
だいぶ時間がたってしまいましたが…😓
2024年に見たドラマの自分的ランキングです。
※なるべくネタバレにならないように書いたつもりですが、気になる方はご注意下さい。
☆1位
「宙わたる教室」NHK
「ここには何だってあります」
定時制高校の、世代も事情もさまざまな生徒たちが集まってできた科学部が、「全国的な科学研究の発表会に出たい!」という目標に向かって協力する、実話を元にした小説のお話。
顧問の理科教師役の窪田正孝さんも素敵でしたが、柳田岳人役の小林虎之介さんが、すごくすごく魅力的で。
不良仲間との縁を断ち切れない、ナイーブで難しい役どころ、そして何より作業着が似合う…!
見ていると、「柳田岳人」という人が本当にどこかに存在しているような気持になりました。
先生の言う、「(頭で考えるだけではなく)まずはとにかく手を動かしましょう」などなど、名セリフもいっぱい。
私も手を動かして、ガチャガチャあがいてみます!
いろんなヒントがいっぱい詰まっている作品でした。
2024年に見たドラマの自分的ランキングです。
※なるべくネタバレにならないように書いたつもりですが、気になる方はご注意下さい。
☆1位
「宙わたる教室」NHK
「ここには何だってあります」
定時制高校の、世代も事情もさまざまな生徒たちが集まってできた科学部が、「全国的な科学研究の発表会に出たい!」という目標に向かって協力する、実話を元にした小説のお話。
顧問の理科教師役の窪田正孝さんも素敵でしたが、柳田岳人役の小林虎之介さんが、すごくすごく魅力的で。
不良仲間との縁を断ち切れない、ナイーブで難しい役どころ、そして何より作業着が似合う…!
見ていると、「柳田岳人」という人が本当にどこかに存在しているような気持になりました。
先生の言う、「(頭で考えるだけではなく)まずはとにかく手を動かしましょう」などなど、名セリフもいっぱい。
私も手を動かして、ガチャガチャあがいてみます!
いろんなヒントがいっぱい詰まっている作品でした。
☆2位
「ケの日のケケケ」NHK 第47回創作テレビドラマ大賞
「不機嫌なモンスターにならないためには、たゆまぬ努力が必要だ」
感覚過敏症(特に音、味覚、光に過敏)である女子高生が、自分とまわりの人を大切にしながら、みんなが居心地のいい場所を作るために、自ら挙手して立ち上がるお話。
感覚過敏は個人差が大きく、また、感覚は共有できないので、つらさがなかなか人に伝わりにくいそうです。
部活を強要してくる学校や、いろんなものを食べさせようとする母の再婚相手にわかってもらうために、身を削るような努力をする彼女。
何も強要しない「ケケケ同好会」に集まった、つらさを抱えた仲間を通じて、自分だけでなく、みんなのためにもがんばろうと決心するのはすごいなぁ。
自分も放っておくとすぐ不機嫌になりがちなので、「ご機嫌でいるための努力」を常に頭の片隅に置いとかないと💦
主演の當真あみさんがとても魅力的で、映像も美しくて、見終わると清々しい気持ちになりました。ほっこり。
☆3位
「クラスメイトの女子、全員好きでした」読売テレビ
37歳売れない作家の「枝松脛男」が、13歳の時に埋めたタイムカプセルの中身は「グチノート」。
大人になって、郵送で届いたのは誰かの書いた小説のノートでした。
脛男はそれを元に「春と群青」という小説を書き、賞をもらってしまいます。
今さら盗作であるという事実にビビる枝松は担当編集者に相談し、二人はノートの持ち主を探すことに。
13歳の時、クラスメイトの女子全員好きだった彼は、父の教えもあって記憶も確か。
ノートの持ち主候補の女子の思い出を、一人ずつたどっていくという、現在と過去が交互に進むストーリーです。
37歳役の木村昴さん、13歳役の及川桃利さんともにふんわりやさしい雰囲気が魅力的。
中学生のアホすぎる(ほめ言葉)日常と、彼の目を通して語られる女の子たちのかわいさが、なんでも否定しがちな昨今、まぶしかったです。
ラストもあたたかくやさしくて、明るい気持ちになりました。
原作はエッセイみたいなので、いつか読んでみたいです。
☆4位
「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」NHK (Amazon Prime Video)
外国で亡くなった人のご遺体を、故国へ送り届ける「国際霊柩送還士」のノンフィクション小説を元にしたお話。
特にエピソード5のリリー役の松本若菜さんの美しさにうっとり、最終回の主人公の母の覚悟と行動力にはっとしました。
国籍も、人種も、立場も、人生もさまざま。
亡くなった人、残された人をつなぐ国際霊柩送還士のお仕事を垣間見ることができました。
☆5位
「海に眠るダイヤモンド」
2018年の東京と、1955年の海底炭鉱・端島(軍艦島)の二つの時代が交錯する物語です。
2018年、謎の資産家女性いづみと出会った売れないホストの玲央が、彼女の語る、生き生きとした過去の端島の話に引き込まれ、最後に彼女も知り得なかった秘密にたどり着きます。
