の千恵が是吾のお嫁さんになる夢が気になる。

そして、こんなところで戦隊ヒーロー(?)が!!!o(≧∇≦o)
あの姿での是吾の活躍が見れなくて残念!!
でも、千恵のために殴られる是吾は格好良かったー(*´艸｀*)
千恵の心も計画で変わったわけではなくてよかったです。

是吾もあっという間に退院!!
みんな回復早いよー(≧∇≦)ノ彡
でも、是吾の場合は無敵だから特別なのかな?

結局、千恵はスープを作れなくて…あのニワトリさんはどうする?
飼うならいいなぁ（∩´∀｀＠)
阿門とか可愛がりそう。


そういえば、狂犬もどうなった!?Σ(=゜ω゜=;)




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