ちっぷのお気楽な毎日

毎日ぽけぇ~としているお気楽なちっぷの日常です

パーキンソン病

2012年04月30日 | 樋口了一
パーキンソン病とは・・・
10万人あたり有病率は50~100人
(65歳以上になると10万人あたり200人)
中脳にある黒質神経細胞に障害がおこり、そのためにドーパミン
(素早い動作をおこなうための神経伝達物質)が減少し、アセチ
ルコリン(ゆっくり動作をおこなうための神経伝達物質)の活動が
強すぎる状態になる

※ 円滑な随意運動(自分で意識して動く、動かす)のためにはドーパミンとアセチルコリンの
釣り合いが取れている必要がある


原因が解明されていない
現在は薬物療法により症状の改善、進行の度合いを抑える治療が
おこなわれている(薬によりドーパミンを増やす又はドーパミン分解
酵素を抑える)

薬を服用しないと症状が強く出てしまうので服用は必須
薬物による効果の変動が大きくコントロールがうまくいかないときには
低蛋白食療法を併用する
朝と昼に蛋白の摂取をおさえ、食物繊維を多く摂る

主な症状
●動作緩慢
  動作が遅くなる
●手足の振戦(しんせん)
  安静時における手足のふるえ
  動作をすると震えは止まる又は軽くなる
  左右どちらかに強い症状が出る
●筋固縮(きんこしゅく)
  筋肉のこわばり
  前腕を肘のところで曲げたり伸ばしたりすると正常とは異なる
  抵抗がある(ギコギコと歯車のような感じ、この抵抗は本人に
  自覚症状はなく医師が肘を曲げ伸ばしするときに感じる)
●仮面様顔貌(かめんようがんぼう)
  まばたきが少なくどこか一点を見つめるような顔つきで無表情
●発語障害
  単調で抑揚のない話し方
  声が小さくなる
  どもる
●書字困難
  書いていると文字がだんだん小さくなる
●歩行障害
  歩幅が小さくなったり足をひきずる
  突進歩行(トンと体を押されると踏みとどまれず押された方向へ
  トントンと行ってしまう)
  すくみ足(最初の1歩が踏み出せない)
  腕振りをしなくなる
  体幹や頸部が前かがみになり肘や膝が屈曲する(症状がすすむと
  手指に変形がみられるようになる)
●姿勢反射障害
  よろめく、転ぶ
  動作緩慢によりよろめいたり転んだりするときに腕などで体を
  支えたり保護することができないことがあり大きな怪我につながる
●その他自律神経症状
  便秘、発汗過多、立ちくらみなど


病状の経過
ヤール5段階病期
1期 手足の片側に症状が出る
2期 手足の両側に症状が出る
3期 姿勢反射障害が出始める
4期 介助歩行
5期 車イス

医療の公費負担制度(特定疾患治療研究事業)が利用できるのは
3期から
治療法(薬)の進歩により病状の進行はおそい
発病後10年で歩行に介助が必要になる患者は約半数

 


【 参考文献 】
パーキンソン病の基礎知識と療養のポイント
http://www.amahosp.amagasaki.hyogo.jp/nanbyo/parkinson.htm


「あなたの心を歌いたい~シンガーソングライター・樋口了一」

2012年04月30日 | 樋口了一
4月30日 18:10 NHK総合の全国放送で樋口さんの密着
ドキュメンタリー番組が放送されました。

ここ数日はTwitterでみなさんの「楽しみ~♪」なんていう
つぶやきを見つけるとちょっと心苦しかったり。

樋口さんご自身の「告白」。

今回は放送の前にご本人から聞いてしまいました。
先日、千曲のポストマンライブの際に樋口さんとリッキー
さん(事務所の社長さん)を車で送迎することに。

NHKの取材が入っていることは事前に知らされていました。

待ち合わせ場所で合流し、ウチの車に樋口さんとリッキー
さんとNHKのカメラマンさん。
NHKの方が用意したレンタカーにディレクターさんと私。
車の中で今回の番組の趣旨の説明がありました。



その撮影の合間や前後などの短い時間に樋口さんからの
「告白」を受けました。

樋口さんの思い、体の状況、今後のこと。
リッキーさんの樋口さんへの思い。
そしてレコード会社側の思惑・・・などなど。



お話を伺って、
今までの私の中の???が全て合点がいったのです。

「手紙」がCD化される前まではライブでは樋口さんは
ギターを弾きながら歌っていました。
それが、徐々にインストアではギターを弾かなくなって
いました。でもそのときは「手紙」のCD化も決まった頃
だったのでプロモーション的にそうなったんだろうな、と
勝手に思っていました。
というのもこの頃は定例ライブではギターを弾きながら
歌っていたから・・・。

