愛する人を介護している人は長寿になる!?
環境評論家の武田邦彦が、「愛する人を介護している人は長寿になる」という学説を紹介。 「愛する人の介護を週14時間以内を7年間継続している人は長寿になる。
人は他人の役に立つことで生きがいを感じ長寿に繋がる」と説明。
でもね、介護って一口に言うけど家庭環境から経済的なことまでいろいろあって、ひとくくりでは言い切れないと思います。非介護者の身体の状態によっても、介護の軽重がかなり変わってくるでしょう。
当院に通院されている患者さんの中にも、肉親の介護を長年続けている人や、ヘルパーなどを仕事としている人達が見えていますが、そのほとんどは、慢性の腰痛もちです。
それも腰全体の筋肉が、骨のように硬くなってしまったタイプ、つまり坐骨神経痛タイプの腰痛が多いので、しばらくは楽にはなっても、完治は難しいケースが多いのです。
愛する人とはいっても、やっぱり介護するほうは、身体的にはかなり大変だと思います。それでも、意思の疎通がちゃんとできて、ラブラブ注入!ができる状態なら、先生の言われる長寿?でなくても、生きがい張り合い、充足感はあると思います。
写真は、フジテレビの『ホンマでっか!? TV』の画面を撮影したものです。