《☆☆ 2/6読了 PHP新書 2014年刊 【精神医学 社会批評】 かただ・たまみ(1961~)》
俺を誰だと思ってるんだ!
誰に口をきいているんだ!
と爆発しちゃう人の心の内を分析、彼らへの賢い対応、だけでもおもしろかったけど、最後に「自分がそうならないために」という予防策を提示してくれてあるのがいい。
そういう人にひどい目に遭わされた人でも、気づいたときにはそっち側ってことも充分ありえますからね。
本文は頭のいい女ならではの切れ味のよさで、読んでてすっきりする場面も多かったです。
一方で、「耳ざわりのいい」などの誤用が気になるし、何より接続詞的に文頭に「なので」を使うのが嫌でした。
去年読んだ「無差別殺人の精神分析」がものすごくよかったから読んでみたんですが、本書はそれよりくだけた分、雑さがちょっとだけ目立った本でした。
/「プライドが高くて迷惑な人」片田珠美
俺を誰だと思ってるんだ!
誰に口をきいているんだ!
と爆発しちゃう人の心の内を分析、彼らへの賢い対応、だけでもおもしろかったけど、最後に「自分がそうならないために」という予防策を提示してくれてあるのがいい。
そういう人にひどい目に遭わされた人でも、気づいたときにはそっち側ってことも充分ありえますからね。
本文は頭のいい女ならではの切れ味のよさで、読んでてすっきりする場面も多かったです。
一方で、「耳ざわりのいい」などの誤用が気になるし、何より接続詞的に文頭に「なので」を使うのが嫌でした。
去年読んだ「無差別殺人の精神分析」がものすごくよかったから読んでみたんですが、本書はそれよりくだけた分、雑さがちょっとだけ目立った本でした。
/「プライドが高くて迷惑な人」片田珠美