温実初と穏やかに暮らすのも悪くないと甄嬛に話す崔槿汐。しかし甄嬛は、温実初では流刑先で重病となった父を救う力になれないと返す。そして果郡王の敵を討つ力と果郡王の忘れ形見のお腹の子に身分を与えるため、甄嬛は皇宮に戻る決意をする。
甄嬛は補血の薬と、則天武后も使った美容液"神仙玉女粉"を温実初に頼む。温実初が帰って行くと「皇宮に戻る件はしばらく内密に」と甄嬛は浣碧に言う。「結局、色でことを成すのね」とつぶやくように言う甄嬛。
また夜伽が安陵容だったと知り、皇后は夜伽のあとは薬を服用させるよう絵春に伝える。
安陵容は隣にいた雍正帝が寝ているのを確かめると、そっと寝床を置き出し、侍女の宝鵑に香炉の香を捨ててくるように言う。
皇宮で陛下に口添えできるのは蘇培盛しかいなかった。皇宮に戻るためには陛下と遭遇する機会が必要だと思った崔槿汐は「私めに、その気があるようでしたし」と自分の身を犠牲にすることにする。十分すぎるほど尽くしてくれた崔槿汐を、これ以上、甄嬛は苦労をさせたくなかった。しかし崔槿汐は「皇宮に戻るなら、私めはどんなことでも力になります」と言う。
崔槿汐は着替え、蘇培盛の私宅へ向かう。嬉しそうに崔槿汐を出迎える蘇培盛。私宅を1人で住むには寂しいと話す蘇培盛に「もし…私も一緒にと言ったら遅いかしら」と崔槿汐は言う。ようやく応じてくれることに蘇培盛は驚く。
お茶を差し出した崔槿汐は、さりげなく、この世の出来事は紆余曲折を経て起こる、運命の人も必ず戻るもの、ですが莞嬪(甄嬛)は頼れる者もおらず孤独なので気の毒になると顔を曇らせる。甄嬛が陛下を恋しがっていると分かった蘇培盛。さらに崔槿汐は「陛下と莞嬪が新たにやり直せれば、私とあなたも何かと都合がいいわ」と蘇培盛の手に自分の手をそえる。
崔槿汐は、蘇培盛を連れて戻って来る。「娘娘」と拝謁する蘇培盛。「私はもう娘娘ではありません」と甄嬛が言うと、蘇培盛は「理由があるからです」とにこやかに言う。そして「娘娘の願いはかないますよ」と蘇培盛は話す。
禅房にいる甄嬛が、甘露寺からひどい仕打ちを受けたと察した蘇培盛。「ご苦労様でした」と蘇培盛が言うと、苦労は怖くないですが、不安なのです「生きて陛下と公主に会うことが出来れば、死んでも本望です」と返す甄嬛。蘇培盛は娘娘の恩に報うべく尽力を尽くすと言う。
勝算があるから来たと言う蘇培盛は、陛下が黙認しなければ芳若も頻繁にこれなかったこと、純元皇后以外、うわごとで呼んだのも甄嬛1人だということを話す。果郡王もうわ言を聞いていたと。「その果郡王は戻らぬ方に」と言う蘇培盛に「なぜですか?」と聞く甄嬛。宮中の秘密だが「果郡王は亡くなりました」と蘇培盛は言う。
蘇培盛は、甘露寺で陛下が参拝すれば凌雲峰に連れてこれると話し、この件は私めのためでもあると言うと帰って行く。
見送る崔槿汐に「当面の足しにせよ」と蘇培盛は袋を渡す。
朧月が宮女と遊んでいるのを沈眉荘が見守っていると雍正帝が来る。じき2月2日の龍抬頭であるな、と話す雍正帝に、春を探し祈祷する日でもあると言う蘇培盛。その日、養心殿で政務に専念しようと雍正帝は思っていたが、蘇培盛は龍抬頭は大事な行事だと強調。祈祷のついでに春を探されては、と蘇培盛が言い「凌雲峰の春景色の美しさは今でも覚えています。ついでに甘露寺で祈祷すればちようどよいかと」と沈眉荘が後押しをする。2人に言われ、雍正帝は甘露寺へ行くことを決める。
雍正帝が甘露寺に行くと知り「止めなければ」と言う皇后。しかし剪秋から甄嬛は凌雲峰に追いやられたと聞くと安心する。
蘇培盛が衣装や腕輪などを届けてくる。その中には崔槿汐の分も含まれていた。「私めの境遇も運任せですね」とつぶやく崔槿汐の言葉が甄嬛には聞こえない。
陛下の娘娘への思いを聞くと切なくなると話す崔槿汐。しかし甄嬛は、陛下は残酷な方、残酷な方からの施しを情だと感動できる?と言う。完璧に打ちのめして効き目のない薬を施しても無意味だと。
