シュガーケーキガーデン～翻糖花園～ Cake14

酔っている米恩は希煥が本当の名前を言っても理解していなかった。それを利用し希煥は「希煥、大好き」と言ってと頼む。言われるがまま米恩は言うと、希煥に満面の笑みを向ける。そんな米恩にキスをしてしまう希煥。

翌日。米恩が目を覚ますと、同じ部屋の床に希煥が寝ていた。驚く米恩。米恩は酔った米恩をベッドまで運んだ希煥に一晩中歌わせていた。それで疲れて寝てしまった希煥。しかし米恩はまったく覚えていない。それだけではなく希煥とキスをしたことも忘れている。


瀚祥の家に泊まった愛林は、瀚祥に家まで送ってもらう。「愛してるわ」と言い、冷たい瀚祥の頬にキスをして車を降りる愛林。


美英の悲鳴で米恩と希煥が駆けつけると、厨房が荒らされていた。泥棒の仕業だと分かるがオーブンやミキサーなどが壊されケーキを焼くこともできない。愛林への支払いのため店を休むこともできず、パンケーキをお客さんに出すことに。

全部食べたにもかかわらず、パンケーキに火が通っていなかったとクレームを言う客が現れる。希煥は怒りを押さえ客に頭を下げ謝り、米恩もスタッフも驚く。米恩の謝る姿を見たくなかった希煥は「君のプライドは僕にとって大事なものなんだ。だから守りたい」と米恩に言う。


瀚祥がスカッシュをしていると譚瑞が来る。出て行こうとする瀚祥に「勝ったと思うなよ。君は愛林のオモチャにすぎない」と言う譚瑞。そして、俺がスムール・ドゥ・パンにいる限り君はオモチャでしかないのさ、と言うと出て行く。


売り上げも少なく、このままパンケーキだけを作り続けるわけにはいかないと、オーブンを使わずに作れるティラミスやプリンも作ると言う米恩。しかし、それだけでは少なすぎた。希煥はオーブンのある所へ出張しよう、と提案する。

配るためのチラシ作りを始める希煥。頑張る希煥にスープを持ってきた美英に、本当はあの客を殴りたかったと希煥は言う。「謝るなんて男じゃない」と。その言葉に真の男は誰かを殴るのではなく守るものだと話す美英。そして殴らなかったことで米恩を守ったと言う。


美英と話し「僕はなぜ家族を守ろうとしなかったんだろう」と思った希煥は父親と祖母が恋しくなる。家に電話をかけた希煥。何も話さなかったが、祖母は希煥だと気づく。祖母の声を聞き、涙が溢れてきた希煥は、結局何も話さないまま電話を切ってしまう。希煥は心の中で謝る。


愛林の父・陳香福が米恩を訪ねてくる。返しておきたいものがあると、店の権利書を差し出す陳香福。そして「君の"忘れ物"として返しておきたい」と言う。申し訳ないと思っている代わりにシュガーケーキガーデンを受け取るように言う陳香福に「今回のことをなかったことにはできない」と米恩は受け取らない。

父の残した店を自分の力で取り戻すと言う米恩。陳香福も自分が愛林を甘やかしてきたことを分かっていた。そして自分がいつまでも愛林のそばにいられないということも。妻と自分が死んで愛林が1人になったら、米恩にも助けてもらえず「あの子は…どうすりゃいいんだ」と言う陳香福。


陳香福との話を聞いていた希煥。「意地を張りすぎ?」と聞く米恩に父親がいなくても十分強い米恩なら店も買い戻せると希煥は言う。寂しそうな希煥を見て家族が恋しくなったと感じた米恩。希煥からひざ枕をしてほしいと頼まれ、戸惑いながらも30秒だけならいいと答える。

嬉しそうに希煥は米恩の膝に頭を置く。米恩は優しく、家を思い出せないならここを家だと思い、私達のことを家族だと思えばいいと言う。「ありがとう。僕のそばにいて」と言う希煥。


瀚祥は朝食を陳家で食べることに。愛林に腕を触られ、瀚祥は痛そうにする。瀚祥は腕に包帯を巻いていた。言いずらそうにスカッシュで譚社長がぶつかってきたと言う瀚祥。何か言われなかったか愛林が聞くと、瀚祥は顔を伏せる。

会議に行くと譚家を出て車に乗った瀚祥。手に巻いていた包帯をすぐにほどく。


ーつづくー


(￣Δ￣;)
昨日の愛林の母親にもあきれたけど、父親にもイライライライライラ
米恩が権利書なんて受け取るわけないじゃん!!
それで許してもらおうなんてバカにしすぎヽ(｀Д´#)ノ
それに自分達が亡くなったあと「あの子は…どうすりゃいいんだ」なんて米恩にする話!?お金で何でも手に入ると思っているなら、友達もお金で買ってあげればいいのにって思っちゃう。

瀚祥のケガはウソだよね…。悔しくて譚瑞に仕返しをしたんだと思うけど、瀚祥にはこんなことしてほしくなかったな(；△；)
いくら譚瑞が嫌なヤツでも…。
それと、愛林と一晩過ごさないでほしかった(；_；)

ところで陳家のメイド服、ピンクでしたねー(*´艸｀*)



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