先日、ティモンから発売されたばかりの縦釣り専用ルアー「ブング」の試し釣りに、すそのFPに行ってきました。
● これがブング「BUNG」
まずは、いきなり上池でのブングの実釣の動画をアップしてみました。
ブングのウェイトは0.4gと0.6gの二種類です。
0.4gの方がゆっくりフォールしますがチョイ投げしかできません。
0.6gの方は0.4gよりフォールスピードは早く飛距離は出ます。
カラーは各々10種類です。
すそのFPは4つの性格の異なるポンドがあります。
その全てでブングを試してみました。
1、上池
水質がドクリアなためサイトフィッシングが可能です。
レギュラーサイズは40センチです。
フォール中には全く見向きもしませんでした。
巻きフォールでもバイトはありませんでした。
ボトム着底後に誘いをかけると魚が寄ってきてバイトします。
一瞬のバイトで即吐き出してしまいます。
よって沖のボトムではなく、ルアーが見える範囲内でサイトフィッシングをすることになります。
2、渓流ゾーン
水質はほぼクリアですが、水深が浅くて狭いのが特徴です。
レギュラーサイズは25センチです。
水深がない所ではボトムに置いても魚が警戒してルアーに寄ってきません。
水深のある所でルアーの見える範囲内でボトムのサイトフィッシングが出来ます。
水深のある所でキャスト後のフォール中に誘いをかけてもバイトしてきます。
3、下池
水質はややマッディ寄りでこのエリアで一番広いポンドです。
レギュラーサイズは40センチです。
実釣は日暮れになってしまいました。
フォールと巻きフォールではアタリはありませんでした。
ボトムはルアーもラインも見えないので未知数に終わりました。
4、ミックスポンド
水質はステインでボトムに沈殿物が多いのが特徴です。
レギュラーサイズは25センチです。
フォールと巻きフォールではアタリはありませんでした。
ボトムはブングが沈殿物の中に埋もれてしまい釣りになりませんでした。
釣果 6時間
37匹(内ブング約20匹)
(まとめ)
① うたい文句のように「フォールさせるだけで反則的に釣れる」ということはありませんでした。
縦釣りの先駆者的存在のネオスタイルもそうですが、冬場は巻きフォールでもかなり渋いのでボトムの釣りをしますよね。
フォールでバイトがなくても仕方ないかもです。
② 冬場は基本ボトムのサイトフィッシングが一番釣れます。
ということは、マッディポンドでは非常に難しいと言えます。
③ 色によって魚の反応が異なります。
この日は全体的にオレンジが反応が良かったように思います。
色によって反応がまちまちなので、各種の色を取りそろえた方がよいでしょう。
④ ボトムの釣りだけなら0.6gの方が勝負が早いです。
⑤ スナップに付けるときルアーとフックがバラバラになる厄介な構造です。
失敗するとフックが落ちて失くしてしまいます。
フロントフックとリアフックを両方可能にしているので、そのような構造にしたのでしょう。
フロントフックだけでいいのに・・・
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ブングの釣り方の基本はラインを見て掛けて釣るので、フォールでバイトが出れば面白い釣りが出来ると思います。
ハイシーズンでブングがフォールで釣れるか乞うご期待!!