戦争の記憶がまだ生ヶしかった端島時代、玲央とそっくりな鉄平や、食堂の看板娘の朝子、威勢のいい炭鉱夫たち、訳ありで流れてきた女性など、狭い島内にたくさんの人がひしめきあって、まるで一つの家族のように暮らしていました。
皆で苦楽を共にする生活は、とても賑やかで楽しそうで、一緒に見ていた家族が「ここで暮らしたい!」と言いました(プライバシーがないから私は無理💦)。
戦争で家族を失った人や、原爆の後遺症におびえる人、炭鉱事故、追われる人など、つらい描写も多かったのですが、鉄平という人の生きざまに導かれ、最後には登場人物たちがみな明るい表情になっていてよかったです。
海に眠る宝石ということで、映画「タイタニック」のラストを思い出しましたが、あちらは人生のすべてが終わり、帰っていく場所という感じだったので、真逆でおもしろいなぁと思いました。
「ケの日のケケケ」NHK 第47回創作テレビドラマ大賞
「不機嫌なモンスターにならないためには、たゆまぬ努力が必要だ」
感覚過敏症(特に音、味覚、光に過敏)である女子高生が、自分とまわりの人を大切にしながら、みんなが居心地のいい場所を作るために、自ら挙手して立ち上がるお話。
感覚過敏は個人差が大きく、また、感覚は共有できないので、つらさがなかなか人に伝わりにくいそうです。
部活を強要してくる学校や、いろんなものを食べさせようとする母の再婚相手にわかってもらうために、身を削るような努力をする彼女。
何も強要しない「ケケケ同好会」に集まった、つらさを抱えた仲間を通じて、自分だけでなく、みんなのためにもがんばろうと決心するのはすごいなぁ。
自分も放っておくとすぐ不機嫌になりがちなので、「ご機嫌でいるための努力」を常に頭の片隅に置いとかないと💦
主演の當真あみさんがとても魅力的で、映像も美しくて、見終わると清々しい気持ちになりました。ほっこり。
☆3位
「クラスメイトの女子、全員好きでした」読売テレビ
37歳売れない作家の「枝松脛男」が、13歳の時に埋めたタイムカプセルの中身は「グチノート」。
大人になって、郵送で届いたのは誰かの書いた小説のノートでした。
脛男はそれを元に「春と群青」という小説を書き、賞をもらってしまいます。
今さら盗作であるという事実にビビる枝松は担当編集者に相談し、二人はノートの持ち主を探すことに。
13歳の時、クラスメイトの女子全員好きだった彼は、父の教えもあって記憶も確か。
ノートの持ち主候補の女子の思い出を、一人ずつたどっていくという、現在と過去が交互に進むストーリーです。
37歳役の木村昴さん、13歳役の及川桃利さんともにふんわりやさしい雰囲気が魅力的。
中学生のアホすぎる(ほめ言葉)日常と、彼の目を通して語られる女の子たちのかわいさが、なんでも否定しがちな昨今、まぶしかったです。
ラストもあたたかくやさしくて、明るい気持ちになりました。
原作はエッセイみたいなので、いつか読んでみたいです。
☆4位
「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」NHK (Amazon Prime Video)
外国で亡くなった人のご遺体を、故国へ送り届ける「国際霊柩送還士」のノンフィクション小説を元にしたお話。
特にエピソード5のリリー役の松本若菜さんの美しさにうっとり、最終回の主人公の母の覚悟と行動力にはっとしました。
国籍も、人種も、立場も、人生もさまざま。
亡くなった人、残された人をつなぐ国際霊柩送還士のお仕事を垣間見ることができました。
☆5位
「海に眠るダイヤモンド」
2018年の東京と、1955年の海底炭鉱・端島(軍艦島)の二つの時代が交錯する物語です。
2018年、謎の資産家女性いづみと出会った売れないホストの玲央が、彼女の語る、生き生きとした過去の端島の話に引き込まれ、最後に彼女も知り得なかった秘密にたどり着きます。
戦争の記憶がまだ生ヶしかった端島時代、玲央とそっくりな鉄平や、食堂の看板娘の朝子、威勢のいい炭鉱夫たち、訳ありで流れてきた女性など、狭い島内にたくさんの人がひしめきあって、まるで一つの家族のように暮らしていました。
皆で苦楽を共にする生活は、とても賑やかで楽しそうで、一緒に見ていた家族が「ここで暮らしたい!」と言いました(プライバシーがないから私は無理💦)。
戦争で家族を失った人や、原爆の後遺症におびえる人、炭鉱事故、追われる人など、つらい描写も多かったのですが、鉄平という人の生きざまに導かれ、最後には登場人物たちがみな明るい表情になっていてよかったです。
海に眠る宝石ということで、映画「タイタニック」のラストを思い出しましたが、あちらは人生のすべてが終わり、帰っていく場所という感じだったので、真逆でおもしろいなぁと思いました。
できれば端島時代のお話だけをずーっと見たかった~。
☆その他
「季節のない街」Disney+
1話の電車バカの六ちゃんの印象が強烈。災害復興住宅を舞台にした宮藤官九郎監督作品で、なんともいえない味がありました。
原作は山本周五郎、影響を受けたのは黒澤明監督の映画「どですかでん」だそうです。
「すっぴんヒーロー」TBS
変身するとすっぴんになるヒーロー(女性)が、乙女心と正義感の間で揺れ動くコメディ。おもしろかった!
