路招揺(ろしょうよう) 役…バイ・ルー
厲塵瀾/墨青 (れいじんらん/ぼくせい) 役…シュー・カイ
琴芷嫣(きんしえん) 役…シアオ・イエン
柳蘇若(りゅうそじゃく) 役…ミー・ルー
姜武(きょうぶ) 役…ダイ・シュー
琴千弦(きんせんげん) 役…リー・ズーフォン
「ひとときの安寧」
忠誠を誓った門主ではないと、招揺に襲いかかる袁桀。厲塵瀾が術で阻止し、招揺を裏切ることはこの私が許さぬ、と言う。袁桀はここでけりをつけようと、今度は厲塵瀾に襲いかかる。術で袁桀を飛ばす厲塵瀾。そして小艾が反逆者は決して許さぬと周伯を殺す。
厲塵瀾の様子がまたおかしくなり、招揺が落ちつかせる。
招揺はかつて世の偽善者を殺し尽くすと袁桀に話していた。まだ実現してはおらぬ、志を捨て男のために小さな世界で生きるのか?、決して許さぬぞ、と言って袁桀は死んでしまう。
宗門に家族を殺され万路門に入った時、永遠に忠誠を尽くすと誓っていた袁桀。招揺は、なのに、お前は門徒を手にかけた、と言う。そして、入門の際、皆は誓ったはずだ、永遠に忠誠を尽くし決して背かぬと、私は厲塵瀾を万路門・門主として擁立する、意義のある者は?と聞く招揺。林子豫が、異議あり、と言う。
招揺は、お前は策を巡らし私と琴芷嫣を追い出そうとした、でも私たちの秘密を暴いても墨青は私たちを処罰しなかったわね、と林子豫に言う。琴芷嫣は2人いて性格はまるで別人だった、今、分かったわ、もう1人の琴芷嫣はあなたなのよ、と林子豫は笑う。死んだはずのあなたが門主のそばにいたとはね、と。林子豫が鞭を振るったところに路十七が来る。鞭の先を引っぱり、林子豫を飛ばしてしまう路十七。
路小七は、門主、戻って来たんですね、と招揺に抱きつく。覚えていなさい、と言うと、林子豫が瞬行術を使って去っていく。その時、一瞬、小艾の顔を見る林子豫。
小艾は、袁桀の残党の始末はお任せを、動乱を鎮めます、私が周伯を制したのは門主を救った林子豫が裏切るとは思わなかったため、それで林子豫に加勢を…、と招揺たちに話す。人手が必要なため厲塵瀾は、阿大と北山主の残党処理を、と命じる。
路十七が顧晗光を呼びに行き、小艾も出て行くと司馬容が無悪殿に入ってくる。おかえり、と招揺に言う司馬容。驚かないのね、と言う招揺に、もう知ってたんだ、と司馬容が返す。
顧晗光たちの戦いも終わる。そこに来た路十七が顧晗光を無理に連れて行く。そのすぐあと、駆けて来た安思が、前門主が戻ったと言う。喜ぶ琴芷嫣だが、すぐに顔を曇らせる。君の負い目は共に背負うよ、と言う滄嶺。
無悪殿に連れてこられた顧晗光は、招揺の顔を見て驚く。招揺は様子のおかしい墨青を顧晗光に診てもらう。そんな中、琴千弦が来る。
招揺に話があると言う琴千弦。
招揺は剣塚から運び出した理由を琴千弦に尋ねる。私の執着が心魔と化したからだと答える琴千弦。初めて会った時、招揺は牢に入れた琴千弦の顔を一晩見続けた。あの晩から琴千弦の心は大いに乱れ、徐々に心魔が生じてしまう。琴千弦は招揺の体を素山の氷窟に封印し、延命の陣を張る。それは招揺の体を前に修練し、体から心魔を追い出すためだった。そして心魔を追い出すことができた琴千弦。しかし心魔は姜武となったと琴千弦は話す。
自分が一晩中、琴千弦を見つめていたせいで姜武が生まれたと知り招揺は驚く。
錦繍公子は封魔山へ行き姜武と会う。お前と手を組みたいと言う錦繍公子。宗門は私が統べる、万路門はお前のもの、と。悪くない提案だと思った姜武は手付けの品として琴千弦の首を要求する。分かった、用意する、と言う錦繍公子。さらに姜武は琴千弦を殺す前に、琴千弦は路招揺に懸想して彼女を復活させた、奴の聖人ぶりは単なる評判にすぎない、と世間に大々的にまき散らしてくれと言う。
君や世間に迷惑をかけたと招揺に謝る琴千弦。招揺は、あなただけの罪じゃないし、助けてくれたから貸し借りなしよ、と言う。でも今後は私に不埒な思いを抱かないで、ぶちゃいく君を悲しませたくないの、と。
錦繍公子は講談師に、琴千弦は路招揺に出会ってから密かに不純な想いを抱き続けた、路招揺のに亡骸を素山に隠し千塵閣の秘術を使って路招揺を復活させようと試みる、と話させる。
