雀蜂 貴志祐介

悪の教典よりヌルい内容でしたが、
予想のしようもない結末でした。

あまり期待していなかったので、
まぁ、こんなもンか…という感じです。



年末年始。
おー、すごい！
そう心から思える本が読みたいです。

疾風ロンド

東野圭吾の最新作です。
本人曰く、
こんなに面白くなるとは驚きました。
とか。
正直なところ、この作家の作品は好きじゃないのです。

映画化やドラマ化した時に楽な展開と、浅く軽い文章が、
やはり…この作家の…(^^;;

この作品もまさにソレ。
金返せ！と言いたくなるくらいに
アホらしい内容でした。

私でさえそう思うのですから、
大多数の読者は似たような感情を抱くのではないかと思います。

あ～本当につまらなかった…

小暮写眞館

宮部みゆきの作品です。

なんとなくハッピーエンドでした。
恋愛小説でもあるし、
親子愛、そして兄弟愛の小説でもあるし、
友情の小説でもあります。

「英雄の書」に似た切なさもあり、
感受性の強い人なら
かなり泣けると思います。

半沢直樹

ご存じ池井戸潤の「オレバブ」のドラマ版ですが、
これは本当に面白いですね(^^)
原作より面白く感じるなんて、
TBSの底力をあらためて感じさせる作品です。



こんなにヒットするとは・・・
局も想定外だったようですが、
非常にもったいないのは「オレバブ」シリーズは3作あるものの、
全10回で2冊分作ってしまったことですかね。。


先日、なかなか入手できないと言われている半沢直樹の倍返し饅頭を頂戴しました。
これはそのオマケです。



記念にブログアップ（笑）

バス・ラプソディー 三浦 修

Basser誌の初代編集長、三浦さんが書いた本です。

もちろん、ハウツー物ではなく、
古いルアーとそれに纏わる人物との話です。
私より5歳～10歳くらい上の先輩方には特に刺さる内容だと思います。

当時中学生あるいは高校生だった私にはあまりにも遠い世界であり、
憧れを飛び越えて完全に異次元でした。

大人ってお金を自由に使えていいな！
早く大人になりたい！

そんな風に思っていた時代のお話でした。
ノスタルジーな気分になりたい方、ぜひどうぞ(^^)

風が吹けば 加藤実秋

この手のタイムスリップネタは大好きです(^-^)

特に自分の青春時代に遡る物語だと、
もう最高です！

言うまでもなく今はすごく便利で、
もちろん私自身その便利さを享受しているのですが、
昔の不便さにこそ様々な気付きがありました。

たまにはあの時代の生活に
戻してみるのも良いかもしれないですね。

ビブリア古書堂の事件帳

第4弾です。
すらすら読めるので、
電車内で読むのに向いていますね(^-^)

次巻から後半に突入するようです。
あっ！と驚く展開を期待しています。

かのこちゃんとマドレーヌ夫人

万城目 学の作品です。
独自の世界観でありながら、
恐らくは読む人すべてを魅了するであろう素晴らしい作品です。

何カ所かで泣きました。
特に子ども達の別れのシーンは
これ以上ないくらいの感動です。

本当に素晴らしい。
この作家は本物の天才です。

真夜中のパン屋さん

真夜中のパン屋さん第三巻です。
今回もほのぼのとした終わり方で、とても気持ちよく読めました(^^)

それにしても・・・
最近は読みたい本が少ないです。
いや、ただ単に見つけられていないだけだと思いますが、
なかなか。。。

年内はこの本が最後になりそうです。

ペンギン・ハイウェイ

森見登美彦の最新文庫です。
今年読んだ本は20数冊になりますが、
これはその中でもトップ3に入る傑作だと思います。

ちょっぴり切ないけれども、
前を向かっている物語が好きです。

最後、少しだけ泣きました。