特別養護老人ホームやすらぎの里川部苑

入居者さんと行う行事や日常生活などの様子、介護現場で感じる入居者さんの暮らしぶりについてお伝えします。

『今』を生きる〇〇さんの、その人らしい暮らしのために

2020-07-19 10:09:12 | 日記
介護が必要になっても、その人らしい暮らしをいつまでも送ってもらいたいものです。
特養川部苑のような入所施設でも、介護職員はできうる限りのその人らしい暮らし(以前投稿した「ベター」な生活のことです)を支援できるように心掛けています。
例えば、入居者さんの好みや意向を知ることも、よりよい支援には必要不可欠です。また、その情報は「日々更新」していくことも必要です。「前はこうだった」「昔は〇〇だった」という情報の、前とはいつでしょう?昔とはいつでしょうか?入居者さんは、『今この瞬間』を生きておられます。過去の情報も必要ですが、現在の入居者さんの情報を日々更新していく事で、『今の〇〇さん』のその人らしい暮らしが見つかるのではないでしょうか。
例えば、
      
『今』の入居者さんは、こういったぬいぐるみを「かわいい」と言ったり、手から離さないくらい気に入っている方もおりますが、果たしてこの入居者さんは『昔』からこういったぬいぐるみが好きだったのでしょうか。
そう考えると、入居者さんの情報を日々更新することが、『今』の〇〇さんのその人らしい暮らしを見つけることにつながるのではないでしょうか。
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