ティエラブランカのフォルクローレ日記 (Hola ! Somos Tierra Blanca)

名古屋を中心に活動するフォルクローレ(南米民族音楽)バンド”ティエラ ブランカ"の情報をお届けします

静寂の冬の山にて

2013-02-21 | メンバー

冬場は例年ティエラブランカの活動は冬眠気味。メンバーは寒さに弱い方が多いせいでしょうか。反面、僕は冬になると山遊びのフィールドがぐっと広がり、天気予報と雪の状況が気になって気もそぞろになります。今年も年末から最近まで冬山登山、クロスカントリースキーと長野を中心に動き回っています。ティエラの演奏は音楽だけでなく、メンバーの個性と人生そのものの表現だとリーダーも言ってましたし、少しご紹介したいと思います。

今年の年末年始は天気が荒れたせいか、遭難が多かったですが、僕もその時期に独りで常念岳を登っていました。トレースもなく、ワカンをはいて雪を掻き分け独りラッセルをしていると、孤独感と冬の静寂が身にしみてきます。山でテント2泊しましたが、天気も悪く3日目に途中で下山しました。とは言え気持ちは充実感に満たされ、今年もいっちょやったるかという気分になった山行でした。

  冬の猿に出会い、初日の出を拝むこともできました。

また以前からクロスカントリースキーをやろうと道具はそろっていたのですが、あまりやる機会なくきてしまい、今年こそはと重点的に遊ぶことにしました。信州諏訪の霧ケ峰や御岳山麓に日帰り強行で何度か足を運び、何とかコツをつかむことができました。ゲレンデスキーと違い、平らな雪原を歩くのが主体で、下りの滑走はかなりムズイのですが何度も転びながら体得してきた気がします。ノントレースの雪山をスキーで登り、雄大なパノラマをバックに滑るのは爽快の一言!どうもはまってしまったようです。

     

このスキーはとても軽く、かかとが浮くので雪の上をどこまでも歩いていけるような自由と解放感があります。今年もまだまだ行くぞ!

そして先週3連休をとり、まだ行ったことがなかった北八ヶ岳エリアを登ってきました。通年営業の小屋もあり、人もたくさん来ることから以前は避けていたのですが、クロカンスキーのメッカとなればどんな所か知っておこうとも思ったのです。しかし、この時は寒かった。諏訪で最低気温14度、テント泊したところは標高2450mだからマイナス25度位?全てが凍り、朝溶かすのが一苦労でした。しかし天気には恵まれ、北アルプスや御岳、浅間山の360度のパノラマに囲まれて気持ちが晴れ晴れとしました。

        

調子に乗ってたくさんのせてしまいましたが、冬山の美しさと静寂が少しは伝わりましたか?僕はいつもいろんなことに疲れた時、この世界に行くことでエネルギーをもらっている気がします。

二日目は麓のひなびた温泉宿に泊まってのんびり。次の日もクロカンスキーをして帰ろうと思ったら、朝から吹雪。それでも雪に埋まった国道を練習かねて滑ってきました。

   

湿った雪でウェアも濡れて大変でしたが、やることやったぞと高速で帰ろうとしたら、中央道は大雪で通行止め!明日は仕事だし、とにかく少しでも帰ろうと諏訪から飯田まで渋滞のなか下道で5時間。岡崎に帰ったのは夜9時過ぎ。8時間以上のドライブはきつかったなあ。でもまだまだ雪山シーズンは続きます。フォルクローレだけでなく、気分転換にまたこんな投稿もしていきたいと思います。

 

 

 

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