パークス・イエロー・ティーセンッテドチャイナ
Parks yellow tea scented China
- 系統: T ティー ClT. つるティー Climbing Tea
- オールド・ローズ
- 作出: 1824年以前 中国
- 成長形態: つる性
- 咲き方: 一季咲き性(返り咲き性もある?)
- 香り: ティー香
- 花色: 薄いクリーム色
- 花形: 八重咲き ・中輪
◉黄色系のティーローズの親となった品種といわれ、クリーム色から白に移ろい、新緑の葉と調和が美しい。春のみの早咲き。(返り咲き性もある?)
中国からヨーロッパへ伝えられ、バラの進化に多大の影響を与えた貴重な4つの品種『フォー・スタッド・ローズ・オブ・チャイナ』の一つです。ヨーロッパに伝えられた品種で唯一「一季咲き性」「つる性」の品種でした。この品種から淡黄色の色素が持ち込まれ、さらに花弁が反り返る「剣弁咲き」という性質も受け継がれたと言われています(姫野ばら園八ヶ岳農場より)
◉ロサ・ギガンティアの流れをくむバラ2種類・ヒュームズ・ブラッシュ・ティー・センティッド・チャイナと本種・パークス・イエロー・ティー・センティッド・チャイナを交配親とする系統のバラが『ティー系統』です。ロサ・ギガンティアは、剣弁の祖とティー香の祖と呼ばれ、その性質を受け継いでティー系統のバラはティー香があります
◉当時、ヨーロッパには黄色を帯びたものが殆どなかった事で本種により花の色味が豊富になったとのことです。
◉浜寺公園バラ園 2024.5.9