でも異変はそれだけではありませんでした。
「声」が・・・

出にくそう、
伸びがない、
しゃがれる、
高音が出ない、
低音が出ない、

最初は風邪をひいたのかしら?と。
ところが1ヶ月、2ヶ月・・・いつまでたっても治らない。
この頃になるとインストアライブのスケジュールがぎゅう
ぎゅうに詰まっていたので過労だ!歌いすぎだ!なんて
コッソリと話題にしていました。

その次に気がついたのは「足」。
とあるポストマンライブのとき。
お散歩している樋口さんを見かけました。
足を引きずって歩いてていました。

ケガでもされたのかしら?と不思議に思い、そのときは
楽屋で(ホストの方から呼ばれていたので)
「足、どうかされたんですか?」
「うん、ちょっと・・・ね。」
なんて会話をかわしました。

2009年年末のNHKのラジオの公開録音のときは特に
辛そうで、このときに樋口さんの体に何か起きているに
違いない・・・と確信を持ったのです。

「休んでほしい、きっちり治してほしい」
そんなコトを樋口さんに伝えたことも。

「右腕が痛くて・・・ギターは弾かないようにしているんだ。
でも弾くときもあるんだよ。」
こんな告白をしてくれたこともありました。




「今まで黙っていてごめんね、病気のせいだったんだ」

「でも・・・病名がわかるまで時間がかかった、僕もはっきり
わかるまではどうしたらいいかわからなかった」

「病名がわかっても手紙(歌)に変なイメージをつけたくなかった」

「筋肉がうまく動かないから、右手が痛い。声が出ないのもそのせい」

「今は薬を飲んでいるから、だいぶ調子がいいよ」

そう言いながら樋口さんは薬袋を取り出して数種類の
薬を掌に乗せて口の中に放りこんだ。


「前に・・・休んでくださいなんて言ってすみませんでした」
ひろが言うと
「あぁ、僕はなんとも思ってないけどアレはK氏のほうが、いろいろ
きたみたいだったよね、あぁ~って」

「よろこびのうた(アルバム)」を録っているときが1番
大変だったそうです。
体が思うように動かかない日や、声が出ない日があったり。
スタジオに入っても何も録れない日が続くこともあったそう。

そんなことを笑顔で話してくれる樋口さんに私は

「病気だってわかって。。。原因がわかって安心しました。」
涙をこらえながらこれだけを伝えることがやっと。




病気だって聞いて安心したなんていうのはおかしいかも
しれない。
でも・・・なぜ声が出ないのか、なぜ足を引きずることが
あるのか、なぜ右腕が痛いのか。

原因がわからなくていつも不安だったのです。

やっと原因がパーキンソン病であるとわかった。

これからはなぜ???なんて心配は無用だということ。
樋口さんは病気とともに歌を続けると決めている。
私たちは今まで通り樋口さんを応援していく、それだけ
のことなんだなって。



「よろこびのうた」はご自身のこと。。。だね。

そしてそんな状況にあっても笑顔を忘れずにいる。
自分の進むべき道の先をしっかりと見据えている。
このところ樋口さんの歌を聴いて思わぬところで
涙がでるのはきっとそんな魂が伝わってくるから
なんだと。

パーキンソン病は原因が不明で今の医学では完治は
できません。薬で進行を抑えるだけです。
進行は本当にゆっくりで10年20年かかって車椅子や
寝たきりの状態に。進行はゆっくりでも確実に少し
ずつ進行していきます。



番組の内容を事前に知ってしまったので「感想」になって
ないですね・・・。

フォレスターさん点検

2012年04月30日 | 日記
さて・・・名古屋の実家で休養(?)中のちっぷですが

埼玉までフォレスターさん、走れるのだろうか???

という不安が・・・。
そんなワケでとにかく走っても大丈夫かどうか、見て
もらうことに(ちょうど実家のそばにすばるのお店が
ある)。

リフトアップした車の下側を見せてくれました。



フォレスターさん、 アップ



車の下側、はじめて見ました!!
マフラーが全体的に前に押し出されている、らしいです。
でもちっぷにはよくわかりません



あらららら・・・べこべこだ
マフラーがあたっている部分もあるので異音がする
こともあるけど、とくにスピードさえ出さなければ
とりあえず走れないことはない、休憩を多めにとって
なにかあったらすぐに走行を中止してください。

とのこと。

なので、おうちに帰ったらいつものお店へGO!だな。
まぁ、自走で帰っても問題さなそうなので安心しま
した。