MONOと釣りのハナシ+

釣り、ゴルフ、そしてMONO。お金がいくらあっても足りないです

オールデンも磨きました。

2008年07月14日 | 本格靴
オールデンのプレーントゥサドル兄弟も
しっかり磨きました。
これはコードバンなので
専用のクリームが必要なのです。

それはコレ



アレンのコードバンクリームさえあれば
どんなにくたびれてしまったコードバンも
一気に復活!

本当にそうなのかは知りませんが
ボクは真剣にそう思っています。

では、処置を...



あれ?



な、なにこれ??(汗)






クロの方はほぼ乾いてしまっていました^^;;;
うーん、蓋をしっかり閉めていなかったんですかね?
体温で溶かしてみようとしてもダメ。
太陽に当てておいてもダメ。

そのうちにボクもオラオラ状態になり
この固いクリーム(もはやクリームとは呼べない)を
靴に擦りつけましたが・・・
やっぱり塗れないどころか
カサブタみたいになってブラッシングしても剥がれません^^;

一旦部屋に入って落ち着きを取り戻してから
根気よく「粘土」を剥がしました^^;

仕方ないのでクロはメルトニアンのクリームを塗り
放置しているうちに
バーガンディはオールデンの純正クリームで塗り塗り。

ブログネタ用に写真を撮るため
バーガンディも開けると・・・
なんと、こちらは全然大丈夫でした^^;
やっぱり閉め方が悪かったんでしょうね...

結局2足ともアレンのクリームではなかったのですが
濡れたような艶が戻りました(^-^)v

この艶を見るために買った靴なのですから
もうちょっとマメに手入れしないとダメですねー^^;




2足とも10年近く履いていますが
まだまだ平気どころか
定年退職するまで履けそうです(^-^)












ゴルフの靴磨き

2008年07月12日 | 本格靴
なんとも靴好きとは思えないほどの不精をしておりました・・・
まともに磨いたのは1年ぶりくらいではないかと..(汗)

まずはJMウェストンのゴルフ三兄弟から。

ブラッシングしてから
純正クリームを指で叩くように塗りました。
カラダが覚えているもんですねぇ・・(笑)

しばらく放置してからブラッシング。

なかなか満足できる艶が戻ってきましたが
ダークブラウンのゴルフだけちょっと不満だったので
トゥ部分にワックスを塗りました。
あんまり好きじゃないんですけどね、ワックスは。






コバ部分はペーパーをかけた方がキレイに仕上がるのですが
腰が痛くてタマランので今回は省略。
コバインクだけで誤魔化しました^^;



ティップとヒールは
ボチボチ限界が近づいてきちゃいました。
でも交換には1ヶ月ほどかかるし
3足で軽く4万円は超えてしまいますし・・・^^;

ううーーっ
悩むっ


オールデンのストレートチップ

2007年01月09日 | 本格靴
久々に靴の記事を更新します。

ボクが持っているオールデンのストレートチップは
シェルコードバンのバーガンディです。

シワも深くていい感じに育っています^^
また若干色ムラがあるので
それも味わいのひとつとして
とっても気に入っています。




モディファイドラストですので
内側にグイッと湾曲したカタチになり、
コンフォート系の靴に分類されると思います。
実際に長時間履いても疲れにくい靴ですね。



シューレースは初めから蝋引きタイプでした。
スベリが悪いのであまり好きではないのですが
面倒臭くて未だにこのままです^^;



ヒール部分はフットバランス製です。
購入してから5年以上経ちますが
一度も交換したことがありません。
そして、まだ大丈夫ですね(笑)



バックから見るとこんな感じです。
くるぶしが当たらないように外側が低くなっています。
オールデンはダブルソールで
馴染んでくるとインソールが沈み込みます。
この沈み込みのためにくるぶしが当たってしまうのを
防いでいるようです。



