快適な5月が過ぎて行く

ぐったりするほど暑い日もあったけど、もうすぐ約2か月も続く長い梅雨に入ります。湿度が低く快適で、綺麗なBluesky blueな5月が過ぎて行きます。悲しいなぁ～。

「1年のうちでどの月が好きか」とアンケートを取れば、5月だと答える人が圧倒的に多いのが日本です。まあGWがあるから、ってことも関係しているでしょうが、気候がずば抜けて快適なのが5月。
もちろん私もそうで、理想とする「常春」は5月の気候なんですよね。そこに桜が咲いていれば最高なんだけど、5月の快適な気温は桜にとっては暑すぎて無理。

梅雨に入ったらたくさん散歩はできなくなるし、梅雨が明けると日のあるうちの散歩は自殺行為だし、しかも今年もまた猛暑・酷暑の予報だし。残り少ない「散歩を満喫できる日」を、多少曇り空であっても楽しまなきゃ損なんです。だから歩きます。
多くの動物や植物たちにとっても、この時期の快適さが嬉しいに決まってます。善福寺公園のカモちゃんたちも、遊歩道のわきに咲いているヤマボウシの花も、実に気持ちよさそうに見えます。

「願わくは　花の下にて　春死なむ　その如月の　望月のころ」

私も西行法師と同じ気持ちでいました。桜が満開の、現在では「如月」ではなく弥生か卯月の満月の頃が希望ですけど、桜が散っていちばん好きな気候の5月でも良いかも、と考えるようにもなったりして。
ヤマボウシの花言葉は「友情」。美しすぎます。