きょうは大晦日。早いもので、ブログをはじめてはや6年に。少しでも治療院の宣伝になればと始めてみたものの、コンスタントに記事を書いていくというのは、これまた大変なこと。自宅と仕事場の片道30分をクルマで往復する単調な日々を送っているものが、そんなに面白いことをかけるわけがない...、というのは言い訳?。
新聞、テレビ、出版などにかかわる人達は、日々月々のネタや話題を途切れることなく流し続けるのは、並大抵のことではないことがちょっと分かった次第。当ブログに訪問して頂いた皆様には、心よりお礼を申し上げます。
思い返せば今年はウサギ年でした。年の初めは飛躍の年!何かいいことありそうなと、淡い期待もつかの間、春も目前という3月には未曾有の東北大震災、福島原発の事故と、日本列島は骨の髄まで打ちのめされ、いまも数千名の行方不明者がそのままだ。日本中・世界中の人々が被災者に心を寄せて、地球人同士の"絆"が際立った年でもあった。
「九龍図巻」 ボストン美術館蔵
個人的には、休みのたびに山へ水汲みに行き、出かけるときや買い物にも一緒だった、妻の母親が、92歳の天寿を全うして9月に亡くなった。いまでもサイドボードに飾った、普段着の写真がくったくない笑顔で話しかけてくる。
それにしても、ぶざまな失態と自身の利益しか考えない為政者は、何を考えているのか、恥の一分?も忘れてしまったのか。野田内閣もとうとう消費税を上げる法案を可決してしまった。来年は選挙の年。いつになったら、日本国のことを、本気で何とかしょうとする、性根の座ったサムライがでてくるのか。
一寸先の闇は現実にありえることだ。大震災にしても原発の暴発にしても、予測はあったとしても、明日や今日に起こるとは誰も思っていない。せめて、いざ鎌倉というときのために、最低限の備えだけはしておきたいものです。
皆様のご多幸を祈ります。