このステッチは皮の合わせ部分・・・と思いきや
ただの飾りステッチです(笑)
もしかしたら特別な意味があるのかもしれませんが
ボクにはただの飾りにしか見えません(笑)

ボクが買った時で91,350円でした。
ちょっと高く感じるかもしれませんが
大事に履くから結局長持ちするし、
けっこうお得だと思っています。



オールデンのチャッカーブーツ

2006年06月15日 | 本格靴
お気に入りの靴のひとつ、
オールデンのチャッカーブーツです。

シェルコードバンはとても柔らかく
そして深みのある濡れたような艶があります。
水に濡れると艶が一時的に消えてしまいますが
牛革よりも丈夫で希少性も高い皮です。

ラスト(木型)はバリーラストです。
モディファイドラストとともに
オールデンの代表的なラストです。
若干内側に湾曲しているため
とっても履きやすい靴になっています。

もともとオールデンは矯正靴メーカーだったので
細身のアバディーンラスト以外は
コンフォート系といっても良いと思います。
実際に長時間履いていても
全然疲れません。


先日、雨にも降られてしまったので
艶に関しては現在イマイチなのですが
半年後くらいには復活していることでしょう。



この独特な深いシワがいいんですよねぇ...
左右ともにシワの入り方が違いますし
全く同じシワは二つとないので
各靴ならではの『顔』があります。



アメリカ製だけあって
作りはとても雑です。



同じような価格であるJMウェストンと比べると
本当に笑えるくらい大雑把な作りです^^;



ソールはダブルソールですが
アッパーだけでなくソールの皮質も
かなり柔らかいのですぐに馴染んでくれます。



ヒールの交換はすでに何度もしていますが
最近はビブラムのゴム製にしています。
皮+ゴムの方が雰囲気としては良いのですが
耐久性で選ぶとコレになります。

本当の靴好きな方からは
『ありえなーい』って言われそうですね^^;

メンテは基本的にブラッシングのみで、
数ヶ月に一度
アレンのコードバンクリームを塗っている程度です。




靴用ブラシ

2006年06月01日 | 本格靴
靴のアッパー用ブラシは
豚毛ではなく馬毛のモノを使っています。

毛が長く柔らかいので
余分なクリームを適度に落としてくれます。

値段は800円くらいから8000円以上のモノまで
本当にピンキリです。

ボクの馬毛ブラシは1000円程度のものですが
充分に働いてくれます。
(たまたまレッドウィングのロゴ入りでした)

もう6年くらい使っていますが
まだまだ現役でいてくれそうです。



本当は白毛が便利です。
靴の色によって複数使い分けるのですが
白毛であればクリームの色が毛を着色してくれますので
ボクのように木の部分に『BL』とか
書かなくて済みますからね。

ちなみに
JMウェストンのクリームも、オールデンのクリームも
そしてコードバン用のクリームまで
同じブラシを流用しています。
本当はあまりよくないようなのですが
今まで何の問題も起こっていません。

豚毛のブラシは
靴の底に使います。
皮に食い込んだ小石等も
キレイに取り除いてくれますので
気持ちいいですよ^^











JMウェストンのゴルフ

2006年05月30日 | 本格靴
JMウェストンの中では
最も人気のある(らしいです...)ゴルフです。

フランスでは新聞記者が好んで履いていると言われています。
真偽のほどはわかりませんが
ボクはまるっきり信じていません。
広告会社の人間ですから(笑)

コロンとしたトゥのカタチが好きでして
現在は黒・濃茶・赤茶の3色所持しています。
3年ほど前まではスエードのゴルフも持っていましたが
靴の収納に困ったのでヤフオクで嫁入りさせました。







3色ともに皮の質感が違います。
黒が一番硬くて馴染みにくいです。
濃茶も硬いですが、黒ほどではありません。

黒のゴルフは馴染むまでは辛かったのですが
台風で道路が川状態のところを
ジャブジャブと歩いたおかげで
完全にボクの足型になりました(笑)