「オードリー」NHK朝ドラ再放送 大石静/作
京都太秦生まれの主人公が、両親と旅館の女将の間でスポイルされて育ち、自分の生き方を見つけるまでのお話。
本人だけでなく、まわりの登場人物たちの人生も見ごたえがありました。
「VRおじさんの初恋」NHK夜ドラ
孤独な中年男性が、サービス終了直前のオンラインゲームで知り合った女性アバターに初恋し、お別れするまで。
相手のリアルは意外でしたが、ゲームの世界も現実の世界も、しみじみと美しく、深い余韻が残りました。
「花咲舞が黙っていない」日本テレビ 池井戸潤原作。
今田美桜さんが元気に演じている、銀行の臨店班(調査係)のお話。半沢直樹もちょこっと出ます。
「青春ウォルダム 呪われた王宮」NHK 韓国ドラマ
青春は関係ない気がしますが、呪われた世子(王位継承する王子)と、家族殺害の嫌疑を受けたお嬢様が、お互いを助けるため、一緒に陰謀に立ち向かう物語。
謎解きがおもしろかったです!
「御史(オサ)とジョイ」NHK 韓国ドラマ
不正取締官で美食家の暗行御史と、生活力抜群、バツイチのジョイが、仲間たちとともに悪い奴らを追い詰める痛快時代劇。
回を重ねるごとに仲が深まって、お互い助け合う関係が心地よいです。
「ヒョンジェは美しい」韓国ドラマ
三人兄弟を早く結婚させたい両親が、一番に結婚した者にマンションを譲ると約束するホームドラマ。
実子を探す祖父や、お金持ちの家族、実業家の独身女性など、みんなが本当の家族になるまでのお話です。
「人生はビューティフル 愛はワンダフル」韓国ドラマ
自死用の募集サイトで知り合った男の子に温情をかけられ、生き残った妹と、男の子の母親の葛藤。
玉の輿狙いで金持ちと結婚したものの、夫が浮気相手と事故にあい、長期昏睡状態になったとたん、金持ち姑に離婚を強要される姉。
どこがビューティフルでワンダフル?と思うほど重い内容で、前半ほんとに見るのがつらかったです…が、つい見てしまったホームドラマ。
ラストはびっくりのハッピーエンドです。
「春になったら」関西テレビ
がんで余命を宣告された父親と、売れない子連れ芸人と結婚を決めた娘が、お互いのやりたいことを一つ一つかなえていきます。
キャンプや海辺、父親と一緒に過ごすかけがえのない時間がとても美しかったです。
「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」東海テレビ
家族の中で浮いている頭の固い父親が、息子の引きこもりをきっかけに出合ったゲイの青年に助けられ、努力して価値観をアップデートしていくお話。
メイクに興味がある息子、同人誌作製に命をかける娘、ゲイのアウティング問題など。
病気の娘のかわりにコミケに参加する回はサイコーにおもしろかったです!
「光る君へ」NHK大河
衣装も舞台もとても美しく、お話も最後まで興味深く見ることができました。
ただ、主人公たちの生き方を変えるような重大なきっかけが、冒頭の母をはじめとして、どれも突然で残酷な死で、特に最終回直前の分はもやもやしました。
「おい!!ハンサム2」東海テレビ
すごく昭和で男前なお父さんと、何事もふわっとかわすお母さん、それぞれくせのある三人の娘とそのまわりにいる人たちのお話。
何かあるとすぐ家族会議を招集するお父さん、隙も愛嬌もあるのにハンサムすぎてよき!
