約10年ぶりに「すそのフィッシングパーク」へ行ってきました。
今回が2回目の釣行です。
前回行ったときには、カンツリを始めたばかりでカンツリ巡りをして遊んでいました。
知識も技術も経験もほとんどない頃です。
あれからカンツリ歴10年になりました。
今回は本気モードで、タックルもラインもルアーも戦略的なものでの再挑戦です。
勿論、10年もやっていれば技術も経験値も上がっています。
さて、どうなったか釣行の模様を書いてみます。
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2時頃に到着して釣りをしないで様子を見る。
第三の池が下池のさらに下方に出来ていた。
● 第三の池 このポンドにはビックトラウトは入っていない様子
第三の池、下池、渓流、上池と様子を見ながら歩いたが誰も釣れていない。
日曜日のためかどこもかしこも満員御礼。
今日はダメかな、と思った。
とりあえず、上池から攻めていくことにした。
● 上池 崖っぷちで何となく神秘的な感じが漂う
上池はクリアポンドで水中の様子やルアーがよく見える。
いわゆるサイトフィッシングが出来る。
足元から垂直に落ちていて、その岩陰付近にビックトラウトの群れがいるのが見える。
午後2時半実釣開始!
一番釣れない魔の時間帯!
まずは、ネオスタイルのエアー0.18グラムベージュグローを群れの中に放り込んでみた。
興味を示して寄ってくる魚がいるがルアーの直前で反転する。
誘いを入れて魚にスイッチを入れてみると、案の定バイトしてきたのが見えて1匹目ゲット!
エアーで釣ろうと思っていたらいきなり放流タイム。
まずはアクションが派手目のロデオクラフトのノア1.2グラムオレ金で連続ゲット。
バイトがなくなってきたので、アクション控えめのロデオクラフトのジキル1.1グラムオレ金にして再度連続ゲット。
放流タイムではこのパターンを自分の定石にしている。
放流直後なので釣れて当たり前かもしれないけど連続ゲットは面白い。
しかも魚がみな大きい。
放流タイムが終了するとウソのようにバイトがなくなる。
1時間後に何故かまたまた放流がありさらに数を稼いだ。
上池は放流で数釣りが出来ることが分かった。
ポンドが広くないので放流魚がバラケずに元から居た魚にも刺激になると考えられる。
放流タイム以外は自分を含め他のアングラーもほとんど釣れていなかった。
やはり魔の時間帯はしんどい。
他のポンドでも釣りたかったので、日が暮れる前に下池に移動した。
下池にも沢山のアングラーがいる。
道路側の真ん中辺りが空いていたので、そこを釣り座とした。
● 下池 夕方でビックトラウトがライズしている
釣り方はコゲスタイルだ。
※コゲスタイルについては、何度かこのブログに書いているので興味のある方はご覧ください。
ライズやモジリのある所にキャストする。
バイトがある。
これは釣れると実感した。
案の定、ライズやモジリのある所にキャストしてネオスタイル風巻きフォールで連続ゲット。
毎回バイトが確認でき3投に一回はゲットというよいペースで釣れる。
釣れなくなったら、場所移動してライズやモジリを探す。
トイレの近くの表層付近に街灯でおぼろげに見える魚の群れを発見した。
その群れの向こう側にキャストしてみた。
スローリトリーブの巻きフォールでバイトがある。
ショートバイトは無視してアワセないでそのまま巻いているとアワセられるアタリがでる。
魚がルアーを追従している感じ。
この場所でも結構楽しめた。
しばし釣ると魚の群れが見えなくなり、バイトもなくなった。
寒くなってきたので納竿とした。
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以上、実釣の模様でした。
釣果
上池 15匹(ほぼ放流タイム)
下池 20匹(コゲスタイル)
合計 35匹
● 上池で釣った40センチクラスのレインボートラウト
● 下池で釣った50センチクラスのスーパーレインボー
まずいえることは、このエリアのニジマスはデカい!
レギュラー30センチ以上で50センチオーバーも釣れます。
ヒレがしっかりして体高と厚みのある魚はドラグを唸らせてパワフルに疾走します。
掛る魚が全て大きいのでエキサイティングで非常に面白いエリアです。
ということは、魚に主導権を与えず且つラインブレイクしないタックルとラインシステムが必要ということになります。
マイタックル
・ プレッソLTD-AGS60UL
・ エグジスト2003C
・ エリアマスターリミテッド ナイロン3lb
・ ラインとスナップの結節は最強といわれているダブルユニノット
このタックルとラインシステムなら40センチクラスは楽勝に取れます。
上池での釣り方
放流タイムを釣っていたのでそれ以外の時間帯はよく分かりません。
下池での釣り方
ライズやモジリのある所に投げてコゲスタイルで釣りました。
コゲスタルで5投してバイトがなければ魚がいないと判断しました。
バイトがなくなったらライズやモジリのある場所に移動しました。
このエリアの注意点
根掛りした後や大物とのファイト後はラインを必ずチェックしましょう。
根掛り後のヨレヨレラインと知りながらキャストしたら、一撃でアワセ切れしてルアーロストしてしまいました。
このエリアはビックサイズが多いので、ナイロンラインでは知らないうちに伸びてヨレヨレになっている可能性もあります。
このポンドでヨレヨレラインは大物バラシやルアーロストなど泣きをみます。
すそのに行ったら必ずライン交換をした方が無難です。
また、根掛りした後や大物とのファイト後はフックを小まめにチェックして必要なら即交換しましょう。
バラシやショートバイトが多いときもフックを確認しましょう。
フックの良し悪しで釣れる数は相当変ると思います。
特にこのエリアの魚は大きいので、口回りも固く鋭敏なフックが必要です。
先が丸まったフックでは普通のアワセでは刺さりにくくなります。
釣れたルアーのフックは交換した方が無難だと思います。
すそのフィッシングパークは、レギュラーサイズが大きく魚がパワフルなので、スリリングで非常に面白いエリアです。
以上、10年ぶりのすそのフィッシングパーク釣行記でした。