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快読日記

読書とともにある日々のはなし
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読書中『名作うしろ読み プレミアム』斎藤美奈子

2016年06月05日 | 総記・書評・人生訓・哲学・宗教など
6月4日(土)

『名作うしろ読み プレミアム』(斎藤美奈子/中央公論新社)の続き。
タイトルだけは知ってる「名作」はたくさんある(っていうか ありすぎる)が、中でも『ベロ出しチョンマ』(斎藤隆介)のストーリーが衝撃的すぎた。
のん気な題名との落差がすごい。
読んでみたくなった。

あと、各作品評の最後に書かれているちょっとしたトリビアがとてもおもしろい。


夜『衣もろもろ』(群ようこ/集英社文庫)の続きを読む。
若い人の服装は、どんなにキテレツでも安物でもサイズ合ってなくても、それはそれでピタッとおさまるし、かわいかったりする。
中年になると、サイズ・防寒・体形カバーなど、条件が増えるし、色を選ぶにも顔映りが気になるし、安いものを着ると安い感がハンパなく出るし、とにかく大変だ。
群ようこはそこらへんを熟慮と財力でどうにかしている。

それにしても、人間にとって「見てくれ」って何なんだろう、意外と深いテーマかもしらん…。


寝る前、『海に行かないか』(坂田靖子/朝日新聞出版)を読む。
何度読んでも飽きない。