隣の芝は青い

クラスって大きく分けて3つに分類されると思う。

まずはAグループ
よく目立って発言力もあるやつ。勉強ダメでもこのグループに入っているやつはクラスでも幅を利かせられる。

次に発言力はないけど運動神経良かったり、頭が良かったりするBグループ。
地味だけど学級委員や班長任せられることも多い、何気に波風が立ちにくい安全なポジション。

そして、最後に基本少数で成績もあまり良くなく発言力もないCグループ。
気弱な人が多いので、上のグループに遊ばれたりしてしまう。

僕の友人Mは変わった奴でこの3つのグループどれとも交流がある。
ただ、Aグループに対してはちょっと力関係があってやや不利な立場で接していたようだが･･･

まあ、でもどこのグループとも仲がよいのはいいことだ。
正直羨ましいと思う。

僕なんかはなぜか学校ではAグループの輪の中に入っていたが、学校から帰って遊ぶのCグループでBグループの人たちとはあまり接することがなかった。

だが、Mからすると僕の方が羨ましいと言う。
「お前の場合、（Aグループとは）誰とも対等に話しているから羨ましい」

同い年だから対等とかそうじゃないとかあまり考えたことはなかったのだが、彼の目にはそう映るようだ。

そういえば、こんなことがあった。
４月に新入生入って来るじゃないですか。

で、その時に合唱をするんですよ。

始業式の後に練習があったんだけど、校門出てから担任が言ってたので(∩ﾟдﾟ)ｱｰｱｰきこえなーいって感じでMと一緒にバックレちゃったんですよ。

次の日担任になんか言われたら「あ、僕らもう校門出てたんで聞こえなかったです」って言う準備してたけど、なにも言われなかったんだ。

ところが少し経ってMが「俺たち合唱の練習サボって帰ったじゃん。俺、次の日Sとかにおめー何帰ってんだよ！？ってムチャクチャ文句言われたわ･･･」って言ってきたんですよ。

「え？俺は誰にもなんも言われなかったぜ？」って言うとMはすごく切なそうだった。

うーん、この差はなんなんだろうね？