今やボクの所持している靴の中で
最も馴染んでいます。

黒と濃茶のゴルフはその昔
『フッ素加工』されているという
謳い文句で販売していました。
フッ素加工している皮は
かなり防水性能が高いとのことでしたので
その謳い文句に乗ってしまった人は多かったと思います。

ところが
4~5年ほど前から『フッ素加工』という
言葉が店頭や雑誌から忽然と消えてしまいました。

クレーマーの素質抜群のボクは
すかさずJMウェストンの心斎橋店に行きましたよ^^

店長さんは申し訳なさそうに
『いやぁフランス本社は何も教えてくれないんですよ...^^;』
という、ぶっちゃけ回答に満足して
それ以上の追求はやめました(笑)

ボクのゴルフもフッ素加工のモノかは微妙です。
ただ他モデルの皮質とは明らかに違っていますので
もしかしたらフッ素加工しているのかもしれません。
ま、ボクはどっちでも構わないのですが...(笑)

赤茶のゴルフはカラーオーダーしたもので
皮は恐らくローファー用のやや薄め&柔らかめの皮です。
ボクが買った頃はカラーオーダーしても
価格は変わらなかったのですが
現在は20%ほど上乗せされるようです。
この靴の20%って、
18,000円ですからバカバカしいですね。
今ならボクは絶対にカラーオーダーしません。



靴の裏はラバーです。
このラバーのおかげで雨の時も
なんの心配もいらずに履けるワケです。
滑り難いし、耐久性も抜群です。

営業時代、
出張の時は100%このゴルフでした。
履きやすいし
合わせやすいし
何よりどんな天候でも大丈夫だし。






ステインリムーバー

2006年05月25日 | 本格靴
簡単に言いますと
靴用のクリーナーです。

モヴレイは信頼できるシューケア用品ばかりですので
ここの商品を持っていると失敗がありません。

以前、ひどく飲みすぎて
珍しく嘔吐してしまったのですが
靴にかかったまま放置していたら
完璧にシミになっていました^^;

さすがにマズイなぁ、ということで
このステインリムーバーを使ったら・・・
おー、一撃でキレイになりました^^

先日靴磨きのおじ様にコバインクを
アッパーに付けられてしまったのですが
このステインリムーバーを使ったら・・・
おー、やっぱり一撃でキレイになりました^^

ということで
普段はあまり出番がないのですが
持っていると助かるシューケア用品です。



JMウェストンのシュークリーム

2006年05月24日 | 本格靴
JMウェストンの純正クリームです。

ボクが持っているクリームの中では
もっとも使いやすいモノです。

布にクリームをつけてから靴に塗りこむと
栄養分が布に吸収されてしまうため
ボクは指い直接クリームをつけて
靴に塗りこんでいます。

20分ほど放置してから
馬毛ブラシで余分なクリームを取るだけで
ピッカピカになります^^

黒・マロン・バーガンディの3色を持っていますが
あとは黄色が欲しいところです。

JMウェストン専用ではないのですが
かなり染み込むタイプのクリームですので
コードバンのような皮にはあまり使わない方がいいですね。




JMウェストンのウィングチップ

2006年05月23日 | 本格靴
JMウェストンのウィングチップです。
このカラーはウェストンブラウンと呼ばれています。
(ライトブラウンですね)

最初はもっと明るい色だったのですが
4年ほど経って赤茶が増してきました。
けっこういい色になったと思います。
これがエイジングを楽しむといったところでしょうか^^

このウィングチップはスタンダードなカタチなので
着る服をあまり選びません。
またダブルソールですので
多少の雨くらいでは染みてこないので
大雨の時以外は気にせず履いています。


