エクセルシオールカフェ

梅雨が明けて、夏が来ました。一気に真夏になって、真っ青な空！きれいな雲！外でつわりを忘れよう！
意気揚々と外に出たら、当たり前だけど真夏の日照り…すぐにばてました。でも休み休みゆっくり歩いて、やっと涼しい天神地下街に辿り着きました。

マツヤレディス(現MINA)の1Fに、エクセルシオールカフェというのがあります。ドトールの系列店だそうです。カウンター席が大通りに面していて、更に目の前にはその通りに交差する渡辺通りがまっすぐ伸びている…言葉にすると難しいけど。この近くの会社に通っていた頃、この通りと建物と空との眺めが好きで、たまにお茶しに行っていました。

大きな石がちょっぴり邪魔…

今日は初めてたいと2人で来てみました。何度かお店の前を通ってカウンター席が2つ空くのを待ちました。座らせてみると、彼の目線とガラスの模様が同じくらいまで入っている…
でも、「バスだ！」「きゅうきゅうしゃだ！」くらいの反応はあったのでよかったです。

ふたりでベーグルを食べて、私はカフェラテも飲んで、ほっと一息…のはずが、たいはなんだかすぐにおなかいっぱいになってもうそわそわしてる。ああ、もう出なきゃ…時計を見ると16時。まだまだ暑い時間。困ったな、一体どうやって帰ろう？帰りの坂道を上る自信がない…

と思ったところで、土曜というのに仕事をしていた58から電話がありました。近くで拾ってくれるって。なんという、なんというタイミング。すばらしい！ありがとう！
アイスラテをテイクアウトして、おみやげにしました。

国家の品格

58が、仕事で出会った私大の学長さんに薦められて読んだ本。初版は昨年11月で、けっこう売れているそうです。

数年前にラスト・サムライを観たときと同じ感想をもちました。「日本人でよかった」と。あの映画は日本人の精神的描写がとても美しく誇り高くて、そこに惹かれました。

たぶんそれは戦争と戦後の色々のせいで、日本人ってすごいのに民族的自尊心が低すぎる、と常々思ってきました。日本の弱いところは、宗教という心のよりどころと純粋な意味での愛国心がないことだとも思ってきました。
この本は、そんな私をにやりとさせた、小気味のいい作品でした。
筆者は数学者で、論理の構築がとてもわかりやすくて読みやすいのも魅力です。

新潮新書141「国家の品格」　藤原正彦　￥680　　

ぱじゃまずぼん

やっとできました。お裁縫2つめ。大人のTシャツを使ったリメイクです。
今まで毎日、たいはTシャツにおむつ姿で寝ていました。おなかがはだけていたり、おむつのテープがはがれたりと気がかりも多かったので、寝るとき用として薄手のものを2本作ることにしました。

型紙を使うのは中2以来。ニット生地を縫うのは初めて。完成するか不安でした。でも型紙の使い方は思い出せたし、ニットは針と糸を替えるだけで大丈夫でした。
ポケットは省こうと思ったけど、前後がひとめでわかるのも魅力、とがんばってつけました。2本を一度に作ったことで2種類の布を入れ替えて使うことができたので一目瞭然、便利なバックマークとなりました。

出来上がりは上々です。丈もバッチリ。

作りかけの布をテーブルに広げているとたいがやってきて、「とうちゃんの。とうちゃんの。」と言いました。2本とも58の古いTシャツを使っていたのでびっくりしました。よく見ていて、ちゃんとわかっているんだなあと感心しました。

それからもうひとつ感心したのは、小中学校の家庭科で習ったことは意外に身に付いているものだということ。1つめのきんちゃくの時もそう思いました。好きだったということも大きいはずだけど、こどものうちにいろいろやっておくと楽だな、と思いました。
そして義務教育課程の内容も「昔とったきねづか」になりうる、という驚きです。



珍しく衝動買いした本。リメイクにしては、手作りにしては、デザインが洗練されていていいな、と手にとってすぐ決めました。初めて見た本をそんな買い方するのは、私にしては勇気ある行動でした。作ってみると難しくなく、説明図もわかりやすい。おすすめします。

私のカントリー別冊「ちょっとだけリメイクソーイング　ママの服で、ベビーウエア」
主婦と生活社　￥1200

2007年1月26日

出産予定日です。2人目を妊娠しました。
この写真は6週目頃。今は11週目で、3ヶ月の終わり頃になります。
梅雨と重なったつわり時期。においが強調されるから、一番よくない時です。しかも、どうもこの不安定な気候にも左右されている体調。先週末は少しだけ調子が良くて、このまま落ち着くかなと思ったのに、今週は、これからが本番と言わんばかりの、なんというか。猛威というか。
でも、こんなにきついのに、つわりの時期が過ぎたらまたころりと忘れてしまうんだなあと思うと、女って、ほんとうにばかだなぁと笑えるし、嬉しく思います。