厲塵瀾の古傷は前より悪化していた。魔王の子は不死身だとでも?と言う顧晗光。そこに来た招揺が、治療に来たのに小言はやめて、と言う。
招揺は姜武が琴千弦の心魔だそうだと話す。顧晗光が、静かにしろ、病人の安静を邪魔するな、と止める。私も病人よ、術が使えなくなったの、と言う招揺。ここに戻る前、体を清めるために池に入ったわ、そしたら…、と。
顧晗光が招揺を診る。術だけの問題ではない、気も集められぬはずだ、と言う顧晗光。厲塵瀾は、金仙を倒した君は花火になって消えた、どういうことだ、と言う。招揺は、栖止地って聞いたことがある?九死に一生を得た者が入れるの、私の墓前の木に入口があるわ、そこの店では不思議な薬を売っていて空空舗という店で力を回復できる空空丸が買えるの、前に力が回復した時は昼間は姿が透明になった、今回は改良版の空空丸で全盛期の力を取り戻せた、術が使えなくなったのは多分、改良版の副作用だと思う、と話す。
琴千弦と招揺が話をしている間、散歩をして来た溯言。溯言は万路門が暴力と争いに満ちた血生臭い門派と聞いていたが、麓の田畑で自供自足をし、緑に囲まれて正気にあふれ、動乱の殺気は残るも衰退の気は皆無だと琴千弦に言う。自分の目と耳で見聞きし心に感じる、それも修練だ、と言う琴千弦。そんな話をしていると路十七が駆けてくる。
もうお暇する、と路十七に言う琴千弦。もっと遊んでいけば?、と路十七は言うが、答えを見つけるべき迷いがある、一刻も無駄にはできぬと琴千弦は言う。帰したくない路十七は、蔵書閣で調べればいい、と話す。万路門の蔵書の豊富さは有名だった。入らせてもらえるなら答えが見つかるやも、と琴千弦が言い、路十七は招揺に頼みに行く。
濯塵殿の扉を開けた琴芷嫣は、戻った招揺を見て喜ぶ。しかし、招揺が力を失っていると分かり入ることができない。ためらう琴芷嫣の手を取り、中へ入る滄嶺。滄嶺は父と鑒心門に代わってわびる。琴芷嫣も謝るが、許さない、消えて、と言う招揺。琴芷嫣は、許してもらえるまで何度でも来るわ、と言って滄嶺と出て行く。入れ違いに来た路十七が、美男さんが蔵書閣に入りたいと、と招揺に頼む。琴千弦が姜武を倒す方法を見つけようとしていると思った招揺は許可する。嬉しそうな路十七に招揺が理由を聞く。一緒に遊べるから、と言って路十七は出て行く。
碁で顧晗光に負けた沈千錦は、謎解きなら勝てると言う。しかし謎解きにも負けてしまい、やはり勝てそうにないわ、と言う沈千錦。
沈千錦は万路門にはお世話になったと、明日の七夕にみんなに鍋を振る舞わない?と話す。
厲塵瀾の治療をした顧晗光は、今夜、千錦が鍋を振る舞うから食べに来い、と誘う。分かった、祝日を祝うのは久々だな、と言う厲塵瀾。
濯塵殿へ行った厲塵瀾は、今夜、順安町の夜市に行かないか?、と招揺に言う。行きたいわ、と言う招揺。招揺と一緒にいた路十七が、私も行きます、と言う。しかし招揺から逢瀬を邪魔する気?と言われてしまう。厲塵瀾にも、お前も年頃だ、別の相手を探せ、と言われ気に入らない路十七。さらに、早く嫁がせろ、と厲塵瀾が言い、路十七は、嫁がせるならこいつを、と招揺に訴える。招揺は、夜市は諦めなさい、夕食は顧晗光の所で食べましょう、と路十七をなだめる。
すねた路十七が出て行き、十七にまでやきもちを焼くの?、と厲塵瀾に言う招揺。厲塵瀾は招揺の手を取り、君を独占したい、と言う。
滄嶺と町に来た琴芷嫣は招揺に贈り物をしたいと言う。琴芷嫣が人とぶつかり支えた滄嶺は、贈れていない簪のことを思い出す。
悩んだ末、玉製の馬吊にした琴芷嫣。選んいる琴芷嫣に簪を持ちながら近づいた滄嶺だったが、やはり渡すことができない。
ーつづくー
空空丸の副作用はひどすぎるヾ(・ω・`;)ノ
透明より改良版の方がましとも思えない。
洛明軒のこともあるし、術が使えないと困るのに…。
路十七が相変わらず面白い(*´艸`*)
琴千弦と遊ぶって、何をして遊ぶのかな?
話を聞くことが遊びなのかな?
厲塵瀾の、早く嫁がせろ、が今日のツボ(≧▽≦)
ドラマの七夕は現実の七夕と合わせて放送なの!?(*´◡`*)
明日が楽しみ楽しみ。
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