「運命のパリ」
フランス・パリ。中国の高級ウエディングブランド・玲瓏(リンロン)が新作ショーを開催。ショーはもとより、フォンテーヌ百貨店のテナント権を巡り、ライバル社のDUとの争いも注目を集めている。フォンテーヌに出店できるのは世界一流ブランドの証し。昨日、行なわれたDUのショーは大好評だった。
モデル24番のベールが捜しても見つからないと聞いたリー・ウェイウェイは、その場で複雑な曲線でカットしたベールを作ってしまう。
DUのチェン・イードゥ社長もショーの会場に現れる中、ショーが始まる。その様子を画面で見ていたウェイウェイにミルクと砂糖の入ったコーヒーを持ってくるフォ・シャオ。ウェイウェイは「太るでしょ。ミルクは30キロカロリー、砂糖は1さじ100キロカロリー。1杯のコーヒーのため、20分も走るのはゴメンだわ」と言う。
コティヤールの笑顔が社交辞令だと感じるウェイウェイに、シャオは「そう気を張るな。たかが百貨店のテナント権だろ」と話す。「これは勝負なのよ。玲瓏とDUのどちらが先に欧州市場に進出し、世界一流ブランドになるか」と返すウェイウェイ。言っておくわ、チェン・イードゥには負けない、と。そんな中、メインモデルが捻挫したという連絡が。
ウェイウェイは自らメインモデルが着るはずだったウエディングドレスを着てランウェイへ。
「ようこそ、玲瓏のショーへ。皆様、ご堪能いただけたでしょうか」と言うウェイウェイ。会場からは拍手が。
デザインについて感想を聞かれたイードゥは「リーさんのデザインは艶やかで技術も高く、まばゆい限りの美しさです」と答える。しかし「では評価しているのですね」と言われると、一笑した後「誤解なきよう。豪華でも心のないデザインは好まない。作品はデザイナーの品性を映し出す。否応なくね」と言うイードゥ。
「噂ではリー総監は相当冷酷で“女デビル”の異名を持つとか」「何年も浮いた噂1つないですが、理由は?」とウェイウェイは質問される。ウェイウェイは「なぜ私がショーのトリを飾ったか皆さんも知りたいはず。“恋に落ちて”とはこのドレスの名前であり、私の心情です。今回のショーは私の作品の記録だけでなく、私の愛が実を結んだ瞬間の記録でもある」と話す。そしてシャオに「私の人生に現れて無限の愛を注いでくれた。だからこそ私の作品には魂が吹き込まれたのよ。私と結婚して。一生、あなたの女でいる」とプロポーズをするウェイウェイ。差し出された指輪を受け取り、シャオは「喜んで」と言って、ウェイウェイの指に指輪をはめる。
ウェイウェイはマスコミに向い、明日の午前中、シャオと教会で結婚式を挙げると告げる。
コティヤールは玲瓏とDUは甲乙つけがたく、3日後に最終プレゼンを行なうと言う。業界トップの有識者たちと結論を出すつもりだと。
シャオは運転しながら助手席に座るウェイウェイに「結婚のこと、本気か?」と聞く。「もちろんよ」とウェイウェイが答えると「だが人生の一大事だし…」と言いかけるシャオ。それをさえぎるようにウェイウェイが「私もいい年よ、いつか結婚しないとね。他に相手はいないから、ちょうどいいわ。疑わずに済む間柄だし、仕事上でもよき関係よ。私と結婚したくない?」と話す。シャオは「まさか。俺の気持ちは知ってるだろ。ただビジネスに利用しないほうがいい。ショーでの言葉を撤回しても俺が何とかする。だから考え直したらどうだ?」と言う。
「仕事以外のことを考える余裕はないわ。仕事上から人生のパートナーになる。自然の成り行きよ」と言うウェイウェイ。ウェイウェイから満足していると聞き、シャオは「必ず幸せにする」と言う。その時、ウェイウェイに電話が。
「言い訳なら結構よ。明日12時までに最終プレゼンの資料を送って。準備できなきゃ辞めることね」と言ってウェイウェイは電話を切る。
ホテルのロビー。歩いてきたウェイウェイとシャオに「おめでとう。さすがファッション界の手本だな。作品を披露するだけでは足らず、結婚までお披露目するとは」と言うイードゥ。イードゥと一緒にいたティファニーも「今日は驚かされたわ。DUは準備に1か月も要したけど、リー総監は一生を捧げたんですもの。捨て身よね」と言う。イードゥが「実に楽しみだよ。2人が将来、どんな夫婦を演じるのか」と言うと「どういう意味だ」とシャオが言い返す。
