バラの殿堂入りとは?
浜寺公園バラ園のプレート表示で
「殿堂入り」の表示がされているバラがある
殿堂入りってなんだろう?
◉世界バラ会連合が、3年に1度開催するのが「世界バラ会議世界大会」である。バラに関する国際会議で、加盟国40カ国から、バラの研究家、生産者、愛好家、芸術家など、世界のバラ関係者約800人前後が一堂に会する。2025年は第20回世界バラ会議福山大会が開催される。
◉1976年第3回から世界中で愛栽されている名花をバラ殿堂(Rose Hall of Fame)に収め、栄誉あるバラとして「世界中で愛されている名花」1品種を選ぶ事が始まった。
第1回 1971年 ハミルトン大会 なし
第2回 1973年 シカゴ大会 なし
第3回 1976年 オックスフォード大会
◉ピース(Peace) HT フランス:メイアン 1945年
🔸花色: イエローブレンド
第4回 1979年 プレトリア大会
◉クイーン・エリザベス(Queen Elizabeth) Gr アメリカ ラマーツ1954年
🔸花色: ミディアムピンク
第5回大会 1981年 テルアビブ大会
◉フラグラント・クラウド(Fragrant Cloud) (ドゥフトボルケ Duftwolke) HT ドイツ タンタウ1963年
花色:オレンジレッド
第6回 1983年 バーデンバーデン大会
◉アイスバーグ(Iceberg) FL ドイツ コルデス/1958年
🔸花色: ニューホワイト
第7回 1985年 トロント大会
◉ダブル・デライト(Double Delight) HT アメリカ 1977年
🔸レッドブレンド
※咲き初めは白、翌日にかけてピンクから赤に変化する
第8回 1988年 シドニー大会
◉パパ・メイアン(Papa Meilland) HT フランス アラン・メイアン/1963年
🔸花色: ダークレッド
第9回 1991年 ベルファスト大会
◉パスカリ(Pascali) HT ベルギー ルイス・レンズ/1963年
🔸花色: ホワイトブレンド
第10回 1994年 クライストチャーチ大会
◉ジャスト・ジョーイ(Just Joey) HT イギリス カント農場/1972年
🔸花色: パフオレンジ
第11回 1997年 ベネルクス3国大会
◉ニュー・ドーン(New Dawn) LCL アメリカ Dreer,H.A/1930年
🔸花色: ライトピンク
第12回 2000年 ヒューストン大会
◉イングリッド・バークマン(Ingrid Bergman) デンマーク 1985年
🔸ダークレッド
第13回 2003年 グラスゴー大会
◉ボニカ(Bonica ‘82)Sh フランス メイアン/1982年
🔸花色: ミディアムピンク
第14回 2006年 大阪大会
◉ピエール・ドゥ・ロンサール(Pierre de Ronsard) CL フランス メイアン/1987年
🔸花色: ピンクブレンド
◉エリナ(Elina) HT イギリス ディクソン社/1983年
🔸花色: ライトイエロー
第15回 2009年 バンクバー大会
◉グラハム・トーマス(Graham Thomes) ER イギリス オースチン/1983年
🔸ディープイエロー
第16回 2012年 サントン大会
◉サリー・ホームズ(Sally Holmes) Hmsk イギリスフライヤーズ・ローズ/1976年
🔸ニアーホワイト
第17回 2015年 リヨン大会
◉カクテル(Cocktail) Sh フランス メイアン/1957年
🔸花色: レッドブレンド
第18回 2018年 コペンハーゲン大会
◉ノック・アウト(Knock out) Sh アメリカ スターローゼス/2000年
🔸花色: レッドブレンド
第19回 2022年 アデレード大会
◉フラワー・カーペット・ピンク(Flower Carpet Pink)Sh. 1988年 ドイツ
残念ながら本品種、2024/春バラ 出会うことができなかったです。
第1回から第18回までは今春出会う事ができた。
第20回 2025年 福山大会