また長くなってしまいました💦
韓国ドラマは話数が多くて、つい思い入れしがちな気が。
日本ではこんなに長い作品って少なくなりましたね…。
今年もおもしろいドラマにいっぱい出合えますように~!
☆その他
「季節のない街」Disney+
1話の電車バカの六ちゃんの印象が強烈。災害復興住宅を舞台にした宮藤官九郎監督作品で、なんともいえない味がありました。
原作は山本周五郎、影響を受けたのは黒澤明監督の映画「どですかでん」だそうです。
「すっぴんヒーロー」TBS
変身するとすっぴんになるヒーロー(女性)が、乙女心と正義感の間で揺れ動くコメディ。おもしろかった!
「オードリー」NHK朝ドラ再放送 大石静/作
京都太秦生まれの主人公が、両親と旅館の女将の間でスポイルされて育ち、自分の生き方を見つけるまでのお話。
本人だけでなく、まわりの登場人物たちの人生も見ごたえがありました。
「VRおじさんの初恋」NHK夜ドラ
孤独な中年男性が、サービス終了直前のオンラインゲームで知り合った女性アバターに初恋し、お別れするまで。
相手のリアルは意外でしたが、ゲームの世界も現実の世界も、しみじみと美しく、深い余韻が残りました。
「花咲舞が黙っていない」日本テレビ 池井戸潤原作。
今田美桜さんが元気に演じている、銀行の臨店班(調査係)のお話。半沢直樹もちょこっと出ます。
「青春ウォルダム 呪われた王宮」NHK 韓国ドラマ
青春は関係ない気がしますが、呪われた世子(王位継承する王子)と、家族殺害の嫌疑を受けたお嬢様が、お互いを助けるため、一緒に陰謀に立ち向かう物語。
謎解きがおもしろかったです!
「御史(オサ)とジョイ」NHK 韓国ドラマ
不正取締官で美食家の暗行御史と、生活力抜群、バツイチのジョイが、仲間たちとともに悪い奴らを追い詰める痛快時代劇。
回を重ねるごとに仲が深まって、お互い助け合う関係が心地よいです。
「ヒョンジェは美しい」韓国ドラマ
三人兄弟を早く結婚させたい両親が、一番に結婚した者にマンションを譲ると約束するホームドラマ。
実子を探す祖父や、お金持ちの家族、実業家の独身女性など、みんなが本当の家族になるまでのお話です。
「人生はビューティフル 愛はワンダフル」韓国ドラマ
自死用の募集サイトで知り合った男の子に温情をかけられ、生き残った妹と、男の子の母親の葛藤。
玉の輿狙いで金持ちと結婚したものの、夫が浮気相手と事故にあい、長期昏睡状態になったとたん、金持ち姑に離婚を強要される姉。
どこがビューティフルでワンダフル?と思うほど重い内容で、前半ほんとに見るのがつらかったです…が、つい見てしまったホームドラマ。
ラストはびっくりのハッピーエンドです。
「春になったら」関西テレビ
がんで余命を宣告された父親と、売れない子連れ芸人と結婚を決めた娘が、お互いのやりたいことを一つ一つかなえていきます。
キャンプや海辺、父親と一緒に過ごすかけがえのない時間がとても美しかったです。
「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」東海テレビ
家族の中で浮いている頭の固い父親が、息子の引きこもりをきっかけに出合ったゲイの青年に助けられ、努力して価値観をアップデートしていくお話。
メイクに興味がある息子、同人誌作製に命をかける娘、ゲイのアウティング問題など。
病気の娘のかわりにコミケに参加する回はサイコーにおもしろかったです!
「光る君へ」NHK大河
衣装も舞台もとても美しく、お話も最後まで興味深く見ることができました。
ただ、主人公たちの生き方を変えるような重大なきっかけが、冒頭の母をはじめとして、どれも突然で残酷な死で、特に最終回直前の分はもやもやしました。
「おい!!ハンサム2」東海テレビ
すごく昭和で男前なお父さんと、何事もふわっとかわすお母さん、それぞれくせのある三人の娘とそのまわりにいる人たちのお話。
何かあるとすぐ家族会議を招集するお父さん、隙も愛嬌もあるのにハンサムすぎてよき!
また長くなってしまいました💦
韓国ドラマは話数が多くて、つい思い入れしがちな気が。
日本ではこんなに長い作品って少なくなりましたね…。
今年もおもしろいドラマにいっぱい出合えますように~!

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