ウェイウェイは笑顔で「ありがとう。玲瓏の社長夫人として感謝するわ、祝福の言葉と隠せない嫉妬に。でもティファニーには私も驚かされたわ。常にケバケバしく着飾ってるのに、ボスからは少しも振り向いてもらえない。健気さに心から感服するわ」と言い、シャオとその場を後にする。
コティヤールに資料を渡し「フォンテーヌにとってはおいしい話だ」と謎の男が言う。その見返りは簡単、プレゼンでDUを切ればいいだけ、言葉を変えれば玲瓏を選ぶだけでいいと。「不正を行なえということ?」とコティヤールがけげんそうな顔をする。謎の男が「あなたには造作もないでしょう。しかも、こんな好条件だ」と言い、コティヤールは「なぜ、こんな要求を?狙いは何なの?」と聞く。男の隣で立っていた部下の男が「知らなくていいこともあります。あなたとフォンテーヌには何の関係もない」と告げる。そんな会話を録画している者がいた。
ティファニーが近づいてきたことに気付き、見つめていた指輪を隠すイードゥ。「手配できたわ。明日の午前中、プレゼンの最終チェックよ」とティファニーが言うと、イードゥは「午前は他に用がある」と返す。「まさか結婚式に行くつもり?社長が式をかき乱せば、DUが低俗だと思われる」と言うティファニー。イードゥは「茶番に興味はない」と言う。ティファニーが「リー・ウェイウェイにまだ未練があるの?」と聞く。イードゥは怒ったように「干渉し過ぎだ」と言うと行ってしまう。
イードゥがジムでサンドバッグを打っていると、シャオが近づいて来る。「勝負しないか」とイードゥが言い、2人はリングに上がる。
殴った後、後ろからイードゥの首に腕を回したシャオが「明日からウェイウェイは俺の妻だ」と言う。その腕を取って投げ飛ばし、押さえつけながら「彼女の心は知ってるだろ」と言うイードゥ。シャオは「だからこそ、予定どおり挙式する」と返す。イードゥは「利用されても本望か。お前は偉大な男だよ。だがな、その献身も無駄に終わる。彼女は永遠にお前を愛さないからな」と言う。「だが、お前と違い、俺は彼女を手に入れる」と言うシャオ。
フォンテーヌの元下っ端の男が、昨日、偶然撮影したと謎の男の部下を脅してくる。5万ユーロを要求し、今日、ホテルの入り口で証拠のUSBを渡す、それまでに銀行口座に振り込んでおけと。
ウエディングドレスを着て鏡の前に立ったウェイウェイは「父さん、今日、結婚するの。晴れ姿を見せられなくて残念だわ。天国から祈っていてね、私の幸せを。必ず幸せになる」とつぶやく。
ドレスを着たウェイウェイと偶然会ったイードゥは「面白い話を聞いた。コティヤール女史も自分から夫に求婚したとか。偶然すぎると思わないか?」と聞く。ウェイウェイは「何かと首を突っ込むのね。単なる偶然よ」と答える。イードゥは「知っていたから点数稼ぎにプロポーズを演じてみせたんだろう」と言う。ウェイウェイは「だから何?点数稼ぎがダメって法律が?それにプロポーズは功を奏したわ」と返す。「君の筋書きと知れば女史はどう思うかな」と言うイードゥ。ウェイウェイは「結婚を利用するって誰が信じる?私は本当に結婚したいの。ただ時機を選んだだけ」と言う。
イードゥが「絶対、勝たせない」と言うと「だったら、こんな所で挑発なんてせずに、実力で勝ってみせるのね」と言い返す。
約束の場所で謎の男の部下はUSBと携帯を受け取る。脅した男は「早く使い終わらないよう祈ってろ」と言って去って行く。
ホテルのロビー。電話で話をしながら歩いていたウェイウェイと謎の男の部下がぶつかる。その時、ウェイウェイのバッグが落ち、中身が出てしまう。謎の男の部下もUSBを落としてしまい、拾ってその場を離れる。
部屋に戻った謎の男の部下はすぐにUSBを確かめる。しかし中身は服のデザインだった。ウェイウェイとぶつかった時に入れ替わってしまったと気づく男。
謎の男の部下は応援を4人呼び、ショーの会場の舞台裏でUSBを捜し、あるだけ持ち去るよう命令する。
男たちはいろいろなUSBを見つけるが、去り際、そのうちの1人がタバコに火がついたまま投げ捨てて行ってしまう。
ウェイウェイが挙式で誓いの言葉を述べている頃、イードゥはパントマイムをしていた男の帽子に、指輪を入れていた。
シャオがウェイウェイに指輪をはめようとした時、会場で火事が発生し、舞台裏が全焼したという知らせが。急いでウェイウェイは駆け出し、指輪が床に落ちる。
