今昼間書いたやつ全部消えた!ショック!
書き直すよ、仕方ない。気を取り直して。
ドウドウ、ってタイトルつけて思い出したんだ。絶滅した鳥、ドードー。
ポルトガル語で「のろま」なんだそう。失礼な。でも実際のんびりしてたせいで、絶滅してしまったわけだ。
今では英語では「滅びてしまった存在」を表す言葉になってしまったと。でもそれならドウドウにふさわしい。
ドウドウは漢字で百々と書く。ドウドと読むこともある。日本中にいくつもある地名で、この近辺だと豊田市、岡崎市、東郷町にもある。岐阜には百々ヶ峰。
奈良の天理市布留遺跡の小字にもドウドウ、京都市にも山科区と上京区に百々、さっき調べたら山梨県南アルプス市に百々遺跡。
これらの百々が実は鉄と関係があるのだ。
布留遺跡は古墳時代の鉄器加工跡。山科区花山稲荷神社は有名な刀鍛冶三条小鍛冶宗近の伝説、南アルプス市の百々遺跡は平安時代の鉄器加工跡(一部製鉄も)。
南アルプス市の百々はかつては等々力(とどろき)という地名だったのだそう。等々力といえばダイダラボッチ伝説のある世田谷区の等々力。私のペンネーム、轟でもある。とどろきとは何だろう?
雷鳴轟き白煙と共に龍が昇天した、なんて伝説きいたことないかな?
これは製鉄なのですよ。私は春日井たたら研究会の製鉄実験で実際に体験した。
できたばかりの鉄の塊を急冷するため水につけると、轟音を響かせ水蒸気が一気に立ち昇る。まるで龍が登って行くようだった。とても感動した。
ドウドウとは、製鉄の轟音鳴り響くところなのだ。
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