ボクはシングルソールの靴はあまり好きではなく
必ずダブルソール以上の靴を買います。
シングルソールも履きやすいようですが
靴には重厚感が欲しいからです。



トゥのカタチもメダリオンも
本当にスタンダードですね。
全然飽きがきません。

この靴は買ってからまだ4年ほどです。




これはブラックです。
けっこういい感じのツヤが出ています。



このブラックは5年ほど履いていますが
ヒールはまだ交換したことがありません。
ウェストンの靴は底皮も本当に丈夫です。

ただヒールの交換は7000円くらいします。
しかも60日程度かかるので
いくら純正パーツであっても
ボクは安くて早くて上手なリペアショップに
お願いしちゃいます。



同じ型番の靴でも
黒と茶という色だけでも皮の質感は変わってきますし
見た目では全く別物に見えてきますから不思議です。
全く同じシワは二つとできないので
それぞれの靴に顔があるような感じです。

ジーンズのように
型番が同じであってもシワや色落ちによって
まったく別物に見えてくるのと同じ感覚だと思います。

ボクが買った時は98,000円でしたが
すぐ110,000円に値上がりして
その後廃盤になったようです(苦笑)

フランス本国では日本の60%くらいで買えるようです。
国内外価格差が激しいですね、ウェストンは。

しかも以前は大丸が日本での販売をしていたのですが
数年前にJMウェストンジャパンになりました。
某商社の経営になったようです。

このタイミングで明らかにサービスが悪くなりました。
店舗における接客態度はまるで問題ありませんが
もっと顧客へのサービスを考えないと
お客さんが減っちゃいますよ。








JMウェストンのドゴール

2006年05月17日 | 本格靴
フランスの老舗本格靴メーカー、
JMウェストンのドゴールです。

このドゴールはJMウェストンの中でも
既製靴では最高峰に位置付けされています。

ボクがJMウェストン心斎橋店で買った時は
168,000円でしたが
現在は189,000円に値上がりしたようです。

靴自体はかなり重いのですが、
歩いてみると振り子のような感じになり、
重さは感じることなくとても履きやすく歩きやすい靴です。



アッパーにまで補強の糸が縫いこまれた
ノルベジアン製法(ノルベジェーゼ製法)です。
ブランキーニでも有名な製法ですが
防水性・堅牢性に優れているようです。



ソールのトゥとヒールには
金属プレートが装着されています。
ボクはトゥ部分はすぐにゴムに張り替えましたが
そのまま金属プレートを付けている人も多いようです。



ちなみにJMウェストンでトゥの補修をお願いすると
金属プレート以外は対応してもらえません。

このドゴールを履いていると
外でも電車内でもコツコツと足音が響きます。
これはかなり響くようで、
けっこうヒンシュクを買っているかもしれません^^;

特に夜道では女性が前方を歩いている時には
かなり注意します。
恐がらせたらいけませんからね...w

ゴム化粧と違い、地面からの衝撃は
ダイレクトにカラダに伝わってきます。
偏頭痛がヒドイ時なんかは
あまり履かない方がいいですね^^;



縫い目が見えないように縫っている
スキンステッチも手間のかかる職人技です。

トゥ全体はこんな感じです。


いわゆるUチップですね。
もともとフランス軍用の靴を市販用に改良したものなので
カジュアル用に位置付けされているようですが
ボクはスーツ以外に合わせたことはありませんし、
これからも合わせないと思います。



ココの文字は手書きのハズでしたが
ボクは運悪く(?)印字でした。

ちょっとわかりにくいですが
足入れする部分の皮は3枚合わせですので
かなり丈夫です。



このドゴールはトリプルソールですので
雨でも中まで染みてきませんし
本当に頑丈です。
でも逆に堅いので足に馴染むまでは
本当に時間がかかります...

間違いなく一生モノといえる靴ですが
メンテナンスはそれなりには必要です。
当然ですケド・・・

ちなみにボクは
数ヶ月に一度クリームを塗りますが、
ほとんどブラッシングのみです^^;

本格靴マニアとしては
あり得ないくらい無精ですね...