舞台裏に置かれていたウエディングドレスも焼けてしまい、ウェイウェイは絶望する。シャオが「諦めるな」と言っても、ウェイウェイには慰めにもならない。
シャオが「君のUSBが車に落ちてた」と言ってウェイウェイに渡す。それを謎の男の部下が見ていた。
ウェイウェイは火事がイードゥの仕業だと思う。
ホテル。シャオと歩いてきたウェイウェイは、ロビーにいるイードゥの元まで歩いて来ると殴ろうとする。その手を止め「錯乱したのか?」と言うイードゥ。ウェイウェイは「あなたのせいよ」と言う。イードゥがウェイウェイの手をつかんだままで「卑怯者、手を離せ」と言うシャオ。イードゥは「笑わせる新婚夫婦だな。別の男に抱きつく新婦と、妻や会社も管理できず火事まで許した新郎」と言う。「玲瓏に勝てないから卑怯な手を?罰が下るぞ」とシャオが言い返す。イードゥは「手段を選ばないのはお前たちだろ。だから神が火事を起こさせたんだ」と言う。
結婚式がキャンセルされたことや、プレゼンの中止がニュースで流れる。
ウエディングドレスのまま、ぼう然と歩いていたウェイウェイは、橋の上でバッグを取られそうになり、川へ転落してしまう。
ーつづくー
記憶の森のシンデレラが始まりました(@^−^@)
ライバル同士ということもあって、いがみ合っている(?)ウェイウェイとイードゥ。
これからの展開が楽しみ!
謎の男って誰!?(おい)
ウェイウェイの身近な人?
シャオの方?
玲瓏を選ぶようにコティヤールに言ってたけど、部下のせいで火事になってしまって…(@_@;)
映像のあちこちが綺麗で。
1話目はそこも見応えがありました。
そして最後にウェイウェイが川の中へ…。
ここから物語が大きく動いていくんですよね?
キミー君を見るとちょっと切なくなるけど、でも以前、timeさんが視聴するのも供養と言うようなお話をしてくれて、本当にそうだなと思いました。
でも、私の1番のお目当てはワン・カイさん(*≧ω≦*)
「スターな彼」(台湾ドラマ)に出演されていたワン・カイさんと、琅琊榜で再会できるとは!こういう再会も嬉しいですよね(*´ー`*人)
↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
よろしくお願いします


にほんブログ村
いつもポチッをありがとうございます(*´ー`*)
きちんとあらすじを書かれていて素晴らしいです。
1回見ただけできちんと話を反復していなかったのでこちらで補完できました。
ありがとうございます。
まだまだ先は長いですが、kimiくんふぁんし~としては挫折しないように
見続けたいと思います。
またお邪魔させていただきます。
お話も続きが気になるし、なかなか面白かったです。
ヒロインの女優さんが最近見た「月下の恋歌」の東方不敗さんで、今回は洋装なので、まだ慣れません(笑)
ですが、どちらも強い女性というイメージです。これから色んな変化があるかな?
ワン・カイさんも素敵ですね。キミー君もたくさん登場しそうで楽しみです。
あらすじを読んでくださって有り難うございます♪
始まったばかりなので、これからの展開が
気になります。
週1なので長く楽しめますよね(*´ー`*)
私もキミーくんをしっかり見なくちゃ。
コメント有り難うございました。
また、よろしくお願いします。
本当に映像が綺麗で。
贅沢な気分になる1話でしたよね。
「月下の恋歌」でも強い女性だったんですか?
おぉぉぉぉ。
2話目からどんな感じになっていくのか
楽しみです。
ワン・カイさんもキミー君もしっかり見なくては!!
ファッションデザイナー役でも、強い女性のままで期待大です。
パリの風景も、ワンカイさんも、キミーくんも。
あらすじありがとう、うささん
喬任梁くんが本当に素敵で、
薇薇に対する優しい姿に見とれながら視聴しています。
薇薇のすべてを受け入れる霍驍。
本当に優し過ぎます。
その一方で、複雑な王凱さん演じる亦度。
結婚式にも行こうとしていましたけれど、
本心はどうなのでしょう。
そして、くるみさんやBerryさんがコメントされている
ジョー・チェンさん・陳喬恩さんの姉御肌の役柄も
いい感じですね。
橋から落ちて次の展開がどうなるのでしょう?