陛下が甘露寺に祈祷に来る。甄嬛がどうしているか聞く雍正帝。病のため、現在は凌雲峰の禅房に住んでいると話す住職。病だと聞き「問題はないのか?」と雍正帝は聞くが、しどろもどろになり住職ははっきり答えられない。静白は慌ててみんな甄嬛に十分敬意を表していたと取り繕う。雍正帝は甄嬛が洗濯や柴刈り、水くみなどをしていたことを知り、今いる禅房に案内するよう命じる。
艶やかな女は後宮に大勢いるため、質素なほうが際立つと考えた甄嬛は仏衣をあえて着る。
禅房にある仏の前で甄嬛がお祈りをしていると雍正帝が来る。入ってきたことが分かり、崔槿汐は聞こえるようにわざと「昨夜も眠れなかったことですし…」と言い、後ろにいる雍正帝の姿に気付いて驚いたフリをする。陛下、と言いひざまずく崔槿汐。「陛下?こんなところに?」と振り返った甄嬛も驚いたフリを。「嬛嬛」と言う雍正帝。
尼たちから病が回復したと聞いていた雍正帝は「こんなにやつれているではないか」と言う。そして「先ほどの話では、また眠れなかったそうだな」と崔槿汐に聞く雍正帝。崔槿汐は、薬を飲み春になれば治るような病だったが、ずっと陛下と公主を恋しがり、夜も眠れないほど悲しみ、回復が遅れたと話す。それを聞き、雍正帝は両手を差し出すと、涙を流す甄嬛を立たせる。そして甄嬛を抱き寄せる雍正帝。崔槿汐は、甄嬛と雍正帝を2人きりにさせる。
「四郎、お待ちしていました」と言う甄嬛。「朕の心も痛んでおる」と雍正帝は言う。
床を共にした甄嬛は、隣で眠る雍正帝を見ながら涙をこぼす。目を覚ました雍正帝は、そんな甄嬛を見て「なぜ泣く」と聞く。四郎は私めに情などないと思っていました、と言う甄嬛。今日も病だと聞き、訪れてくれたのですね、と。四郎が私めに少しでも情があるのなら、この3年に悔いはない、10年寿命を縮めても本望だと話す甄嬛に「あの時、そなたが意地を張らねば、朕が手放すはずがなかろう」と雍正帝は言う。
雍正帝は甄嬛の残していった、甄嬛の一番好きなかんざしを取り出す。「朕のため、また身につけよ」と甄嬛に渡す雍正帝。受け取った甄嬛は「私めは廃された身。今のままで十分、幸せです。今日のことで妃嬪の恨みを買いたくありません」と言う。「まだ廃された身だと?」と言った雍正帝は、ずっと莞嬪だと思ってきたことを打ち明ける。そして月に一度来ることを約束する。
ーつづくー
確かに温実初では父親を救うことは出来ないよね。でも甄嬛の言葉は悲しかったな…。
あと、甄嬛からすれば仕方がないことかもしれないけど、皇宮に戻ることを温実初に秘密にしていることも悲しかった"(ノ_・、)"
温実初の愛を利用しているような…そんな感じがする。
安陵容は相変わらず香を使っているのね(*´Д`)=3
あんなことがあったのに、大胆すぎる!!
バレなかったから大丈夫だと思ってるのかな?
「私めの境遇も運任せですね」と言う崔槿汐の言葉が気になりますヾ(・ω・`;)ノ
きっといいことじゃないよね…顔が雲っていたし。
その言葉を甄嬛が気づかなかったのも心配。
雍正帝には静白と住職に罰を与えてほしかったなぁ。
少し前に沈眉荘が仕返し(?)をしてくれたけど(*≧ω≦*)
甄嬛の計画はまずはうまくいきましたね。
でも子と父親のためとはいえ、複雑(;△;)
果郡王も生きていると信じているので(私が)、どうなってしまうのー?とドキドキです。
戻ってきた時のことを思うと切ないっ(;_;)
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温実初より果郡王を推している私ですが~でもねやっぱり温実初が凄く可哀想で( ; ; )
甄嬛が…かっこよく無かったかな!甄嬛のイメージが変わった!
家族が大事で、果郡王との子も大事、自分が何とかっていう気持ち!それは分かるんだけど~
自分の事を好きっと言っている人、今までも助けてくれていた人を利用では無いけど、内密に!って( ; ; )
それは無いよう~
安陵容はまだあの香を焚いてるよ~Σ(・□・;)
雍正帝、眠ってたけど…私は起きてるように見えたんだけど(≧∇≦)それはないか(≧∇≦)
崔槿汐と蘇公公が!(◎_◎;)同郷で蘇公公が好きだったとは…
崔槿汐も身を投げ出して甄嬛を助けるんだ~
本当に心配ですね!
雍正帝が!!え~Σ(・□・;)床を共にするんだ~帰らなくても大丈夫なの?帰らなかったら~分かるような…
簪も持って来ていたんだ~
う~ん雍正帝の気持ちが分からない~3年も何も無かったのに…信じられない~
弱々しくなった甄嬛が可哀想って感じでも無かったような…
そうだよね!住職と静白に罰を与えて欲しかったね~
果郡王~本当に生きていたら果郡王ショックだよね~( ; ; )甄嬛も後悔だよね( ; ; )
今なら、今なら~何とかなる?もう遅い?
続きが凄く気になりますね~
うさ娘娘、いつもありがとうございます。
甄huanのためとはいえ、蘇公公も
いまは嬉しかもしれませんが、
今後、気づかないのかしら?、
槿汐自身の気持ちは大丈夫なのかしら?
と勝手に心配しています。
そして、雍正帝と甄huan。
Apple娘娘、私も床を共にしたことは
引いてしまいました。。。
甘露寺に来ていたのはなぜでしたか?
と突っ込みたくなるぐらい。。。
そして、大丈夫???
と。
後宮に戻ったあと、これ以上あり得ない展開が
繰り広げられませんように(祈)
まず甄ケイ・・・
温実初では甄ケイのお父さんは助けられないとか言ったり、皇宮に戻る決意を温実初に内緒にしたり・・・前回、温実初は果郡王のことを甄ケイに自分で伝えたのに甄ケイは皇宮に戻る決意を内緒に・・・皇宮に戻ることを温実初に相談とまではいかなくても甄ケイみずから温実初にちゃんと言って欲しかったです・・・内緒はヒドイと思いました・・・。(;_;)
皇宮に戻る為とはいえ雍正帝と床を共にしたのは・・・他に方法がなかったにしても・・・。(--;)
あと、time娘娘も仰ってますが大丈夫なのかぁと・・・。
崔槿汐・・・
蘇公公を味方につける為に、蘇公公の恋心を利用するなんて・・・。(--;)
崔槿汐が蘇公公を少しでも好きならいいのですが、好きだとしても友達として好きって感じがして・・・蘇公公は利用されたことを知ってしまったらすごく悲しいはず・・・。(;_;)
あとうさ娘娘の仰る通り、「私めの境遇も運任せですね」は気になります・・・甄ケイが皇宮に戻れば崔槿汐は宮女に戻るわけですし・・・甄ケイが崔槿汐の微妙な(微妙どころじゃない気が・・・)立場に気づいてないのも・・・。(--;)
安陵容・・・
懲りてませんね~( ̄▽ ̄;)
あんまり強力じゃないのに代えたんですかね・・・使いすぎて効果がなくなるとかないのかしら・・・。(^o^;)
このまま使い続けてボロが出そう・・・。( ̄▽ ̄;)
雍正帝・・・
何しに、お寺に行ったのか・・・。( ̄▽ ̄;)
前に果郡王のお見舞に来てた時は甄ケイに会おうともしてませんでしたよね・・・やつれてる(?)甄ケイと再会していきなり床を共にしたり・・・。(--;)
うさ娘娘、Apple娘娘の仰る通り、静白と住職にキッチリ罰を与えて欲しかったです!
雍正帝は静白と住職の話を信用したんですかね~だとしたらもう本当におバカすぎる・・・。( ̄▽ ̄;)
なんか、今回はうーんって思ったことが多くて・・・。(--;)
うさ娘娘、Apple娘娘の仰る通り果郡王が生きていて戻ってきたらどうなってしまうのか・・・。(;_;)
time娘娘の仰る通り、これ以上あり得ない展開が繰り広げられるのは私も出来れば遠慮したいですが、みんな幸せにってことにはならないでしょうし・・・これからどうなるんでしょう・・・。(--;)
蘇公公は崔槿汐が好きだった・・・それだけでもびっくりだったのに、その気持ちを利用するって・・・(;;)
古株同士いい感じとほのぼの見守って!?いたのに・・・今後どうなるんだろう?とっても心配です(;;)
雍正帝が差し出した甄ケイの好きだった簪・・・
雍正帝と簪、同じシーンでも四爺の時はきゅんきゅんだったのにこちらは(--;)
この雍正帝本当分からない。好きになれない(TT)
そして床をともにした甄ケイ、みなさん仰るように、私も果郡王は生きてると信じているので、後々後悔することになるんじゃないかと思います(;;)
果郡王が亡くなり子供や家族を守るためとはいえ、一方で自分だけでなく温実初や崔槿汐、大事な人の心を犠牲にしているようで・・・なんだか辛いです。
皇宮で安陵容、まだ香焚いてるんですね(--;)
こちらもどうなることか・・・
続きが気になります。